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2019 J1リーグ 第1節 セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸

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メンバー

ヴィッセル神戸戦のスタメン

上にも書きましたが、プロ3年目の翔(舩木選手)がリーグ戦デビューでスタメンに抜擢されています。

フォーメーションは3バックの3-4-2-1で、GKがジンヒョン。3CBは左から木本・ヨニッチ・山ちゃん。ボランチにソウザ・奥埜、WBは左にマル・右に翔、2シャドウにキヨ・宏太、1トップが曜一朗と並びました。

セレッソ大阪 ヴィッセル神戸
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 18 キム スンギュ
DF 3 木本 恭生 DF 22 西 大伍
14 丸橋 祐介 3 渡部 博文
22 マテイ ヨニッチ 25 大﨑 玲央
23 山下 達也 19 初瀬 亮
MF 7 水沼 宏太 64′ MF 5 山口 蛍
11 ソウザ 24 三原 雅俊 72′
25 奥埜 博亮 8 アンドレス イニエスタ
29 舩木 翔 14 三田 啓貴
FW 8 柿谷 曜一朗 88′ FW 10 ルーカス ポドルスキ
10 清武 弘嗣 70′ 7 ダビド ビジャ
控えメンバー 控えメンバー
GK 27 丹野 研太 GK 1 前川 黛也
DF 2 松田 陸 88′ DF 2 那須 大亮
MF 32 田中 亜土夢 MF 27 郷家 友太
5 藤田 直之 35 安井 拓也
6 レアンドロ デサバト 70′ FW 13 小川 慶治朗
FW 20 ブルーノ メンデス 16 古橋 亨梧 72′
9 都倉 賢 64′ 21 田中 順也
監督 監督
ロティーナ フアン マヌエル リージョ

対戦相手の神戸は、セレッソから移籍した蛍もスタメンに名を連ねています。そしてビジャ・イニエスタ・ポドルスキの3外国人が前線3枚に並ぶ、豪華な布陣となっています。

そして、セレッソのベンチにも、新加入の都倉・ブルーノ・レアンドロ・藤田の4選手も名を連ねています。

試合開始前の両チームのキャプテン(キヨとポドルスキ)

試合開始前の円陣

円陣後のハイタッチ。翔(29番)もいます。

翔が右サイドのWBでスタメン起用されるとは個人的には予想外でした。

これからも対戦相手によってポジションは流動的になるのかもしれません。

試合詳細

前半

前半はセレッソボールのキックオフ(曜一朗と蛍。蛍はオレンジ色のスパイクだから目立っちゃいましたね)

このキックオフ、右サイドにいる翔にいきなりパス。早めにファーストタッチをさせて落ち着かせたいというチームとしての配慮でしょうか。

前半の立ち上がりはセレッソが攻勢。右サイドから翔のパスから宏太がゴールライン際まで進入し中にクロスを送ったり、コーナーキックを獲得したりと、神戸陣に攻め込むシーンを作ります。そして、6分にはカウンターから抜け出した曜一朗がペナルティエリア左からシュートを放ちますが、このシュートはキーパー正面。

しかし、この後は、神戸が徐々にボールを握るシーンが増え、パスをつなぎながらセレッソ陣に攻め込んできます。

そして、この神戸に対して、セレッソは下の写真のように5-4-1のブロックを敷いて守ります。

両WBのマル・翔が5バックの中に入り、左サイドに張るビジャ(手前7番)・右サイドに張るポドルスキをケアしながら、2シャドウのキヨ・宏太がボランチ脇のサイドを守って5-4のブロックを作って、守備を堅めます。

この守備の前に、神戸はブロックの外でボールを回すことに終始。サイドチェンジをしても上手くスライドで対応するセレッソの前に、チャンスらしいチャンスを作ることができません。そうなると、両サイドに張るビジャ、ポドルスキがカットインしてシュートするくらいしか、神戸も攻め手がなく、セレッソ側からすると、危険なシーンも少ないので、まあまあ安心して観ていられる試合展開でした。

守備時は3バックで両WBがサイドに大きく張り出して前目のポジションをとる3-4-2-1のフォーメーションに変化します。

上の写真では翔が右サイドのセンターライン付近にポジションを取り、逆サイドではさらに前目にマルがポジションを取り、シャドウ・1トップと合わせて5レーンのそれぞれにポジショニングする形となっていました。

