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第101回 天皇杯ラウンド16 セレッソ大阪vsサガン鳥栖

天皇杯4回戦(R16)は前半の1点を守りきり、セレッソがベスト8に進出!

直近のリーグ戦から中2日で開催された天皇杯ラウンド16、セレッソはヨドコウ桜スタジアムにサガン鳥栖を迎えての一戦です。

8月15日に開催されたアウェイ福岡で敗戦し、勝利から遠ざかっているセレッソとしては、勝利してリーグ戦にもいい流れを持ち込みたいところです。

リーグ戦から4人のメンバーを入れ替え、フォーメーションも3バックを採用して試合に挑むセレッソ。試合の方は、鳥栖がボールを保持して鳥栖ペースで試合は進みますが、前半33分にセレッソが自陣からのビルドアップから素早い攻撃を展開し、加藤睦次樹選手のゴールで先制。

リードして後半に折り返し、鳥栖ペースは変わらないままでしたが、粘り強く守るセレッソがそのまま1点のリードを守りきりタイムアップ。天皇杯のベスト8に駒を進めました。

セレッソ大阪 1 1 前半 0 0 サガン鳥栖
0 後半 0
34′ 加藤 陸次樹 得点

次の準々決勝は10月27日(水)に開催され、対戦相手などは9月24日(金)の17時から行われる組み合わせ抽選会で決定されます。

スタジアム ヨドコウ桜スタジアム
入場者数 2,562人
天候/気温/湿度 晴れ / 27.8℃ / 73%
主審 池内 明彦
副審 大川 直也、森川 浩次
第4の審判員 柿沼 亨

5000人の制限開催ですが、平日の18時開催の試合ということで、2600人弱という観客数でした。

私自身も18時開催ということで、一時は観戦断念しようかとも思ったのですが、放映等もないので、都合をつけてギリギリでキックオフに間に合わせることができました。

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メンバー

サガン鳥栖戦のスタメン

フォーメーションは3バックで来ました。

GKはジンヒョン。3バックは、歩夢(瀬古選手)・チアゴ・隆矢(西尾選手)で、両ワイドに小池選手と陽(喜田選手)、ボランチがおっくん(奥埜選手)とナオ(藤田選手)。

トップ下にキヨ(清武選手)で、2トップがムツキ(加藤選手)とタガートのメンバーとなりました。

セレッソ大阪 サガン鳥栖
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 40 朴 一圭
DF 6 チアゴ DF 3 エドゥアルド
15 瀬古 歩夢 20 ファン ソッコ 86′
26 小池 裕太 24 飯野 七聖
33 西尾 隆矢 47 中野 伸哉 62′
MF 5 藤田 直之 MF 7 中野 嘉大 77′
10 清武 弘嗣 61′ 10 樋口 雄太
25 奥埜 博亮 14 高橋 義希 62′
30 喜田 陽 61′ 15 酒井 宣福
FW 9 アダム タガート 61′ 44 仙頭 啓矢
29 加藤 陸次樹 77′ FW 9 山下 敬大 46′
控えメンバー 控えメンバー
GK 50 松井 謙弥 GK 1 守田 達弥
DF 14 丸橋 祐介 DF 30 田代 雅也 86′
2 松田 陸 61′ 31 大畑 歩夢 62′
24 鳥海 晃司 MF 22 小屋松 知哉 46′
MF 4 原川 力 77′ 43 福井 太智 62′
FW 28 中島 元彦 61′ 50 梁 勇基
32 豊川 雄太 61′ FW 33 ドゥンガ 77′
監督 監督
レヴィー クルピ 金 明輝

ベンチには、リーグ戦での主力の、マル(丸橋選手)・陸(松田陸選手)・りき(原川選手)などがメンバー入りしています。

もっくん(中島選手)・トヨ(豊川選手)も入っているので、どこかで出場してくると思って試合開始前から楽しみにしていました。

楽しみという意味では、2017年にトップチームにデビューした歩夢・ひなた(陽)、そして今年出場機会を増やしている隆矢の育成育ちの3人がスタメンに入っているのは、U23チームも見ていたサポーターとしては、嬉しいものでしたね。

このメンバーを見ていて、他クラブで活躍している代表クラス・代表経験者の育成出身者を残クラブにもう少し残した編成ができていれば、もっと嬉しさを感じられたのかもなと思っていました。

