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2018 J1リーグ 第29節 セレッソ大阪 vs ガンバ大阪

ホームヤンマースタジアム長居での大阪ダービーは0-1で敗戦。アウェイでの敗戦に続き「ダブル」を喫す

平成最後の大阪ダービーと銘打って開催された2018年J1リーグ第29節の大阪ダービー。

アウェイ吹田での大阪ダービーでは、当時のチームの勢いそのまま序盤から圧倒するも前半終了間際にPKで失点すると、その失点が重くのしかかり敗戦しています。

アウェイ吹田での大阪ダービーは、序盤圧倒するもPK献上での失点が重く、無得点で悔しい敗戦。リーグ戦の連勝は4連勝でストップ。 リーグ戦...

そして迎えた第29節、降格圏から脱出して連勝を続けるお隣と、ACL出場権獲得のためには勝ち点3を積み上げたいセレッソとが意地とプライドを賭けて戦います。

結果は、またしても前半はガンバゴールに向けて襲い掛かるものの、徐々にガンバにペースを握られると、前半終了間際にループシュートを決められてしまい、後半はセレッソがボールを握るものの攻め手を欠き、相手のペースで試合は進むと、そのまま得点を奪えず、残念ながら前回アウェイと同様に0-1で敗戦。

セレッソ大阪 0 0 前半 1 1 ガンバ大阪
0 後半 0
得点  45′ アデミウソン

大阪ダービーで「ダブル(2敗)」を喫するとともに、順位も8位まで下げてしまいました。そして、ACL出場権内の3位までの勝ち点差も5に開いてしまいました。

スタジアム ヤンマースタジアム長居
入場者数 34,303人
天候/気温/湿度 晴 / 29.8℃ / 59%
主審 上田 益也
副審 和角 敏之、馬場 規
第4の審判員 上村 篤史

この日のヤンマースタジアムは、30℃近い高温で日差しも強く10月にしては暑い気候の中で行われました。

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試合開始前

チャント・We Are Cerezo♪

負けられないダービーということで試合開始前からセレッソサポーターも熱く声援を送ります。

まずはバモス・セレッソ

そして「セレッソ大阪」のコールから、We are Cerezoへとゴール裏を中心にサポーターが声援を送ります。

アカネキクダンサー

この日は登美丘高校ダンス部の振り付け担当もされているアカネさんが率いる「アカネキカクダンサー」のパフォーマンスがありました。

当初は登美丘高校ダンス部が来場予定だったのですが、予定変更となっての企画でしたが、この日も圧巻のパフォーマンスを見せてくれていました。

動画はコチラ↓

他の観客の方を「どアップ」で撮影してしまった関係で動画を2つに分けて編集したラスト部分がコチラ

オカン(ロビーナ)が強風で飛んだ帽子をダンサーに返しに行くとこが個人的には好きですw

ちなみに、前回の登美丘高校ダンス部が来た時のダンスパフォーマンスの保存用の記事はコチラです。

ホームゲーム勝利時にスタジアムで流れる「Cerezo(さくら)満開」のセレッソ大阪と登美丘高校ダンス部のスペシャルコラボバージョン! 20...

コレオグラフィー

そして、大阪ダービーではゴール裏でコレオを両チームサポーターが掲出してました。

セレッソは「PRIDE」

お隣は「大阪」

パノラマで撮ってみました(クリックで拡大)

このコレオは、セレッソの「PRIDE」の方がキレイでカッコよいと思いました。漢字で「大阪」というコレオは結構難しい気がします。

メンバー

大阪ダービーのスタメン

GKはジンヒョン。3バックはオスマル・ヨニッチ・木本、ボランチがソウザ・蛍で、両WBがマル・陸、シャドウにはキヨと宏太、1トップがやまむーというメンバーで、久々に宏太がスタメン入りです。

セレッソ大阪 ガンバ大阪
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 1 東口 順昭
DF 2 松田 陸 14′ DF 3 ファビオ
14 丸橋 祐介 4 藤春 廣輝 89′
15 木本 恭生 89′ 5 三浦 弦太
22 マテイ ヨニッチ 22 オ ジェソク
MF 6 山口 蛍 MF 7 遠藤 保仁
7 水沼 宏太 71′ 10 倉田 秋 76′
10 清武 弘嗣 15 今野 泰幸
11 ソウザ 50 小野瀬 康介
43 オスマル FW 9 アデミウソン 81′
FW 24 山村 和也 39 渡邉 千真
控えメンバー 控えメンバー
GK 27 丹野 研太 GK 23 林 瑞輝
DF 23 山下 達也 DF 13 菅沼 駿哉
5 田中 裕介 89′ 14 米倉 恒貴 76′
MF 17 福満 隆貴 MF 25 藤本 淳吾
26 秋山 大地 28 高 宇洋 89′
FW 13 高木 俊幸 14′ FW 19 一美 和成 81′
19 澤上 竜二 71′ 38 中村 敬斗
監督 監督
尹 晶煥 宮本 恒靖

