FC東京戦の堅守とジンヒョンのビッグセーブで両チームとも得点を奪えず、勝ち点1を分け合う
直近水曜日のルヴァンカップ浦和戦を新戦力の活躍で1-0で制したセレッソ。7連戦の3試合目は、FC東京をヤンマースタジアムに迎えての一戦です。
試合間隔が中3日のセレッソに対し、1週間(7日)の間隔が空いたFC東京がコンディション面では有利。DAZNのプレビューでも取り上げられたこの一戦。FC東京のアカデミー育ちのタツ(坂元選手)と安部選手の同門対決としても注目をされていました。
試合の方は、前半からペースを握ったセレッソが序盤から立て続けにFC東京ゴールに迫りますが、この日J1デビューの相手GK波多野選手の好守などで、ゴールを割ることができず、スコアレスで前半を終えます。後半に入ってペースを上げたセレッソが、FC東京ゴールに再び襲い掛かりますが、相手の守備を破り切れずに無得点。後半アディショナルタイムには、ロングカウンターから相手FWレアンドロ選手の強烈なヘディングシュートを、ジンヒョンがビッグセーブでピンチを凌ぎ、スコアレスでタイムアップ。両チーム勝ち点1を分けあいました。
セレッソ大阪 | 0 | 0 | 前半 | 0 | 0 | FC東京 |
0 | 後半 | 0 | ||||
得点 |
他会場の結果から、セレッソは勝ち点18の3位につけました。
スタジアム | ヤンマースタジアム長居 |
入場者数 | 4,840人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 30.9℃ / 58% |
主審 | 山本 雄大 |
副審 | 野村 修、西村 幹也 |
第4の審判員 | 村井 良輔 |
5000人収容制限の開催で、チケットは完売。4840人とほぼ上限に近い観客が詰めかけたヤンマースタジアム長居で試合が行われました。私もスタジアムでの生観戦をしてきました!
試合前
試合前のアップ中の選手を撮っていたら、ヨニッチが誰かに手を振る(指を挙げる)シーンが「かっこいい!!」と思い、思わず撮影してしまいましたー
GKの控えは、茂木秀(もぎしゅー)
両チームキャプテンを先頭に選手入場
キヨが先頭で、ジュンヒョン・ブルーノと続き、最後尾はタツですね
セレッソの選手整列(キヨ・ジンヒョン・ブルーノ・デサバト・マル)
セレッソの選手たち
マルがJ1通算250試合出場を達成しセレモニー
主審の山本さんやキヨ・ジンヒョンの祝福の笑顔がよいですね
そして、V字整列(スポンサー看板あり版)
看板なし版を撮影するまでの一連を動画で撮ってみました
FC東京戦 #セレッソ大阪 のV字陣形での整列動画🎥 #cerezo
スポンサー看板無し版を撮る前に陸とナオが列離脱して戻る😆 pic.twitter.com/pcLCxlFlXk— Sora (@Football_sora) August 9, 2020
メンバー
FC東京戦のスタメン(スポンサー看板なし版)
フォーメーションは4-4-2
湘南戦からは1名メンバーを変更し、ブルーノメンデスがスタメンに復帰しています。それ以外はいつものメンバーが並んでいます。
驚いたのは相手のスタメンのGKで、ベテランの林選手ではなく、この日がJ1デビューの波多野選手を大抜擢してきました。最近は、他クラブでも18歳~20歳前後の若いGKが抜擢されることが増えてきていますし、セレッソも茂木・ジュンスなどの世代が、J1の試合を守る時期も近いのかもしれませんね。
セレッソ大阪 | FC東京 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 13 | 波多野 豪 | ||
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 2 | 室屋 成 | ||
14 | 丸橋 祐介 | 4 | 渡辺 剛 | ||||
15 | 瀬古 歩夢 | 3 | 森重 真人 | ||||
22 | マテイ ヨニッチ | 6 | 小川 諒也 | ||||
MF | 5 | 藤田 直之 | MF | 45 | アルトゥール シルバ | 82′ | |
6 | レアンドロ デサバト | 8 | 髙萩 洋次郎 | ||||
10 | 清武 弘嗣 | 78′ | 31 | 安部 柊斗 | 89′ | ||
17 | 坂元 達裕 | FW | 11 | 永井 謙佑 | 57′ | ||
FW | 20 | ブルーノ メンデス | 53′ | 9 | ディエゴ オリヴェイラ | 82′ | |
25 | 奥埜 博亮 | 86′ | 20 | レアンドロ | |||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 45 | 茂木 秀 | GK | 33 | 林 彰洋 | ||
