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2019 J1リーグ 第14節 サガン鳥栖vsセレッソ大阪(AWAY)

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後半

後半に入ってもセレッソがチャンスを作っていきます。

49分には左サイドから藤田を経由して、右サイドの陸に展開、陸はクロスと見せかけながら、低い弾道でニアに強烈なシュート!これは相手GKがセーブしてゴールとはなりません。

続く、52分には細かくパスをつなぎながら、相手の守備を崩し、ディフェンスラインの裏に抜け出したキヨがフリーでシュート!ネットを揺らしましたが、わずかにオフサイドの判定でノーゴール。微妙な判定だったと思います。

そして、59分にもビッグチャンス。右サイドから中央に入ってきた宏太に、キヨからスルーパス、ゴール前で左足を振りぬきますが、逆サイドから戻ってきた相手DFに辛うじてブロックされ、ゴールとはなりませんでした。

相手と競るマル、何度も果敢な攻撃参加で左サイドを躍動

中盤で中に入ってきてボールを受ける宏太、シュート惜しかった

そして、その後は鳥栖ペースでの試合展開となりますが、粘り強く跳ね返し続けて相手に得点を許しません。相手FW金崎選手のシュートがポストに当たるというヒヤリとしたシーンもありましたが無失点でしのぐと、セレッソにもチャンス。

74分には左サイドで、奥埜がボールを受けると、キヨに戻し、キヨはペナルティエリア中央付近にいたブルーノに向けて強い横パスを通します。1トラップしてシュートしたブルーノでしたが、これはわずかにゴール右に外れてしまい、ゴールとはなりません。

その後、藤田→トシへと交代して、ボランチに奥埜が下がり、トシがトップの位置に入ります。

続いて、キヨ→亜土夢へと交代して、試合を締めにくるセレッソ。亜土夢は左サイドを中心にボールを上手くキープして時間を作り、上手く試合を進めて行きます。

最後は、アディショナルタイムに、宏太→瑛ちゃんへと交代して、最後まで守備面で集中をきらさなかったセレッソが、敵地鳥栖で見事無失点での勝利を収めました!!

順位は9位と変わりませんが、勝ち点を20に乗せ、8位と同勝ち点に並び、上位が見えてきました。代表ウィークでの中断前を勝利で締めくくれてよかったと思いますし、再開後もこのままの流れで上位進出を目指して頑張ってほしいと思います。

試合終了後の選手たちも嬉しそうですね。

この日のヒーロー、ブルーノがゴール裏に挨拶

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感想など

現地では見れませんでしたが、快勝で本当にスッキリしました。

最初ヒヤリとするシーンもありましたし、後半もポストに当たるシュートなどピンチもありましたが、きっちり守備陣が対応して得点を許しませんでしたし、チーム全体でつかんだ勝利だと思います。

あと、試合後のロティーナ監督のコメントで、U23チームのメンバーもトップチームでのトレーニングを優先して、準備をしたというコメントがありました。そういう意味でも、トップチームの勝利をクラブ全体で掴み取れた勝利というのがわかって、なんか嬉しかったです。

試合後のロティーナ監督のコメント(抜粋)

もう一つ、この場をお借りして、コメントしたいことがあります。今週、U-23が(J3で)敗戦したのですが、いま、トップチームはケガ人が出たり、(世代別の)代表に行く選手もいて、人数が足りていないということもあって、我々のトレーニングを優先して、彼ら(U-23の選手たち)が試合の1日前、2日前に我々と同じトレーニングをしました。今日の結果は、U-23のサポートがあっての結果だと思いますし、クラブ全体の勝利だと思っています。彼らは(J3で)苦しい試合をしたのですが、裏にはそういう理由があったということも、コメントしたいと思います」

守備面ではチーム全体でハードワークをして、規律を守った守備できっちりと相手の良さを消す試合をしながら、攻撃面でもようやくチームとしての狙いが浸透してきて、ディフェンスラインからのビルドアップでも、相手のプレスを上手く外しながら、ボールを前に運び、チャンスを作ることができていることが実感できて、強くなってきていることを実感しています。

長期離脱を余儀なくされたトックンの大怪我や、公式に発表はされていませんがケガ人が複数いるという状況で、松本戦でブレイクした歩夢はU20のワールドカップ、トゥーロン国際に翔が参加している状況ではありますが、チーム全体で結果を出しながら戦えているのがいいなと思います。

キヨがこれまでケガなくやれてることも大きいですし、奥埜・亜土夢・藤田・ブルーノなどカップ戦で結果を出した選手がリーグ戦でも活躍し始めています。トックンのケガで奥埜がFWに入ることで、デサバトと藤田が組むことになったボランチコンビも堅くて、ボールを散らせるので、いろいろと上手く噛み合ってきているように思います。

若手の寛人もこの日サブに名を連ねていましたし、世代別代表から選手たちが戻ってきたら、その選手たちも含めた若い選手たちが、どれだけトップチームに絡めるかも楽しみだなと思っています。

A代表には残念ながらセレッソから選ばれていませんが、この期間にもチーム内の連携をさらに高めて、さらにチームとして強くなっていって欲しいと思います。

次はアウェイ鹿島戦、楽しみです。がんばれ!セレッソ大阪!!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2019明治安田生命J1リーグ 第14節 2019.6.1 (土) 16:03KO サガン鳥栖vsセレッソ大阪(セレッソ公式)

2019明治安田生命J1リーグ 第14節 鳥栖vsC大阪(まいど!セレッソ)

J1 第14節 鳥栖戦|試合後のロティーナ監督記者会見コメント

J1 第14節 鳥栖戦|試合後のセレッソ選手コメント(ブルーノ・藤田・マル・キヨ・宏太・ヨニッチ)

明治安田生命J1リーグ

更新日:2019年6月1日(土) 20:55

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 FC東京 33 14 10 3 1 21 7 14
2 川崎フロンターレ 27 14 7 6 1 21 9 12
3 横浜F・マリノス 27 14 8 3 3 24 17 7
4 名古屋グランパス 24 14 7 3 4 22 12 10
5 鹿島アントラーズ 24 14 7 3 4 22 13 9
6 大分トリニータ 24 14 7 3 4 16 11 5
7 北海道コンサドーレ札幌 23 14 7 2 5 18 17 1
8 サンフレッチェ広島 20 14 6 2 6 16 10 6
9 セレッソ大阪 20 14 6 2 6 12 9 3
10 浦和レッ 18 14 5 3 6 11 18 -7
11 湘南ベルマーレ 17 14 5 2 7 18 21 -3
12 松本山雅FC 16 14 4 4 6 8 17 -9
13 ヴィッセル神戸 14 14 4 2 8 20 24 -4
14 ジュビロ磐田 13 14 3 4 7 11 16 -5
15 ガンバ大 13 14 3 4 7 17 23 -6
16 ベガルタ仙台 13 14 4 1 9 17 24 -7
17 サガン鳥 13 14 4 1 9 6 18 -12
18 清水エスパルス 13 14 3 4 7 17 31 -14

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