サイトアイコン セレッソ大阪の応援を楽しもう!

2018 J1リーグ 第9節 ガンバ大阪 vs セレッソ大阪(AWAY)

アウェイ吹田での大阪ダービーは、序盤圧倒するもPK献上での失点が重く、無得点で悔しい敗戦。リーグ戦の連勝は4連勝でストップ。

リーグ戦4連勝で順位も3位に浮上したセレッソ大阪は、アウェイ パナソニックスタジアム吹田に乗り込み、リーグ戦で最下位に沈むガンバ大阪と対戦しました。

直近の4月17日(火)のACLで、リーグ戦メンバーを温存し、直近のリーグ戦から多数のメンバーを入れ替えたセレッソ。対するガンバも、ルヴァンカップでターンオーバーを実施して主力を温存していましたので、両チームともこのダービーを「負けられない一戦」として捉えて準備していたのがわかります。

また、ガンバを率いるのは、元セレッソの監督レヴィー・クルビ。ここまで結果は出ていませんので、この一戦を落とすと立場的に微妙な状況。そのため、ガンバとしては更に負けられない。

セレッソは、レヴィーの元で育った選手も多いことから、恩返しの意味でも「成長を見せつけて勝ちたい」という意味で、負けられない、意地と意地がぶつかり合う試合となりました。

結果は、前半からペースを握って攻め込みますが得点を奪えずにいると、前半終了間際に与えたPKを決められた後は、ガンバの守備を崩せないまま鋭いカウンターにも手を焼き、得点を奪うことができず、1点を守りきられて敗戦

ガンバ大阪 1 1 前半 0 0 セレッソ大阪
0 後半 0
41′ ファン ウィジョ 得点

リーグ戦の連勝が4でストップし、順位も5位に後退しました。

ACLも含めると直近2試合の公式戦で連敗となってしまったので、次節は勝利で再びいい流れに持っていきたいものです。

スタジアム パナソニック スタジアム 吹田
入場者数 35,242人
天候/気温/湿度 晴 / 20.6℃ / 42%
主審 飯田 淳平
副審 唐紙 学志、武田 光晴
第4の審判員 浜本 祐介
スポンサーリンク
スポンサーリンク(大)

スタジアム周辺・試合前の様子

この日はいい天気で日中は青空が広がっていました。今年から吹田スタジアムではなく、パナソニックスタジアム吹田に変更になっています。

今回も私はカテゴリー6(アウェイ自由席の上に位置する上層階:指定席)で観戦しました。

カテゴリー6は、ピンク色に染まった下層階の上、この時点ではまだ空席(青いシート)が目立っている上層階の部分になります。

このカテゴリー6は、上からの視界になりますが、かなり見やすいのでお勧めです。

ちなみに、スタジアムの詳細情報はスタジアムガイドでも書いています(別記事はコチラ↓)

こんにちは。そら(@Football_sora)です。 アウェイのスタジアムガイドの第3弾は、お隣のガンバ大阪のホームスタジアムの市立...

バックスタンド側からパノラマで撮ってみました(クリックで拡大)

そして、選手入場の前にはビッグフラッグも出て、かなり盛り上がります(選手がピッチに登場してサポーターに挨拶するシーンは5:00過ぎくらいなので、早送りしてください

選手もアップを開始

セレッソサポーターは「We are Cerezo」で試合開始前の雰囲気を盛り上げます。

ダービーの雰囲気・独特の空気・熱気でスタジアムが包まれていた気がします。

セレッソの選手紹介(スタメン)

セレッソの選手紹介(リザーブメンバー)

選手入場前のコレオは、シンプルに「★」を1つ表現していたようですね。

そして、選手入場

両チーム整列

セレッソの選手をズームしてみました

メンバー

大阪ダービーのガンバ大阪戦のスタメン(写真は公式より)

私の角度(カテ6から)はこんな感じです

この日のスタメンは、直近のACL広州恒大戦から連戦となるのが、山ちゃん(山下選手)・やまむー(山村選手)の2名です。

それ以外の9人は、リーグ戦でのスタメンのメンバーが並びました。

ガンバ大阪 セレッソ大阪
スターティングメンバー
GK 1 東口 順昭 16′ GK 21 キム ジンヒョン
DF 22 オ ジェソク DF 2 松田 陸
5 三浦 弦太 14 丸橋 祐介 77′
3 ファビオ 22 マテイ ヨニッチ
4 藤春 廣輝 23 山下 達也
MF 29 髙江 麗央 MF 6 山口 蛍
8 マテウス 7 水沼 宏太 77′
7 遠藤 保仁 81′ 24 山村 和也 82′
FW 25 藤本 淳吾 63′ FW 8 柿谷 曜一朗
11 ファン ウィジョ 9 杉本 健勇
10 倉田 秋 13 高木 俊幸
控えメンバー
GK 23 林 瑞輝 16′ GK 27 丹野 研太
DF 13 菅沼 駿哉 DF 16 片山 瑛一 77′
14 米倉 恒貴 63′ 4 藤本 康太
6 初瀬 亮 MF 10 清武 弘嗣 77′
MF 21 矢島 慎也 17 福満 隆貴
40 食野 亮太郎 38 西本 雅崇
FW 38 中村 敬斗 81′ FW 18 ヤン ドンヒョン 82′
監督
レヴィー クルピ 尹 晶煥

