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2020 J1リーグ第15節 セレッソ大阪 vs 北海道コンサドーレ札幌

おっくんのJ1通算1000ゴールを含めた2ゴールで快勝。2試合連続クリーンシートも達成

前節から中3日。連戦が続くJ1リーグ第15節、2位のセレッソ大阪は、12位の札幌をホーム長居に迎えての一戦です。

今季初のリーグ戦4連勝が懸かる試合であり、首位川崎に追随していくためにも勝利が欲しいセレッソ。前節から2人メンバーを変更。FWにおっくん(奥埜選手)、左SBにマル(丸橋選手)が戻った11人で戦います。

試合は、あと1ゴールに迫っていたクラブJ1通算1000ゴールの記録が、前半6分に達成されます。札幌ペースで試合が動き始めた中、前線からプレスを掛け、札幌のパスミスを逃さずにボールを奪います。

そしてナオからワンタッチでおっくんにパスが入ると、このボールを受けたおっくんが冷静にゴール左に流し込みセレッソが先制!!1000ゴールというメモリアルゴールは、おっくんのゴールで達成されました!!

後半59分には、ジンヒョンからボールをつないで右サイドに展開し、タツが溜めてオーバーラップした陸にパス。陸はゴールライン奥まで進入し中にふわりとしたクロスを送ります。

ファーサイドでフリーで待っていたキヨ(清武選手)がボレーで合わせますが、ミスキック。しかし、これがいい具合におっくんの前にこぼれて、ヘディングで合わせてゴール。1点目に続きおっくんが追加点を挙げました。

そして、札幌の攻撃を抑えきったセレッソが2-0のスコアで勝利。2試合連続でクリーンシートも達成し、リーグ戦4連勝を飾りました。

セレッソ大阪 2 1 前半 0 0 北海道コンサドーレ札幌
1 後半 0
6’ 奥埜 博亮
59’ 奥埜 博亮
得点

首位、川崎も勝利したため、勝ち点差は縮まりませんでしたが、2位をがっちりキープ。クリーンシートで気持ちよい勝利でした。

スタジアム ヤンマースタジアム長居
入場者数 3,140人
天候/気温/湿度 曇一時雨 / 25.2℃ / 74%
主審 上田 益也
副審 野村 修、鈴木 規志
第4の審判員 谷本 涼

この日も無事チケット購入できたので、現地で観戦してきました。また、平日水曜日のナイトゲームですが、19:30キックオフで個人的にはありがたかったです。

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試合前

キーパーアップでのゴール裏への挨拶

キーパーアップ中のジンヒョン

この日はサブGKが久々に永石選手でした

選手ウォーミングアップの入場時のマルと歩夢

全員で円になってストレッチするところ

アップにするとこんな感じ

スタメン組が2人組でトラップ・キック・ヘディングなどの確認中

歩夢はヨニッチと組んでましたね

サブ組は笑顔で鳥かご

久々の永石がベンチ入りだったのと、藤尾君も連続ベンチ入りだったので、前回に続き選手紹介の動画を撮ってみました

選手入場

ジンヒョンは今回もピンクユニ

最近、恒例のV字整列の動画を撮ってみました。キヨがキャプテンの際は、スッとセンターに行くので、それ以外の位置での並びが早い者勝ちで決まる感じですね

この整列の仕方はかっこよくて好きですね

メンバー

札幌戦のセレッソ大阪のスタメン(V字整列)

