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2021J1リーグ第27節 ガンバ大阪vsセレッソ大阪(AWAY)

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監督交代後の初戦、アウェイでのダービーは攻守に整備された戦いでウノゼロで快勝!!小菊監督の初陣を勝利で飾る!!

前節のホーム湘南戦で大敗を喫し、監督交代に踏み切ったセレッソ大阪。小菊新監督の初陣は、わずか中2日で迎えるアウェイでの大阪ダービーとなりました。

ルヴァンカップの準々決勝の対戦相手もガンバ大阪となったことで、この試合から始まる3連戦の大阪ダービーの初戦。新監督としての手腕にも注目が集まります。

また、両チームとも同一勝ち点で12位セレッソ・13位ガンバという順位の関係からも、負けるわけには行きません。いろんな意味で注目の集まった試合となりました。

新生小菊セレッソは、チアゴ・おっくん(奥埜選手)・トヨ(豊川選手)から、隆矢(西尾選手)・リキ(原川選手)・ムツキ(加藤選手)にメンバーを入れ替えて、4−4−2のフォーメーションで挑みます。

試合の方は、攻守にプレー内容を整備し直したセレッソが、ペースを握りながら試合を進めます。しかしキヨ(清武選手)が相手選手との接触プレーの中で負傷。前半17分に途中交代を余儀なくされます。

交代出場で入った寛人(山田選手)も上手くプレーの流れに溶け込み、セレッソペースのまま後半に折り返すと、51分に左サイドの展開から、ゴール手前中央にポジションをとっていた陸がミドルシュートを決めてゴール!!

その後もボールを支配しながら、攻守に奮闘するセレッソが、終盤のパワープレーも抑えきり、そのままのスコアでタイムアップ!!

新監督、小菊さんの初陣を見事な快勝で飾りました!!!

ガンバ大阪 0 0 前半 0 1 セレッソ大阪
0 後半 1
得点 51′ 松田 陸

順位は12位のまま変わりませんが、9位〜11位のチームとは勝ち点3差以内の圏内に入ってきました。

まずはトップハーフ(10位以内)の位置を目指しながら、一戦一戦、勝ち点を積み上げて行ってほしいと思います。

スタジアム パナソニック スタジアム 吹田
入場者数 4,976人
天候/気温/湿度 曇 / 30.5℃ / 80%
主審 家本 政明
副審 田尻 智計、浜本 祐介
第4の審判員 中野 卓
VAR 谷本 涼
AVAR 唐紙 学志

この日はアウェイの吹田で行われた試合でしたので、ビジターチーム(アウェイチーム)の応援可能な席の開放がない5000人の収容人数制限の中で行われました。

コロナ禍の中、(同じ府内なのに)現地で応援できないのは少し残念な気もしますが、こればっかりは仕方ないと思います。

私もDAZNでの観戦となりました。

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メンバー

ガンバ大阪戦のセレッソ大阪のスタメン(写真はすべてセレッソ公式より)

セレッソはチアゴから隆矢(西尾選手)にメンバーを変更。これで今シーズン序盤と同じように、隆矢・歩夢(瀬古選手)の若いCBで戦うことになりました。

この変更は、チアゴの変更は私個人としてもある程度予測してました。

(前任者のメンバー固定の影響での)疲労度を考慮したこともあるでしょうし、ポジショニングや攻守での感覚が、少し他の選手たちとズレている部分も感じられていたので、守備面の安定を考えると、まずココを変えるのかもなと思っていました。

しかし、意外だったのは、おっくん(奥埜選手)がメンバー外だったこと。おそらく連戦の疲労度を考慮してのことだと思いますが、ベンチ外になるとは思っていませんでした。

変わりにベンチ入りした陽(喜田選手)も途中出場しましたし、連戦も続くので、選手のコンディションも考えながら、ローテーション、ターンオーバーを使いながら、メンバーを組んで行って欲しいですね。