そして、ベンチには、ACLでも結果を出してきているマー坊・瑛ちゃんが入ってきているのと、康太も久々にベンチ入りしています。

試合展開

試合開始前の円陣

前半

試合は、前半開始早々からセレッソがガンバを押し込む展開で試合は進みます。

まずは開始早々1分、やまむーが、縦パスを健勇に送ると、ペナルティエリア付近でボールを収めた健勇が後ろに落とし、曜一朗が思い切って左足でシュート!!

曜一朗のシュートシーン(写真は公式より)

これは惜しくもゴール左上に外れてしまいます。

この後も、何度もガンバゴールに襲いかかるセレッソですが、ゴールを奪うことはできません。対するガンバも前線FWめがけたロングカウンターで対抗しようとしますが、セレッソがきっちり対応して、序盤は完全にセレッソペース。

この日もキャプテンの蛍

そして、11分にアクシデントが起こります。

GKジンヒョンからのロングフィードを、マルが抜け出して受けようとするところに、相手GKの東口選手とDF三浦選手が交錯し激突。このボールを健勇の元へ。ここでガラ空きのゴールへシュートもできそうでしたが、コースがなかったのかドリブルで運んで右サイドへ展開。そして右サイドからのクロスをファーサイドでフリーの曜一朗がヘディングシュート。

この場面で、相手GKの東口選手が必死にゴール前に戻ってきて、スーパーセーブ。決定的な場面を防ぎます。

しかし、このプレーで東口選手と三浦選手がビッチに倒れこみ試合は中断します。個人的には、逆側のゴール裏から見ていた私ですら、2人がぶつかった瞬間に「これはヤバイ!(危険!)」と思ったくらいですから、主審はすぐにプレーを止めたほうがよかったように思います。

続けたことで、セレッソとしては決定機になりましたので、結果論になりますが、これを確実に決めておきたかったですね。(とはいえ、この流れでゴール決めてたら、いろいろ言われて気もしますけど・・・)

試合中断中に蛍と倉田選手が会話しているシーン

そして、試合は5分ほど中断して、相手GKが交替して、ドロップボールで試合が再開します。

そして、この中断時間で、ガンバの選手・監督が会話してチームを修正する時間ができたことと、アクシデントでの負傷交替となった東口選手のためにも負けられないと相手チームが更にまとまったように思いました。

そして、セレッソは、相手GKがJ1リーグ戦デビューの林選手へプレッシャーをかけるような攻撃を繰り出せず、効果的な攻撃ができなくなってきます。

セットプレーのシーン(ヨニッチの横にいるGKがJ1デビューとなった林選手)

30分前後はセットプレーや左右からのクロスでガンバゴールを脅かしますが、得点を奪うことができません。

この日も2トップで相手の脅威となっていた健勇。ゴールが見たい。

ACLとの連戦もきっちり相手のカウンターに対応していた山ちゃん

そして、39分に蛍が縦にワンタッチで出したパスを相手ボランチにカットされ、カウンター攻撃を受けると、相手FWのファンウィジョ選手をヨニッチがペナルティエリア内で倒してしまい、PKを献上。このシーンは、相手がミスをしてボールロストした瞬間に足が引っかかってしまったので、本当にもったいなかったなと思います。

そして41分に、相手FWのファンウィジョ選手がPKを決めて、ガンバが先制。

そして、このままガンバリードのまま前半を終了します。

後半

後半開始前の円陣

前半終盤に失点をしてしまいましたが、まだ45分あるのと、相手GKはリーグ戦デビューが途中交替で大阪ダービーという若手GKということで、焦らず相手を崩していけば勝てると思っていましたが、そう簡単にはいきません。

