チアゴのヘディング2発とタツのゴールで3−1で逆転勝利!ヨドコウ桜スタジアムでのリーグ戦初勝利を飾る!
水曜日の天皇杯R16を勝利で飾ったセレッソ大阪。リーグ戦の前節はアウェイ福岡で悔しい敗戦を喫し、リーグ戦での連続未勝利が続いていますが、天皇杯勝利のよい流れを保ち、ヨドコウ桜スタジアムでのリーグ戦初勝利を目指したいところ。
対する横浜FCは、現在最下位に沈んでいますが、新加入選手も多く、リーグ戦再開後、調子をあげてきているチームですので、侮ることはできません。
試合は、天皇杯での布陣を継続して3バックで挑んだセレッソ、少し攻撃面で停滞する展開となり、得点を奪えずにいると、19分に失点。その後、30分に横浜FCに再びネットを揺らされ2点リードを奪われたかと思いましたが、これはオフサイドで取り消されて得点差は変わらず。
そして、直後の34分・37分にセットプレーから立て続けにチアゴのヘディングシュートが決まり、あっと言う間に逆転。後半に入っても55分に、キヨ(清武選手)からタツ(坂元選手)へのスルーパスからのゴールが決まり、2点をリード。
その後、相手に退場者が出たこともあり、危なげない展開でリードを保ったままタイムアップ。
3−−1のスコアで勝利し、ヨドコウ桜スタジアムでのJ1リーグ初勝利を挙げ、リーグ戦の連続未勝利を11試合もストップしました!
天皇杯やACLでは勝利していたものの、リーグ戦では引き分け・敗戦が続いていたことから、本当に嬉しい勝利となりました。
スタジアム | ヨドコウ桜スタジアム |
入場者数 | 4,651人 |
天候/気温/湿度 | 曇 / 27.7℃ / 80% |
主審 | 谷本 涼 |
副審 | 渡辺 康太、熊谷 幸剛 |
第4の審判員 | 武田 光晴 |
VAR | 飯田 淳平 |
AVAR | 田尻 智計 |
コロナ禍の中、5000人の制限がかかったこの試合、4,651人の観客を集めてヨドコウ桜スタジアムで開催されました。
感染規模が拡大中のなか、まだアウェイ席の開放がない状況が続きますが、試合観戦ができる状況に感謝しながら、応援を続けていきたいと思います。
試合前
スタジアムグルメ
この日は、大分出身のキヨ(清武選手)プロデュースの鶏天丼がスタジアムグルメのメニューで出ていました。
いつもはピッツアロトロさんに行くのですが、鶏天に惹かれてしまい「清武弘嗣のやわらか鶏天丼〜ひつまぶし風〜」をいただきました!!
別途、白湯スープもついていました。鶏天自体に味もついているので、そのまま食べても美味しいですし、おひつまぶしの最後の「お出汁」をかけて食べるのと同じように、白湯スープをかけても美味しかったです。
お気に入りのお店のメニューを食べるのも楽しいですし、今回のように選手がプロデュースしたメニューも食べられるのもサポーターにとっては、嬉しい・楽しいでよいですね。
キム・ジンヒョン選手プロデュースメニューもあるみたいなので、楽しみですね。
ウォーミングアップ
試合開始前のウォーミングアップジンヒョン
そして、この日はサブメンバーとしてベンチ入りしたダンバンラム選手
観客が入ったホームスタジアムでのメンバー入りが初めてだったダンバンラム選手は、ゴール裏サポーターに挨拶に行くこと自体が初めてだったみたいです。
ピッチに入ってきてから、そのままアップを開始し始めたみたいで、ジンヒョンに促さて、ゴール裏に一緒に挨拶に行ってるところを発見し、なにか微笑ましい気分になりました。
そして、現役最年長のカズ選手がベンチ入りしていたので、アップシーンを撮ってみました。50歳を超えて現役ってすごいですよね。
そして、うちのアップ中のひとコマ。キヨ(清武選手)とりき(原川選手)がめっちゃ楽しそうな笑顔で笑っていて、こっちまで楽しくなってきました。
歩夢とヒナタもアップ中
アップ中にリフティングするタツ(坂元選手)
選手紹介・選手入場
ヨドコウ桜スタジアム バージョンになった選手紹介動画も、個人的には結構好きですね。
スタジアム選手紹介の動画(カッコよいですね)
この日はニッポンハムグループのサポーティングマッチでした。(一昨年など)コロナ禍の制限がない場合は、ニッポンハムのブースや抽選があったり、多数の動員(観客)が来てくださるのですが、今年はキックインと、試合後の選手へのプレゼント贈呈くらいでしたね。
両チーム選手入場
