初の決勝進出を目指すセレッソ大阪。ルヴァンカップ準決勝 第2戦はアウェイ吹田スタジアムに乗り込んでの１戦です。
ホーム・ヤンマースタジアム長居での第1戦は、終盤に逆転しリードしながらも、ミス絡みで同点に追いつかれて、２－２のドローで第2戦を迎えています。（試合記事はコチラ）
初戦にアウェイゴールを2点取られたことで、0-0、1-1のドローではガンバが決勝に進出してしまう状況。
よって、目指すのは勝利！！（勝てば文句なしで決勝進出ですし）
そして、2点取れれば引き分けの場合でも延長になるので、得点は2点以上を取りたいと思っていました。
そして、昨日のU23大阪ダービーでは、セレッソ大阪U23が３－２で快勝していますので（試合記事はコチラ）、トップチームもキッチリ勝利して決勝進出して欲しいと本当に思っていました。
結果は、前半に曜一朗のゴールで先制し優位に立ちますが、２点目が取れないうちに同点に追いつかれて形勢逆転。このまま逃げ切られてしまうのかとも思えたアディショナルタイムの残り30秒で、木本のヘディングが劇的に決まり、２－１の勝利！！！セレッソ大阪がガンバ大阪を下して、ルヴァンカップの決勝進出を果たしました！！！
※いつもは「●●選手」と書いているのですが、興奮してるので「曜一朗」「木本」と書いてますw
そして、決勝の対戦相手は、仙台を下して勝利した川崎フロンターレに決まりました。両チームとも初優勝を目指しての対決になりますね。
川崎といえば、先日、コテンパンにやられてしまった相手。その相手にリベンジするチャンスがもらえたと思うので、ここからリーグ戦も含めて、勝利を積み上げていって、いい流れで決勝を迎えて、勝って欲しいと思います！！！
| スタジアム | 市立吹田サッカースタジアム |
| 入場者数 | 31,578人 |
| 天候/気温/湿度 | 晴 / 26.9℃ / 39% |
| 主審 | 村上 伸次 |
| 副審 | 八木 あかね、西橋 勲 |
| 第4の審判員 | 馬場 規 |
| 追加副審 | 飯田 淳平、池内 明彦 |
「カップをピンクに染めよう～！ラララララ～！俺たちと共に取ろうぜ！ラララララ～！」
勝って、いろんな歌を埼玉で歌いたいです！！
試合開始前
カテゴリー６からの観戦でしたので景色はこんな感じです。
カテゴリー６の下のビジター自由席のあたりではビッグフラッグが出てたようです（公式より）
選手入場のシーン
整列しました
サポーター側に手をあげて応えてくれています。いい表情です。
この日もキャプテンは大地
メンバー
ルヴァンカップ準決勝 第２戦 ガンバ戦のスタメン（公式より）
私の席からはこんな感じ
代表に招集メンバーを除くと、リーグ戦メンバーを中心にしたメンバー構成になっています。
ディフェンスラインは全員入替え、前線には曜一朗と澤上。
澤上選手は誕生日だったようです。
メンバー
| ガンバ大阪 | セレッソ大阪 | ||||||
| スターティングメンバー | |||||||
| GK | 18 | 藤ヶ谷 陽介 | GK | 27 | 丹野 研太 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DF | 35 | U-21初瀬 亮 | DF | 2 | 松田 陸 | 81′ | |
| 2 | 三浦 弦太 | 5 | 田中 裕介 | ||||
| 15 | 今野 泰幸 | 15 | 木本 恭生 | ||||
| 4 | 藤春 廣輝 | 22 | マテイ ヨニッチ | ||||
| MF | 23 | 中原 彰吾 | MF | 6 | ソウザ | ||
| 7 | 遠藤 保仁 | 16 | 水沼 宏太 | ||||
| 14 | 米倉 恒貴 | 75′ | 26 | 秋山 大地 | |||
| 39 | 泉澤 仁 | 78′ | 36 | U-21斧澤 隼輝 | 72′ | ||
| FW | 53 | 赤﨑 秀平 | 90+1′ | FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | |
| 20 | 長沢 駿 | 19 | 澤上 竜二 | 78′ | |||
| 控えメンバー | |||||||
| GK | 19 | 鈴木 椋大 | GK | 1 | 圍 謙太朗 | ||
| DF | 30 | U-21平尾 壮 | 90+1′ | DF | 14 | 丸橋 祐介 | 81′ |
| 32 | U-21野田 裕喜 | 78′ | 23 | 山下 達也 | |||
| MF | 24 | 井出 遥也 | 75′ | MF | 17 | 福満 隆貴 | 72′ |
| 26 | U-21妹尾 直哉 | 46 | 清武 弘嗣 | ||||
| 34 | U-21高 宇洋 | 7 | 関口 訓充 | ||||
