2017 J3リーグ 第34節 FC東京 vs セレッソ大阪U23(AWAY)

リーグ13位のセレッソ大阪U23、J3リーグ参入2年目のシーズン最終戦は、アウェイ駒沢に乗り込んで、同じU23チームであるFC東京U23との対戦です。

今シーズンのホームでの対戦では、FC東京の久保選手にリーグ最年少ゴールを決められて０－１で敗戦しています。

その敗戦の借りを返すためにも、今シーズンの締めくくりをよい結果で終えるためにも、勝利が欲しい一戦でした。

結果は、開始早々に失点。終了間際のコーナーキックで追加点を奪われた後、直後に１点を返しましたが、残念ながら１－２で敗戦してしまいました。

この試合は、FC東京の石川選手の現役最後の公式戦ということで、6000人を超える観客がスタジアムに集まりました。

そして、FC東京に在籍していて石川選手とも同じチームでプレーしていたモニさん（茂庭選手）がセレッソ大阪U23でメンバーとして帯同していました。

メンバー

FC東京U23戦のスタメン

相手のメンバーには米本選手などのオーバーエイジのメンバーも含まれていますが、セレッソは前節と同じスタメンで、オーバーエイジは含まれていません。

メンバー

ＦC東京U23				セレッソ大阪U23
スターティングメンバー
GK	30	廣末　陸		GK	32	アン　ジュンス
DF	26	柳　貴博		DF	28	温井　駿斗	80′
	29	岡崎　慎			35	沖野　将基	86′
	35	鈴木　喜丈			37	森下　怜哉
MF	52	ジャキット	75′		48	小林　洵
	7	米本　拓司		MF	31	山根　永遠	66′
	28	内田　宅哉			36	斧澤　隼輝
	25	小川　諒也			38	西本　雅崇
FW	41	久保　建英	62′		42	喜田　陽
	45	原　大智		FW	47	米澤　令衣
	21	ユ　インス	83′		49	山田　寛人
控えメンバー
GK	50	波多野　豪		GK	45	茂木　秀
MF	18	石川　直宏	83′	DF	29	舩木　翔	80′
	24	佐々木　渉	62′		3	茂庭　照幸	86′
	43	品田　愛斗		MF	30	大山　武蔵	66′
	51	リッピ　ヴェローゾ	75′		34	阪本　将基
				FW	40	岸本　武流
					43	中島　元彦
監督
中村　忠				大熊　裕司

そして、東京のベンチには石川選手が入っているのと同じで、セレッソはモニさんが入っています。おそらく終了間際に２人とも出番が来るんだろうなという雰囲気が漂っていました。

セレッソでは、前節はベンチ外になっていた、武流（岸本選手）と翔（舩木選手）がベンチに復帰しています。

試合展開

試合は開始1分も経たないうちに動きます。わずか開始23秒、セレッソ陣右サイドを突破すると、そこからグラウンダーで斜めの速いクロスを入れられると、逆サイドから上がってきた、タイで世代別代表にも選らばられているジャキット選手がダイレクトで右足を振りぬきゴール。

あっという間に先制点を奪われてしまいます･･･。

この日も左サイドで奮闘、永遠（山根選手）

セットプレーのキッカーを務め、左サイドで攻守に貢献、温井選手。

先制を許したセレッソですが、この日は、なかなかペースを握ることができず、FC東京に攻め込まれる展開が続きます。

耐えて攻撃を跳ね返しながら追加点は許しませんが、攻撃は単発でなかなか形を作ることができません。

28分には相手陣右サイドで得たFKから、温井が左足でクロスをゴール前に送ると、怜哉（森下選手）がヘディングで合わせますが、相手GKがセーブ。こぼれ球にも詰めますが、得点することができません。

31分には山田選手がスペースに抜け出しますが、これも相手GKに対応されてしまい、チャンスを活かせません。

そして、このまま１点リードされたまま、前半を終了します。

後半

後半に入ってもペースは変わらず、東京ペースで試合は進んで行きます。

セレッソの攻撃でのチャンスはセットプレー中心となってしまいます。

そして、66分に永遠（山根選手）に代わって、武蔵（大山選手）を投入します。

この選手交代で、右サイドハーフの隼輝が左に入り、右サイドバックを務めていた沖野が右サイドハーフに、交代で入った武蔵は右サイドバックに入ります。

ここから、右サイドを中心に攻める展開を作っていきます。

右サイドからのFKのシーン。温井選手がクロスを上げます。

78分には、右サイドの敵陣奥深くまで進入し、ゴールライン付近から武蔵がクロスをあげます。中で隼輝が胸トラップからDFを交わしてシュート！しかし相手GKにセーブされ、同点に追いつくことはできません。

そして、ついに石川選手がピッチに交代で投入され、ほどなくモニさん（茂庭選手）もピッチに入ります。

そして、87分には相手CKで石川選手のクロスから追加点を許し、２点のリードを奪われます。

対するセレッソも89分に反撃。

左CKを途中交代で入った翔（舩木選手）のクロスを、中でマー坊（西本選手）がヘディングで合わせてゴール！！！

終了間際に１点を返します！

ゴールシーンの動画はコチラ。

そして、このまま試合は終了し、１－２で敗戦してしまいました。

感想など

試合終了後に選手がサポーターに挨拶。

この日が最後の公式戦出場となったFC東京の石川選手。モニさんと笑顔で会話して観客に応えます。

まずは、FC東京の石川選手、現役生活お疲れ様でした。

引退試合の（ような？）位置づけで開催されたこの日の試合、石川選手は前日のJ1の試合でも出場していましたが、キッチリとCKでアシストもして、現役生活を締めくくりましたね。

対するセレッソの方は、この日は、スコア内容以上に負けていた気がします。

ボールをキープされてまわされて、ブロックで守る守備もなかなかプレスがはまらず、攻撃は単発とセットプレー頼みという状況でした。

沖野が右サイドハーフに入ってからは、スピードを活かした突破を見せるシーンもありましたが、なかなかしんどい試合でした。

今シーズンのＪ３を13位で終了し、来シーズンはこのチームから、どれだけのメンバーがＪ１のトップチームに絡めるのでしょうか。Ｊ２などの他チームにレンタルに出る選手もいるかもしれませんね。

今年、他チームにレンタルに行ってる選手も復帰してくるとは思うので、またU23も来シーズンどんなメンバーになるか楽しみです。

とはいえ、もう少し、ホームでお客さんを呼べる試合をしたいですね。

お疲れさまでした！セレッソ大阪U23！！

試合詳細はコチラ

ハイライト動画

２０１７明治安田生命Ｊ３リーグ 第34節 FC東京U23 vs C大阪U23（オフィシャル）

2017明治安田生命J3リーグ 第34節 Ｆ東23vsセレッソU-23

J3 第34節 Ｆ東23戦｜試合後の大熊裕司監督（セレッソU-23）記者会見コメント

J3 第34節 Ｆ東23戦｜試合後のセレッソU-23選手コメント

インタビュー動画

明治安田生命Ｊ３リーグ

更新日：2017年12月3日(日) 16:25