リーグ戦再開後のホーム初戦!メンバーを入れ替えて臨んだ浦和戦は、先制するもリードを守れずドロー
前節のリーグ再開の初戦を落としてしまったたセレッソ大阪、リーグ戦での連敗は避けたいところ。また、リーグ戦4位につける現在、上位との勝ち点差をこれ以上離されないためにも、勝ち点3が欲しいところです。
対する浦和もここまで11位と波に乗れていない状況ですが、前節の試合では、セットプレーから3点を奪って勝利を挙げているため、セレッソ大阪としては、セットプレーでの守備に気をつけたいところでした。
試合は、スタメンを5人入れ替えたセレッソ大阪が、開始早々に昨季までレッズに在籍していたトシ(高木選手)の得点で先制します。その後、徐々にレッズがペースを握ると、後半終盤に警戒していたコーナーキック(セットプレー)から相手にゴールを許してしまい、終わってみれば1-1のドロー。お互いに勝ち点1を分け合いました。
セレッソ大阪 | 1 | 1 | 前半 | 0 | 1 | 浦和レッズ |
0 | 後半 | 1 | ||||
8′ 高木 俊幸 | 得点 | 78′ 興梠 慎三 |
リーグ戦の順位では、首位の広島がドローでしたので、首位との勝ち点差は変わりませんでしたが、2位と3位の東京・川崎がそれぞれ勝利したため、その2チームとは勝ち点差で離される結果となってしまいました。
ただ、下位チームもドロー等の結果でしたので、セレッソ大阪の順位自体は変わらず、4位をキープはしました。
スタジアム | ヤンマースタジアム長居 |
入場者数 | 27,915人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 30.5℃ / 71% |
主審 | 福島 孝一郎 |
副審 | 西尾 英朗、和角 敏之 |
第4の審判員 | 谷本 涼 |
この日のヤンマースタジアムは、夏休みに入った週末で、セレッソ映えデーなどで、さまざまなイベント・コラボを企画していたので、もう少し入ったかな(3万人超え)と思ったのですが、2万8千人弱となってしまいました。
ワールドカップ明けのリーグ戦でしたので、もう少しお客さんが入って欲しかったなとは思います。
試合前のイベントなど
この試合はヤンマーサポーティングマッチの試合でした。
ヤンマーさんのブースでは、ヤンマーPresentsシュートチャレンジというボール2個でダーツ式の得点を競うイベントがありました。
私もちょこっと参加してみましたw
そして「セレッソ映えデー」ということで、フォトスポットが設置されてました。これはマルちゃんのキックのシーン
こちらはキヨのガッツポーズのシーン
みなさん、工夫をこらした写真撮影されていましたね。
そして、イメージカラーがピンクということで、岩下の生姜さんのブースもありました。
あとは、ジンヒョン・蛍のドヤ顔のお面があったり、いろいろ趣向を凝らしたイベント・企画があって楽しかったですね。
メンバー
浦和戦のスタメンはコチラ
前節の敗戦・展開を受けて、5人のスタメンを入れ替えています(ターンオーバーも意識しているはずです)
DFは山ちゃん→木本、ボランチはオスマル→ソウザ、MFは宏太→隆貴、キヨ→トシ、FWはドンヒョン→やまむーというメンバー構成になっています。
セレッソ大阪 | 浦和レッズ | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 1 | 西川 周作 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 6 | 遠藤 航 | ||
14 | 丸橋 祐介 | 2 | マウリシオ | ||||
15 | 木本 恭生 | 90+2′ | 5 | 槙野 智章 | |||
22 | マテイ ヨニッチ | MF | 27 | 橋岡 大樹 | |||
MF | 6 | 山口 蛍 | 16 | 青木 拓矢 | |||
11 | ソウザ | 10 | 柏木 陽介 | 70′ | |||
17 | 福満 隆貴 | 88′ | 3 | 宇賀神 友弥 | 67′ | ||
24 | 山村 和也 | 9 | 武藤 雄樹 | 78′ | |||
FW | 9 | 杉本 健勇 | 12 | ファブリシオ | |||
13 | 高木 俊幸 | FW | 30 | 興梠 慎三 | |||
控えメンバー | |||||||
GK | 27 | 丹野 研太 | GK | 28 | 福島 春樹 | ||
