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2017J1リーグ 第28節 川崎フロンターレ vs セレッソ大阪(AWAY)

直近2節で連敗中のセレッソ大阪(勝ち点48)、ACL出場圏内の3位とは勝ち点差5の4位につけています(27節終了時)。

第28節は、現在2位につける川崎フロンターレとアウェイ等々力陸上競技場に乗り込んでの一戦です。前回のホームでの対戦では、2-0と快勝(記事はコチラ)しています。

セレッソ大阪は、3連敗は避けたいのはもちろんのこと、キックオフ前に3位の柏レイソルの敗戦がわかっていたので、ACL出場圏内に食い込むためにも勝ち点3が欲しい状況。

対する川崎も、首位アントラーズの敗戦が事前にわかっていたので、こちらも勝ち点3が欲しい状況でした。

最近、攻めてチャンスは作るものの得点を奪えず失点して敗戦するという展開が続くなかで、どのように立て直してきたのか、攻守のバランスを取り戻せているか、セレッソの守備が川崎相手に上手くはまるか、というあたりに注目して現地観戦に行ってきました。

結果は、序盤こそチャンスを作って攻め込むものの、徐々に川崎フロンターレにペースを握られ、セットプレーから失点すると、大量5点を奪われ1-5で敗戦。内容的にも完敗という一戦でした。

川崎フロンターレ 5 2 前半 0 1 セレッソ大阪
3 後半 1
19′ 谷口 彰悟
45′ 小林 悠
52′ エウシーニョ
58′ 森谷 賢太郎
89′ エウシーニョ
得点  68′ 柿谷 曜一朗

この日、横浜Fマリノスが勝利したため、順位も5位に下げてしまいました。

3位のレイソルとは勝ち点差は5のままですが、4位のマリノスとは勝ち点差3、残り6節で3位(ACL圏内)が現実的な目標となったように思います。

スタジアム 等々力陸上競技場
入場者数 24,225人
天候/気温/湿度 晴 / 23.7℃ / 71%
主審 西村 雄一
副審 唐紙 学志、川崎 秋仁
第4の審判員 高山 啓義
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試合開始前

スタジアムに着いたら、チームバスが停まっていたので思わずシャッターを押してしまいました。(ファン感のイベントでチームバスに乗せてもらったことありますが、かなり豪華?な仕様のいいバスです)

ゴール裏のビジター自由席ではなく、ビジター指定席から応援することにしたので、席からの眺めはこんな感じ。

アップ前に選手がサポーターに挨拶

メインスタンドは、こんな感じです。2階部分が上に乗っかっているような感じですが、屋根が結構な部分をカバーしていていいスタジアムだと思います。(またスタジアムガイドは別途書きます!)

ビジター自由席のゴール裏はこんな感じ。1階は立ち見してて、2階は着席という感じみたいです。

キーパーのアップ(丹野選手とジンヒョン選手)

選手紹介など

選手紹介の前にU-17日本代表メンバー選出と、日本代表のメンバー選出の紹介があったのですが、ビジターチームのセレッソ大阪の選手の分も掲示板に表示してくれる川崎フロンターレの演出っていいなって思いました。(うれしかったです)

蛍と健勇の紹介(U-17も同じように紹介されてました!)

そして、セレッソ大阪のスタメン紹介。川崎に在籍経験のある田中選手、杉本選手の紹介のときには拍手が起きてました。こういうとこもいいなって思いました。

そして、おもしろかったのが川崎のメンバー紹介。

この日は東急グループフェスタ「川崎の車窓から2017」と銘打ったイベントが開催されていて、その流れで、東急の現役車掌さんがスタジアムDJとしてメンバー紹介を行いました。

選手紹介を出身地も絡めながら、電車のアナウンス風に紹介してくださっていました。動画にすればよかったと思いながら、写真だけパチリとしておきました!

川崎フロンターレのマスコット「ふろん太」くんと「カブレラ」くん

メンバー

川崎フロンターレ戦のスタメンは以下のメンバーです(公式より)

私の角度からはこんな感じです(「山崎コーチが被る…」と思ってるうちに、シャッター切るの遅れましたw)

スタメンには、ソウザ選手ではなく、ルヴァンカップなどで好調の秋山選手が入っています。

メンバー

川崎フロンターレ セレッソ大阪
スターティングメンバー
GK 1 チョン ソンリョン GK 21 キム ジンヒョン
DF 18 エウシーニョ DF 2 松田 陸
3 奈良 竜樹 5 田中 裕介
5 谷口 彰悟 22 マテイ ヨニッチ 79′
7 車屋 紳太郎 23 山下 達也
MF 21 エドゥアルド ネット 87′ MF 10 山口 蛍
19 森谷 賢太郎 16 水沼 宏太
14 中村 憲剛 24 山村 和也
16 長谷川 竜也 86′ 26 秋山 大地 64′
41 家長 昭博 FW 8 柿谷 曜一朗 86′
FW 11 小林 悠 90′ 9 杉本 健勇
控えメンバー
GK 30 新井 章太 GK 27 丹野 研太
DF 28 板倉 滉 87′ MF 15 木本 恭生
MF 13 三好 康児 90′ 17 福満 隆貴
25 狩野 健太 46 清武 弘嗣 79′
6 田坂 祐介 86′ 6 ソウザ 64′
FW 20 知念 慶 7 関口 訓充
22 ハイネル FW 11 リカルド サントス 86′
監督
鬼木 達 尹 晶煥