フォーメーションは4-4-2

ボランチはヤス・ナオ、とっくん・おっくんの2トップ、左SBにマルが入っています。それ以外はいつもと同じメンバーが並んでいます。

セレッソ大阪 北海道コンサドーレ札幌
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 1 菅野 孝憲
DF 2 松田 陸 DF 3 進藤 亮佑
14 丸橋 祐介 20 キム ミンテ
15 瀬古 歩夢 5 福森 晃斗
22 マテイ ヨニッチ MF 30 金子 拓郎 73′
MF 3 木本 恭生 82′ 27 荒野 拓馬 73′
5 藤田 直之 32 田中 駿汰
10 清武 弘嗣 73′ 31 高嶺 朋樹
17 坂元 達裕 90+1′ 19 白井 康介 60′
FW 9 都倉 賢 73′ FW 48 ジェイ
25 奥埜 博亮 82′ 33 ドウグラス オリヴェイラ 89′
控えメンバー 控えメンバー
GK 1 永石 拓海 GK 29 カウィン
DF 16 片山 瑛一 73′ MF 10 宮澤 裕樹 73′
MF 49 西川 潤 82′ 17 檀崎 竜孔
6 レアンドロ デサバト 82′ 26 早坂 良太 89′
FW 18 鈴木 孝司 73′ 7 ルーカス フェルナンデス 60′
42 藤尾 翔太 90+1′ 8 深井 一希 73′
8 柿谷 曜一朗 FW 16 藤村 怜
監督 監督
ロティーナ ペトロヴィッチ

ベンチには、デサバトが戻ってきた関係で、陽はベンチ外。藤尾君は連続でベンチ入りしています。

両チームキャプテンのグータッチ

試合開始前の給水タイム

円陣を組みます

当たり前ですが、各選手だいたいポジションに近い位置にいますね

円陣が解けて、歩夢とヨニッチがルーティーン

ガシッて感じのハグをして(気合い入れてる(はず))

今回は動画でも挑戦してみました

なかなかアップで撮れなかったので、イマイチ感はありますが、雰囲気をわかってもらえればー。

キックオフ前の2CB

試合展開

前半

セレッソのキックオフで試合開始です

前半開始早々の相手のクロスをキャッチしたジンヒョン

キヨがドリブルで進むもののファウル気味にボールを奪われる直前のシーン

ビルドアップでサイドに展開、マルがボールを受ける

前半序盤はゴールキックへの相手守備もそこまで強くなかったので、ヨニッチ・歩夢がジンヒョンに近い位置で対応

右サイドへのロングフィードに反応するタツ(惜しくも届かずスローインに)

そして、札幌ペースで試合が進むかと思われましたが、前半6分にセレッソが先制します。

前からの守備で相手のパスミスを誘い、ナオがボールを回収。そのまま、ワンタッチでオフサイドラインのギリギリにいるおっくんにスルーパス。おっくんがそのまま持ち運んで、落ち着いて右足でシュート!これがゴール左隅に決まり、セレッソが1-0と幸先よく先制します。

おっくんに駆け寄るとっくん

キヨ・タツも駆け寄って祝福します

このゴールがセレッソのJ1通算1000ゴールでしたので、ベンチ側でパフォーマンスを促すキヨ

笑顔でベンチ方面に走る選手たち

特に役割は決まっていなかったようで、おっくんが「1」を右端でやっています。

残り3人のとっくん・タツ・陸が「0」を担当

私、4人が全員手を挙げている写真は撮れていませんが、残念ながら、この人文字だと「0001」で逆になっちゃいますね

試合後のインタビューで加工してくださいと言ってたので、一応、反転w

動画で撮ってくださっている方や、4人がキレイに人文字してるシーンを撮影されている方がいらっしゃったので、微笑ましいシーンはそちらでご覧ください!!

