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2020 J1リーグ第12節 セレッソ大阪 vs ベガルタ仙台

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後半

後半開始前の円陣

キックオフはタツ

そして、後半開始早々にピンチ。バックパスが流れてジンヒョンのトラップが乱れたところを、相手FW西村選手に奪われてしまい、シュートに持ち込まれますが、ジンヒョンがキャッチ。

キャッチ後のジンヒョン

そして、この後のプレーでキヨにイエローカード。

相手のパスコースに入ってボールを奪ったキヨが、体をぶつけにきた相手選手を腕で抑えようとして、相手の胸に腕を当ててしまいます。この接触で、なぜか首と顔を押さえて倒れこむ相手選手。

(大げさなプレーでカードを誘発しようとする)相手選手に詰め寄るセレッソの選手たち

実はこのプレーの前に伏線がありました。

後半開始早々、左サイドからボールを自陣に下げようとキープしていたキヨの腕・肩を思いきり手でつかんで、山本主審からも「手を出さない!」と注意を受けていた相手選手。

ここは相手選手のファウルとなりましたが、バチバチとファウルでボールを奪いに来る相手選手にかなりイラついた表情のキヨは、相手選手を睨みつけていました。

山本主審はキヨと相手選手の元に駆け寄って、会話をかわしていたので、相手に注意を促しつつ、キヨにも落ち着くように言ったのではと思います。

その直後に起きたこのプレー。肩ではなく腕をぶつけて相手を抑えようとしたキヨのプレーは、ちょっと印象がよくないプレーではありましたが、このプレーに乗じて、当たってもない顔を押さえこんで倒れた相手選手。報復行為と受け取られるように倒れたように思っています。

キヨと会話したあと、仙台の選手と会話しようとする山本さん(キヨにはクニくん(関口選手)が付いてなだめてます)

その後、相手選手とも会話する山本さん

家に戻ってからDAZNで見返した際「なぜイエローどまりなんだ?納得いかない」的な表情をしていた相手選手が印象的でした。

VARが運用されていたら、逆にカードをもらったようにも思いますし、自分で当たってないのはわかっているでしょうしね。個人的には絶対に好きにならないタイプの選手ですw。

この後、仙台がペースを握り、攻め込むシーンが増えますが、なんとかボールを前に運ぶセレッソ

ボールを運ぶデサバト

右サイドでルックアップしてボールを運ぶタツ

しかし、なかなか流れを引き寄せられないセレッソは2枚替えを準備

そして、2枚ではなく3枚同時替えとして、曜一朗も準備をし始めた60分にセレッソにゴールが生まれます。

ジンヒョンから、歩夢・マルと経由して左サイドからボールを受けたキヨが、ペナルティエリア手前中央右に向かってスルーパス。

相手DFに触られながらもボールを拾ったタツが、左足を振りぬきゴール右にミドルシュートを突き刺します!!

タツを祝福するおっくん(奥埜選手)とキヨ

タツを中央にして喜びを爆発させます

ナオ、陸、ブルーノも駆け寄って祝福

デサバトとブルーノに祝福されるタツ(写真では見えてませんが)

陸とキヨの笑顔も嬉しそうでよいです

Jリーグ公式のゴール動画のツイートがコチラ

そしてこのゴール後に3枚替えを実施

マル→瑛ちゃん、おっくん→孝司

キヨ→曜一朗 と交代します

キャプテンマークを巻く曜一朗

左サイドバックに入った瑛ちゃん

そして、トップに入った孝司

相手選手も交代で、クニくん(関口選手)がキャプテンマークを巻くことになりました

両チームキャプテンは曜一朗・クニくんとなりました

この日は日曜の夜だったのもあるのか、3,921人と5,000人からは少し遠い数字でしたね。

そして、交代出場の曜一朗がこの日は圧巻の出来

華麗なプレーと個人技で相手をほんろう。スタジアムを沸かせます

セレッソはブルーノ→トシ(高木選手)と交代して、よりスピードを活かした攻撃を仕掛けていきます。

チャンスを作る曜一朗、ドリブル・個人技で仙台ディフェンスを翻弄

トシへスルーパス

受けたトシはボールを失ってしまい、ゴールとはなりませんが、スタジアムが沸いた瞬間ではありました。

ドリブルの際に受けたファウルで痛めた曜一朗はピッチに座り込んでしまいます

ヨニッチが山本さんに「カードは出ないのか?」と(多分)聞いている様子

曜一朗が活性化した攻撃でトシやタツがサイドから仕掛け

チャンスを作っていくセレッソ

トシがドリブルでボールを運び

シュートまで持ち込むシーン

右サイドに流れたトシが中にクロス

孝司が頭で合わせに行きますが、相手DFがクリア

右サイドのコーナーキックを獲得

アディショナルタイムに入っていることもあり、ボールをキープして時間を使いに行くセレッソ

このアディショナルタイムに入ってからは、セレッソがボールをキープしながら、時間を上手く使っていくので、徐々にラフになっていく仙台ディフェンス。

左サイドのコーナー付近で曜一朗がボールをキープしていましたが、相手DFの執拗なプレスとファウル、そしてファウルを受けて転倒した曜一朗をアフター気味に蹴ったことで、曜一朗が激昂。