キャプテンはキヨ。ジンヒョン・ナオ(藤田選手)・マル(丸橋選手)が並びます
タツ(坂元選手)・チアゴ・隆矢(西尾選手)と笑顔で手を振る陸(松田陸選手)
おっくん(奥埜選手)・歩夢(瀬古選手)・タガート・ロビー・ロビーナ
スポンサーの方も写った記念撮影
スポンサー看板前での記念撮影
メンバー
横浜FC戦のスタメン
フォーメーションは3−4−2−1にしてきましたね
天皇杯で上手く行った3バックにしてきました。ただ、天皇杯は2トップでしたが、今回は1トップ2シャドウという形ですので、少し違っていましたね。
セレッソ大阪 | 横浜FC | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 49 | スベンド ブローダーセン | ||
DF | 6 | チアゴ | 80′ | DF | 19 | 伊野波 雅彦 | 56′ |
15 | 瀬古 歩夢 | 26 | 韓 浩康 | ||||
33 | 西尾 隆矢 | 38′ | 5 | ガブリエウ | 78′ | ||
MF | 2 | 松田 陸 | MF | 6 | 瀬古 樹 | ||
5 | 藤田 直之 | 64′ | 4 | 高橋 秀人 | |||
14 | 丸橋 祐介 | 2 | マギーニョ | ||||
17 | 坂元 達裕 | 7 | 松浦 拓弥 | 46*’ | |||
25 | 奥埜 博亮 | 37 | 松尾 佑介 | 78′ | |||
FW | 9 | アダム タガート | 64′ | 24 | 高木 友也 | ||
10 | 清武 弘嗣 | 80′ | FW | 39 | 渡邉 千真 | 56′ | |
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 1 | ダン バン ラム | GK | 44 | 六反 勇治 | ||
DF | 24 | 鳥海 晃司 | 80′ | DF | 17 | 武田 英二郎 | 78′ |
MF | 30 | 喜田 陽 | 3 | 袴田 裕太郎 | 78′ | ||
4 | 原川 力 | 64′ | MF | 15 | 安永 玲央 | 56′ | |
FW | 13 | 高木 俊幸 | 80′ | FW | 11 | 三浦 知良 | |
29 | 加藤 陸次樹 | 64′ | 31 | サウロ ミネイロ | 46*’ | ||
32 | 豊川 雄太 | 38′ | 50 | フェリペ ヴィゼウ | 56′ | ||
監督 | 監督 | ||||||
レヴィー クルピ | 早川 知伸 |
横浜FCも同じく3−4−2−1ですので、ミラーゲームになりました
両チームキャプテンのコイントス前のグータッチ
コイントスで勝ったセレッソが陣地を取ったので、横浜FCのキックオフになりました。
試合展開
前半
試合開始前の円陣
DFとGK陣のハイタッチ、今回は3バックなので全員で6人ですね
歩夢と隆矢のハイタッチ
キヨは、だいたいキックオフ前、相手チームの選手と談笑していますね。今回は松浦選手と会話してました
ダブルボランチはナオ(藤田選手)とおっくん(奥埜選手)
CBの真ん中に入るチアゴ
右CBに入る隆矢(西尾選手)
右ワイドのWB(SH)として出場の陸(松田陸選手)
2シャドウの右に入ったタツ(坂元選手)
陸とタツのいつもの右サイドの縦関係ではないですが、2人が近い距離でボールを持つとチャンスが生まれますね。そして、この場面では縦にボールを要求するタツ
陸からのボールを受けて、ペナルティエリア付近のゴールライン際まで持ち込みグラウンダーのクロス
このクロスのこぼれ球をおっくん(奥埜選手)がミドルシュート!強烈なシュートが枠に飛びますが、相手GKが弾いてゴールとはならず。
このシーンで、おおっというチャンスを作ったセレッソですが、なかなか決定機を作ることはできません。
この日も豊富な運動量で中盤を走り回るおっくん
マル(丸橋選手)も左サイドを上がり、切り返して右足でクロスをあげます
CBからのビルドアップを受けて、ボールを運ぶおっくん
左サイドで相手選手と競り合うマル(丸橋選手)
左CBに入った歩夢(瀬古選手)、いつもながら強気なフィード(パス)にチャレンジしていたように思います
ナオ(藤田選手)が入ると、ボール回しが安定するのと、守備面で安定すると思います。この日はチアゴに結構指示を出してました