| FW | 13 | 呉屋 大翔 | FW | 11 | リカルド サントス | 78′ | |
| 監督 | |||||||
| 長谷川 健太 | 尹 晶煥 | ||||||
U-21の隼輝とキャプテンの大地、木本とGKの丹野は２戦連続でのスタメンですが、初戦とはガラッとメンバーが変わっています。そして、ベンチにもリーグ戦を戦っているメンバーが多数入っています。
対するガンバの方は、代表招集とけが人の関係で、苦しいメンバー構成にはなっているようです。
試合展開
円陣が終わってハイタッチ
試合はセレッソのキックオフで始まります
曜一朗はやっぱりFWでトップのほうがよい気がします
曜一朗は左サイドに流れて隼輝と絡むプレーも見せます
この日も前に出て熱く指示を送る尹さん
そして１５分に待望の先制点。右サイドからのクロスを大地が縦に出すと、隼輝が反応してこぼれたボールを曜一朗が、泉澤をブロックしながら上手くキープして、左足を一閃！！
これがゴールに突き刺さりセレッソが先制！！
動画ではコチラ（曜一朗のゴール）
私の席からはこんな感じ
抱き合って喜びます
そして、相手にボールを握られるものの、決定的なチャンスは作らせずに失点を許しません。
この日も決定的なチャンスに絡んだ隼輝（惜しかった！）
キャプテンの大地、ボールの捌き方はもう少しステップアップして欲しいですね。
右サイドで攻守に奮闘した宏太。最後に決定的な仕事をやってのけましたね。
そして、ガンバのシュートを２本に抑えたまま、１－０のリードで前半は終了します。
後半
前半も鋭いカウンターで相手ゴールに迫ったセレッソ大阪、後半もカウンターを中心に攻めていきます。
55分には、カウンターからワンタッチでパスをつなぐと、澤上から左サイドに走る隼輝にスルーパス。決定的なチャンスにワントラップして左足でゴールを狙いますが、ゴールの左に外れてしまいます。
そして、その直後の60分、セレッソの左サイドをロングフィードで破られると、中にクロスを上げられてボレーでゴールを決められてしまいます。
１－１に追いつかれてしまいます。
これで、逆に優勢になったのがガンバ。更に守備的になります。
審判にアピールする曜一朗と尹さん
セレッソは勝ち越すために攻め立て、曜一朗や隼輝にもゴールのチャンスが訪れますが、決めきることができません。
そして隼輝と福満が交代
ゴール前での競り合い
リカと澤上が交代
何度もチャンスを作るセレッソですが、得点を奪うことができず、ついにアディショナルタイムに。
ジリジリとした展開に終止符を打ったのが木本。
右サイドに展開して水沼宏太がダイレクトでクロス。これを前線に攻めあがっていた木本がヘディングでゴールに叩き込み。残り時間１分を切ったギリギリの時間でセレッソがついに勝ち越し！！！２－１とリード！
ベンチからも駆け寄り歓喜の輪ができます
私の目線からはこんな感じ
動画はコチラ
そして、このまま２－１でタイムアップしてセレッソ大阪が初の決勝進出を決めました！！
終了後はみんなで「We are Cerezo」を歌って喜びました！！
よかった！勝った！
次は決勝だ！！！
感想など
いや～！嬉しいです！ホンマに嬉しいです！！
後半は立て続けにイエローは出るわ、２点目は取れないうちに同点に追いつかれるわ、相手が引いてきてからはパワープレー気味に攻めに行くものの得点にはなかなか結びつかないし、アディショナルタイムに突入したときは「頼む～！勝ってくれ～！」というハラハラ・ドキドキの展開でした。
でも、あせらず右サイドまで展開して、ワンタッチで宏太がクロスを上げて、そこに飛び込んできた木本！第１戦目でも2点目のゴールを決めていますし、この大事な第２戦目のあの時間帯にゴール前にＤＦがいるというのもすごいなと思いました。
俺たちのルヴァン組が積み上げてきたものをつないで、とうとう決勝進出を果たしました。
「U-21以下の選手を1名以上スタメンに含める」という大会方式のため、この日もスタメン出場を果たしていた隼輝は、第１戦目のビッグチャンスに続いて、第２戦目でも２回のビッグチャンスを迎えましたが、決めきることはできませんでした。
あれ決めてたらカッコよかったなと思いますが、遠藤からボール奪ったり、あの体格でも当たり負けしてなかったり、まだまだと思うところはありつつも、随所にいいプレーを見せていたと思います。決勝では「U-21以下の～」というルールには縛られないので、メンバー入りすらどうなるかわかりませんが、決勝の舞台でも見てみたいと思います。
まずはチケットをゲットしなければw。
がんばれ！セレッソ大阪！
カップをピンクに染めようぜ！！
試合詳細はコチラ
2017JリーグYBCルヴァンカップ 準決勝第2戦 ガンバ大阪戦（オフィシャル）
ＪリーグYBCルヴァンカップ 準決勝 第2戦 Ｇ大阪vsＣ大阪