最後に接触した吉野選手の首を掴んでしまいます。すぐに手は引いたものの、両チーム騒然となってしまいます。

スグに駆け寄る山本さんとクニくん

曜一朗と意見交換をしたあと、カードを提示する山本さん

個人的には、カードはイエローで妥当な気がしていますが、フェアプレーを続けてきている曜一朗がここまで怒るのは本当に珍しいことでした。

最後に接触したのは吉野選手でしたが、直前に投入された飯尾選手もかなり瑛ちゃん・曜一朗にガンガンに行っていましたし、どちらに怒ったのかは本人にしかわかりませんね。

そして、そのままのすこあでタイムアップ。2-1でセレッソが勝利しました。

ハイタッチするデサバトとヤス

タイムアップの笛の後、曜一朗に駆け寄る山本主審

試合後のハイタッチ

両チーム整列

仙台側はコチラ

引き上げる選手たち

クニくん(関口選手)は、セレッソ側に挨拶に来てくれるかと思いましたが、試合内容的には難しかったですかね。

マル(右手上げてる)から呼び止められて、反応するクニくん

その後、そのまま下がってしまいました

タツは、木山監督(昨シーズン山形の監督)に挨拶に行ってました

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感想など

試合は勝ててよかったです。前節が大量失点での敗戦でしたので、引きずることなく勝利できて、本当によかったです。

キヨ・曜一朗のイエローカードのあたりは、前後の経緯も含めて残念でしたが、大きなダメージにならずに済んでよかったです。

ゴール裏での記念写真(みんな笑顔でよいです)

歩夢・茂木も笑顔でよいですね

ヤスもケガから復帰してきたので嬉しいです

(マスクしてますが)笑顔のロティーナ監督

マルの爽やかな笑顔

デサバトの笑顔(多分、ご家族に向けての)

歩夢もかなり逞しくなってきましたね

タツも大活躍でした。ホームで決めたゴールよかったです

イエローカードが出たり、いろいろあった試合でしたが、怪我人が出たりせず、勝利できたことはよかったと思います。

次節以降、また連戦が続きますので、全員で戦って1つずつ勝利を積み上げて行って欲しいと思います。

がんばれ!セレッソ!!

試合詳細(ハイライトなど)

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

2020明治安田生命J1リーグ 第12節 2020.8.23 (日) 19:03KO @ヤンマースタジアム長居 セレッソ大阪vs仙台

ロティーナ監督コメント

「前半は良いプレーをしていました。試合を支配して、守備面でも苦しむことは少なかった。アドバンテージを持ったまま後半に進みたかったんですけど、最後にCKから同点に追いつかれました。後半は、我々の方からしたら、よくないゲーム、より拮抗したゲームになりました。仙台は、あまりチャンスは作っていなかったかも知れないですが、よりゲームは支配していたと思います。その中で、キヨ(清武弘嗣)とタツ(坂元達裕)の素晴らしいプレーからゴールが生まれました。そこからカウンターで3点目を取れるチャンスもあったのですが、決められずに、最後まで苦しんで、2-1で終わりました」

Q:サイドを変えながら、相手を広げて隙を突く狙いもあったと思うが、今日のゴールの形について

「そうですね。チームとしてサイドチェンジはうまくできていました。個人としても、キヨもタツもいいプレーができていたと思います。キヨに関しては、8月はほとんどの試合に出た中で、多くボールに関わり、いいプレーをしていました。タツも良かったです。途中から入った曜一朗も、縦の意識がこれまでの試合より高まって、いいプレーをしていたと思います。よりチャンスに絡んでいました。我々は、ビルドアップはチャンスを作るためにやっているので、彼らが最後、フィニッシュで終わる形が増えているのは、チームにとって良いことです」

Q:前節は川崎フロンターレに5失点を喫しました。それまで失点数は少なかっただけに、小さくないダメージも受けたと思うが、今節に向けて、メンタルをうまく立て直せた?

「川崎戦の後、選手たちと試合を分析して、我々のプレーは素晴らしい部分もあったことを共有しました。ただ、それがサッカーで、素晴らしいプレーをしても、勝つこともあれば、負けることもあります。確かに5失点すること、多くの失点をすることは慣れていませんが、それもサッカーの一部です。相手の決定力、クオリティーが高ければ、そういうことも起こります。ただ、重要なことは、どの状況においても、自分たちをコントロールして、自分たちのできることをやっていくこと。それが重要だと強調して、今節に臨みました」

選手コメント

キヨ(清武選手)

Q:ゴールシーンについて。トラップからシュートまで淀みない形でしたが、どのあたりからシュートのイメージを持っていましたか?

「トラップした瞬間に、打とうと決めていました」

Q:ゴールの方を見ないで打ったように見えたのですが、感覚的なモノですか?