DF | 16 | 片山 瑛一 | 78′ | DF | 32 | ジョアン オマリ | |
39 | 庄司 朋乃也 | 49 | バングーナガンデ 佳史扶 | ||||
4 | 小池 裕太 | MF | 28 | 内田 宅哉 | 57′ | ||
MF | 11 | ルーカス ミネイロ | 7 | 三田 啓貴 | 89′ | ||
FW | 13 | 高木 俊幸 | 86′ | FW | 15 | アダイウトン | 82′ |
9 | 都倉 賢 | 53′ | 24 | 原 大智 | 82′ | ||
監督 | 監督 | ||||||
ロティーナ | 長谷川 健太 |
そして、ベンチメンバーとしては、ヤス(木本選手)の負傷を受けて、庄司が初めてJ1のベンチに入っています。あと、負傷明けのトシもベンチ入りしています。
意外だったのが、曜一朗・トヨ(豊川選手)・NJ(西川潤選手)がベンチ外だったことでしょうか。
両チームキャプテンのコイントス
審判団とのグータッチ
キヨ・ジンヒョンが鼓舞しながら円陣を組みます
試合前の円陣
試合展開
前半
前半はキックオフでタツがボールの位置に立ち、左サイドに3人並ぶ変則的な陣形を取るセレッソ
引き目で撮影したのがコチラ
そのままの布陣でキックオフ
このキックオフでは、セレッソには珍しく相手陣左サイドに向けてロングキックを蹴って、ブルーノに競らせ東京側にクリアされたあと、再びセレッソボールで攻撃を組み立てる展開になりました。
歩夢が時々ボールを晒してパスを蹴るというシーンがありますが、この日も少しボールを晒したタイミングで、相手の永井選手に猛然とプレスされ、パスを蹴った足で永井選手と接触した直後のシーン。ファウルではありませんでしたが「危っぶねー」と思えるシーンでもありましたw。
DAZNでも取り上げられていた安部選手とタツ(坂元選手)の同門対決
相手の攻撃を防いだ後ビルドアップでのパスのつなぎ先を探すジンヒョン
ディフェンスラインがキレイに揃っているなと思って思わず撮ってみました
この日のセレッソは左サイドからの攻撃が多く、相手DFの裏でマルにパスが収まったシーン
右サイドにボールが流れてきて、陸が余裕をもってクロス
ファーサイドでおっくん(奥埜選手)が合わせに行きますが、辛うじて相手DFがコーナーに逃れます
同じく攻撃を組み立てて、陸からクロスを上げるシーン
この日も積極的に攻撃を仕掛けていたタツ
そして、11分にビッグチャンス。ナオからキヨにロングパスが通ったあと、キヨが右足でクロス
(ピントボケてますが)ファーサイドでタツがボレーで合わせますが、相手GKの波多野選手の正面に飛び、ゴールとはなりません。
このシーンは、確実に決めておきたかったシーンでした。また、逆にこのプレーでJ1初出場の波多野選手は落ち着き+自信を得たように思えたシーンでした。惜しかった!
デサバトと陸
この日のゴールキックはナオ(藤田選手)がジンヒョンの横でした
セレッソは両サイドから攻撃を仕掛け、このシーンでは、おっくんがペナルティエリア右内部に進入してクロス
このシーンは狙ったクロスを相手GKにキャッチされましたが、得点の匂いがするシーンが数多くありました。
対するFC東京は、スピードのあるFWで縦に速く攻めてきますが、半ば強引でもシュートまで持ち込む攻撃なので、ピンチらしいピンチにもならずジンヒョン・ヨニッチ・歩夢を中心に跳ね返していきます。
そして、ジンヒョンが素早いスローイング等でチャンスを作るシーンもありました
ジンヒョンからおっくんにボールが渡り、ブルーノとおっくん・相手の2CBと2対2のシーンも作りますが、このチャンスはシュートまで持ち込むことができませんでした。
そして、チャンスを多く作ったセレッソですが、ゴールを奪えないままハーフタイムに入ります。
ハーフタイム
ハーフタイムに引き上げてきた選手と、ベンチメンバーがグータッチ
とっくんが歩夢に何やら声をかけています
立ち止まって振り返って話(アドバイス?)を聞く歩夢
聞き終わった後の歩夢(なんか「はいはい」って空気感を勝手に感じてますw)
ハーフタイムの鳥かご
庄司はヘアバンドして長髪ですね
アップで撮ってみました(イケメンですね)
その後、2人ずつで組みになってロングキックを蹴る庄司
負傷明けのトシ・スピードのある攻撃が魅力の小池
後半
後半開始前の円陣
後半は東京ボールでキックオフ
前半同様、右サイドでチャンスを作るタツ
ナオもサイドチェンジなどでビルドアップ
48分には、ペナルティエリア手前でボールを受けたタツが、中までボールを運んで
左足でシュート!!これはジャストミートせず、相手GKがセーブ
左サイドで相手DF室屋選手とマッチアップするマル
53分には、ブルーノ→とっくん へと交代
とっくんは、渡辺選手とグータッチ
自陣からボールを運ぶキヨ
この日はナオのロングスローも見れました!
