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2020 J1リーグ第5節 サンフレッチェ広島 vs セレッソ大阪 (AWAY)

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後半

後半、セレッソは選手交代なし。広島は2枚替えをしてきます。元セレッソの龍(永井選手)はまずまずの動きをしていたかと思いますが、Dヴィエイラ選手に交代となってしまいました。

もう1名は、立命館大学在学中でサンフレッチェの特別指定選手となっている藤井選手が左サイドに入り、陸やタツとマッチアップする配置となります。

48分には、右サイドでボールを受けたタツが、カウンターを仕掛ける姿勢を見せつつ、ボールをさらしてファウルを誘い、交代出場したばかりの藤井選手にイエローカードが提示されます。タツは、ドリブルでの縦への仕掛けや左足のキックもそうですが、こういう駆け引きのところも上手いなと思わせる選手で、本当にセレッソに来てくれてよかったなと思っています。

そして、後半開始早々の50分、相手陣でプレスを嵌めにいきながら、中盤でボールを奪い、ショートカウンターを発動。

ボールを奪ったナオから、キヨにボールが渡ると、ドリブルで中央に仕掛けつつ、左から上がるナオにスルーパス。このパスを冷静にナオがゴールに流し込み、セレッソが2点のリードを奪います!!

このシーン、冷静に狙っていたと思っていたのですが、あとのインタビューを読む限りは、結構、イチかバチかって感じだったみたいです。ちなみに、このゴールはナオのセレッソ移籍後初ゴールとなりました!!

ゴール後の歓喜(キヨ・ナオ・おっくん)

ナオのゴールシーンの動画

このゴールで2点のリードを奪い、落ち着いてプレーしていけば、きっちり勝てると思っていた直後のシーンで、相手にPKを与えてしまいます。

キックオフからの展開で、相手位スルーパスを出されると、ヨニッチがペナルティエリア内で相手を倒してしまいPK。これを決められて、2点にリードを広げた直後に、1点差に追いつかれてしまいます。

この失点はタイミング的に、あまりよくないなと思ったのですが、特にその後展開が変わることもなく、試合を運んでいきます。

どんどん前がかりになる相手に対して、時折カウンター気味に相手ゴールに迫るセレッソ。

64分には左サイドからのクロスに、タツがファーでヘディングシュートを放ちます。これは惜しくもクロスバーを叩き、ゴールとはなりません。その後も、とっくんが長いドリブルでゴールに迫ったり、一進一退の展開で試合は進みます。

相手の攻撃を跳ね返すヨニッチ

そして、79分には、コーナーキックの流れから、青山選手に再びミドルシュートを打たれます。このシュートもゴールの枠を捉えますが、ジンヒョンがきっちりセーブ

その後、ヨニッチがボールを奪われてしまい、ドリブルで相手FWにペナルティエリアまで持ち込まれて左足での強烈なシュートも、ジンヒョンが左手一本でビッグセーブ!!!

相手のチャンスをことごとく桜の守護神ジンヒョンが防ぎ、相手に追加点を許しません。

そして、このまま1点のリードを守り切ってのタイムアップ!セレッソ大阪が4勝目を挙げました

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感想など

アウェイ広島での勝利!よかったです!

連敗せず、きっちり勝利できたことが何よりですが、前節の名古屋戦でボールロストが多かった部分を修正して、安定した試合運びができていた部分もよかったと思います。

とはいえ、連戦続きで、選手の疲労度等も気になりますね。例えば、この日のヨニッチは、ちょっと疲れが見えていた気がします。いつもだと無いような判断ミスだったり、体を入れ替わられたりと、コンディション面で気になる部分はありました。

ジンヒョンを含めたディフェンス陣全体で跳ね返し続けて、追加点は許さなかったので、結果的には問題ありませんでしたが、選手全体の体調面は気になりますね。

サイドの選手の陸・マルも出場を続けていますし、この日はタツもフル出場をしました。ベンチ入りメンバーで、ブルーノが外れて、コージが久々に入ってきたように、これまでベンチ入りしていなかったメンバーが、どんどんベンチ入りしてきて、層の厚さを実感できるようになるといいのになと思っています。

この日は曜一朗を温存しきったので、次の神戸戦はきっと曜一朗がスタメンでしょう。疲れの見えていたヨニッチの部分は、ヤス・歩夢のコンビで行くのでしょうか。広島戦では、ボランチの交代が、ルーカスミネイロではなくヤスだったので、ボランチのところも考えどころですね。

前回も書きましたが、もっくん(中島選手)をぼちぼちベンチ入りさせてみてはどうかと勝手に思っています。ボランチ・左右・トップのポジションもできて、ユーティリティ面もよい選手だと思っているんです。まだ早いのかなー。

あとは、NJ(西川潤選手)が負傷から復帰して、ベンチメンバーに絡んでくれることを楽しみにしたいと思います。

書く順番が前後しましたが「ナオ、セレッソ移籍後初ゴールおめでとう!」

個人的にはセレッソに来てくれたタイミングでは、ボランチの枚数が多いし、出場機会あるんやろか?と思っていました。今では、不動のレギュラーで、ナオがいるといないでは、ビルドアップが全く違いますし、本当に来てくれてよかったなと思っています。

あと、ジンヒョン!ビッグセーブ連発でチームを勝利に導いてくれてありがとう!

