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第97回 天皇杯 全日本サッカー選手権 決勝 セレッソ大阪 vs 横浜Fマリノス

第97回 天皇杯は セレッソが優勝!ルヴァンカップと合わせて年間2冠を達成

2017年シーズンの締めくくり天皇杯決勝、クラブとしての初タイトルのルヴァンカップとあわせて2冠を目指したセレッソ大阪

快晴でスッキリとした青空の広がる埼玉スタジアム2002で、横浜Fマリノスと優勝を争うことになりました。2018年元日の決勝で優勝を勝ち取って、ACLグループリーグからのストレートイン※を決めて、幸先のよいスタートを切りたいのものです。

※Jリーグ年間3位はACLのプレーオフからの出場、天皇杯チームはグループリーグに直接出場可能ため

試合は、前半開始早々に横浜Fマリノスに先制を許すものの、後半、やまむー(山村選手)のゴールで同点に追いつき、延長戦に持ち込むと、延長前半に宏太(水沼選手)のヘディングが決まり逆転。そして、そのままリードを保ち試合終了。ルヴァンカップに続き、天皇杯もセレッソ大阪が優勝しました!!

セレッソ大阪 0 前半 1 横浜Fマリノス
1 後半 0
1 延前 0
0 延後 0
65′ 山村 和也
95′ 水沼 宏太
得点 8′ 伊藤 翔

この優勝で、セレッソ大阪がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグからの出場を決め、Jリーグ年間4位の柏レイソルが繰り上げで、ACLプレーオフからの出場を獲得しました。

スタジアム 埼玉スタジアム2002
入場者数 42,029人
天候/気温/湿度 晴れ / 12.6℃ / 30%
主審 東城 穣
副審 相樂 亨、山内 宏志
第4の審判員 宮島 一代
追加副審 荒木 友輔、岡部 拓人

この日、埼玉スタジアムに詰め掛けた観客は42,029名。

埼玉と同じ関東圏がホームタウンのマリノス側のゴール裏は、かなり観客が埋まっていましたが、セレッソのゴール裏は少し空席も目立つ状況でしたが、コレオグラフィー(コレオ)がめちゃくちゃカッコよかったです。

2つの星★(優勝を表す)が表現されていて「ルヴァンカップとあわせて天皇杯も獲るぞ!」というサポーターの思いが凝縮された、とても素晴らしいコレオだったと思います。(あとで時系列で紹介します)

公式の写真ではこんな感じです。

実は、このコレオの手前側(下段部分)のビッグフラッグの下には、この時点では観客がほぼいません。コレオを掲げるときだけ、「★」を表現しているスタンド上段部に手前側に座っていたサポーターが移動して、ゴール裏のサポーター全員で作り上げた素晴らしいコレオだと思います。

観客の数を知恵でカバーしたアイデアの勝利だと思います。

対するマリノス側の観客席は、メンバー紹介時は旗がたくさん振られていて

選手入場のときは、ビッグフラッグが3枚掲出されていました。

どっちがいいか・好みかでいえば、セレッソ大阪のコレオの方が断然かっこいいし好きですね。選手も気合が入ったのではないでしょうか。

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試合開始まで

ちなみに、この日は元日当日の移動で、新幹線で大阪から東京に移動しました。そのときに富士山がめちゃくちゃキレイに見えました。

「なんて縁起のいいお正月なのか」と思い、勝手にセレッソの勝利を確信していましたw。

そして電車を乗り継いで、いざ埼玉スタジアムへと向かいました。(埼玉スタジアムのスタジアムガイド記事はコチラ

写真を撮り忘れたのですが、埼玉スタジアムの最寄駅である浦和美園駅の構内にあるヤマザキデイリーストアルヴァンカップでおなじみのYBC商品が店頭にディスプレイされていました。

決勝買って連れて行って。そして天皇杯勝って」と言わんばかりでしたので、「ノアール」を即買いしてスタジアムに連れて行きましたw。

ヤマザキビスケット公式ページより商品紹介

スタジアムまでの道のり

浦和美園の駅から、てくてくと歩いていくと線路沿いの柵に過去の天皇杯の写真が掲出されていました。

セレッソに関係するものだけ載せてみます。

第74回大会(1995年1月1日:1994年シーズン)

セレッソ大阪 vs ベルマーレ平塚 (●0-2)

第81回大会(2002年1月1日:2001年シーズン)

清水エスパルス vs セレッソ大阪 (●3-2:延長)