1-0でセレッソがリードした直後、相手FWの突進を許すシーン

ヨニッチが剥がされてしまいましたが、陸が対応

ゴーリエリア付近での攻防もありましたが、ここはジンヒョンがキャッチ

ディフェンスライン4人がキレイにラインをキープしています

右サイドでボールを受けたタツがドリブルで持ち運ぶシーン

中に切り込んでいってキヨにパス

キヨにボールが渡りますが、この直後にファウルを受けるキヨ

得たFKを蹴るキヨ

この時間帯は、セレッソが攻勢を強めていきます。

ビルドアップから、流れるようなパスワークで、タツにボールが収まると、中まで持ち運んで、左サイドのパス

左サイドでボールを受けたマルが仕掛けて

オーバーラップしたキヨにスルーパス

縦に抜け出したキヨが中にクロス

フリーで走りこんでいるタツ

ピッタリのボールにゴール正面でヘディングで合わせます

しかし、頭を振ってしまったためか、キレイにミートせず枠を外れてしまいます

ここは決めたかったシーンでした(少なくとも枠に飛ばして欲しかったです)

続いて、左サイドのマルからクロスが上り、流れたところを右サイドで陸が縦に運んでクロス。惜しくもゴールラインを割っておりゴールキックに。

そして、飲水タイムに。

ロティーナ監督は両CBを呼んで指示を授けます

念入りな指示でした

そして、もう一人、ヤスを呼んで個別指示

ジンヒョンのキック

右サイドの陸から、早めのクロス(斜め方向のクロス)

キヨがペナルティエリア付近で受けます

ビルドアップのシーン(左サイドのマル)

ディフェンスラインを経由してヨニッチから右へ

38分にはジンヒョンのロングキックからビッグチャンス

とっくんが相手DFに競り勝ち、ボールを前に送ると

これにおっくんが反応し、GKと1対1に

左隅を狙ったシュートを放ちます

相手GKもセーブできず、2点目かと思いきや、惜しくも枠を外れてしまいます。

これもビッグチャンスだったので決めておきたかったシーンでした。

そして、この直後にジンヒョンのビッグセーブ。

ここまでチャンスらしいチャンスを札幌に作らせていませんでしたが、浮き球のスルーパスでゴール前に飛び込んできた相手選手がシュート。これを至近距離でジンヒョンがセーブし、相手に得点を許しません。

防いだ着後のジンヒョン

接触プレーで歩夢が座り込んでいるところ

ロングフィードに競り勝つとっくん

滞空時間も長く競り勝っています

相手FWへ対応する陸・ヤス

前半アディショナルタイムには、相手GK菅野選手にとっくんがプレスを掛けたあとのこぼれ球をおっくんが拾って持ち運ぼうとしますが、相手GKが体ごと止めに来てファウル。

このプレーでイエローカードが提示されましたが、とっくんはレッドカード(退場)じゃないの?とアピールしていた気がします。

そして前半はこのまま終了。

ハーフタイム

孝司が水を渡しながら出迎えます

陸・キヨとグータッチするデサバトと藤尾君

永石もグータッチ

タツと藤尾君がグータッチ

曜一朗とタツがグータッチ

キーパーグローブをはめる永石

鳥かごでジャれる孝司と藤尾君

永石と藤尾君が鬼(中)

パスを通されてしまう2人

曜一朗とNJも笑顔です

楽しそうにやってます

練習のシュートに反応する永石

ダッシュしてからピッチに入る選手たちとタッチする曜一朗

マルとの時はこんな表情(楽しそう)