ロングスロー後の競り合い
飲水タイム。この日はロティーナ監督の個別指示はありませんでした
特に修正するところがなかったのかもしれませんね
この日は4840人の来場でした
78分にはキヨ→瑛ちゃんへと交代
キャプテンマークはナオが巻きます
86分には、おっくん→トシへと交代
この後半終了間際の両チームの交代前後の時間帯から、少しオープンになり、攻守が目まぐるしく入れ替わるような展開になりかけますが、セレッソは落ち着いて試合をコントロール。
アディショナルタイムは4分
そして、このアディショナルタイムに両チームチャンスを作ります。
まずはセレッソ。瑛ちゃんのロングスローからマルがボレー。これは相手GKにセーブされます。
FC東京戦 後半ATの瑛ちゃんロングスローからマルのボレー #cerezo これも惜しかった pic.twitter.com/VftPXf8fEs
— Sora (@Football_sora) August 10, 2020
そして、このシーンの直後、ジンヒョンのビッグセーブが飛び出すのでした。相手GKがキャッチした後、素早く右サイドにボールを送ると、歩夢を吹き飛ばしぎみにボールをキープしたアダイウトン選手がクロス。これをファーサイドでレアンドロ選手がヘディング。あわやのシュートでしたが、ジンヒョンがビッグセーブ!!!
/#キムジンヒョン
チームを救うスーパーセーブ💪💪💪
\試合終了間際、あわやのヘディングシュートを守護神がシャットアウト。
🏆明治安田J1第9節
🆚C大阪×FC東京
📱https://t.co/u4BaoHt81Qで見逃し配信中#DAZN #おうちでDAZN観戦@crz_official pic.twitter.com/KjZvpRajyf— DAZN Japan (@DAZN_JPN) August 9, 2020
ここだけと言ってもよい相手の決定機を防ぎ、相手にゴールを許しません!
そして、0ー0のスコアでタイムアップ
上位対決は勝ち点1を分けあう結果となりました。
感想など
勝ちたかったです!
ピンチらしいピンチは、後半アディショナルタイムのジンヒョンのビッグセーブのシーンしかなかったですし、チャンスは多くありましたので、本当にゴールが欲しかった。
タツのシュートが決まっていたら、時間帯も早かったですし、J1デビュー戦の相手GKに与えたショックは大きかったかもしれませんが、逆にビッグセーブとなったことで、落ち着きと自信を与えてしまったようにも思います。
相手の波多野選手は、大きな声でのコーチングや、安定したセービングなど、堂々としたプレーを見せていましたので、抜擢されたのもうなづける活躍でした。冒頭にも書きましたが、他のクラブでも若いGKを大抜擢しているので、セレッソも茂木・ジュンスがぼちぼち、ジンヒョンを脅かす存在まで育ってきて欲しいものですね。
まあ、ジンヒョンはGKのセーブ率など数字面でもJ1ナンバーワンのGKだと思うので、立ちはだかる壁は大きいと思うのですが、若い二人(茂木・ジュンス)には頑張って欲しいですね。
試合終了後、ジンヒョンに挨拶にきた波多野選手
その後、元FC東京の陸とも会話
歩夢は原選手と会話。陸は元チームメイトが多いですね
小川選手と会話する陸
三田選手ともハイタッチ
三田選手はナオ(藤田選手)とは神戸で一緒にプレーしてましたね
庄司ともグータッチする波多野選手(意外と腰が低い印象)
渡辺選手と会話するキヨ
この日はベンチだった林選手とグータッチするキヨ
場内一周してゴール裏に挨拶
歩夢がヨニッチと談笑(英語で会話!?)
