前節第24節はようやく今季ホーム初勝利をあげたセレッソ大阪U23。第25節はアウェイ沖縄に乗り込んでFC琉球との一戦です。
前回のホームでの対戦では、終了間際に1点返すものの1-2で敗戦(前回の対戦記事はコチラ)しています。
連勝を目指したセレッソ大阪U23ですが、前半はなかなかシュートまで持ち込めない展開で琉球ペースで進み、後半開始早々には先制点を奪われてしまいます。そして、失点後は決定的なチャンスも作りながら、猛攻を仕掛けますが得点を挙げることができず、0ー1で敗戦してしまいした。
FC琉球 | 1 | 0 | 前半 | 0 | 0 | セレッソ大阪 U23 |
1 | 後半 | 0 | ||||
48′ 富所 悠 | 得点 |
相手に退場者も出て終盤は数的優位にも立っていただけに、引き分け以上には持ち込みたかったのですが、勝ち点を積み上げることはできませんでした。順位は15位のままとなりました。
スタジアム | 沖縄県総合運動公園陸上競技場 |
入場者数 | 2,321人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 28.1℃ / 53% |
主審 | 篠藤 巧 |
副審 | 渡辺 康太、濱川 恒二 |
第4の審判員 | 比嘉 功太 |
試合開始前の円陣後にハイタッチ(公式より)
旅行ついでに沖縄まで現地観戦に行けたらけたらよかったのですが、トップチームの川崎戦が同日だったため(記事はコチラ)、DAZNでの観戦となりました。
メンバー
FC琉球戦のスタメンは以下のメンバーです(公式より)
オーバーエイジでGKの圍選手が入っている以外は、U23組のメンバーで構成されています。
先日レンタルから復帰して、前節途中出場した米澤選手がスタメン入りしています。
メンバー
FC琉球 | セレッソ大阪U23 | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 1 | 朴 一圭 | GK | 1 | 圍 謙太朗 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 11 | 才藤 龍治 | DF | 29 | 舩木 翔 | ||
2 | 増谷 幸祐 | 30 | 大山 武蔵 | ||||
22 | 瀧澤 修平 | 37 | 森下 怜哉 | ||||
8 | 藤澤 典隆 | 42 | 小林 洵 | ||||
MF | 6 | 田辺 圭佑 | MF | 34 | 阪本 将基 | ||
7 | 朴 利基 | 35 | 沖野 将基 | ||||
30 | 田中 恵太 | 38 | 西本 雅崇 | ||||
9 | 富樫 佑太 | 78′ | FW | 31 | 山根 永遠 | ||
FW | 10 | 富所 悠 | 40 | 岸本 武流 | |||
18 | 前田 央樹 | 73′ | 47 | 米澤 令衣 | |||
控えメンバー | |||||||
GK | 17 | 積田 景介 | GK | 45 | 茂木 秀 | ||
DF | 3 | 西岡 大志 | DF | 48 | 梅木 絢都 | ||
MF | 28 | 名倉 巧 | 73′ | 49 | 齋藤 遼 | ||
31 | 中川 風希 | MF | 43 | 上田 恭平 | |||
4 | 知念 雄太朗 | 78′ | |||||
FW | 14 | 上門 知樹 | |||||
16 | 山内 達朗 | ||||||
監督 | |||||||
金 鍾成 | 大熊 裕司 |
ベンチには、GKの茂木選手以外は、U-18の2種登録メンバーが入っています。
試合展開
フォーメーションは4-4-2で、FWは岸本選手と山根選手の2トップ。MFは右に沖野選手、左に米澤選手、ボランチには阪本選手と西本選手。
DFは右は大山選手、左に舩木選手、CBにはキャプテンの森下選手と2種登録の小林選手。そしてGKはオーバーエイジの圍選手です。
ゲームキャプテンの森下選手
試合は前半は琉球ペースで進みます。
14分には相手MFがペナルティエリア手前からミドルシュートを放ちますが、これは圍選手がセーブしてCKに逃れます。
ナイスセーブでチームに貢献していた圍選手
17分には西本選手からのスルーパスから、岸本選手がペナルティエリア左角付近まで持ち込みますが、シュートに持ち込むことはできません。
前半唯一のシュートは、40分、圍選手からのゴールキックを岸本選手がヘディングでそらし、受けた米澤選手が山根選手にパス。山根選手がダブルタッチでDFを交わして、ドリブルでペナルティエリア内に持ち込みシュート!
