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2018 ACL決勝 第1戦 鹿島アントラーズ vs ペルセポリス(カシマスタジアム)観戦記

ACL決勝の第1戦、鹿島が勝負強さを発揮して見事勝利。初カシマスタジアムは名物の交通渋滞に見事ハマりましたw

11月3日(土)はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝の第1戦をカシマスタジアムまで観戦しに行ってきました。

個人的にカシマスタジアムにはずっと行きたいと思いながら、これまで行けず仕舞いでいました。今年も、11月3日に当初開催予定であった第31節を観戦予定でしたが、10月31日(火)の平日夜開催に変更となったので、結局行けませんでした。

(おまけにほぼターンオーバーした若手中心のアントラーズにセレッソは負けるし・・・第31節の記事はコチラ↓))

ACL決勝の影響で試合開催日が平日に変更された第31節は、若手中心の相手に得点機会を活かせないまま無得点で悔しい敗戦 2018シーズン...

セレサポとしては、ACLの決勝をいつかホームで迎えたいという願望・夢もあるので、ACL決勝の雰囲気を味わうために、鹿島まで行くことにしました。

35000人の大観衆を集めカシマスタジアムで行われた試合は、両チームの主導権争いで膠着状態で堅い展開で試合は進み、スコアレスで前半は終了。後半に入ると、レオ・シルバの縦パスのスイッチから土居のリターンを受けたレオ・シルバが先制点。続いて、セットプレーの流れからセルジーニョが追加点を奪い、ホームの鹿島が無失点・複数得点(2得点)という狙い通りの結果を手にしました。

鹿島アントラーズ 2 0 前半 0 0 ペルセポリス
2 後半 0
レオ シルバ  ’58
セルジーニョ  ’70
得点

この勝利で10日(土)にイランで行われる第2戦を前に優位に立った鹿島、スタジアムの応援も迫力があり、試合運びもウマいなと思わされる試合でした。

スタジアム 県立カシマサッカースタジアム
入場者数 35,022人
天候/気温/湿度 晴れ / 18.4℃ / 52%
主審 マー ニン
副審 ツァオ イー、シー シアン
第4の審判員 フオ ウェイミン
追加副審 フー ミン、リュウ クォックマン

スタジアムへのアクセス・スタジアムからの脱出という面では、やはり大観衆を集めると、ちょっと辛いカシマスタジアムで、私も名物の大渋滞に思い切りハマってしまいました

スタジアム情報・スタグルなどは別記事でまとめるつもりなので、ACL決勝の観戦記として、この記事は書いていきたいと思います。

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試合開始前まで(大阪からスタジアムまで)

まずは大阪空港からANAに乗って、羽田空港まで飛びました

羽田空港に着いたところです。天気がよくてよかったです。

鹿島神宮駅行き高速バス

そして、鹿島神宮行きのバスを見ると、9時20分時点で、空き(○)だったので、迷わずにチケットを購入。

バスのチケットがコチラ。片道2370円です。

そして、空港内で時間をつぶして、乗車時間直前に掲示を見ると、鹿島神宮行きは、残席わずか(▲)という状態になっていました!

この日は、東京駅から鹿島行きのバスは長蛇の列になっていたようなので、空港からのアクセスにしておいてよかったなと思っていました。

バスでの道中は、浦安まで渋滞していたり、その他の場所でも渋滞したりしていて、水郷潮来地区のあたりに来るまでに、かなりの時間が経っていました。

でも、天気よくて綺麗な景色ですね。

当初の予定では、羽田空港:10時15分発→鹿島神宮駅:12時15分着の予定だったのですが、潮来のインターも渋滞していて、そこを降りれたのが12時40分という状態でした。

このバスはスタジアム直行のバスではないので、いくつかの場所を回っていきます。ジーコが来た当時は、ここ住友金属(現:新日鉄住金)のサッカー部という時点だったんですよね。当時2部のチームにジーコが来たことは驚きでしたが、今や常勝軍団になり19冠ですから、学ぶべきところが沢山ある気がします。

鹿島神宮駅

そして、ようやく鹿島神宮駅に到着です。この時点で13時半くらいw。

スタジアム行きのバス乗り場もありますが、渋滞していたら嫌なので電車にしました。

そしてこの鹿島神宮駅、自動改札ではありません。

ということは、SuicaやPASMO、ICOCAなどのICカードが使えません。

そのため、駅構内に1つしかない券売機で切符を買わないといけません。

鹿島サッカースタジアムの駅までは190円です。

なんか久しぶりにJRの切符買った気がします。

そして改札内から駅出口・自動券売機の方面を撮ってみました(クリックで拡大)

1つしか券売機がないので、切符買うのに列で並ばないといけませんでした。

そして、駅の改札内に入ると、階段のところに、アントラーズのユニホームが展示されていました。

キーパーユニもあったり

一番手前のブルーのユニは、住友金属時代のユニですね。

ホーム・アウェイのユニがいろいろ展示されていました。

そして駅のホームに上がると、電車(2両)がとまっていたのでパチリ。

そして、13時45分に電車が出発しました。

鹿島サッカースタジアム駅

5分ほどで、鹿島サッカースタジアム駅に到着です。ホント、ようやく着きました!