おっくんともタッチ

タツとグータッチする永石

とっくんとタッチする曜一朗・孝司・藤尾君

歩夢と笑顔でグータッチの永石

ハーフタイムのアップから引き上げてくるNJと藤尾君

ジンヒョンとグータッチする永石

円陣に遅れて入るジンヒョン

円陣を組むセレッソの選手たち

ジンヒョン・歩夢・ヨニッチ・マル

歩夢はヨニッチとルーティーン

ハグのルーティーン

後半

後半も札幌がボールを握るシーンが多く、セレッソが守勢に回る時間が多かったですが、あまりピンチらしいピンチはなく、徐々にセレッソがチャンスを作っていきます

歩夢がトラップして

ロングフィード。歩夢のフィードはかなりの武器になっている気がします

相手選手に対応するナオ・キヨ

相手と競るマル

とっくんはこのジャンプ力

ヤスがビルドアップに参加

ナオが地を這うライナー性のパスでサイドチェンジ

サイドから中に入れるマル

53分にはジンヒョンからのロングフィードにおっくんが反応

ボールを受けて抜け出し、並走するとっくんにパス

胸トラップで受けたとっくんが相手GKと1対1になり

左アウトサイドでシュートしますが、惜しくもゴール右に外してしまいます。

右サイドで受けてボールをつなぐタツ

左サイドからボールをつなぐマル

そして、59分にセレッソに追加点。ジンヒョンからのビルドアップを、マル→おっくん→タツとつないで

タツがクロスを送るモーションから

オーバーラップした陸にパス。陸がふわりとしたクロスを中に送り

キヨがフリーでボレー(シュートはミートせず)

こぼれ球をおっくんがゴール前でヘディングで合わせてゴール!!

ボレーをミスったキヨは寝転がったままでした

それを横目に見ながら

ベンチに走っていくおっくん・とっくん

おっくんの笑顔もよいですね

ベンチに駆け寄り瑛ちゃん・藤尾君と喜びあいます

他のベンチメンバーも駆け寄り手荒い祝福

とっくんの笑顔もよいですね

マルも駆け寄って祝福

(パスと言い張っていた)キヨが足を痛そうに近寄ってきます

おっくん・とっくんとグータッチ

アシストしたキヨはベンチメンバーの元に駆け寄り

曜一朗とハイタッチ

この得点で2点のリードとなったので、かなり試合運びは楽になりました。

ボールを運ぶとっくん

相手FWジェイと競り合う歩夢

競り勝ってます

札幌の攻撃がパワフルな相手FWに向けたクロスが多かったのですが、ヨニッチ・歩夢を中心にDF陣が跳ね返すことで、ピンチらしいピンチとはなりませんでした。

しかし、ジェイ選手のヘディングがクロスバーを叩き、こぼれ球を競り合ったヨニッチ・ジンヒョンがゴールの中に押し込まれたこのシーンは、少しヒヤリとしました

ボールをキープするおっくん

献身的な守備・動きとこの日はゴールで貢献

ドリブルでボールを運ぶキヨ

飲水タイムのおっくん・曜一朗・キヨ

そして、セレッソは2枚替え

とっくん→孝司

キヨ→瑛ちゃんへと交代します

キヨ・とっくんが並んで帰ってきて交代します

それぞれポジションはそのままの位置に入り、キャプテンマークはナオが巻きます

右サイドでボールを受けたタツが

中にボールを運び、左サイドにパス

相手の攻撃をダイビングヘッドで跳ね返す歩夢

相手DFにプレスを掛けるおっくん

相手に寄せる瑛ちゃん

ペナルティエリア手前で粘り強い守備

この直後に相手FWのミドルシュートをジンヒョンがファインセーブして、得点を許しません(弾いた直後のシーン)

右サイドで攻守に貢献する陸

水曜日の夜だからか、観客は3,140人

そして、ヤス→デサバト

おっくん→NJへと交代

ポジションはそれぞれボランチ・FWにそのまま入り

NJはFWの位置に入ります

相手にプレスを掛けるNJ

ボールをきっちりキャッチするジンヒョン

右サイドでボールを受けたNJが華麗なタッチでドリブルで運びます

ペナルティエリア手前中央まで持ち込み、左足でシュート!!

タイミングもばっちりで決まったかに思えたシュートでしたが、惜しくもゴール左に外れてしまいます。悔しがるNJ。

そして、アディショナルタイムに入り、藤尾君を投入

タツと交代でピッチに入ります

NJが右サイドハーフに入り、藤尾君がトップの位置に入ります。

アディショナルタイムでもう時間も少ないので、あまりチャンスはないのかなと思っていたのですが、藤尾君はやっぱり持ってます。

ジンヒョンからのロングフィードに競りに行くと

ファーストタッチでヘディングに競り勝ちます

そして左サイドで受けた孝司からのリターンをペナルティエリア内で受けて2タッチ目

そのトラップでシュートを打てる位置にボールを置くと、3タッチ目で左足のシュート!!