この第81回大会は、現在の監督の尹さんも出場していました。この2001年シーズンはJ2に降格しましたが、最後は連勝して天皇杯決勝まで行きました(勝てなかったけど)

第83回大会(2004年1月1日:2003年シーズン)

セレッソ大阪 vs ジュビロ磐田 (●0-1)

シャケさん(酒本選手)も出場していた大会。決勝でジュビロに後半得点されてしまい、残念ながら準優勝。

ウェルカムゲートも天皇杯仕様

電光掲示部分が試合によって変わるウェルカムゲート。

この日は、天皇杯決勝の電光掲示になっていました。

スタジアム内

スルガ銀行が特別協賛してくれている天皇杯。スルガ銀行のキャラクター「スルちゃん」がスタジアム内にいたので、写真撮ってみました。

そして、マリノスサポが集まってる方向を見ると、タカ発見!w

あ、違いました、マリノスケでしたw。サポーターとの記念撮影に応じていました。

本物のタカ(この表現でいいのか?w)は、準決勝で負傷した影響で、この日はベンチ外になっていました。

メンバー

第97回天皇杯決勝のスタメンはこのメンバー(公式より)

私の座席からこんな感じです。

準決勝を欠場したと、途中出場だった曜一朗スタメンに入っています。そして、シャケさん・リカ(リカルド サントス)がベンチ入りしています。

メンバー

セレッソ大阪 横浜F・マリノス
スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 21 飯倉 大樹
DF 2 松田 陸 DF 2 パク ジョンス
14 丸橋 祐介 77′ 22 中澤 佑二
15 木本 恭生 23 下平 匠
22 マテイ ヨニッチ 27 松原 健
MF 6 ソウザ 119′ MF 8 中町 公祐
10 山口 蛍 14 天野 純 106′
16 水沼 宏太 20 マルティノス
46 清武 弘嗣 24 山中 亮輔 45+1′
FW 8 柿谷 曜一朗 80′ 33 ダビド バブンスキー 70′
24 山村 和也 FW 16 伊藤 翔
控えメンバー
GK 27 丹野 研太 GK 31 杉本 大地
DF 23 山下 達也 DF 13 金井 貢史
5 田中 裕介 77′ 4 栗原 勇蔵
MF 17 福満 隆貴 MF 18 遠藤 渓太 45+1′
20 酒本 憲幸 25 前田 直輝 106′
26 秋山 大地 119′ 5 喜田 拓也
FW 11 リカルド サントス 80′ FW 7 ウーゴ ヴィエイラ 70′
監督
尹 晶煥 エリク モンバエルツ

シャケさんにも出場チャンスが訪れるといいなと思ってみていました。

選手入場の際にピッチに飾られていた天皇杯

レッドカーペットが敷かれたピッチの上を選手が入場していく舞台が整っていました。

そして、選手入場

コレオをチラッと見て、高ぶってる選手も多そうな気がします。

コイントス後に審判団と相手キャプテン中澤選手と曜一朗が記念写真

そして、試合開始前の円陣を組んでハイタッチ

電光掲示でのメンバーはこんな感じです

試合展開

前半

試合は開始早々はセレッソがチャンスを作ります。

4分にはパスを回しながらマリノスゴールに迫ると、ソウザから蛍にパス。蛍が右足でシュートを放ちますが、相手DFに当たってコースが変わって相手GKがキャッチ。

続く6分にも、曜一朗のパスに反応したキヨがペナルティエリア右から、ボレーでシュート。ゴール枠に飛びますが、相手GKがセーブしチャンスを活かすことができません。

セレッソがチャンスを決めれないでいると、8分に相手に先制を許してしまいます。

直前のシーンでは、オフサイドを取ることができていた相手FW伊藤へのパスですが、失点したシーンでは、左サイド(セレッソの右サイド)からのアーリークロスを木本の裏で相手FW伊藤にトラップされてゴール左に流し込まれて、ワンチャンスを決めたマリノスが先制します。

ただ、前半の早い時間帯だったので、焦らずセレッソも攻めていきます。

この日2トップの曜一朗とやまむー

セレッソボールのCKのシーン。前線には木本もあがっています。

しかし、前半は守備が少しハマらない場面もあり、セカンドボールもマリノスに拾われる展開が続き、チャンスらしいチャンスを作ることができません。

対するマリノスも、サイドのマルティノスからの攻撃くらいしか目立つ攻撃がありませんでしたので、得点は動かず、前半は0-1でリードを許したまま終了します。

後半

後半に入ると、セレッソが攻勢に出ていきます。CKを獲得すると、ソウザが直接ゴールを狙う際どいクロスを蹴るなど、マリノスゴールを脅かしてチャンスを作っていきます。

そして、少しオープンな展開になって、お互いにチャンスを作っていきます。

この日も大活躍。最強の助っ人ブラジル人ソウザ

いると攻撃がやはり違うと思わせるプレーを見せて活躍していたキヨ

この日も右サイドで豊富な運動量で攻守に奮闘していた宏太(コーナーキックのシーン)