前半ファウルしたビジャ、ボール付近にいるソウザ・イニエスタ・奥埜。

上の写真の直後のシーン

左サイド(神戸の右サイド)でマッチアップしていたマル・木本とポドルスキ

神戸は、ビジャ、イニエスタ、ポドルスキがボールを持った際は、少し危険な感じがしました。特にビジャはサイドに張っていますが、追い越していく初瀬・三田などを使って、セレッソの右サイドを破ろうとしていたので、少しピンチになりかけたシーンもありましたが、前半は決定機を作らせることなく、スコアレスで折り返しました。

ハーフタイム

NMB48のメンバーがハーフタイムライブで1曲披露してくれました。

現ベガルタの訓くん(関口選手)が悔しがるだろうなというイベントでした。

こういうイベントも盛り上げる意味ではいいのかなと思っています。

後半

ハーフタイムに入った直後、ピッチからロッカールームに向かうまで、イバンコーチが翔にずっと話しかけていましたので、ポジショニングの修正かなと思って見ていました。

そして、後半が始まると、やはりポジショニングは少し前目に修正されていて、高い位置からの守備面でも、ボールをつなぐ面でも、前半より高めの位置でセレッソが対抗していきます。それでも、まだ神戸がボールを握る時間は続き、守備で対抗するセレッソという構図は変わらず、決定機は作らせずに試合は進みます。

そして、まず選手交代に動いたのはセレッソ。まず64分に宏太→都倉(とっくん)が交代

この交代で、とっくんが1トップに入り、1トップの位置にいた曜一朗が宏太のいた右のシャドウの位置に入ります。

そして、続く70分には、キヨ→レアンドロ(デサパド)が交代

この交代で左のボランチに入っていたソウザが、キヨのいた左シャドウの位置に入り、レアンドロ(デサバト)がボランチに入ります。

この2つの交代で、とっくんが相手のディフェンスラインを下げ、ソウザ・曜一朗が前を向いてボールを受けるというシーンが増えると、セレッソの攻撃のギアが上がります。

そして、右サイドの翔から、斜め・縦のフィードが入り始め、72分には翔→とっくん→曜一朗とつなぎ、曜一朗がドリブルで持ち上がると、スペースに抜け出たとっくんにパス。シュートコースを上手く作ったとっくんが狙いすましたシュートを放ちますが、これはわずかにゴール左。

75分にもカウンターから、曜一朗が右サイドで受けると、ゴール前に走りこむソウザに絶妙な浮き球のスルーパス。ワントラップからソウザが左足でシュートを放ちますが、これは惜しくもゴール右に外れます。

続く76分にも、ソウザ→曜一朗→とっくん→ソウザと、とっくんのポストプレーを活かした攻撃で、最後にソウザがシュートを放ちますが、これは相手DFにあたってコーナーキックに。

そして、このコーナーキックから待望の先制点が生まれます!!

右サイドのコーナーキックのキッカーはマル。左足のインスイングでゴール前に速いボールのクロスを送ると、GKと競った木本が後ろに流し、ファーサイドに入ってきていた山ちゃんがDFを振り切ってフリーでヘディングでゴールに叩き込みます!!

ゴール後の歓喜の輪

私の席から見た山ちゃんのゴール動画

Jリーグ公式の山ちゃんのゴール動画

70分過ぎから続く一連の攻撃にサポーターも「ムーブメンタル」のチャントで後押ししていたのもあり、このゴールでスタジアムの興奮は最高潮。

ボールは保持できなかったものの狙いどおりの展開になっていると感じられたので「このままイケる!」とスタジアムで見て思っていました。

そして、最後の交代カードは88分。曜一朗→陸と交代します。

この交代では陸がそのまま右シャドウに入りました。

個人的には、陸を右WBにして、翔をシャドウに上げるのかなと思っていたのですが、陸がそのままシャドウに入ったのは驚きではありました。

シャドウに入った陸も、カウンターからのロングボールをピタッと足元で止めて、右足でミドルシュートを狙うなど、このポジションでの起用もあり得るなと思えるプレーで、スタジアムを沸かせます。

そして、このまま試合は1-0で終了。VIPトリオ・蛍の古巣対決とかなり注目されていた開幕戦を見事勝利で飾り、新生ロティーナセレッソとしていいスタートを切ることができました。

よかった!うれしい!

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