DF | 23 | 山下 達也 | 90+2′ | DF | 26 | 荻原 拓也 | 67′ |
5 | 田中 裕介 | 31 | 岩波 拓也 | ||||
MF | 26 | 秋山 大地 | MF | 11 | マルティノス | 78′ | |
32 | 田中 亜土夢 | 22 | 阿部 勇樹 | 70′ | |||
7 | 水沼 宏太 | 88′ | 38 | 菊池 大介 | |||
FW | 18 | ヤン ドンヒョン | FW | 20 | 李 忠成 | ||
監督 | |||||||
尹 晶煥 | オズワルド オリヴェイラ |
対する浦和は、加入したてのファブリシオがいきなりスタメンに入っています。
セレッソのリザーブは、ドンヒョンをベンチ入りさせているので、オスマルがベンチからも外れています。
この日の選手入場では、ワールドカップ出場のジンヒョン・蛍に花束贈呈がありました(動画はコチラ)
両チームキャプテンのコイントス
前半キックオフ前の円陣
試合展開
前半
セレッソボールでキックオフします。
そして、前半開始早々は、セレッソが押し込む展開になります。
右サイドでボールをまわしてレッズDFラインを崩し、ペナルティエリア内右に入り込んだ蛍から、クロスが中に入り、健勇が頭で合わせますが、残念ながらバーの上に外れてしまいます。
決定的なチャンスだっただけに決めたかったところでした。
続く、7分にも健勇がソウザからボールを受けると、前を向いて縦に仕掛けて、ペナルティエリア手前中央から、コースを狙って右足で強烈なシュートを放ちます。
これも相手GKの西川選手がファインセーブでコーナーに逃れて、健勇はゴールできません。
そして、この流れから得たCKで、セレッソが先制します。
左CKをソウザが右足で中に上げると、GKが弾いたボールのこぼれ球を、トシが詰めて、ゴールに蹴りこみセレッソ大阪が先制!!!!
ゴールを決めて、ベンチに駆け出すトシ
ベンチメンバーと喜びを爆発!!
隆貴も得点したトシを祝福(アゴ触ってますけどwww)
Jリーグ公式でのトシのゴール動画
そして、セレッソの攻勢が続く、前半16分、やまむーがスーパープレイを見せます。
ペナルティエリア手前で、浮き球の縦パスを胸でトラップしたやまむー、相手DFの遠藤に体を寄せられますが、ボールをリフティングして相手DFの後ろにボールを置くと、力強く反転して体を入れ替えて、ペナルティエリア内に持ち込み、左足でシュート!!!
これは惜しくもゴール左に外れてしまいますが、本職FWも顔負けの見事なプレーで、あわやゴール!というシーンを作ります!!!
2トップで先発のやまむー(健勇とのコンビがやっぱりよいです)
前半のコーナーキックの守備のシーン
前半は前からの守備も機能していたため、特にピンチらしいピンチもない状態で試合は進み、相手FWのファブリシオの強烈なシュートも、ジンヒョンがセーブして得点を許しません。
そして、前半は1-0とセレッソがリードして、ハーフタイムに。
後半
後半開始前の円陣
後半も開始早々にセレッソに決定的なチャンス。
トシが左サイドをドリブルで突破し、中に折り返します。これは逆サイドで受けた隆貴がキープして、後ろの陸にパス。陸はダイレクトで中にクロスを送ると、ファーサイドに走りこんだ健勇が、右足でシュート!「ゴールか!」と思いきや、相手GKの西川がファインセーブ。
このチャンスなどを健勇は決めきれなかったのが残念ですね。
でも、前半も含めて、ゴールの枠内に惜しいシュートを打てているので、やまむーとのコンビが復活した、この試合のようなメンバーで挑めば、そのうち大量得点が生まれるかもしれませんね。
この日の観客は27,915人。もう少し入って欲しかったですね。
そして、試合終盤はオープンな展開になってお互いチャンスを作っていきますが、セレッソは得点を奪うことができません。
そして、78分にはコーナーキックの流れから、相手FWの興梠にゴールを決められてしまい、同点に追いつかれてしまいます。
お互いにチャンスを作り合うオープンな展開は変わらず、お互い選手交代をしていきます。
隆貴→宏太が交代、木本→山ちゃん(山下選手)が交代します。
交代後の尹さんと隆貴の握手
後半アディショナルタイム、コーナーキックからのヨニッチのシュートはクロスバーに当たり、こぼれ球に詰めた健勇のシュートは相手GKにセーブされ、最後まで追加点を奪うことができなかったセレッソ。
そして、両チームとも、得点を奪えないまま、タイムアップ。1-1のドローで勝ち点1を分け合いました。