「感覚と、タイミングだと思います。うまくタイミングを外して打てたと思います」

Q:サイドを変えながら、相手のスペースをうまく突けた得点だったと思うが?

「リサイクルしながら逆サイドにボールを持っていくことは、チームのコンセプト通りですし、今日はそれがうまく出せた試合だと思います」

Q:前節は川崎フロンターレに大敗し、ショックや悔しさもあったと思うが、中3日で気持ちを切り替えて今節に臨めた?

「力の差を感じた試合でしたし、正直、完敗だったので、そこまで引きずることなく、うまく気持ちを切り替えて、今日の試合に臨めました」

Q:日本代表やブンデスリーガでともにプレーされた内田篤人選手が引退されました。そのことについての思いは?

「正直、知った時はすごく寂しかったです。でも、ケガのことも知っていたので。正直、寂しいですが、篤人くんが決めたことに間違いはないと思います。代表の時から、ドイツ、スペインに行っても、日本に帰ってきても、本当に支えてもらっていた存在です。そばにいてくれた存在だったので、僕は感謝しかないです」

Q:今日のプレーはすごく気合いが入っているように見えました。内田選手の分も、これからのJリーグを引っ張っていきたい気持ちはありますか?

「ホント、その通りです。これからのJリーグを引っ張っていく上で、僕たちはしっかり頑張らないといけない。篤人くんが引退を決めて、連絡した時、『キヨは頑張れ』と言ってくれたので、今日は正直、すごく気持ちも入っていました。チームとしても絶対に勝ちたかった試合ですし、これからのJリーグを引っ張っていける存在になりたいと思います」

タツ(坂元選手)

Q:ゴールシーンについて。劣勢の時間帯で生まれた、試合を決める重要なゴールになったが?

「前半から何本かチャンスがあって、中に切れ込んでシュートを打つ場面もあったので、後半も来るだろうと思って、準備していました。キヨくんからいいボールを出してもらったので、落ち着いて決めることができました」

Q:ホーム初ゴールですが、決めた瞬間の気持ちは?

「個人的にも、ホームで、ホームの雰囲気の中で早く点を取りたい思いは強かったので、素直に嬉しかったです」

Q:ここ数試合、マークも激しくなっています。相手から強く当たられている場面も目立ちますが、今の状況をどう捉えて、どう乗り越えて行く?

「自分のところにマークが厳しくなれば、その分、他のところが空きますし、自分が何枚か引き付けてスルーパスを狙ったり、もっとチャンスは増えると思います。個人的にも、得意のドリブルで、数的不利な状況でも打開できる力をもっと付けていかないといけないと思います」

Q:前節は川崎フロンターレに大敗したが、どう受け止めて、どう立て直した?

「大敗という結果で、個人としてもチームとしてもダメージは大きい試合でしたけど、すぐに試合は来るので、個人としてもチームとしても切り替えて次に行こう、という話はしていました。うまく修正して今節に臨めたかなと思います」

Q:川崎戦で、個人として感じたことは?

「フィニッシュの部分や、間で落ち着いてボールを受けるところは、相手の家長選手は全然違うモノがあったので、そこはうまく自分の中に取り入れてやっていこうと思いました」

Q:モンテディオ山形時代にお世話になった木山隆之監督と話をしている場面もあったが、どんな話を?

「『頑張れ』と言ってもらいました。昨季、自分が試合に出て活躍できたのも、木山さんの存在が本当に大きかったので、感謝の思いは大きいですし、その分、相手として戦う中で、今日は結果として見せたい思いは強かったです。とにかく点を取りたい思いは強かったので、結果に出て良かったと思います」

明治安田生命J1リーグ

更新日:2020年8月23日(日) 22:23

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 川崎フロンターレ 31 12 10 1 1 34 10 24
2 セレッソ大阪 24 12 7 3 2 16 12 4
3 名古屋グランパス 23 11 7 2 2 19 8 11
4 FC東京 22 12 6 4 2 21 15 6
5 柏レイソル 20 12 6 2 4 24 18 6
6 ガンバ大阪 20 11 6 2 3 16 13 3
7 浦和レッズ 20 12 6 2 4 16 19 -3
8 横浜F・マリノス 17 12 5 2 5 21 20 1
9 ヴィッセル神戸 16 12 4 4 4 16 18 -2
10 サンフレッチェ広島 14 11 4 2 5 15 12 3
11 横浜FC 14 12 4 2 6 16 24 -8
12 北海道コンサドーレ札幌 13 11 3 4 4 17 22 -5
13 鹿島アントラーズ 12 12 3 3 6 16 18 -2
14 大分トリニータ 12 12 3 3 6 11 19 -8
15 ベガルタ仙台 10 11 2 4 5 12 18 -6
16 清水エスパルス 9 12 2 3 7 18 24 -6
17 サガン鳥栖 7 9 1 4 4 5 10 -5
18 湘南ベルマーレ 4 12 1 1 10 10 23 -13

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