相手DFに体を寄せられてシュート(ボケてますが…)

これを辛うじて相手GKの菅野選手が足で弾き出してこーナーキックになります。思わず、連続ゴール!?と思うほどのチャンスではありました。

獲得したCKのキッカーはNJ

中で孝司と藤尾君が競ります

ボールをキープして運ぶ藤尾君

相手DFにプレスに行く藤尾君

そのままのスコアでタイムアップ

2-0でセレッソが勝利して、リーグ4連勝・2試合連続のクリーンシートを飾りました。

相手のペトロヴィッチ監督と握手するロティーナ監督

感想など

元札幌のとっくんは、相手選手と労いあいます。まずは宮澤選手

肩を組んで会話するとっくん

深井選手たちともグータッチ

曜一朗とキムミンテ選手のグータッチ

とっくんはキムミンテ選手とハグしてますね

進藤選手とグータッチ

福森選手とも挨拶

セレッソの選手たちはゴール裏に挨拶

記念撮影をパシャリ(藤尾君は初みたいですね)

おっくんに話しかける3人トリオ(藤尾君・歩夢・陸)

3人が楽しそうにしてますね

NJと曜一朗・タツ・永石

NJも爽やかな笑顔ですね

笑顔でスタンドに手を振るジンヒョン・とっくん。ジンヒョンはご家族がいらしてたのかなと思います

そして陸と歩夢がスタンドを見て指さして会話中(ジンヒョンの家族を指さしてたりして(勝手な想像ですw))

そして、スタジアムインタビューのDJ西川さん

もちろん、おっくんがインタビューされました

笑顔で真摯にインタビューに答えるおっくん

DJ西川さんからの「サポーターに向けて一言」の部分は動画で撮ってみました

優勝したい。1つ・1つ・目の前の試合にいい準備をして勝ち点3を取っていきたいという気持ちがストレートに伝わるいいメッセージでした。

さて、試合は快勝で4連勝達成ができてよかったです。DAZNで見返したところ、思ったよりボール支配率が低く、セレッソが支配されてたようなコメントもありましたが、現地ではそれほど攻められている印象はありませんでした。

ジンヒョンからのビルドアップで当初は丁寧につないでいましたが、途中からロングフィードも使って攻撃をしてボールを失う機会も多かったので、そういうコメントになったのかもしれませんね。

内容からみると、決定機は前半からセレッソが多く作っていましたし、おっくんがハットトリックもできていたのでは?というほど、チャンスはありましたので、やはりセレッソ目線でいうと、きっちりと守りながら狙い通り勝てたという感じでした。

あわよくば、もう少し早い時間帯から、藤尾君やNJを見たかったなという想いが個人的にはあります。2点リードしていましたし、もう少し早く投入してもよかったのではないでしょうかね。

あと、藤尾君はやはり期待できますね。シュートを1本も打たずに終わるFWもいる中で、5分弱の出場で最初のプレーでシュートを打ち、あわや2点目!?というほど、惜しいシーンではありました。まだまだ長い時間のプレーは難しいのかもしれませんが、もっともっと見たい選手ではあります。

ケガ人も戻ってくる中で、出番はまた限られてくる気がしますが、次の出番に期待したいと思います。NJの2点目も待ってます!!

がんばれ!セレッソ!!