試合終了直後には、ピッチに倒れこむ選手が両チームともいましたので、ギリギリまで闘いあった試合でした。
試合終了直後の選手たち
感想など
ゴール裏に挨拶した後の選手たち
メインスタンド前での整列
勝ちたかった試合でしたが、勝てず、惜しかった試合となりました。
先制点を奪ってから、追加点のチャンスもたくさんありましたから、そこを決めていれば、逃げ切ることができた試合だったとは思います。
そういう意味では、前半16分の圧巻のやまむーのシュートが決まっていれば、めっちゃカッコよかったんですけどねー。
先制点を挙げたトシは、古巣からの得点を見事決めて、ドリブルで仕掛けていく積極性も含めて、いい部分もあるのですが、残念ながらマルとはタイミング等含めて、あまり合っていない印象があるので、そこがフィットしていけば、もっといい攻撃ができるように思います。
そして、冒頭に相手のセットプレーに注意したいと書いていましたが、そのセットプレーから失点してしまったのは残念ではありました。
リーグ戦、再開の2試合で勝ち点1という結果になったことも残念ですが、前節の完敗の内容からは、いい兆しが見えてきましたので、次の鹿島戦に勝利して、調子を上げて行ってほしいと思います。
がんばれ!セレッソ大阪!!!
試合詳細はコチラ
Jリーグ公式ハイライト動画
セレッソ公式ハイライト動画
2018明治安田生命J1リーグ 第17節 2018.7.22 (日) 19:03KO 浦和戦(オフィシャル)
2018明治安田生命J1リーグ 第17節 C大阪vs浦和(まいど!セレッソ))
J1 第17節 浦和戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント
J1 第17節 浦和戦|試合後のセレッソ選手コメント(隆貴・健勇・木本)
明治安田生命J1リーグ
更新日:2018年7月22日(日) 22:28
順位
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クラブ名
|
勝点
|
試合数
|
勝
|
分
|
負
|
得点
|
失点
|
得失点
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | サンフレッチェ広島 | 41 | 17 | 13 | 2 | 2 | 26 | 8 | 18 |
2 | FC東京 | 34 | 17 | 10 | 4 | 3 | 27 | 15 | 12 |
3 | 川崎フロンターレ | 33 | 17 | 10 | 3 | 4 | 25 | 13 | 12 |
4 | セレッソ大阪 | 27 | 16 | 7 | 6 | 3 | 21 | 18 | 3 |
5 | 北海道コンサドーレ札幌 | 27 | 17 | 7 | 6 | 4 | 21 | 19 | 2 |
6 | ヴィッセル神戸 | 25 | 17 | 7 | 4 | 6 | 24 | 20 | 4 |
7 | ベガルタ仙台 | 25 | 17 | 7 | 4 | 6 | 20 | 26 | -6 |
8 | 清水エスパルス | 24 | 17 | 7 | 3 | 7 | 24 | 22 | 2 |
9 | ジュビロ磐田 | 23 | 17 | 6 | 5 | 6 | 18 | 18 | 0 |
10 | 鹿島アントラーズ | 22 | 16 | 6 | 4 | 6 | 21 | 21 | 0 |
11 | 湘南ベルマーレ | 22 | 17 | 6 | 4 | 7 | 21 | 23 | -2 |
12 | 浦和レッズ | 21 | 17 | 5 | 6 | 6 | 16 | 15 | 1 |
13 | 横浜F・マリノス | 20 | 17 | 5 | 5 | 7 | 33 | 31 | 2 |
14 | 柏レイソル | 20 | 17 | 6 | 2 | 9 | 21 | 26 | -5 |
15 | V・ファーレン長崎 | 17 | 17 | 5 | 2 | 10 | 21 | 28 | -7 |
16 | ガンバ大阪 | 15 | 17 | 4 | 3 | 10 | 15 | 25 | -10 |
17 | サガン鳥栖 | 14 | 17 | 3 | 5 | 9 | 15 | 23 | -8 |
18 | 名古屋グランパス | 10 | 17 | 2 | 4 | 11 | 15 | 33 | -18 |