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2018 J1リーグ 第28節 セレッソ大阪 vs 名古屋グランパスエイト

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後半

後半に入っても、セレッソはチャンスを作れずにいると、名古屋がチャンスを作っていきます。

50分にはオフサイドにはなりましたが、相手FWの前田にゴールネットを揺らされるシーンを作られると、直後の53分に左サイドからシュート性のクロスをあげられると、GKのジンヒョンが弾き出しますが、このこぼれ球をヘディングで押し込まれ、名古屋に先制を許してしまいます。

その後も立て続けに名古屋がセレッソゴールを脅かしていきます。

シュートミスやクロスバー直撃などで、得点こそ奪われませんでしたが、ほぼ名古屋ペースで試合が進みます。

後半66分には、右サイドのたなゆうから、クロスを中に送ると、健勇が相手GKと競り合ってこぼれた球を、トシがフリーでシュートを打ちますが、惜しくもゴール左に外れてしまいます。

その後も、セットプレー頼みでしか点が取れそうな気配がしないなか、ゴール前でFKを得ますが、ソウザのキックは惜しくも枠の外に…。

この日のキンチョウは12,027人の観客(平日夜にしてはまあまあでしょうか)

前線のFWの動きがイマイチな中で、なかなか交代のカードを切らない尹さん。

ようやく切ったカードが、宏太→隆貴という交代(なんで曜一朗ちゃうの?と思った人も多かったはず)。

そして、何度か名古屋ゴールを脅かすシーンや、ソウザがペナルティエリア内で倒されるシーン(PK!?と思ったシーン)もありましたが、得点をすることはできずに、タイムアップ。

攻撃が全くかみ合わず、ゴールが遠い状態で、キンチョウのラストゲームを勝利で飾ることはできませんでした。残念っ…。

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感想など

改修前のキンチョウスタジアムでの最後の試合を勝利で飾ることができずに、本当に残念でした。

攻撃も守備もいろいろなところでバラバラで好き勝手にやっている印象で、チームとしてまとまっていないなと感じるここ3節の試合を象徴するような試合でした。

試合前のコメントからは、少しはマシになるかもと思ったりもしましたが、全然ダメでした…。

去年は堅守速攻で守備をベースに戦ってきて結果も残しましたが、この日のセレッソはこれまでと同じように4-4-2で守るものの、後ろの4-4と前の2枚が全く連動していないので、守備面でコースを限定することができません。

そして、名古屋にボールをキープされて、簡単にパスを通される展開が続いていました。健勇はコースを限定しながら追い込んでいく守備も見せますが、曜一朗はパスコースを空けておいて、パスが出るとインターセプトを狙うようなプレーを何度も見せるので「それは守備ちゃう!」と何度も試合中に言いながら、イライラしながら見てましたw。

この辺りは昨シーズンから課題ではあったのですが、全く解消されていないうえに、ここ数試合では前2枚(FW)の守備はほぼ機能していないように思います。少しは後ろと連動しながら、相手の攻撃を限定していく動きを見せて欲しいなと思います。

そして、守備だけではなく、攻撃面でも、全く噛み合わなく周囲と連動しないので、カウンターでサイドに出したのに、パスコースのないところに動いたり、裏を狙わなかったり、ゴール前に飛び込んでいる枚数が足りないのに、ニアサイドを狙うこともなく、本当に何がしたいんだかよくわからない状態になっていました。

スタメンで出てることすら不思議な状況なのにフル出場させたり、尹さんの采配もよくわからない状態になってしまいましたし、試合中、いつもタッチライン際のテクニカルエリアで立って采配を振るっていた尹さんが、この日はほぼベンチ内にいた感じでしたし、なんかチームの状態がおかしいというのが、よくわかってしまうことが、本当に残念で悔しくて悲しい気持ちになりました。

以下の蛍のコメントが全てと、個人的には感じています。

蛍のインタビュー(抜粋)

後ろの選手と前の選手の意見や、考えていることはあると思う。自分たちからしたら、ボールを持ってパッと顔を上げた時に出すところが少ない。前の選手からしたら、もっと運んできてから出してほしい、とかあるかもしれない。間違いなく言えるのは、動き出しが今は少ない。みんながやりたいことばかりやってしまっている。試合に勝つためには、自分がやりたいプレーではないことも、やらないといけない。まずそこだと思う。勝つためには、勝つためのプレーをしないといけない。今はそうではなくて、各々がしたいプレーをして、そのズレが出て、ミスにつながっている

ソウザも蛍も、ボールを持ってパスを出そうとしても、FWがパスを出せるところにいないという状態が続いていて、可愛そうな展開でしたから…。

10日(土)の川崎戦は、相手が目の前で優勝を決めるかもしれない試合ですが、同じメンバーで同じ戦術で臨んだ場合は、勝てる気がしないので、ACL圏内も絶望になったこの状況ですから、U23の若い選手(令衣あたり)や、澤上をスタメンで使うなど、来季につながるメンバーで挑んでもいいのではないかなと思います。

がんばれ!セレッソ!!

番外編:玉田選手と元セレッソの選手たち

途中交代で玉さん(玉田選手)が出場していました。J2時代を支えてくれた選手ですので、個人的には感謝の気持ちしかないです。

そして試合終了後には、武田選手・長谷川選手・玉田選手がゴール裏に挨拶に来てくれました。

ロビーとの掛け合いもあって、楽しかったです。

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2018明治安田生命J1リーグ 第28節 2018.11.6 (火) 19:03 C大阪 vs 名古屋(オフィシャルHP)

2018明治安田生命J1リーグ 第28節 C大阪vs名古屋(まいど!セレッソ)

J1 第28節 名古屋戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第28節 名古屋戦|試合後のセレッソ選手コメント(たなゆう・ソウザ・曜一朗・蛍)

更新日:2018年11月6日(火) 21:51

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 川崎フロンターレ 63 31 19 6 6 52 24 28
2 サンフレッチェ広 56 31 17 5 9 44 30 14
3 鹿島アントラーズ 52 32 15 7 10 47 39 8
4 北海道コンサドーレ札幌 51 31 14 9 8 43 44 -1
5 FC東京 49 31 14 7 10 37 29 8
6 浦和レッ 45 31 12 9 10 45 34 11
7 清水エスパルス 44 31 13 5 13 47 41 6
8 セレッソ大阪 44 31 11 11 9 35 33 2
9 ガンバ大 42 31 12 6 13 36 41 -5
10 ベガルタ仙台 42 31 12 6 13 41 48 -7
11 ヴィッセル神戸 40 31 11 7 13 39 47 -8
12 ジュビロ磐田 40 31 10 10 11 34 44 -10
13 横浜F・マリノス 38 31 11 5 15 53 52 1
14 湘南ベルマーレ 37 31 9 10 12 34 39 -5
15 名古屋グランパス 37 31 11 4 16 48 54 -6
16 サガン鳥 36 31 9 9 13 27 33 -6
17 柏レイソ 33 32 10 3 19 40 52 -12
18 V・ファーレン長崎 29 31 8 5 18 34 52 -18
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