前回王者として臨んだ天皇杯の初戦は、雨のキンチョウで1-0で勝利
2017年シーズンの天皇杯で優勝し、前回大会王者(ディフェンディング・チャンピオン)として臨むセレッソ大阪。第98回の天皇杯2回戦は、ホーム キンチョウスタジアムに宮崎県代表のテゲバジャーロ宮崎を迎えての一戦です。
ワールドカップの中断期間で、この試合が終わると次の公式戦が7月11日(水)の天皇杯3回戦・7月18日(水)のJ1第16節としばらく期間があくのと、ワールドカップの日本代表・韓国代表に蛍・ジンヒョンがそれぞれ選ばれてチームを離れていますので、どういうメンバーで臨むかと思っていましたが、尹さんはベストメンバーを並べてきました。
試合の方は、前からプレスに来るテゲバジャーロ宮崎に対して、落ち着いた対応を見せたセレッソ大阪がトシ(高木選手)の先制点を守り切り、1-0で勝利。危なげなく3回戦に駒を進めました。
セレッソ大阪 |
1 | 1 | 前半 | 0 | 0 | テゲバジャーロ宮崎 |
0 | 後半 | 0 | ||||
31′ 高木 俊幸 | 得点 |
この日は、あいにくの雨の天気、個人的には前売りを買うときに、指定席か自由席かを悩みながら、雨も気にして自由席にしていたので、屋根のあるところで観戦することができました。
こんな感じの視界でした。
ゴール方面を見るとこんな感じです(普段の席割だとカテゴリー3の上の方でしょうね)
パノラマだとこんな感じです(クリックで拡大)
ただ、平日夜の雨という天気もあり、2,565人と少なめの観客でした。
スタジアム | キンチョウスタジアム | 主審 | 清水 勇人 |
入場者数 | 2,565人 | 副審 | 松井 健太郎、浜本 祐介 |
天候 / 気温 / 湿度 | 雨 / 21.6℃ / 86% | 第4の審判員 | 村田 裕紀 |
雨の中、ゴール裏に陣取るセレッソサポーター(写真は公式より)
メンバー
天皇杯第2回戦 テゲバジャーロ宮崎戦のスタメン(写真は公式より)
この日はカメラを忘れてしまったので、スマホで撮ったらこんな感じでしたw
ワールドカップの代表招集で不在の蛍・ジンヒョンを除いた、ベストメンバーで臨みます。
GKは丹野、DFはCBにヨニッチ・山ちゃん、SBは左がマル・右が瑛ちゃん、MFはボランチがソウザ・オスマルのコンビ、SHがトシ・隆貴、FWは曜一朗・健勇です。
セレッソ大阪 | テゲバジャーロ宮崎 | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 27 | 丹野 研太 | GK | 27 | 村尾 龍矢 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 14 | 丸橋 祐介 | DF | 2 | 水島 有斗 | ||
16 | 片山 瑛一 | 16 | 黒瀬 純哉 | 81′ | |||
22 | マテイ ヨニッチ | 21 | 宮田 直樹 | ||||
23 | 山下 達也 | MF | 6 | 米田 兼一郎 | |||
MF | 11 | ソウザ | 74′ | 7 | 手塚 昌希 | 77′ | |
17 | 福満 隆貴 | 8 | 近藤 貴耶 | ||||
43 | オスマル | 20 | 澤野 康介 | ||||
FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 81′ | 34 | 田中 英雄 | ||
9 | 杉本 健勇 | 89′ | FW | 14 | 井福 晃紀 | ||
13 | 高木 俊幸 | 24 | 米澤 康太 | 68′ | |||
控えメンバー | |||||||
GK | 1 | 永石 拓海 | GK | 61 | 石井 健太 | ||
DF | 20 | 酒本 憲幸 | DF | 18 | 石川 智也 | 81′ | |
4 | 藤本 康太 | 3 | 井原 伸太郎 | ||||
MF | 15 | 木本 恭生 | 74′ | MF | 11 | 藤岡 浩介 | 77′ |
24 | 山村 和也 | 89′ | 13 | 三島 勇太 | |||
7 | 水沼 宏太 | FW | 23 | フィリピーニョ | 68′ | ||
FW | 18 | ヤン ドンヒョン | 81′ | 9 | 小林 拓弥 | ||
監督 | |||||||
尹 晶煥 | 石﨑 信弘 |
ベンチには、シャケさん・康太、木本・やまむー・宏太・ドンヒョンが入ってます。宏太よりも、隆貴がポジションを掴んでいるということですね。
そして、木本よりもソウザ・オスマルが序列が上ということでしょか。
個人的には、バランスが取れて、パスを捌いたり・散らせるオスマルと、個人でいろいろ自由に動いて・相手を剥がせるソウザとのコンビは非常に楽しみにしていたので、少しワクワクしながら見ていました。
ちょっと画質粗いですが、試合前の整列のシーン
試合展開
前半
立ち上がりは、テゲバジャーロ宮崎がペースを掴もうと、前から激しくプレスをかけ、ボールを奪えばショートカウンターという展開で試合は進みますが、セレッソも慌てず対応し失点は許しません。
そして、徐々にセレッソが押し込むようになると、16分にはオスマルからのクロスを隆貴がヘディングで合わせて、ゴール右ポストに当たった跳ね返りを、曜一朗が頭でゴールに押し込みセレッソが先制かと思われましたが、これは隆貴がオフサイドだったとの判定でノーゴール。
相手のシンプルな攻撃の前に、判断ミスなどで少し危ないシーンもありましたが、失点を許さずにいると、オスマルの強烈なミドルシュートを相手GKが好セーブを見せるなど、得点の匂いがプンプンとしだしたセレッソが攻撃で圧倒しはじめます。
そして、31分にようやく先制点が生まれます。
右サイドで曜一朗がボールを受けると、ドリブルで前に運び、ペナルティエリア右まで持ち込むと、ゴール前に上がってきていたトシに浮き球のクロス(パス)を送り、フリーのトシが落ち着いてゴールに流し込み、セレッソ大阪が1-0とリード!!
ゴール後に曜一朗とトシがハイタッチ(写真は公式より)
その後も、ソウザ・オスマルを中心とした攻撃で相手ゴールに迫りますが、追加点は奪えず、1-0とリードのまま前半終了。