陸と談笑する庄司
話が盛り上がる二人(歩夢・ヨニッチ)。なにをしゃべってるんでしょうね。
キャプテン+ベテラン組(ナオ・とっくん)
メインスタンドに手を振るキヨ・とっくん
場内一周での庄司(キリッとした表情)
この日は得点が奪えませんでしたが、怪我人が復帰したり、新しいメンバーがベンチ入りしたりと、また違う組み合わせのチームを見ることができてよかったと思います。
ただ、直前のルヴァンカップの試合で活躍したトヨ・NJが負傷していてベンチ外だったというのを、ロティーナ監督のインタビューで知って、かなりビックリはしました。(ルヴァンカップに向けた温存か、負傷明けの選手のコンディション確認を優先したのではと思っていたので)
この日初ベンチ入りした庄司選手など、まだ出場機会がない選手もいるので、まだまだ続く今シーズンの連戦を乗り切るためにも、いろんな選手も試していってほしいと思います。
がんばれ!セレッソ!!
試合詳細はコチラ
セレッソ公式ハイライト動画
Jリーグ公式ハイライト動画
2020明治安田生命J1リーグ 第9節 2020.8.9 (日) 19:03KO @ヤンマースタジアム長居 セレッソ大阪 vs FC東京(セレッソ公式HP)
ロティーナ監督コメント
「チームが見せたプレーには満足しています。結果には満足していませんが、プレー内容には満足しています。ゲームを支配して、相手を押し込み、相手陣地で奪い返し、相手はかなりの時間、リトリートする状況になりました。リスク管理もできていました。最後の10分以外は、ゲームをコントロールして進めることができたと思います。最後の10分は、よりリスクをかけてゴールを奪いにいったことで、スペースが生まれ、相手のカウンターも受けましたが、全体的なプレー内容には満足しています」
Q:ボールを丁寧に握りながら、幅も使い、チャンスも作れていましたが、こういった試合を勝ち切るためにあと一つ、攻撃で加えたいことは?
「1点が取れていたら、という状況です。特に、前半の序盤のチャンスで1点を取れていたら、相手も前に出ないといけないですし、よりスペースができた状態で攻撃できたと思います。また違ったゲーム展開を、今、ここで話していると思います」
Q:最後、失点のピンチを防いだキム ジンヒョン選手に対する評価は?
「ジンの出来には満足しています。空中戦でも安定感を示していましたし、ビルドアップでもチームに貢献しています。いつも通りですが、ジンのプレーには満足しています」
Q:ルヴァンカップ第2節の浦和レッズ戦で結果を残した豊川雄太選手と西川潤選手がベンチにも入っていなかったが?
「二人とも少し違和感を抱えている、ということです。潤は次のカップ戦に間に合うかどうか。トヨは間に合いません。二人とも前回の試合後に違和感を覚え、メディカルスタッフから出場を見送るように言われました。トヨも重傷ではありませんが、潤の方が復帰は早いと思います」
選手コメント
タツ(坂元達裕選手)
Q:気持ちが入った一戦。随所に持ち味も発揮されたと思うが、試合を振り返ると?
「今日は決定機が何本かあって、自分が決められるチャンスが前半にも後半にもあったので、そこを決め切らないといけなかったと思います」
Q:振り返れば、序盤に迎えた清武選手からのクロスのシーンは決めたかったですか?
「そうですね。決定機であることは間違いなかったので、決めないといけないですね。でも、これまでシュートはあまり打てていなかったので、ああいう形からシュートを打てたことは自分の中ではプラスです。もちろん、決めないといけないシーンでしたけど、次から外すことを恐れて、ゴールを狙わなかったから意味がないですし、ゴールも決まらないので。次もどんどん得点を狙って、シュートを打てる時はどんどん狙っていきたいです」
Q:そのシュート場面は、GKも近く、コース自体も少なかったですか?
「とにかくダフらないように当てることを意識して打ったんですけど、それが対角に行かずに真ん中に行ってしまったので、それは反省点です」
Q:プロの舞台で、アカデミー時代を過ごしたFC東京と戦い終えて、どのような気持ちですか?
「もちろん、お世話になったクラブですし、勝ちたい思いは強かったですが、いつも通りのプレーをしようという思いで試合に臨んだので、試合に特に影響はなかったですけど、素直に、楽しかったです」
Q:FC東京U-15むさしの2学年後輩、波多野選手と対戦して、彼の印象は?
「実際、自分のシュートも止められましたし、あの年代で堂々とプレーしていたので、素直に凄いと思います」
Q:サイドでかなり攻め込んでいたと思います。個人としては、できた感触もありますか?
「もちろん、通用した部分もありましたけど、結構キックフェイントも対策されている中で、クロスの精度や、中に入ってのシュートでうまくいかないこともあったので、そこは課題ですが、(松田)陸くんともいい関係を作れて、チャンスも作れていたので、そこは次の試合にもつなげていきたいです」
とっくん(都倉賢選手)
Q:第6節・ヴィッセル神戸戦以来の出場になったが、個人としての感触はいかがですか?
