サイトアイコン セレッソ大阪の応援を楽しもう!

2017 J1リーグ 第32節 横浜Fマリノス vs セレッソ大阪(AWAY)

ルヴァンカップで初タイトルを獲得したセレッソ大阪(3位:勝ち点57)。国際Aマッチデーでリーグ戦が中断していたので、久々のリーグ戦の第32節はアウェイ日産スタジアムに乗り込んで横浜Fマリノス(5位:勝ち点55)との一戦です。

ACL出場圏内の3位争いを繰り広げるチームとの対戦で、勝ち点差はわずかに2点ですから、キッチリと勝って3位をキープしたいところです。

マリノスとの今季の対戦は、ルヴァンカップのグループリーグ(記事はコチラ)と、ホームでのリーグ戦第5節(記事はコチラ)の2度。いずれもキンチョウスタジアムでの対戦で2-0セレッソ大阪が勝利を収めています。

結果は、相手に先制点を奪われるものの、ボールを握ってチャンスを作り反撃を続けると、後半に立て続けの得点を挙げ、終わってみれば4-1と大量得点で快勝しました!!

横浜Fマリノス 1 1 前半 0 4 セレッソ大阪
0 後半 4
 13′ ダビド バブンスキー 得点 64′ 清武 弘嗣
68′ 水沼 宏太
70′ 杉本 健勇
87′ マテイ ヨニッチ

ACL出場圏内の3位をガッチリキープし、勝ち点を60に伸ばしました。

この日はチケットは4万枚超前売りで売れているとの情報がありましたが、あいにくの雨模様で、お客さんの出足が悪かったのか、3万4153人に留まりました。

スタジアム 日産スタジアム
入場者数 34,153人
天候/気温/湿度 曇のち雨 / 14℃ / 64%
主審 山本 雄大
副審 宮島 一代、木川田 博信
第4の審判員 柿沼 亨

セレッソサポーターは大勢かけつけていました。

私も現地で2階席から観戦しました(視界はこんな感じ)。

屋根がありましたので、試合中の雨も気にせず観戦することができました。キンチョウスタジアムも、屋根のある桜スタジアムに早く改修したいですね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク(大)

メンバー

横浜Fマリノス戦のスタメン(公式より)

私の座席(2階席)から撮ったスタメン

メンバー

横浜Fマリノス セレッソ大阪
スターティングメンバー
GK 21 飯倉 大樹 GK 21 キム ジンヒョン
DF 27 松原 健 DF 2 松田 陸 90′
22 中澤 佑二 14 丸橋 祐介
4 栗原 勇蔵 15 木本 恭生
23 下平 匠 22 マテイ ヨニッチ
MF 8 中町 公祐 MF 6 ソウザ
6 扇原 貴宏 10 山口 蛍
18 遠藤 渓太 85′ 16 水沼 宏太 90′
14 天野 純 46 清武 弘嗣 73′
33 ダビド バブンスキー 59′ FW 8 柿谷 曜一朗
FW 16 伊藤 翔 71′ 9 杉本 健勇
控えメンバー
GK 31 杉本 大地 GK 27 丹野 研太
DF 13 金井 貢史 DF 23 山下 達也
34 ミロシュ デゲネク 5 田中 裕介 90′
MF 20 マルティノス 59′ MF 17 福満 隆貴
25 前田 直輝 85′ 24 山村 和也 73′
5 喜田 拓也 26 秋山 大地 90′
FW 7 ウーゴ ヴィエイラ 71′ FW 19 澤上 竜二
監督
エリク モンバエルツ 尹 晶煥

代表のヨーロッパ遠征帰りの蛍(山口選手)と健勇(杉本選手)がそれぞれスタメン入り。蛍は代表戦の2試合ともフル出場していましたが、疲れも見せずこの試合もフル稼働です。

対する横浜Fマリノスのスタメンは以下のメンバー

昨シーズン途中までセレッソ大阪に在籍していたタカ(扇原選手)もスタメンに名を連ねています。

キャプテンは曜一朗と、中澤選手(マリノス)