ガンバ大阪 セレッソ大阪
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 1 東口 順昭 GK 21 キム ジンヒョン
DF 17 奥野 耕平 72′ DF 2 松田 陸
26 柳澤 亘 14 丸橋 祐介
3 昌子 源 15 瀬古 歩夢
19 キム ヨングォン 33 西尾 隆矢
4 藤春 廣輝 MF 4 原川 力
MF 10 倉田 秋 5 藤田 直之 84′
21 矢島 慎也 72′ 10 清武 弘嗣 17′
29 山本 悠樹 81′ 17 坂元 達裕
32 チアゴ アウベス 60′ FW 9 アダム タガート 65′
FW 9 レアンドロ ペレイラ 72′ 29 加藤 陸次樹 84′
控えメンバー 控えメンバー
GK 25 石川 慧 GK 50 松井 謙弥
DF 5 三浦 弦太 DF 24 鳥海 晃司
MF 15 井手口 陽介 72′ MF 18 西川 潤 65′
8 小野瀬 康介 81′ 30 喜田 陽 84′
FW 18 パトリック 72′ FW 13 高木 俊幸 84′
37 山見 大登 60′ 20 大久保 嘉人 84′
39 宇佐美 貴史 72′ 34 山田 寛人 17’84’
監督 監督
松波 正信 小菊 昭雄
お隣のメンバーでびっくりしたのは、三浦選手・井手口選手・宇佐美選手・パトリック選手がペンチに居るということ。

前節、退場者を出したとはいえ、横浜FCに敗戦しているので、いろいろ入れ替えて来たということなのかもしれません。

試合展開

前半

セレッソボールのキックオフで開始された試合は、まずセレッソが相手ゴールに迫るシーンを作りますが、シュートまでは持ち込めません。

その後、2分にヒヤリとするシーン、右サイドに流れた相手FWが中に持ち運び、ペナルティエリア内に向かって縦パスを送りますが、これを歩夢(瀬古選手)が左足でクリア。縦パスに反応していた相手選手が、歩夢の振った左足(膝付近)に接触し、その場でうずくまって動けなくなる歩夢。

尹さん時代(まだ高校生のとき)に、左膝を傷めていたこともあり「歩夢!大丈夫!?」と思ったシーンでした。しばらく膝を気にしていた歩夢ですが、特に問題なかったようでホッとしました。

この試合の立ち上がりのシーンから目立ったのが、攻撃の際にワンタッチプレーが増えたこと。

縦パス・その縦パスを落とすパス・近くの味方とのパス交換が、ワンタッチでつなげるようになっていました。これは味方の選手との位置関係が整理されていて、どこに居る、次にはどこにパスを出せばよいか、が共有されているように感じました。

5分にムツキ(加藤選手)が縦パスをタガートのいる右サイドに落として、タガートがワンタッチでリターンパスを中に送ろうとしたシーンや、その後の2次攻撃で左サイドからマル(丸橋選手)がゴール前に速いパスを送ったシーンなど、惜しいシーン・ゴールに迫るシーンを作れていたのが印象的でした。

好調に見えたセレッソにアクシデントが発生したのが12分。中盤のボールの奪い合いの中で、キヨ(清武選手)が相手選手と接触し、右足を挟まれながら転倒。その場に蹲って痛がるキヨ。

足を引きずりながらピッチの外に出て、治療を行いますが、やはりピッチへの復帰は難しく、17分に寛人(山田選手)との交代を余儀なくされます。

攻撃のキーマンであり、チームの支柱であるキヨ(清武選手)が前半早々に負傷交代という想定外の事象で、ペースが変わるかもという思いも過ぎりましたが、選手たちは共通意識を持っているからか、その心配は杞憂に終わりました。

寛人(山田選手)もすんなりとゲームに入っていきましたし、ワンタッチプレー・ボールをキープするプレー・味方とのパス交換・積極的なシュートなど、非常によいプレーを見せていたと思います。

右サイドでプレーするタツ(坂元選手)も同様に、積極的にシュートを打ったり、ドリブルやパスで仕掛けるプレーで、ガンバゴールを脅かしていました。

また守備でも、中央を締めつつ、相手のCBやボランチに制限をかけながら、自由にボールを運ばせないように組織的に守っていました。

ボールを失った際も、ボールホルダーにプレスをかけて、早めにボールを回収することにもチームでチャレンジできていたように思います。

そのようなプレスが実を結んだのが、24分。ムツキ(加藤選手)が相手CBのパスを引っ掛けて奪い、DFライン裏のスペースに走り込むタガートにパス。

タガート選手がワントラップして右足を振り抜くと、シュートは惜しくも左ゴールポストに当たり、得点とはなりませんでしたが、かなり惜しいシーンでした。

その後も、29分にはペナルティエリア左手前から、寛人(山田選手)が中に持ち運んで右足でシュート!相手GKがセーブして得点とはなりませんでしたが、強烈なシュートで相手ゴールを脅かし、得点の匂いがするプレーが続くセレッソ。

キャプテンマークを受け継いで左サイドを疾走するマル(丸橋選手)