フォーメーションは3-4-2-1で臨みます。

負傷離脱中の健勇はベンチ外ですが、曜一朗もコンディション不良からかベンチ外となっています。FWとしては、J3での調整を経ての澤上が久々にベンチ入りしています。

試合展開

両チーム整列

コイントス(この日は蛍の後ろ側に隠れてしまっていますがサポーターのお子さんがコイントスをしてました)

そして、このコイントスでガンバが勝ったので、陣地を選択してコートチェンジします。

ということで、前半はセレッソが、北側(セレッソゴール裏)に向かって攻めるという普段と逆の陣地になります。

キックオフ直前のシーン

前半

前半は立ち上がりから、セレッソがガンバゴールに何度も迫るシーンを作ります。

開始1分にファーストシュートを放つと、2分には左サイドのマルからクロス、ファーサイドに走りこんだ陸がシュート!これは相手GKの東口選手がセーブし、コーナーに。

そして、その左CKをソウザが蹴ると、一度は跳ね返されますが、こぼれ球を拾ってソウザがペナルティエリア付近まで持ち込み右足を一閃。これがゴール右隅に突き刺さり先制ゴール!と思いきや、ゴール前で木本がボールに関与した(足を挙げてスルーした)と判断されてオフサイドの判定に…。

動画ではコチラ↓

そして、続く6分にはセンターライン付近のキヨから、ゴール前に走りこんだ蛍へ見事なスルーパスが送られますが、これも相手GKがセーブ。

序盤から攻勢に出るセレッソ、この流れの中で得点が欲しいなと思っていたタイミングでアクシデントが発生。ガンバの攻撃に対応しようとした右サイドの陸が足を痛めてしまい交代を余儀なくされてしまいます。(負傷はハムストリング筋損傷:松田選手の負傷について(オフィシャル)

右サイドのウィングバックに誰が入るのかと思ったのですが、田中裕介(たなゆう)ではなく、トシが交代で入ります。サイドバックのリザーブメンバーは、たなゆうだと思っていたので、この交代は個人的には驚きでした。

しかし、その交代で入った直後の14分には、左サイドからキヨのクロスに、ファーサイドでトシがフリーで合わせるビッグチャンス!しかし、これは枠をはずしてしまい、ゴールとはなりません。

セレッソがなかなか決めきれないでいると、23分には、倉田に抜け出されてGKと1対1の場面を作られますが、ここはジンヒョンが足でセーブしてゴールを許しません。

そして、その直後の26分には右コーナーキックから攻め立てますが、こちらもゴールを割ることができません。

そして、39分にもビッグチャンス!

左サイドのマルから、トシが右に落とすと、ペナルティエリア手前中央右に走りこんできたソウザが右足を一閃!強烈かつコントロールされたシュートがゴールの枠を捉えますが、相手GKがかろうじて手に当てて、クロスバーを直撃してゴールとはなりません。

何度も先制のチャンスを迎えていたセレッソですが、決めきれないまま前半終了かと思われた45分、ボールを奪われ中盤の倉田にプレスがかかっていない状況から、ふわっとした浮き球のパスをDFラインの裏に落とされると、反応したアデミウソンが、ジンヒョンのポジションを確認した上でループシュート。これがゴールインしてしまい、与えたなくなかった先制点を与えてしまいます。

そして、スコアは0-1とリードされた状態でハーフタイムに。

後半

リードされたセレッソですが、なかなか攻撃のリズムがあがりません(迫力がないという感じです)。

相手が守備を堅めてカウンターを狙ったり、時間を使いながら焦らすという戦術になってくるなか、失点のショックからなのかキレイに・丁寧につないで崩して得点を奪おうとしてワンタッチプレーなども少なく、ボールは握るものの相手を崩せず、シュートも打てないという状況が続いていきます。

そして、54分には右サイドのトシからのクロスに、ファーサイドでマルが合わせますが、これもゴールの枠を外れてしまい、ゴールできません。

67分には、ペナルティエリア右手前でソウザが完全なファウル(イエローが出てもおかしくないくらい)を受けるのですが、判定はノーファウルで笛すら鳴らず、ここから試合が荒れてきてしまいます。