対人(空中)では抜群の強さを見せるチアゴ、この場面は守備ですが、攻撃面での得点力も魅力的ですよね
しかし、19分、相手の右サイドから、ゴール前に早めのクロスを入れられると、これをチアゴがクリア。
そのクリアしたボールをワンタッチで、再びゴール前に送られ、相手FWがトラップして放ったシュートが、セレッソゴールに吸い込まれてしまい、セレッソが先制を許してしまいます。
ボールキープとゴール前に運ぶ回数だけは、セレッソの方が多かった印象でしたが、決定機らしい決定樹はなかったので、先にチャンスを確実に決められてしまったという印象でした。
そして、この失点で、セレッソはかなりバタついてしまった印象を受けました。
右サイドでボールをキープするタツ
左サイドに回ってクロスを上げるシーンもありました
相手ボランチの後ろでボールを受けるキヨ(清武選手)、キヨがここでボールを持てると一気にチャンスになりますね
サイドへ展開するおっくん
左サイドでボールを受けて、パスコースを探すキヨ
セレッソの攻撃は、ワンタッチプレーがなかなかなく、トラップしてパスの相手を探してパス。そしてトラップしてパス。という展開のため、なかなか効果的な崩しができていない印象がありました。
右サイドでボールを受けた隆矢。隆矢も思い切ったパスなどは鳴りを潜めてしまい、セーフティーにチアゴに戻すというプレーが多かった気がします。
そして、停滞気味と思えた30分には、セレッソの左サイドを、スローインからの流れで突破されドリブルで切り込まれてネットを揺らされてしまいます。
このシーンはオフサイドの判定でしたので、結果的には問題なかったのですが、すぐにオフサイドと判定しない「オフサイド・ディレイ」はドキドキするので、個人的には苦手ですね。
「やられた!?」と思ったシーンが、オフサイドでノーゴールの判定になったときは、「よかった」という安堵がやはり出てしまいました。
そして、直後の34分にセットプレーからセレッソが同点に追いつきます。
左サイドのペナルティエリア手前の角付近からのFKを、マルがクロスをあげると、ゴール前でチアゴがヘディング。
このボールがゴール左上隅に決まり、セレッソが同点に追いつきます!!
胸を叩いて、喜びを爆発させるチアゴ
アップにするとこんな感じ。叫び声まで聞こえてきそうな表情ですね
続くアップ写真もこちら
すぐ近くにいた歩夢も祝福にきて
そのままチアゴの背中に乗っかりますw
キヨ・タツも駆け寄りますが、完全にチアゴの背中にのっかる歩夢
ペナルティエリアのライン付近でチアゴを祝福する選手たち
セレッソ公式のゴールシーンの動画はこちらです
チアゴ選手のゴール動画(1点目)
同点に追いつくとセレッソは少し攻撃が活性化したようになります
右サイドからのコーナーを獲得すると、37分に追加点をあげます
まずはゴール前での競り合いですが、チアゴ選手がペナルティスポット付近のポジションを取ります
ボールの弾道を見ながら、DFより早く高くジャンプ
ヘディング直前には、相手を飛ばせないような体の寄せ方で
最後、ヘディングに競り勝ち、ゴール左下隅にシュート!
アップした画像がコチラ
このシュートに相手GKも反応しますが、ボールに触れることはできずに、ゴールイン!!
立て続けのゴールに両手を広げて喜びを表現するチアゴ
歩夢・タツを従えて、ジャンピングガッツポーズ
空中での雄叫びもカッコよいです
着地して両手でのガッツポーズで叫びます!
タツ・ナオ・歩夢が駆け寄って祝福します
おっくん・タガートもよってきて、ゴールを祝福します
本当にこのゴールはあっと言う間の逆転劇で、スッキリしましたね。
チアゴ選手のゴール動画(2点目)逆転ゴール
そして、3バックで重たい展開だったセレッソは、隆矢をさげて、トヨ(豊川選手)を投入して、4−4−2のフォーメーションに戻していきます
そのまま2トップの位置に入るトヨ
タガートとの2トップで仕切り直しです
4−4−2になって、ボールが上手く回せだしたセレッソ、キヨからタガートへパス
受けたタガートがゴールを狙いますが、これはゴールとはなりません
トヨも右サイドでボールを受けて、スピードでサイドを持ち運び
切り返してボールをキープするなど、攻守に奮闘し始めます
この日はピンクユニのジンヒョンのゴールキック(パントキック)
そして、2−1のスコアに逆転した、セレッソが1点のリードをしたまま後半に入ります。