左足甲の痛みを抱えてスタメン出場した曜一朗。トラップや攻撃面での抜け出しなどでは違いを見せていました。

そして、65分ついにセレッソが同点に追いつきます。

直前の時間帯から、ソウザのクロスやミドルシュートを中心に、攻勢を強めていた時間帯で、宏太が相手をかわしてペナルティエリア手前から右足で強烈なミドルシュート!

これは相手GKがセーブしますが、このクリアボールがやまむー(山村選手)の足元に。これをワントラップして冷静ゴールに突き刺し、セレッソが1-1の同点に追いつきます!

やまむーの同点ゴール後の歓喜

同点となった後は、両チームとも選手交代をしながら戦っていきます。

77分にはマルに替えて、たなゆう(田中選手)を投入。

たなゆうは、マルティノスと対峙して相手の攻撃を封じ込めていきます

そして、80分には曜一朗に替えて、リカルド サントスを投入。この時点でキャプテンマークは蛍に。

前線に入ったリカ(リカルド サントス)と宏太

そして、このまま90分が経過し、試合は延長戦に突入します。

延長

セレッソとしては、先日の準決勝に続いて、天皇杯で3度目の延長戦にもつれ込みました。

延長前半開始前に全員で円陣を組みます。

フィールド内の円陣でも気合の入ってる宏太

すると、延長前半の95分に、その宏太がやってくれました。左サイドに流れたやまむーがファーサイドにクロスを送ると、相手GKの目測のミスもあり、宏太がヘディングで無人のゴールに流し込み、ついにセレッソが2-1と逆転に成功します!

ゴール横でみんなが抱き合って歓喜

ゴールを決めた宏太もいい表情♪

すると、この得点直後から、やまむーをディフェンスラインに下げて5バックにして守備を固めていきます。

相手のセットプレーでの守備のシーン

そして、守備を固めながら延長前半はこのまま2-1で終了。

延長後半開始前の円陣。ルヴァンカップの決勝のときと同じハートに見えたので、もう勝ったと思ってしまいましたw。

延長後半のセットプレーのシーン(これはソウザがマルティノスの顔にクロスを当ててしまう直前)

その後も、相手の攻撃を跳ね返し続け、終盤に訪れたカウンターからのリカの絶好の追加点のチャンスは決め切れなかったものの、このまま2-1でゲームは終了。

タイムアップの瞬間の蛍(公式より)

セレッソ大阪がルヴァンカップに引き続き、天皇杯も優勝でカップ戦2冠を達成しました。

センターサークル付近でみんな喜びを爆発させます。

優勝おめでとう!!セレッソ大阪!!

試合終了後・優勝セレモニー

優勝監督のインタビューの尹さん

試合終了後の整列。交代したくせに、なぜか整列に加わるソウザ(右端)がいて、12名も選手がいますw。

しかし、これはスグにばれて、ソウザはベンチの方に戻されてしましますw。

そして、ベンチメンバーやベンチ外のメンバーとも優勝の喜びを分かち合います。

勝利のインタビューを受ける蛍。めっちゃええこと言ってました。

いつもながら淡々とインタビューを受けるやまむー。大活躍でした。

そして、この日も大活躍の宏太。早く完全移籍でセレッソに来てほしいです。

表彰式前の待機状態。天皇杯は監督も表彰されるのでいいですね。

クニくん(関口選手)もうれしそうでよかったです。

表彰式のシーン。田嶋会長や高円宮妃久子様が見えます。

表彰式での師弟コンビ、宏太と尹さん

表彰式のカップを掲げるシーン(公式より)