試合詳細(ハイライトなど)

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

2020明治安田生命J1リーグ 第15節 2020.9.9 (水) 19:33KO  @ヤンマースタジアム長居 セレッソ大阪 vs 北海道コンサドーレ札幌

ロティーナ監督コメント

「最初の時間帯は彼らが試合を支配して、スタートしました。その後、我々が奪った最初のチャンスで先制できました。そこからは前半は拮抗した展開になりました。我々が支配することもあれば、相手が支配することもありました。後半は、より相手が前からプレッシャーをかけてきて、苦しい時間帯が続いたのですが、ボールを握った時間帯にいいプレーが生まれて、そこから2点目を取ることができました。そこからまた、札幌がビルドアップして、外から中心に攻めてきたのですが、そのまま2-0で試合を終えることができました。素晴らしいチームを相手に、我々としては難しい試合だったのですが、勝利を収めることができました」

Q:前半、後半と効果的に2得点を決めた奥埜博亮選手について

「守備の局面でも、攻撃の局面でも、大きくチームに貢献してくれる選手です。攻撃では、ボールをキープするだけではなく、裏に抜けて、エリアに入って、今日のように得点することもできます。ただ、それは目新しいことではなく、昨季から素晴らしいプレーを続けていて、今日も、そうしたパフォーマンスを出してくれたという印象です」

Q:1点目は、チームのJ1通算1,000点目になりました。そちらについては?

「クラブにとっても、サポーターにとっても、とても重要なゴールになったと思います。しかも、勝利を収めたことで、選手にとっても、サポーターにとっても、全員にとって、いい思い出になりました。奥埜にとっては、このような素晴らしいクラブの歴史に残るゴールを決めたことは、彼のキャリアの中で、とても意味のあるゴールになったと思います」

Q:FWとボランチで起用されていますが、奥埜選手について、彼の最適なポジションはどこにあると考えていますか?

「それは分からないですが、自分たちのプレーモデルの中では、FWです。自分たちのプレーのやり方で、奥埜のパフォーマンスが一番、発揮できるのはFWです。他のチームの文脈なら、どうかは分かりません。もしかしたら、ボランチやインサイドハーフの方がいいのかも知れません。ただ、自分たちのやり方の中では、彼はFWが一番、適していると思います」

選手コメント

おっくん(奥埜選手)

Q:それぞれの得点を振り返ると?

「1点目は、チーム全体で前からプレスをかけた中で、奪ったボールをナオ君(藤田直之)が前に付けてくれました。僕はフリーだったので、落ち着いて、ゴールに流し込めました。2点目は、クロスからキヨ(清武弘嗣)がボレーをして、それをヘディングしたのですが、キヨは『あれはアシストだ』と言っていたので、キヨのアシストに感謝しています(笑)」

Q:1点目は、クラブ史上、J1での1,000ゴール目となったが、率直にどう思いますか?

「チームの歴史に名を刻めたことは、すごく嬉しいです。けど、これからもっと点数も積み重なって、増えていくと思うので、その中で、僕の名前も、もっと残せていけたらと思います」

Q:試合前、多少、狙っていましたか?

「いや、僕自身はそんな狙ってはいなかったのですが、選手と会話する中で、そういう会話も出ていました。僕が決めることができて良かったですが、パフォーマンスの時に1,000が逆になってしまったので、どうにか逆にして欲しいです(苦笑)」

Q:決めた後は、選手から何か言われましたか?

「誰が決めそうか、という話もしていたので、その中で、僕を予想して、当ててくれた選手はイジってくれました(笑)」

Q:誰が予想していたのですか?

「(柿谷)曜一朗は、僕が決めるんじゃないかと、言ってくれていました(笑)」

Q:ロティーナ監督は、奥埜選手について、「チームの役割の中ではFW(がベスト)だ」という話をしていましたが、点取り屋というポジションについて、どう捉えていますか?

「チームでFWをやっている中で、点を取れればいいとは思っていますが、僕をFWで使っている理由は、守備の部分や味方のスペースを作ることなど、チームのコンセプトをやる良さを見てもらって、FWで使ってもらっていると思っているので、まずはそれを試合の中で出して、あと、点も取れればいいなという意識でプレーしています」

Q:ゴールを重ねるやりがいも増してきましたか?