試合開始前の円陣を組むシーン

試合展開

試合はセレッソボールでキックオフ。

試合は一進一退の展開で始まります。

4分には敵陣の中央付近でフリーキックを得ると、キッカーはソウザ。このフリーキックは壁にあたってしまい、チャンスを活かせません。

すると、横浜の左サイド(セレッソ右サイド)でボールをキープされると、相手MFが中にドリブルで切り込んできてミドルシュート。これがゴール右隅にキレイに決まり、ファーストシュートでマリノスに先制を許してしまいます。

対するセレッソも、積極的なプレスからボールを奪い、攻撃を仕掛けていきますが、ボールを失うシーンも多く決定的なチャンスはなかなか作れません。

無尽蔵のスタミナで縦横無尽にピッチを走りまわり、攻守に奮闘する蛍

中盤でのボール奪取力とキープ力で活躍するソウザ。

相手セットプレーでの守備のシーン。

33分には、宏太(水沼選手)が中央付近からディフェンスライン裏のスペースへ浮き球のクロスを送ると、走りこんできたソウザが頭で合わせますが、惜しくもゴールの左ポストを叩き、得点することができません。

セレッソのセットプレーのシーン。

右コーナーキックのキッカーはマル。

39分にも、曜一朗(柿谷選手)から左サイドを駆け上がるマル(丸橋選手)にパス。マルからキヨ(清武選手)につなぎソウザにパスが渡ると、ソウザが中に切れ込んでミドルシュート。これは枠を捕らえますが、相手GKがセーブして、ここでも得点を奪えません。

このまま得点を奪えないまま、横浜リードで前半は終了。

後半

後半開始前の円陣のシーン。

後半に入ると、守備を固める横浜と、ボールを持って攻めるセレッソという構図が明確になってきます。

55分には右サイドの宏太からのクロスを相手GKが弾き、こぼれ球に反応したキヨが右足で強烈なボレーシュート。これは相手DFの中澤選手のブロックで阻止されますが、試合はセレッソがペースを握っていきます。

そして、64分には宏太からのサイドチェンジで、マルにボールが渡ると左サイドで細かいフェイントで対面のDFをかわして中に走りこんでいたキヨに横パス。

ペナルティエリア内でボールを受けたキヨは、スピードに乗ったままトラップして縦に進入し左足シュート!コントロールされたボールがゴール右上に決まりセレッソ大阪が同点に追いつきます!!

キヨが左足でコントロールしたシュートを決める!

キレイな同点ゴールを宏太が祝福

ゴール後はすぐに帰陣するキヨ

キヨの得点シーンの動画はコチラ。

ここからセレッソの怒涛の攻撃が始まります。

わずか4分後の68分には左サイドでボールを回すと、曜一朗が中にふわりとしたボールを入れます。

これをペナルティエリア手前のキヨが後ろ向きのままヒールでスルーパス。これを宏太がペナルティエリア内に走り込み、左足でシュート!!これがゴール右隅に決まりセレッソ大阪が逆転!!2-1とリードします。

蛍が宏太を祝福

宏太の得点シーンの動画はコチラ

圧巻は70分。

右コーナーキックから、マルがクロスをニアサイドに蹴りこむと、走り込んできた健勇が、相手DFの前でキレイにヘディングで合わせてゴールネットに突き刺し、セレッソ大阪がわずか6分間で3点を奪い、3-1とリードを奪います。

コーナーキックの直前のシーン

ゴールをした健勇は尹さんのところに駆け寄り歓喜の輪が(中に健勇がいますw)

別の角度から撮ったシーン。

この日が誕生日だった健勇はバースデーゴールを決め、胸をたたいて自信に満ち溢れた表情をみせます。

健勇のバースデーゴールの動画はコチラ。

このゴールで今季20得点目を挙げた健勇は得点ランキングでもトップタイに並びました。

するとセレッソ大阪は守備を固めてきます、キヨに変えて山村を投入し、5バックにフォーメーションを変更。

タカと曜一朗

そして最後の止めはヨニッチ。

87分の右コーナーキックを健勇が高い打点のヘディングシュート!これを相手GKが弾きますが、こぼれ球をマテイヨニッチが右足で押し込み、4-1と更に追加点を挙げます!!