71分には、宏太に替えて、澤上を投入して、やまむーをシャドウの位置に下げます。そして、その澤上が体を張って74分にフリーキックを獲得します。

このFKをソウザが直接ゴールを狙いますが、またしても相手GKの東口にセーブされてしまいます。

そして、その後も展開は変わらず、89分に木本に替えて、たなゆうを投入しますが、スコアが動くことはなく、0-1でタイムアップ。

ホームでの大阪ダービーで敗戦し、アウェイでの一戦とあわせて、「大阪ダービーでダブル(2敗)」を喫してしまいました。

感想など

ダービーでの敗戦であることに加えて、内容的にもかなり悔しい試合となりました。

前回のダービーでは、セレッソが攻勢だった中、相手GKの東口選手とDFの三浦選手が交錯して、前半早々に東口選手が負傷退場を余儀なくされました。

交代で入った相手GKはリーグ戦デビューでしたので付け入る隙はあったはずでしたが、正守護神が負傷退場するという非常事態とホームでのダービーで絶対に負けたくないという相手のメンタルが勝ったのか劣勢を挽回され、結局、PKで奪われた1点を守り切られ、セレッソは敗戦してしまいました。

そして、今回のダービーでは、ダービーに熱い気持ちを持っている(と思う)健勇や曜一朗は不在でした。

しかし、負傷退場時に涙を流しながら交代した陸など、ダービーに並々ならぬ熱い気持ちを懸けている選手はいたと思います。

そして前半開始早々に陸が負傷退場するアクシデントがあり、前回のダービーと逆の立場で似たような状況になったのですが、残念ながらセレッソの選手たちのメンタルが相手を上回っていたとは、思えないような展開で試合は終わってしまいました。

戦術面や技術面での評価は専門的な分析ができる方が書いてくださってるので、ここではあくまで精神的な話になってしまいますが、強引にゴールをこじ開けに行くようなシュートや突破なども見られず「何が何でも勝ってやる!」というようなプレーは見ることができませんでした。

あと、尹さんの采配も「なぜ、この交代なのか?」「なぜこのタイミングなのか?」などの部分でよくわかりませんでしたし、今年はハマったという采配は少ない気もします。

そんなこんなで、かなりモヤモヤしたものが残る残念な試合の結果となってしまいました。

とはいえ、ACL出場権の獲得の可能性はまだ残っていますので、ダービーで敗戦してしまいましたが、今シーズンの残り試合を一試合ずつ大事にしながら、勝ち点を積み上げて欲しいと思います。

監督の進退や選手に関しての話をニュースにするのはシーズン終わってからでええと思います。

かんばれ!セレッソ大阪!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2018明治安田生命J1リーグ 第29節 2018.10.6 (土) 14:03 C大阪 vs G大阪(オフィシャル)

2018明治安田生命J1リーグ 第29節 C大阪vsG大阪(まいど!セレッソ)

J1 第29節 G大阪戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第29節 G大阪戦|試合後のセレッソ選手コメント(蛍・やまむー・オスマル)

更新日:2018年10月7日(日) 18:55

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 川崎フロンターレ 57 29 17 6 6 44 21 23
2 サンフレッチェ広 56 29 17 5 7 42 25 17
3 鹿島アントラーズ 46 29 13 7 9 42 34 8
4 FC東京 46 29 13 7 9 36 28 8
5 北海道コンサドーレ札幌 44 28 12 8 8 38 41 -3
6 浦和レッ 42 29 11 9 9 41 30 11
7 ベガルタ仙台 42 29 12 6 11 39 44 -5
8 セレッソ大阪 41 28 10 11 7 34 31 3
9 清水エスパルス 40 29 12 4 13 45 41 4
10 横浜F・マリノス 38 29 11 5 13 52 49 3
11 ヴィッセル神戸 37 29 10 7 12 34 41 -7
12 ガンバ大 36 29 10 6 13 31 39 -8
13 湘南ベルマーレ 35 28 9 8 11 32 36 -4
14 柏レイソ 33 29 10 3 16 38 45 -7
15 ジュビロ磐田 33 28 8 9 11 30 42 -12
16 名古屋グランパス 31 27 9 4 14 44 50 -6
17 サガン鳥 30 29 7 9 13 23 31 -8
18 V・ファーレン長崎 28 29 8 4 17 34 51 -17
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