チームの強化・クラブの経営マネジメントが少し違う方向に進んでしまいましたが、今いる選手たちで強くなっていって欲しいものですね。

試合展開

前半

試合は、ボールを運ぶ仕組みを持った鳥栖がボールを握る時間が増え、鳥栖ペースで進んでいきます。

この日はボランチで出場、いつものように豊富な運動量で奮闘していた奥埜選手

3CBの左で出場の歩夢

鳥栖ペースで進むなか、キヨにボールが渡ると、やはり何か起きるかなと思えます。

ドリブルで持ち運んだキヨが右足でミドルシュートを狙います

しかし鳥栖ゴールを脅かす決定機までは作ることができません。

セレッソは、歩夢を起点にビルドアップ

右CBに入った隆矢も奮闘

3CBの真ん中に入ったチアゴも、体を張ったプレーで攻守に貢献します

相手FWとマッチアップしてボールをキープするシーン

安定のジンヒョン(キックフォームがキレイ)

チアゴも丁寧にパスをつないでいきます

パスの方向を指示するおっくん

左SHの小池選手

セレッソは3CBでボールを動かしながら攻撃を組み立てていきます

後ろでボールをまわすビルドアップにナオ(藤田選手)も参加

右SHでの出場のヒナタ(喜田選手)

おっくんと絡みながら、攻撃に参加していきます

ペナルティエリアに侵入した相手をブロックしにいく隆矢

前線でボールを受けて持ち運ぶムツキ(加藤選手)

ミドルシュートを狙うキヨ

セレッソの右サイドでの攻防、隆矢が相手選手にプレスをかけに行きます

相手FWからコーナー付近でボールを奪う隆矢とヒナタ

最終的にはヒナタがクリアして危なげない対応

ヘアーバンドを直すヒナタ

右サイドの守備に参加するナオ

我らがキャプテンのキヨ

熱いプレーで奮闘するチアゴ

飲水タイムでの歩夢(なんかカッコよい)

フィールドに入ると、少しふてぶてしい雰囲気を見せる歩夢

周囲に指示を出していくチアゴ

ムツキとタガートの2トップ

ボールを出す方向を指示するキヨ

ボールを受けるキヨ

ムツキ(加藤選手)のゴール

鳥栖の攻撃を跳ね返しながら耐えるセレッソは、前半33分に先制します!!

歩夢から隆矢につないだボールを、縦のクサビのパスで、タガートに当てて落としたボールをナオ(藤田選手)がフリック。

このボールがキヨにフリーで渡ると、前を向いたキヨが、前線のムツキ(加藤選手)の動きをよく見ながらスルーパス。

このパスを、ムツキが左足のシュートでネットを揺らし、セレッソが先制します!!

(ボケてますが)ガッツポーズでジャンプするムツキ

よっしゃーと聞こえてきそうな雄叫びとガッツポーズ!

小池の雄叫びも聞こえてきそうですね

ナオとキヨが手荒い祝福をします

タガートも祝福にきました

劣勢であったセレッソが、先制したので、観戦していてちょっと安心したのを覚えています。

そして、前半はこのまま1−0のリードで終了します。

キヨはハーフタイムに入る前にレフリーと会話してました。何か確認したかったことがあったんでしょうね。

こういうところにも、キャプテンシーを感じますね。

後半

後半開始前の円陣(前半は撮りそこねた)

CBとGKのグータッチ

ヒナタもグータッチに参加してました

後半はセレッソボールでキックオフでした

ビルドアップの要の歩夢、ドリブルでボールを持ち運びます

頭を上げてパスの出しどころを探す歩夢

相手守備陣との駆け引きや守備の面でも貢献していたムツキ

相手DFに制限(プレス)をかけにいきます

フィードを狙う歩夢

左サイドでボールを持ちはこぶキヨ

キリッと凛々しい表情もかっこよいですね

セレッソのセットプレーで前線にあがってきた歩夢・隆矢

おっくん・歩夢・ムツキ・隆矢・タガート

そして、61分には3枚替えをするセレッソ

ヒナタ→陸(松田陸選手)・タガート→トヨ(豊川選手)が交代

そして、キヨ→もっくん(中島選手)へと交代

後半の飲水タイム、ジンヒョンが通訳を介してチアゴ選手と会話しているようでした

この試合、私は2階席でみてたのですが(リーグ戦は4階席でみてます)、ジンヒョンがDF陣に出す指示の声がよく聞こえたのが印象的でした。

前半から「チアゴ、ライン!」と何回かジンヒョンが修正指示していたので、そのあたりのポジショニングやラインの設定について、意見していたのかもしれません。

もっくんはキヨのポジションで攻守に奮闘

トヨもFWとして前線で体を張ります

相手守備陣を交わしてボールを持ち運ぶトヨ

守備に戻るときも相手から目を離さずポジションを取ります

ボールキープや相手のプレスを剥がす場面で、おおっ!と思うプレーを見せてくれていたもっくん

キヨが交代したのでキャプテンマークを巻くナオ

ナオ→おっくんとパスをつないでサイドチェンジしていきます

攻撃参加していく小池選手

左サイドに持ち運ぶトヨ、このあとペナルティエリアに侵入してシュートまで持っていきます

流れの中から、相手ペナルティエリア手前まで上がってきてシュートを放つ陸(松田陸選手)