「サッカーは点を決めた時は嬉しいですし、自分が決めた時も嬉しいので、それはどのポジションで出ても変わらないのかなと思います」

Q:セレッソに移籍して、FWとして起用されているが、FWとして伸びている実感はありますか?

「小学生からサッカーを始めて、大学生の頃まではFWでプレーしていました。その時は点も取っていました。プロでやっていく中でボランチになって、ボランチの方が自分の良さを出せるのではないかと思っていますが、ロティーナ監督のチームに入って、チームのコンセプトがあって、それを守りつつ、個性をどう出すかを考えてプレーしています。チームコンセプトの中で、自分の良さも出せているのかなと思います」

Q:ゴールパフォーマンスについては、役割は決まっていた?

「いや、決まっていなくて、ゴールした後、走っている中で、都倉選手が『やろう』と。急遽、やったので、数字が逆になってしまいました。加工をお願いします(笑)」

キム ジンヒョン選手

Q:試合全体としては、札幌に攻め込まれる時間もありましたが、ピッチでどういう意識でプレーしていましたか?

「そこまでやられている気はしていませんでした。プレスが強くて、ゴールキックで相手を外すのは難しかったですが、僕らもいい攻撃の形を作っていたと思います」

Q:サイドから仕掛けられて、クロスも数も多かったですが、中では落ち着いてプレーできた?

「そうですね。そんなに危ない場面はなかったと思います。ジェイ選手にクロスが上がって、何本かヘディングも受けましたが、そこまで危ない場面はなかった。守備陣も、クロスに対して、いいポジションも取っていたので、うまく対応できたと思います」

Q:両CBが跳ね返していましたが、声のかけ合いや連係は機能していた?

「そうですね。CBのポジションもそうですけど、サイドの選手たちがうまく寄せて、いいボールを上げさせないプレーをしてくれている。その上で、中にはヨニッチと歩夢がいるので。最初の寄せが良くて、ボールが上がっても、そこまでいいボールにならなかったのだと思います。危ないシーンもあったのですが、全体がうまく対応してくれました。最後に止めるのは僕の仕事ですが、今日も、前線の選手たちも含めて、守備の意識は感謝しています」

Q:リーグ戦15試合で10勝目。かなりのペースで勝点を重ねているが、首位と差が縮まらないことについては?

「僕らも川崎に負けたし、他の試合でも、なかなか負けないので(苦笑)いいサッカーもしていると思います。僕らは離れないように付いていくしかない。最後、何が起こるか分からないので。1試合1試合、勝って、勝点差が広がらないようにやっていきたいです」

明治安田生命J1リーグ

更新日:2020年9月9日(水) 22:59

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 川崎フロンターレ 41 16 13 2 1 47 15 32
2 セレッソ大阪 33 15 10 3 2 23 13 10
3 FC東京 31 16 9 4 3 28 19 9
4 名古屋グランパス 27 14 8 3 3 22 12 10
5 柏レイソル 26 15 8 2 5 31 22 9
6 鹿島アントラーズ 24 16 7 3 6 26 23 3
7 浦和レッズ 24 15 7 3 5 20 25 -5
8 ガンバ大阪 23 14 7 2 5 21 20 1
9 サンフレッチェ広島 21 14 6 3 5 22 14 8
10 横浜F・マリノス 21 16 6 3 7 30 29 1
11 ヴィッセル神戸 19 16 4 7 5 24 27 -3
12 北海道コンサドーレ札幌 14 15 3 5 7 18 30 -12
13 横浜FC 14 15 4 2 9 18 31 -13
14 大分トリニータ 13 15 3 4 8 14 24 -10
15 サガン鳥栖 11 11 2 5 4 10 12 -2
16 ベガルタ仙台 11 14 2 5 7 15 25 -10
17 清水エスパルス 9 15 2 3 10 20 35 -15
18 湘南ベルマーレ 6 14 1 3 10 13 26 -13
ACL出場圏

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