マル(丸橋選手)も相手陣の高い位置でボールを受けると積極的に縦に仕掛けたり、中に効果的なクロスを送るなどして、攻守に奮闘していました。

この相手のサイドの裏のスペースには、セレッソの2トップが走り込んで、上手く起点を作るシーンも増えていましたし、ボールを簡単に奪われることなく、ボールを握りながら、セレッソペースで試合を運ぶことができていたと思います。

前半の終了間際にもタツ(坂元選手)とタガート選手でチャンスを作り、タガートが右足でシュートを狙いますが、枠を外してしまい、ゴールとはなりませんでした。

そして、前半はスコアレスでハーフタイムに入ります。

後半

大きな修正は必要ない形で、前半のメンバーのまま後半に入ったセレッソ。

後半序盤の51分についに、相手ゴールをこじ開けます!

左サイドでの攻撃から、マル(丸橋選手)がタガートにパスを出し、こぼれたボールをマルが拾って、中央にいる陸(松田陸選手)にパス。

ペナルティエリア手前で陸がワントラップして、右足の前にボールを丁寧に置き、そのまま右足でゴール右隅を狙ってミドルシュート!!相手GKの手をかすめて、ゴールに吸い込まれて、セレッソが待望の先制点を奪います!!

ゴールを奪ってベンチに駆け出す陸(松田陸選手)

このゴールシーンのあと、ベンチに駆け寄って、小菊さんとハグするシーンなど、目頭が熱くなりますね。

松田陸選手のゴール動画

アウェイのダービーで先制したセレッソは、その後も前線からの連動した守備をきっちりと行い、相手の攻撃を抑え込んでいきます。

2トップが制限をかけてボランチへ自由なパスを出させないようにしたり、CBがサイドに引っ張り出さてもボランチがスペースを埋めに行ったり、4−4−2の3ラインで中央を締めてチームとして守っていたように思います。

また、CBの2人(歩夢・隆矢)も基本的には中央から動かず、相手の攻撃を跳ね返す動きと、ラインコントロールもきっちりできていたので、安心して見ることができました。

そして、65分にはタガートに変わってNJを投入。

トップ下の位置に入り、サイドではなく、中央で相手のライン間でボールを受けることができていたNJも、積極的な仕掛けでまずまずの動き

負傷などもあり、なかなかゲームに絡めていませんでしが、今後はゲームに出場しながら調子を上げていってくれるといいなと思います。

そして、72分には相手がパトリック選手・宇佐美選手・井手口選手を同時に投入する3枚替えを行い、パトリック選手にロングボールを当てるパワープレーを仕掛けてきます。

この交代で徐々に押し込まれるシーンも作られますが、セレッソボールになった際は落ち着いて対応。

ワンタッチプレーで相手のプレスを剥がしながら、ボールをキープして前に運んだり、サイドで時間を効果的に使ったりしながら、試合を進めていくセレッソ。

84分には、セレッソも3枚替え。

ムツキ(加藤選手)→嘉人(大久保選手)、寛人(山田選手)→トシ(高木選手)、ナオ(藤田選手)→陽(喜田選手)へと交代していきます。

そして、入った選手たちも、きっちりとタスクをこなしながら、守備・攻撃で相手にペースを渡すことなく危なげなく対応していくセレッソ。

アディショナルタイムには、左サイドの寛人(山田選手)のクロスから、ペナルティエリア内でフリーの嘉人がボレーシュートを狙いますが、ミートできずダメ押しゴールを奪うことはできません。

そして、そのまま相手に得点を許さず、無失点で守りきり、アウェイでの大阪ダービーにウノゼロ(1−0)で勝利しました!!!

感想

久々に見ていて心地よい試合での快勝でした

負傷交代したキヨ(清武選手)が軽症で済んで欲しいという心配ごとはありますが、それ以外は本当にスッキリした試合になったと思います。

ブログを書き始めてから昨シーズンまでは、トップチームの試合は、毎試合記事を書いていたのですが、今シーズンの途中からは、現地観戦できた試合に限定して書くようになっていました。

それは、自分で撮影した写真や動画がないからという理由だけではなく、試合内容がパッとししなくて、あまり書く気になれなかったのも大きな理由の一つでした。

しかし、今回の大阪ダービーは、内容的にも希望が持てる試合になったこともあり、現地観戦はしていませんが、書きたくなったので書くことにしました!(笑)