そして、ベンチメンバーには、DF登録の選手が不在。木本選手と山村選手がセンターバックを務められるものの、サイドバックの控えは不在となっています。

ちょんまげヘアーをバッサリ切って爽やかな髪型になった山下選手

そして、清武選手がベンチに戻ってきています。

ソウザ選手・木本選手と鳥かご(ボール回し)をする清武選手

頼れる守護神のジンヒョン。韓国代表にも選出されています。

右サイドのコンビ 松田選手と水沼選手

試合開始前の円陣に集まる選手たち、大地(秋山選手)は緊張気味かも。

そして、円陣組んで、気合を入れていきます。

セレッソの守備がどこまで通用するか、連敗を脱出できるか(これが切実な願い)に注目して、現地で応援していました。

試合展開

試合の序盤はセレッソが立て続けにチャンスを作り、互角の展開を見せます。

川崎の中村選手をマークする山下選手

左サイドを中心にチャンスを作り、ゴール前に迫っていきます。

開始早々3分には左CKを獲得。

このCKは、ニアでクリアされてしまいゴールはできませんが、DF陣もペナルティエリア内まで上がってきて、シュートを狙いに行きます。

直後の4分にも左サイドで柿谷選手がDFを切り返して交わして、右足で速いクロスを中に入れると、山村選手がオーバーヘッドでゴールを狙いますが、これは枠を外れます。

9分には右サイドからのクロスに杉本選手がヘディングであわせ、相手ゴールを脅かします。

そして、田中選手・柿谷選手・杉本選手・秋山選手で左サイドを崩し、杉本選手がドリブルで切れ込んでいくシーンなど、惜しいチャンスを作りますが、得点にはいたりません。

川崎にも在籍していた田中選手・杉本選手

守っては、4-4-2の守備ブロックを敷いて守りますが、川崎のワンタッチ・ツータッチの早いパス回しの前に、守備を崩され、後手に回る展開が増えてきます。

そして、18分には、川崎の家長(アキ)選手がキープしたボールを、中村選手が強烈なシュート!山下選手にあたりコースが変わってゴール方向に鋭く飛びますが、これを桜の守護神キム ジンヒョン選手超ファインセーブをみせ、CKに逃れます。

CKで指示を出すジンヒョン

しかし、この与えたCKから、相手DFの谷口選手にニアサイドでヘディングシュートをキレイに決められてしまい、先制点を奪われます。

失点後も、集中力を切らさず、互角の展開を見せて、川崎ゴールを脅かしていくシーンも作りますが、1点が遠いセレッソ。なかなか同点に追いつくことができません。

左サイドからのFKで準備中(駆け引き中)の攻撃陣

そして、前半終了間際の45分、相手に追加点を与えてしまいます。

先制点と同じくCKの流れから、一度は跳ね返したものの、セカンドボールを相手に拾われ、ディフェンスラインとGKの間に早いクロスを入れられると、抜け出した相手FWの小林選手に決められてしまい、2-0で前半を終了します。

後半開始前の円陣のシーン

セレッソボールで後半キックオフ(会話する健勇と曜一朗)

左サイドでFKを獲得。キッカーは柿谷選手。

そして、後半に入っても川崎ペースは変わらず、DF陣が体を張って失点を防いでいきますが、後半の早い段階で失点を重ねてしまいます。

まずは52分に、相手右サイドから左サイドまで振られて、クロスを中にあげられます。このクロスは一旦、ヘディングで跳ね返しますが、こぼれたボールを相手DFのエウシーニョ選手に豪快にダイレクトでサイドネットに叩き込まれて3点差に。

そして、直後の58分にも、中盤でボールを受けた森谷選手がフリーな状態から、思い切ったミドルシュートを放ち、これがゴール右上に決まってしまい、後半開始15分までに4点差をつけられしまいます。

4点差になると、この試合はベンチだったソウザ選手を秋山選手に変えて投入。

この交代でセカンドボールが拾えるようになったセレッソ大阪。攻勢を強めて反撃に出て行きます。

そして、68分にはペナルティエリア手前からソウザ選手が強烈なミドルシュート。GK前でバウンドしたボールを相手GKがはじくと、このこぼれ球をダイレクトで柿谷選手がゴールに流し込み、セレッソ大阪が1点を返します!!