サポーターに向かっての喜びのポーズ

ヨニッチを宏太・陸などが祝福

ヨニッチのゴールシーンの動画はコチラ

そして、たなゆう(田中選手)と大地(秋山選手)を2枚同時に投入し、ゲームを終わらせにきます。

このままセレッソリードのまま、タイムアップ。

終わってみれば4-1で快勝!!3位をがっちりキープしました。

感想など

この試合を入れて残り3節で熾烈な3位争いをしているチーム同士の対戦で、きっちり勝利することができて、本当によかったと思います。

この日の前半はボールは持てるものの、ボールロストやパスミスも多く、なかなかリズムが作れずいました。前半のシュートも相手が2本に対して、8本(うち枠内4本)と悪くはなかったのですが、決定的なシーンが上手くつくれていませんでした。

後半も攻勢を強めて、55分のキヨの決定機が決まらなかったことから、このままズルズル攻めあぐねると嫌だなと思った展開でしたが、キヨのシュート(1点目)と華麗なスルーパス(2点目)がガラッと空気を変えてくれました。

そして、代表帰りでバースデーゴールを決めた健勇。本当に頼もしくなってきましたね。昨シーズンまではFWでなかなか結果を出せていなかったですが、今シーズンは覚醒したと言ってもいいでしょう。だって、得点ランキングトップタイに並びましたから、それもこのリーグ終盤で並んだということは本当にスゴイことだと思います。

自信に満ち溢れた表情をしていますので、このまま代表でも結果を出して、ロシアでも活躍できるようになって欲しいなと思っています。

あとリーグ戦は2試合。ACL出場権を掴むためにも、1つでも多くの勝ち点を積み上げて欲しいです。

がんばれセレッソ大阪!!!

(番外編)タカ

この日はタカがスタメンで、バチバチとセレッソのメンバーとやり合っていました。

試合が終わると曜一朗とユニフォームの交換をして、他のセレッソメンバーと会話もしていました。

試合終了後の握手のシーン。最初はマリノスユニを表向きに着ていた曜一朗が裏返しに着なおしています。

ロンドン代表でも一緒に戦った やまむー とも握手。

セレッソゴール裏にはこのメッセージが掲げられました。

試合終了後に出ていたビッグフラッグ。ホーム最終戦のセレモニーが始まりました。

セレモニー後の場内一周でボールを投げ入れるタカ

セレモニー終了後、一度、サポーターのところに挨拶に来ようとしてくれていましたが、スタッフに呼び戻されて、一旦、チームの方に戻ってしまいました。

最終的には、セレッソサポーターがかなり少なくなってから(私もそこまで待てませんでした・・・)、ゴール裏まで挨拶に来てくれたようです。

前にこんな記事(元所属選手の出迎え方に思うセレッソファミリー愛)も書きましたが、セレッソを離れても、サポーターも含めたみんなから愛されているタカを感じた試合でした。

試合詳細はコチラ

2017明治安田生命J1リーグ 第32節 横浜Fマリノス戦(オフィシャル)

2017明治安田生命J1リーグ 第32節 横浜FMvsC大阪

J1 第32節 横浜FM戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第32節 横浜FM戦|試合後のセレッソ選手コメント

更新日:2017年11月18日(土) 17:54

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 鹿島アントラーズ 70 32 23 1 8 53 31 22
2 川崎フロンターレ 66 32 19 9 4 65 32 33
3 セレッソ大阪 60 32 18 6 8 62 41 21
4 柏レイソル 58 32 17 7 8 48 33 15
5 横浜F・マリノス 55 32 16 7 9 42 34 8
6 ジュビロ磐田 54 32 15 9 8 48 30 18
7 浦和レッズ 49 32 14 7 11 64 52 12
8 サガン鳥栖 47 32 13 8 11 39 39 0
9 ヴィッセル神戸 44 32 13 5 14 38 39 -1
10 ガンバ大阪 42 32 11 9 12 48 40 8
11 ベガルタ仙台 40 32 11 7 14 42 50 -8
12 FC東京 39 32 10 9 13 36 40 -4
13 北海道コンサドーレ札幌 37 32 10 7 15 35 45 -10
14 清水エスパルス 31 32 7 10 15 31 50 -19
15 サンフレッチェ広島 30 32 7 9 16 30 47 -17
16 ヴァンフォーレ甲府 28 32 6 10 16 22 39 -17
17 大宮アルディージャ 24 32 5 9 18 28 55 -27
18 アルビレックス新潟 22 32 5 7 20 24 58 -34
ACL出場チーム
J2降格枠
モバイルバージョンを終了