「無事に復帰できて、ケガもぶり返すことなく終われたことは収穫ですが、試合勘の部分では、チームに貢献できずに悔しいです。ここからまたパフォーマンスとコンディションを上げていくことが大事ですが、またチームの構想の輪に戻れたことは、ポジティブな要因です」
Q:チームとして、守備意識の強い相手にもチャンスを作れていたが、こういう試合を勝ち切るために、これから攻撃で必要になることは?
「やっているサッカーや方向性は間違いなく、みんな同じところを見ていますし、監督が導いてくれるところに選手一人ひとりは応えていると思うので、そこは引き続き、みんなで努力していくことが大事です。あと、勝負は時の運というか。例えば、今季、デザインしたセットプレーをやっていますが、セットプレーからなかなか決めていない。そこも、1点入れば、どんどん取れると思います。こういった、どっちに転ぶか分からない試合はセットプレーで勝負が決まることも多いので、蹴る選手、中に入る選手、責任を持ってやっていくことで、こういった試合も勝ちに持っていくことが出来ると思います」
Q:ここまで、FWのゴールが少ないが、チーム戦術上、ある程度仕方ない部分もあるのか、それとも課題があるのか。どう見ていますか?
「押し込んだ状態のシチュエーションは増えているので、そこでFWが決められていない分、他の選手がいい場所にいたり、サイドハーフの選手が入ってきたり、いい部分もありますが、やはり、確率としては、FWの選手の方がゴールを取れる場所にいる回数は多いので。そこは僕も含めてFWの選手が責任を持って数字にこだわるべきだと思います。もちろん、こだわっていながら、数字が付いてきていないことは、一人ひとりの力がまだまだ不足しているのかなと。ただ、押し込みながら、狙いを持ってゾーン3に入っていく形は共有しつつあるので、時間が解決してくれるのかなと僕自身は思っています。今日も、相手が堅い中でも、サイドの深い位置までえぐって、もう少しでゴールという場面もありましたし、繰り返していけば必然になると思うので、焦らずやり続けることが大事になると思います」
明治安田生命J1リーグ
更新日:2020年8月9日(日) 22:15
順位
|
クラブ名
|
勝点
|
試合数
|
勝
|
分
|
負
|
得点
|
失点
|
得失点
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 川崎フロンターレ | 25 | 9 | 8 | 1 | 0 | 23 | 6 | 17 |
2 | ガンバ大阪 | 19 | 9 | 6 | 1 | 2 | 14 | 9 | 5 |
3 | セレッソ大阪 | 18 | 9 | 5 | 3 | 1 | 9 | 5 | 4 |
4 | 名古屋グランパス | 17 | 8 | 5 | 2 | 1 | 17 | 7 | 10 |
5 | 柏レイソル | 16 | 9 | 5 | 1 | 3 | 20 | 13 | 7 |
6 | FC東京 | 15 | 9 | 4 | 3 | 2 | 14 | 12 | 2 |
7 | 浦和レッズ | 14 | 9 | 4 | 2 | 3 | 11 | 16 | -5 |
8 | サンフレッチェ広島 | 13 | 8 | 4 | 1 | 3 | 11 | 5 | 6 |
9 | 北海道コンサドーレ札幌 | 12 | 9 | 3 | 3 | 3 | 15 | 15 | 0 |
10 | ヴィッセル神戸 | 12 | 9 | 3 | 3 | 3 | 10 | 12 | -2 |
11 | 横浜F・マリノス | 11 | 9 | 3 | 2 | 4 | 14 | 15 | -1 |
12 | 鹿島アントラーズ | 10 | 9 | 3 | 1 | 5 | 13 | 14 | -1 |
13 | ベガルタ仙台 | 9 | 9 | 2 | 3 | 4 | 11 | 16 | -5 |
14 | 清水エスパルス | 8 | 9 | 2 | 2 | 5 | 13 | 17 | -4 |
15 | サガン鳥栖 | 7 | 9 | 1 | 4 | 4 | 5 | 10 | -5 |
16 | 大分トリニータ | 7 | 9 | 2 | 1 | 6 | 9 | 18 | -9 |
17 | 横浜FC | 5 | 9 | 1 | 2 | 6 | 8 | 20 | -12 |
18 | 湘南ベルマーレ | 4 | 9 | 1 | 1 | 7 | 8 | 15 | -7 |