いい展開でしたが、ゴールの枠を捕らえられず得点は奪えません。
そして、このままスコアレスで前半は終了。
ディフェンスラインで安定したプレーを見せる小林選手
ボランチで奮闘の阪本選手
後半
後半は開始早々にセレッソもチャンスを作ります。岸本選手がゴールライン付近まで切れ込み中に折り返すと、一旦は相手に跳ね返されますが、山根選手が奪い返し、沖野選手が中にクロス。
クロスのこぼれ球を舩木選手がミドルシュートを放ちますが、キーパーの正面で得点は奪えませんでした。
その直後の48分、相手のクサビのボールを奪いDFラインに戻しますが、クリアをミスしてしまい、ショートカウンターを受けます。そして、ペナルティエリア手前まで持ち込まれ、落としたボールを相手FWにゴール右隅に決められてしまい、先制点を奪われてしまいます。
その後、68分には相手CKの展開から、速いカウンターで山根選手がドリブルで相手陣まで持ち込み、3-2の数的優位の状態に。そしてペナルティエリア中央でパスをDFに引っ掛けてしまいますが、こぼれ球に反応した米澤選手が右足で強烈なシュート!
しかし、これは相手GKのスーパーセーブに合い、同点には追いつけません。
76分には、相手のカウンターから決定的なチャンスを作られますが、圍選手が前に出て対応し得点を許しません。そして、そのこぼれ球に反応した相手FWがペナルティエリア内でダイブ。これを見逃さなかった審判からイエローカードが提示されます。2枚目のイエローカードだったため、退場となり、セレッソ大阪U23が数的優位に立ちます。
しかし、なかなか得点を奪えないままアディショナルタイムに突入。
93分には、ペナルティエリア右で西本選手がフリーでボールを受けると、右足で強烈なシュート!
これも相手GKのセーブにあい、得点を挙げることができません。
1点が遠かったセレッソ大阪U23、残念ながら0-1での敗戦となってしまいました。
感想など
後半、追いつくチャンスがありながら、得点できなかったのは残念です。
メンバー交代を一切せず、全員がフル出場という珍しい選手起用となりましたが、強化という意味ではよかったのかもしれません。(2種メンバーしかベンチにいないのもありますが)
次節はホーム ヤンマースタジアム長居での、ガンバ大阪U23との大阪ダービーですので、切り替えていい準備をして迎えて欲しいものです。
がんばれセレッソ大阪U23!!
試合詳細はコチラ
2017明治安田生命J3リーグ 第25節 FC琉球戦(オフィシャル)
2017明治安田生命J3リーグ 第25節 琉球vsセレッソU-23
J3 第25節 琉球戦|試合後の大熊裕司監督(セレッソU-23)記者会見コメント
明治安田生命J3リーグ
更新日:2017年10月1日(日) 21:21
順位
|
クラブ名
|
勝点
|
試合数
|
勝
|
分
|
負
|
得点
|
失点
|
得失点
|
1 | 栃木SC | 49 | 24 | 14 | 7 | 3 | 37 | 19 | 18 |
2 | アスルクラロ沼津 | 46 | 24 | 13 | 7 | 4 | 53 | 22 | 31 |
3 | ブラウブリッツ秋田 | 45 | 23 | 13 | 6 | 4 | 39 | 20 | 19 |
4 | カターレ富山 | 40 | 24 | 11 | 7 | 6 | 28 | 18 | 10 |
5 | 鹿児島ユナイテッドFC | 39 | 23 | 12 | 3 | 8 | 31 | 25 | 6 |
6 | FC琉球 | 38 | 24 | 10 | 8 | 6 | 35 | 27 | 8 |
7 | AC長野パルセイロ | 38 | 24 | 10 | 8 | 6 | 23 | 15 | 8 |
8 | ギラヴァンツ北九州 | 36 | 23 | 11 | 3 | 9 | 31 | 20 | 11 |
9 | 藤枝MYFC | 36 | 23 | 10 | 6 | 7 | 37 | 31 | 6 |
10 | 福島ユナイテッドFC | 30 | 24 | 9 | 3 | 12 | 26 | 34 | -8 |
11 | FC東京U-23 | 28 | 23 | 8 | 4 | 11 | 24 | 36 | -12 |
12 | SC相模原 | 25 | 23 | 6 | 7 | 10 | 19 | 28 | -9 |
13 | Y.S.C.C.横浜 | 24 | 23 | 6 | 6 | 11 | 26 | 35 | -9 |
14 | グルージャ盛岡 | 21 | 24 | 5 | 6 | 13 | 24 | 38 | -14 |
15 | セレッソ大阪U-23 | 20 | 22 | 4 | 8 | 10 | 23 | 31 | -8 |
16 | ガイナーレ鳥取 | 18 | 23 | 4 | 6 | 13 | 23 | 46 | -23 |
17 | ガンバ大阪U-23 | 16 | 24 | 5 | 1 | 18 | 16 | 50 | -34 |