後半のガンバは攻撃では基本的にはロングカウンターに絞り、きっちりと守ってはカウンターという展開になっていきます。

そして、セレッソは焦りからか、無理なパスやクロスも目立ち、効果的な攻撃ができません。

PK献上は痛かったが、相手の攻撃を跳ね返し続けていたヨニッチ

危機察知能力はこの日も抜群。ボール奪取や果敢な攻撃参加で躍動していた蛍。

左サイドで奮闘していたマル

セットプレーのキッカー:マルとトシ

なかなか攻撃の形が作れないセレッソは、キヨと瑛ちゃんを準備

そして、宏太→キヨ、マル→瑛ちゃんという選手交替をします

この選手交替は正直、微妙だなと思っていたら、やっぱり微妙でした。

尹さんも悩んでの起用だったようですが、個人的にはマルと合っていなかったトシに変えてキヨ。宏太に替えるなら隆貴でよかったように思います。

そして、やまむーに変えてドンヒョンを投入

前線に人数を増やしてのパワープレーにしにいきますが、キヨのプレーがいきない選手交替となってしまった気がして、少し残念な感じでした。

そして、瑛ちゃん(片山選手)のロングスローのシーンなども作りましたが、得点を奪うことはできません。

そして、お互いにオープンな展開となり、カウンターの応酬となっていきますが、相手GKの不用意な飛び出しなどチャンスも多く作りましたが、セレッソは得点を奪うことができずに、そのままタイムアップ。

PKの1点を守り抜いたガンバが勝利し、セレッソは残念ながらリーグ戦での勝利をアウェイで飾ることはできませんでした。

感想など

かなり悔しい敗戦となりました。(すぐにブログを書く気になれないくらい・・・というのは冗談ですが、悔しい敗戦でした。)

なかなか勝てないアウェイでの大阪ダービーを、今回は勝ってくれると期待していたのですが、結果勝てませんでした。

相手が現在、最下位だとナメていたわけでもないでしょうし、セレッソが上位だからと奢っていたわけでもないでしょうし、「レヴィーにええとこ見せたろ!」と気負いすぎたわけでもないでしょうけど、結果、なんか上手くいきませんでしたね。

中で強引なパスを通そうとしたり、無理にクロスをあげたりすることが多かったりで、カウンターでも単独で強引に行くプレーなどが多かったりと攻撃が上手くいなかったように思います。サイドチェンジや敵陣奥深くまで攻め込むような展開もなく、シュートは多く放ちましたが、決定機はそれほど多くなく、得点は奪いきれなかったのが残念です。

選手交替も、キヨとマルを組ませた方がよかったのではと個人的には思ったりはします。ケガ人も多いなか、いろいろと選手を組み合わせている部分もあるかもしれませんが、結果も欲しかったですね。

試合の結果は残念でしたが、吹田は見やすいスタジアムだなとあらためて思ったのと、やっぱりキンチョウスタジアムが早く改修されて、桜スタジアムが完成して、新しいスタジアムでホームの大阪ダービーができるといいなと思った一戦でした。(吹田は帰りが大変なのは変わらずでしたね)

こんにちは。そら(@Football_sora)です。 アウェイのスタジアムガイドの第3弾は、お隣のガンバ大阪のホームスタジアムの市立...

あと、負傷交代した相手GKの東口選手はワールドカップ直前でもありますし、大事に至らず早く復帰できるといいなと思います。

さて、セレッソは次節はホームで仙台戦!

勝利して、再びいい流れに乗せましょう!がんばれ!セレッソ大阪!!!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2018明治安田生命J1リーグ 第9節 G大阪 vs C大阪 (オフィシャルHP)

2018明治安田生命J1リーグ 第9節 G大阪vsC大阪(まいど!セレッソ)

J1 第9節 G大阪戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第9節 G大阪戦|試合後のセレッソ選手コメント(曜一朗・蛍・ヨニッチ・山下・ジンヒョン)

更新日:2018年4月22日(日) 18:43

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 サンフレッチェ広島 25 9 8 1 0 12 2 10
2 FC東京 16 9 5 1 3 13 10 3
3 川崎フロンターレ 15 9 4 3 2 13 6 7
4 北海道コンサドーレ札幌 15 9 4 3 2 12 9 3
5 セレッソ大阪 15 9 4 3 2 12 11 1
6 ベガルタ仙台 15 9 4 3 2 8 8 0
7 ヴィッセル神戸 14 9 4 2 3 15 12 3
8 ジュビロ磐田 14 9 4 2 3 8 7 1
9 浦和レッズ 12 9 3 3 3 10 10 0
10 柏レイソル 11 9 3 2 4 10 10 0
11 V・ファーレン長崎 11 9 3 2 4 12 13 -1
12 鹿島アントラーズ 11 9 3 2 4 7 9 -2
13 清水エスパルス 9 9 2 3 4 9 9 0
14 湘南ベルマーレ 9 9 2 3 4 10 13 -3
15 横浜F・マリノス 9 9 2 3 4 11 15 -4
16 サガン鳥栖 8 9 2 2 5 10 13 -3
17 ガンバ大阪 7 9 2 1 6 9 15 -6
18 名古屋グランパス 7 9 2 1 6 8 17 -9

モバイルバージョンを終了