終盤の77分には、ムツキ→りき(原川選手)と交代

この交代でおっくんがFWの位置にあがり、ナオ・りきの2ボランチになります

中盤でボールをキープするもっくん

攻守にスプリントして貢献していたトヨ

貫禄を感じせるもっくん

途中出場の相手FWにマークにつく歩夢

ロングキックを蹴るジンヒョン

りき(原川選手)がボールをドリブルで持ち運びます(古巣対戦ですね)

ヘディングで跳ね返すチアゴ

終盤、守備で苦しい場面が続きますが、大きな声と手を叩いてチームを鼓舞する隆矢

同じく、声と手を叩いてチームを鼓舞するチアゴ、すごい気合いが感じられます

マークの指示している顔も厳しさが感じられます

そんな中でも歩夢はドシッと構えている印象でした

途中出場のりき(お誕生日おめでとうございます!)

トップ下に入ったもっくん

相手陣でボールをキープしにいきます

守備に追われる時間が多かったのと、時間帯的に無理する時間でもなかったので、シュートまで持ち込むシーンは少なかったですが、これからの活躍に期待したいですね。

守備時は5バックで跳ね返すセレッソは、時折りカウンターを発動

陸とトヨで右サイドを崩していきます

このあとのプレーでエドゥアルド選手に陸が蹴られたようなシーンもありましたが、ファウルの判定にはならず、試合はそのまま続きます。

強そうな相手FWとの空中戦にも圧勝の隆矢

このあたりの対人プレーは強いですね、隆矢。

右サイドからドリブルで持ち運ぶトヨ

相手を交わしながらクロスを上げましたが、中とは合わなかったですねw

試合もアディショナルタイム(5分)に入ったことで、セレッソはカウンターで攻撃をやりきるような展開ではなく、キープするか、相手陣に運ぶことを重視

もっくんも、相手コーナー付近を目指してボールをキープしながらドリブル

そして、相手の攻撃を跳ね返し続けたセレッソ守備陣が、1点のリードを守りきりタイムアップ!!

試合終了直後の隆矢・トヨ(座り込んでしまっています)

歩夢も膝をついて出し切ったという状態でした

ピッチに倒れ込む選手もたくさんいて、本当に粘って守りきっての勝利でした

本当に勝ててよかったです!!

感想

試合終了後、相手GKの朴選手とジンヒョンが健闘を称え合っていました

結構、長い間会話してましたね

りき・陸も勝利で笑顔ですね

相手の飯野選手と小池選手は、新潟ユースや学生選抜で一緒だったんですね。談笑してました。

場内一周での歩夢・隆矢・ひなた

タオルで汗を吹きながら清々しい表情の歩夢

若いCB2人がいい表情していて、勝ってよかったなーと思っていました

勝ててよかったです!

最初は、18時キックオフなので「間に合わなそうだし諦めるか」と思っていたのですが、現地観戦して勝利を目の前で見れてよかったです!!

天皇杯3回戦は、私は現地観戦できなかったので、ヨドコウ桜スタジアムで観戦した試合の初勝利となりました。

ただ、この試合はリーグ戦ではなかったため、勝利を祝う「CEREZO(サクラ)満開」がスタジアムに流れることはありませんでした。

なので、今日のJ1リーグ戦で久々に勝利を挙げて、ヨドコウ桜スタジアムでのリーグ戦初勝利を祝いたいものです!!

天皇杯に3バックを採用してきて、後半は5バック気味に守って、尹さん時代のように守りきってウノゼロで勝ったような試合となりましたね。

試合終盤にも2点目・3点目を狙いに行くようなサッカーではなく、守りきった感じでしたので、選手の選択なのか・監督の指示なのかは不明ですが、とにかく勝てたことが大きいと思っています。

リーグ戦で4バックに戻すのか、久々に勝利できた3バックで継続するのかはわかりませんが、いずれにせよ、勝ちきって欲しいと思います。

選手が頑張ってプレーしているので、勝利を目指して応援をしていきたいと思います。

がんばれ!!セレッソ!!

試合データ・ハイライト

試合ハイライト(JFA TV)

試合ハイライト(セレッソ公式)

天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会 ラウンド16(4回戦) 2021.8.18 (水)18:00KO セレッソ大阪vsサガン鳥栖 @ヨドコウ桜スタジアム(セレッソ公式)

Jリーグ公式HP:監督コメント(レヴィー・クルピ監督/金 明輝監督 )

Jリーグ公式HP:選手コメント(加藤選手・喜田選手/飯野選手 )

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