健勇のゴールで先制し、ソウザ・トシのゴールで合計3点を奪い快勝!リーグ再開後の初勝利を挙げる!
リーグ戦再開後、未だ勝利のないセレッソ大阪。お盆休みの8月15日(水)の夜、ホーム キンチョウスタジアムに清水エスパルスを迎えての一戦です。
アウェイでの清水戦(第16節)は敗戦しているセレッソ、同じチームに2敗するわけにはいきません。また再開後、未勝利ではありますが、順位は6位に踏みとどまっていますので、上位に食らいついていくためにも、勝利して勝ち点3を取っておきたいところです。
試合は、セレッソはスルガ銀行チャンピオンシップから続く3-4-2-1のフォーメーションで挑みます。この布陣は、ここ2試合で徐々に形になってきたと思っていましたが、前半は清水ペースで試合が進みます。
しかし、37分にキヨのグラウンダーのクロスから、健勇が先制点を挙げてセレッソが先制。これでペースを握り返せるかと思いましたが、前節に引き続きわずか3分後に失点して同点に追いつかれ、前半を1-1で折り返します。
後半に入ると、セレッソが清水ゴールに襲いかかるシーンを増やし、64分には右サイドを崩してソウザがゴール。そしてコーナーキックからトシのゴールで追加点を挙げたセレッソ大阪が、3-1のスコアで快勝。
リーグ再開後7試合未勝利だったセレッソ大阪は、再開後の初勝利を挙げるとともに、順位も1つ上げて5位となりました。
キンチョウスタジアム | |
入場者数 | 14,628人 |
天候/気温/湿度 | 曇 / 29.4℃ / 76% |
主審 | 高山 啓義 |
副審 | 西橋 勲、今岡 洋二 |
第4の審判員 | 須谷 雄三 |
この日のキンチョウスタジアムは、14,628人の観客が詰めかけました。
桜スタジアムへの改修を予定しているキンチョウスタジアムでのホーム開催試合は、この試合を含めて、あと2試合。
今季もキンチョウスタジアムでは負けなしですので、このまま勝ち続けて行きたいですね。
メンバー
清水エスパルス戦のスタメン
スタメンは、直前の札幌戦と変わらないメンバーで挑んできました。
3-4-2-1の布陣は、シーズン途中での採用ですので、しばらくこのメンバーを中心に挑んでいくような気がします。
この試合は毎シーズン、オリジナルのタオルマフラーを先着配布してくださるダイヘンさんのスポンサーマッチでしたので、ダイヘンの皆さんも写ったスタメンの写真がコチラ
試合開始前には両チームキャプテンと主審に花束贈呈がありました。
ダイヘンさんのタオルマフラーは、使いやすくて毎年いいなと思っています。今年もマフラー配布してくださり、ありがとうございます!!
セレッソ大阪 | 清水エスパルス | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 13 | 六反 勇治 | ||
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DF | 2 | 松田 陸 | DF | 27 | 飯田 貴敬 | ||
14 | 丸橋 祐介 | 3 | ファン ソッコ | ||||
15 | 木本 恭生 | 85′ | 4 | フレイレ | |||
22 | マテイ ヨニッチ | 25 | 松原 后 | ||||
MF | 6 | 山口 蛍 | MF | 10 | 白崎 凌兵 | ||
10 | 清武 弘嗣 | 85′ | 17 | 河井 陽介 | 88′ | ||
11 | ソウザ | 90+3′ | 30 | 金子 翔太 | |||
43 | オスマル | 29 | 石毛 秀樹 | 87′ | |||
FW | 9 | 杉本 健勇 | FW | 20 | クリスラン | 78′ | |
13 | 高木 俊幸 | 23 | 北川 航也 | ||||
控えメンバー | |||||||
GK | 27 | 丹野 研太 | GK | 1 | 西部 洋平 | ||
DF | 23 | 山下 達也 | 85′ | DF | 32 | 水谷 拓磨 | |
5 | 田中 裕介 | 45 | 角田 誠 | ||||
MF | 25 | 山内 寛史 | MF | 11 | 村田 和哉 | 87′ | |
26 | 秋山 大地 | 90+3′ | 15 | 兵働 昭弘 | |||
32 | 田中 亜土夢 | FW | 18 | 長谷川 悠 | 88′ | ||
7 | 水沼 宏太 | 85′ | 19 | ミッチェル デューク | 78′ | ||
監督 | |||||||
尹 晶煥 | ヤン ヨンソン |
オスマル・ヨニッチ・ソウザ・ジンヒョンがスタメンですので、ベンチメンバーは日本人のメンバーになっています。
FWとしての控えは、MF登録の山内ということになりますね。曜一朗とやまむーがケガしている状態ですので、U23世代の若いメンバーを入れても面白いかもしれません。
次週の22日(水)は天皇杯で、週末の25日(土)が中2日で首位広島との一戦になるので、22日は若いメンバー中心で挑むかもしれませんね。
両チームキャプテンのコイントス
試合開始前のアップ中のオスマル
同じくアップ中のソウザ
円陣を組みます。
試合展開
前半
試合は、3-4-2-1で挑むセレッソがボールを握る展開で始まります。両サイドのウィングバックのマル・陸が高い位置を取り、積極的に攻撃を仕掛けていきます。
14分には、右サイドの陸からのクロスを、ディフェンスラインから上がっていたオスマルがファーサイドで折り返し、健勇がヘディングでゴールを狙います。このシュートは相手GKが反応よくセーブして得点できません。
セレッソの3バックは左からオスマル・ヨニッチ・木本の3人
しかし、セレッソのチャンスらしいチャンスは、このシーンくらいで、後はボールは持てるものの、相手のブロックの前に効果的な攻撃ができず、サイドチェンジもなかなかできず、ロングボールからの攻撃が多くなります。
そしてミスからボールを失うことも多く、相手のカウンター攻撃などでチャンスを作られて行きます。ただ、その攻撃をジンヒョンの好守や、クロスバー直撃などで、失点は許さずに清水ペースのまま時間は経過します。
相手CKの際の守備陣
そして、ロングボールからの攻撃で37分にセレッソが先制ゴール。健勇が競ったボールをトシが、キヨにパス。このパスは直接キヨには渡りませんが、相手DFにプレスをかけてボールを奪ったキヨが、右サイドをドリブルで駆け上がります。
そして、ゴール前に上がってきた健勇にグラウンダーの速いクロスを送ると、ゴール前でキッチリ健勇が合わせてゴール!
なかなかペースを握れなかったセレッソ大阪が先制します!!!
ガッツポーズの健勇
健勇のゴール動画(Jリーグ公式)
この得点で、清水ペースになっていたこの試合の流れを引き戻せるかと思ったのですが、そう簡単にはいきません。
直後の40分に同点に追いつかれてしまいます。
DFラインの裏に出されたパスに、3CBは対応できず、戻ったマルが体を入れてボールをキープしたと思ったのですが、相手FWのクリンスランのパワーの前にボールを入れ替えられてしまい、GKと1対1となり、落ち着いてゴールに流し込まれてしまい、たった3分のリードで1-1の同点に。
そして、そのまま前半は終了してハーフタイムに。