PKストップはあまり期待していないけど(それは失礼か?)、ポジショニング・コーチング含めて素晴らしいなと思っています。もう外国人枠扱いじゃなくてええやんと思いますが、今年こそは、ベストイレブンに選ばれて欲しいと思っています。

昨シーズンもそれに値するくらいの活躍はでしたが、順位の関係もあって選ばれなかったと思うので、そのためにも「シャーレをピンクに染めたい」ものです。

一戦一戦、大事にしながら、勝ち点を積み上げていって、シーズン終了後に笑っていられるようにしたいですね。

がんばれ!!セレッソ大阪!!

試合詳細はコチラ

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

2020明治安田生命J1リーグ 第5節 2020.7.18 (土) 19:03KO @エディオンスタジアム広島 サンフレッチェ広島vsセレッソ大阪(セレッソ公式HP)

ロティーナ監督コメント

(セレッソ公式HPより引用)

「我々にとって、とても重要で、価値のある勝点3を取ることができたと思います。前半は、我々が思っていたような試合ができました。後半は、より広島がアグレッシブにプレッシャーをかけてきて、難しいゲームになりました。より、行ったり来たりが多い、難しい展開になりました。ただ、全体的に、難しい相手にいいプレーができて、満足できる試合でした」

Q:前節と同様、前半はボールを保持する時間が長かったですが、前節の内容を受けて、今節、意識したことは?

「前節より良かった点は、カウンターのリスク管理です。特に前半は、相手を押し込んで、リスク管理をしっかりして、ほとんどカウンターを受けなかったことは、前節からの成長だと思います」

Q:先制点のオウンゴールを導いた坂元達裕選手について。開幕から5試合連続での先発ということで、監督からの期待も伺えるが、改めて、彼の評価について

「タツに関しては、J2から来て、今季、J1でデビューを果たしたのですが、彼のパフォーマンスには満足していますし、彼を生かすチーム全体のパフォーマンスにも満足しています」

選手コメント

タツ(坂元達裕選手)

Q:オウンゴールによる1点目につながった、仕掛けからのクロスを振り返ると?

「切り返しは自分の武器でもあるので。左(足)でクロスを上げることもできたんですけど、(相手が)食いついてきたので、縦に抜けて、右足で上げました。1本目のクロスはミスをしたんですけど、2本目は、GKとDFの間を目掛けて蹴って、いいところに行ったので、ゴールにつながって良かったです」

Q:後半もクロスに飛び込んでヘディングを狙ったり、切り返しからのシュートなど、ゴールへの意識が高かったと思うが、今節、狙いにしていたところは?

「広島は3バックということで、『相手の間のスペースはどんどん狙って行け』と言われていました。あとは、サイドで高い位置でボールを持った時は、積極的に仕掛けていくことも意識してプレーしていました」

Q:守勢に回った終盤については?

「守備の強度はまだ全然弱くて。最後はバテてしまって、なかなかプレスに行けなかった。体力面は、まだまだ問題あるなと思いました」

ナオ(藤田直之選手)

Q:前半は、先制し、相手にチャンスもほとんど与えなかったが、前半の試合運びについて

「前半は、今週、自分たちが用意してきたプランをしっかりピッチで表現できました。プレーしていて、選手たちでも手応えを感じながら、うまく試合を運べたと思います」

Q:後半の立ち上がり、ショートカウンターから藤田選手のゴールが生まれました。移籍後、初ゴールですが、振り返ると?

「そうですね。移籍後、初ゴールですね。1年半くらいかかってしまったんですけど(笑)やっと取れたなと、素直に嬉しい気持ちです。形としても、前から連動した守備で奪って、という、チームのコンセプトを発揮できたので、そこも良かったと思います」

Q:後半は広島の攻勢を受ける展開になったが、次節以降、後半の試合運びで改善する点は?

「相手に押し込まれる中で、相手の攻から守への切り替えも速かったので、僕たちが顔を上げてつなぐ時間を与えてくれませんでした。ただ、そういう中でも、いかにパスコースを味方が作れるかというところは、今後、連戦が続く中で大事になります。いかにボールを持ってサッカーできるかが大事になってくると思います。ああやってマンツーマン気味に来た相手に対して、早く味方がサポートを作ることが今後の課題だと思います」

Q:ゴールシーンは、GKの股間を抜いたと思います。そこまで我慢したように見えたが、そこに至る過程については?

「イメージよりボールが外に行ってしまったので、中に折り返すか、ニアに転がすか、そういうイメージがあった中で、最後の最後に、ニアを狙うフリをして、股を開いてくれ、と思いながら狙いました」

明治安田生命J1リーグ

更新日:2020年7月18日(土) 22:41

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 川崎フロンターレ 13 5 4 1 0 14 3 11
2 FC東京 12 5 4 0 1 9 6 3
2 セレッソ大阪 12 5 4 0 1 7 4 3
4 名古屋グランパス 11 5 3 2 0 8 4 4
5 ガンバ大阪 10 5 3 1 1 9 7 2
6 浦和レッズ 10 5 3 1 1 6 5 1
7 北海道コンサドーレ札幌 8 5 2 2 1 8 7 1
8 ヴィッセル神戸 8 5 2 2 1 6 6 0
9 サンフレッチェ広島 7 5 2 1 2 8 4 4
10 大分トリニータ 7 5 2 1 2 6 5 1
11 ベガルタ仙台 6 5 1 3 1 6 6 0
12 柏レイソル 6 5 2 0 3 9 11 -2
13 横浜FC 5 5 1 2 2 7 10 -3
14 横浜F・マリノス 4 5 1 1 3 7 11 -4
15 鹿島アントラーズ 3 5 1 0 4 5 10 -5
16 サガン鳥栖 2 5 0 2 3 0 4 -4
17 湘南ベルマーレ 1 5 0 1 4 6 10 -4
18 清水エスパルス 0 5 0 0 5 4 12 -8
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