それほど、直前までの試合と、ガラッと試合内容が変わり、昨シーズンまでの試合と同じように、このサッカーをしていたら勝てると思えるようになった試合でした。

まず、守備面での約束事が再徹底されて、選手たちが共通認識を持っていたように感じました。

そして、陸(松田陸選手)も、試合後のインタビューで以下のように答えています。

(戦術の)練習は1日だけしかできなかったですが、戦い方を共有する部分の練習はしました昨季までのサッカーを分かっている選手もいましたし、小菊さんもそのサッカーを一緒にやっていたので。しっかり後ろからつないでいく部分もできていた

これを読む限りは、昨季までの守備、尹さん・ロティーナさんの守備での戦い方と、ビルドアップでの後ろからパスをつないで攻め込んで行くスタイルに、選手・新監督があらためてチャレンジしたように思います。

「攻撃的でワクワクするサッカー」というような抽象的なものではなく、具体的に立ち位置・約束事・戦い方などの共通認識をあらためて、頭と体で再確認する動きをしたのだと思います。

そして、これまでメンバー固定で連戦に挑んできて疲労が蓄積している選手もいたので、今回のダービーで何人かの選手をメンバー外にしたように思います。

選手のコンディション・モチベーションのケアをしながら、チーム全員で戦っていけるチームにして欲しいと思います。

初タイトルを穫ったルヴァンカップは、ルヴァン組とも呼ばれたターンオーバーした選手中心にモチベーション高く戦い、決勝では代表組も含めた全員でタイトルを勝ち取りました。

あと2戦続く大阪ダービーは、ルヴァンカップの準々決勝なので、負けたら終わりですが、個人的には、選手のコンディションを保ちながら、チームの共通理解を深める形を優先してもよいと思っています。

もちろん勝ってベスト4に進み、2回目のタイトルに近づくことがベストですが、今回勝利したJ1リーグのダービーとはメンバーを入れ替えながら、チーム全体の共通理解を深めながらシーズン終盤に役立つ試合として欲しいなと思います。

そういえば、今回の大阪ダービーでは、育成出身の選手がたくさん出場しました。

マル(丸橋選手)を筆頭に、スタメンフル出場の歩夢(瀬古選手)・隆矢(西尾選手)と、途中から出場した寛人(山田選手)・陽(喜田選手)も、J1のダービーを経験できました。

この勝利と経験が次につながっていくと思うので、若い選手たち(NJやムツキも)にも経験を積ませながら、どんどん強くなって行って欲しいと思います。

小菊さんを中心にした、4年間積み上げてきたサッカーを継承・発展させたセレッソのサッカーで一つ一つ勝って行って欲しいと思います。

あらためて応援したい・頑張って欲しいと思える雰囲気がチーム(監督・選手)から感じられましたので、引き続き、応援を続けて行きたいと思います。

がんばれ!セレッソ!勝利を目指して!

試合データ・ハイライト

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式HP:2021 J1リーグ第27節 がンバ大阪vsセレッソ大阪 2021.8.28 19時KO @パナソニックスタジアム吹田

Jリーグ公式HP:監督コメント(松波 正信監督/小菊 昭雄監督)

Jリーグ公式HP:選手コメント(パトリック選手・倉田秋選手/松田陸選手・山田寛人選手)

明治安田生命J1リーグ

更新日:2021年8月29日(日) 21:34

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 川崎フロンターレ 66 27 20 6 1 58 17 41
2 横浜F・マリノス 62 27 19 5 3 60 23 37
3 鹿島アントラーズ 47 27 14 5 8 46 25 21
4 ヴィッセル神戸 47 26 13 8 5 40 25 15
5 サガン鳥栖 47 27 13 8 6 36 22 14
6 名古屋グランパス 47 27 14 5 8 28 21 7
7 浦和レッズ 45 27 13 6 8 29 26 3
8 FC東京 42 27 12 6 9 36 35 1
9 アビスパ福岡 39 27 11 6 10 30 30 0
10 北海道コンサドーレ札幌 36 26 10 6 10 33 36 -3
11 サンフレッチェ広島 35 26 8 11 7 30 26 4
12 セレッソ大阪 33 26 8 9 9 35 35 0
13 ガンバ大阪 30 27 8 6 13 19 27 -8
14 柏レイソル 30 27 9 3 15 28 37 -9
15 湘南ベルマーレ 26 27 5 11 11 28 31 -3
16 清水エスパルス 26 27 5 11 11 26 39 -13
17 徳島ヴォルティス 23 27 6 5 16 20 37 -17
18 ベガルタ仙台 19 27 3 10 14 19 44 -25
19 横浜FC 18 27 4 6 17 21 57 -36
20 大分トリニータ 17 27 4 5 18 18 47 -29
ACL出場圏 2降格枠

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