私の席からはこんな感じでした。

尹さんの笑顔が素敵で本当によかったです。ルヴァンのときは、監督はフィールドで表彰式を眺めてましたから。

フィールドに降りて、カップを掲げて記念写真

その後、お約束のシャケさん(酒本選手)の登場。

まずは「お前らわかってるな、ちゃんとやれよー」的に、チームメンバーに向かって声をかけるシャケさん

で、前を向いて、「オ~オ~オ~」という掛け声の後でカップを掲げますが、誰も反応しないw。まあ、これはお約束なんですけどね。

でも、前回、決勝に進んだときにもスタメンで出ていたシャケさんにカップを掲げさせることができたのはよかったですね。

そして、関係者全員が集まっての記念写真

優勝記念Tシャツを着ての記念写真。ロビーもいます。

仲良し3人組もカップを抱えて、記念写真におさまっていました。

(ちょっとぼけてますが)なぜかハチマキが気に入った助っ人コンビのソウザとリカと曜一朗。

最後にサポーターの前(ゴール裏)で記念写真をパチリ

その後も、みんなにこやかな笑顔で写真を撮ってました。これは渡名喜通訳とリカとソウザ。

玉田社長と尹さんとモリシという写真も撮られてました。

前回のルヴァンカップの時にはJ3の試合の関係で帯同できていなかったU23メンバーもカップを持たせてもらえてよかったなと思います。

みんな本当に嬉しそうな顔で、いい元日でいい新年のスタートが切れたと思います。

そして、スタジアムを後にするときに、空を見上げたら、スーパームーンが出てて、また感動。

写真はキレイに撮れていませんが、本当に大きくてキレイに見えてました

感想など

今シーズン(2017年シーズン)の最高の締めくくりになったと同時に、2018年の最高のスタートを切ることができ、本当によかったと思います。

そして、この優勝をしたことで、チーム(選手たち)は以下の2つを勝ち取れたので、それもよかったと思います。

リフレッシュも重要なことなので、まずは今シーズンの疲れをとって、キッチリ身体を休めてほしいと思います。

2017年シーズンは、J2から昇格した初年度で、以下の成績を収めることができました。「リーグ上位(9位以上)+タイトル(1つ)」を目標にしていたので、以下の成績は本当に上出来かと思います。

そして、このチームを変えてくれて、2つのタイトルを獲ることができたのは、尹さんのおかげであると思うのと同時に、各選手が努力したからの結果だと思います。本当によかったです

天皇杯決勝には、ルヴァンカップの決勝のときと違って、U23メンバーも含めた全選手が帯同してきていたので、本当に全員で勝ち取った優勝となったと思います。

サポーターもがんばったと思います。ルヴァンカップのコレオもすごかったですが、天皇杯のコレオも本当によかったと思います。

ルヴァンカップではチケットは完売でしたが、ゴール裏には少し空席があったので、ボード2枚を1つにつなげて、1人でボード2枚を掲げたりと、いろいろと工夫してあのピンクに染まったコレオが完成していたそうです。

※ルヴァンカップのコレオ

2つの星★のコレオができるまで

そして、今回の天皇杯では、ルヴァンカップのときよりも観客が少ない状況でしたので、1人で2枚のボードを掲げるくらいの作戦では難しそうだなと思っていたのですが、ビッグフラッグで埋めるというアイデアで、素晴らしいコレオを表現してくれていました。

時系列でゴール裏の状況を撮っていたので、順番に少しご紹介します。

①ゴール裏の中央部にサポーターが多数。ゴール裏上段と端には空席がある状態(14時15分過ぎ)

②コールリーダーやサポーターのリーダーの誘導でゴール裏のサポーターが上段と左右の端に移動開始(14時20分過ぎ)

ゴール裏の下段からビッグフラッグがスルスルって上がってきます。ゴール裏上段ではタオルマフラーを広げて「Power and the glory」を歌ってます。(14時25分頃)

コレオの下準備完成。上段と左右に分かれて陣取るサポーターと、ビッグフラッグ(下段)(14時26分ごろ)

選手入場に合わせてのコレオ。2つのピンクの星★を表現した素晴らしいコレオ。ビッグフラッグとも合わさって、本当にキレイで気持ちが高ぶりました。(14時30分ごろ)

新シーズンも、こういうコレオを表現できる試合がたくさんできるといいなと思います。

そして、2018年シーズンは、レディースもなでしこ1部に昇格しましたし、トップチーム、U23チームだけでなく、機会があればレディースの試合もなるべく観に行ければと思います。

ACLもワールドカップもありますので、楽しい2018年のシーズンになるといいなと思っています。

今年もセレッソの応援を楽しんでいきたいと思います。

これからも、どうぞよろしくお願いします!!

※蛍・健勇・キヨをはじめ、乾(ぬいぬい)・真司などセレッソ大阪関連の選手が出場するであろうワールドカップロシア大会を観に行きたいので、ちょこちょこと調べ始めてみましたw。ぼちぼちと更新していきたいと思います。

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試合詳細はコチラ

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