シュートを決める柿谷選手(公式より)

ゴールを決めたあとは、残り時間も考えて、素早く帰陣します(ソウザ・曜一朗)

観客は24,225人(結構よく入ってると思います)

そして、セレッソは清武選手が準備。

ヨニッチ選手と交代で入り、清武選手がトップ下、山村選手がセンターバックに下がるという布陣に変更します。

そして、リカルド サントス選手が柿谷選手と交代。

反撃の得点(ゴール)など奮闘していた柿谷選手(リカと交代)

途中出場の清武選手も攻撃面でチームを牽引しようしますが、残り時間も少なく効果的なプレーを魅せるまでには至りません(写真は公式より)

そして、88分には、相手陣まで攻め込みながら、ミスからボールを奪われてカウンターを受けます。そして、このカウンターでエウシーニョ選手にループシュートを決められてしまい、5点目を献上。

このあと、PKを取られてもおかしくないシーン(実際はたぶんPK)もあり、6点目を奪われるような危ない場面もありましたが、1-5でタイムアップ

終了後の選手たち(悔しそう・・・)

終了後に相手選手と握手のシーン

連敗脱出と勝ち点3を目指して戦いましたが、3連敗で順位も5位に下げるという残念な敗戦となってしまいました。

感想など

悔しかったですね。

第2節に浦和(記事はコチラ)にアウェイでコテンパンにやられた時くらいに、ショッキングな敗戦でした。

序盤こそ、先制点を取れるか!?という流れの中で、互角の戦いをしていましたが、それ以降は、守備面ではほぼ後手後手の対応になり、攻守のバランスを崩して無理に攻めてミスからカウンターを浴びるなど、チーム状態・完成度も含めて、完敗という内容でしたね。

終了後の選手たち(悔しそうです・・・)

秋山選手も悔しい試合となったように思います(前列左)

ゴール裏(サポーター席)に向かっています

先頭で深々と頭を下げるキャプテンの柿谷選手

リーグ戦は3連敗ですが、直近2試合とは内容が違います。

広島戦は、ほぼ攻めているなかで、ゲームをコントロールしながら、得点を奪えないまま時間が過ぎると、カウンターから失点して敗戦。(勝てる試合を落とした印象です)

仙台戦も、前半終了間際までは互角(ほぼセレッソペース)でしたが、攻撃の歯車が噛み合わないまま、バランスを崩して攻めに行った結果、効果的にカウンターから失点を食らい大差での敗戦。(勝つチャンスはあったけど大敗)

しかし、川崎戦は、3点目・4点目はゴラッソと呼べるシュートでしたが、そこまでのプレーの流れの中では、守備面でのほころびが見えてきている状態で、セットプレーからの失点に始まり、5点目取られてコテンパンにやられてしまった感じです。(勝てる気がしなかった)

守護神のジンヒョンは2試合で9失点となり、涙も見せていたように思います。相当悔しかったのだと思います。(水沼選手が声をかけて励ましていたように思います)

攻撃面でも、縦に早い攻撃がなかなか出せないときにどうするのか、そういう面も見えてきていますが、まずは、守備面を再整備して一つずつ目の前の相手に対して勝利を積み重ねられるようにして欲しいですね。

リーグ戦は代表戦の関係でしばらく中断しますが、すぐにルヴァンカップがやってきます。

準決勝はガンバとの大阪ダービーですし、カップをピンクに染めるためにも、チーム状態を立て直して勝ち進んで欲しいと思います。

がんばれ!セレッソ大阪!!

試合詳細はコチラ

2017明治安田生命J1リーグ 第28節 川崎戦(オフィシャルHP)

2017明治安田生命J1リーグ 第28節 川崎FvsC大阪

J1 第28節 川崎F戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第28節 川崎F戦|試合後のセレッソ選手コメント

更新日:2017年10月1日(日) 16:57

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 鹿島アントラーズ 61 28 20 1 7 46 27 19
2 川崎フロンターレ 56 28 16 8 4 56 28 28
3 柏レイソル 53 28 16 5 7 44 27 17
4 横浜F・マリノス 51 28 15 6 7 36 25 11
5 セレッソ大阪 48 28 14 6 8 52 38 14
6 ジュビロ磐田 47 28 13 8 7 41 26 15
7 浦和レッズ 44 28 13 5 10 59 47 12
8 サガン鳥栖 41 28 11 8 9 34 34 0
9 ガンバ大阪 40 28 11 7 10 44 34 10
10 ヴィッセル神戸 40 28 12 4 12 32 32 0
11 FC東京 37 28 10 7 11 33 35 -2
12 ベガルタ仙台 35 28 10 5 13 36 46 -10
13 清水エスパルス 29 28 7 8 13 31 45 -14
14 北海道コンサドーレ札幌 28 28 7 7 14 27 42 -15
15 サンフレッチェ広島 27 28 6 9 13 28 40 -12
16 ヴァンフォーレ甲府 27 28 6 9 13 19 32 -13
17 大宮アルディージャ 22 28 5 7 16 25 48 -23
18 アルビレックス新潟 12 28 2 6 20 19 56 -37

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