小さな駅で自動改札ではないので、切符は手で回収です。

駅のホームから階段を上がって、線路を跨いでいる陸橋の上に駅の臨時精算所があります。あと、帰りの乗車券なども売ってました。

そして、駅からはスタジアムが見えています。めっちゃ近い。

鳥栖も近かったですが、鹿島もめっちゃ近いですね。陸橋を降りて、徒歩でスタジアムに向かいます。

カシマスタジアム

そしてようやく到着したカシマスタジアム、駅で写真撮ったりウロチョロしてたので、14時少し前くらいですね。

当初の予定では、12時15分に鹿島神宮駅について、12時30分くらいにはスタジアム到着予定でしたので、1時間半くらい遅れての到着でした。

着いてスタジアム内を見上げたら、アントン君(背番号12番)も混じって、サポーターの決起集会がされてました。

そして、スタジアムに入る前に、ジーコ像の場所を聞いて、ご挨拶をしておきました。

私のそのときのツィートがコチラ。

そして、この時点でもうキックオク1時間前(14時)。予定では、キックオフ2時間半くらい前に到着予定だったのですが、1時間半遅れで到着という感じでした。

帰りも渋滞にハマるんですが(後述します)、この時点でも「鹿島って遠いなー」という印象でしたね。

試合開始前のスタジアム

ピッチにはACLのフラッグと「#ACLFINAL」というハッシュタグを表現したものもありました。

このキックオフ直前の雰囲気でACLの決勝だなという感じがして盛り上がってきました。

ちなみに、キックオフ前、ACLのトロフィーをジーコがピッチ内に置きにきたのですが、まだスタグルに並んでる時間だったので、生で見るのは見逃してしまいましたーw。

試合前に、盛り上がる鹿島のゴール裏はこんな感じです

パノラマで撮ってみました(クリックで拡大)

鹿島のゴール裏は、大きな声援とともに「☆」のビッグフラッグが出ていました。

ACL王者に向けての熱く強い想いが感じられますね。

メンバー

ACL決勝第1戦の鹿島のスタメン(カメラの充電をし忘れたので、スマホの画像だから粗いですがw)

直前のJリーグはターンオーバーしたので、現時点でのベストメンバー(と思う)が並びました。

4-4-2のフォーメーションで、2トップに鈴木選手・セルジーニョ選手が入り、MFは右に土居選手・左に安部選手、ボランチが三竿選手・レオシルバ選手、DFは左:山本選手、右:西選手、CBは昌子選手とチャン・スンヒョン選手、GKはクォン・スンテ選手というメンバーで挑みます。

鹿島 ペルセポリス
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 1 クォン スンテ GK 1 アリレザ ベイランヴァンド
DF 3 昌子 源 DF 3 ショジャー ハリルザデー
16 山本 脩斗 4 サイド ジャラル ホセイニ
22 西 大伍 15 モハンマド アンサリ
35 チョン スンヒョン 69 アリ モスレー タクリミ
MF 4 レオ シルバ MF 5 バシャル レサン ボニャン
8 土居 聖真 80′ 8 アハマド ヌーロラヒ 70′
18 セルジーニョ 90+3′ 11 カマルディン カムヤビニア
20 三竿 健斗 88 シアマク ネマティ
FW 9 鈴木 優磨 FW 70 アリ アリプール
30 安部 裕葵 68′ 90 ゴッドウィン メンシャ
控えメンバー 控えメンバー
GK 21 曽ヶ端 準 GK 44 ボジダル ラドシェヴィッチ
DF 32 安西 幸輝 68′ MF 18 モフセン ノデヒ
39 犬飼 智也 21 アダム ヘマティ
MF 25 遠藤 康 22 オミド アリシャー 70′
40 小笠原 満男 25 エフサン ハニフェリ
6 永木 亮太 80′ 26 サイード ハセインプール
FW 14 金森 健志 90+3′ 37 ハミド タヘルハニ
監督 監督
大岩 剛 ブランコ イバンコビッチ

ベンチも充実したメンバーがベンチ入りしていますね。

試合開始前のゴール裏の動画はコチラです。

試合展開

前半

試合が始まると、まずは主導権争いという感じで、リスクを冒さないようにイーブンなボールは前に蹴るという形で、なかなかボールが落ちつかない状態で始まります。

そして、ゆっくりとした雰囲気で始まった試合がいきなり緊張度を増したのが、4分。

右サイド奥深くまで進入したペルセポリスが、ゴール前にクロスを送ると、鹿島DF2枚がニアに引っ張られファーにボールがこぼれたところを、相手FWがフリーでシュート!!これをチャン ヒョンス選手が顔面にあててコーナーに逃れます。

ペルセポリス側は、ハンドでのPKをアピールしていましたが、思いっきり顔面クリアだったので、それはないなーと思ってみてましたw。

ペルセポリスのCKのシーン。この日のペルセポリスサポーターは、北側スタンドの一角に陣取ります(左側が緩衝帯)

カシマスタジアムの2階はほどよい傾斜で観やすかったです。

この日のスクリーンでの表記は英語表記。(苗字・名前が入り混じっていますが、ユニフォームの背中の表記と合わせているのでしょうかね)

そして、どちらかというとペルセポリスが優勢かなと思っていたタイミングで、イランのサポーター(?)の観客がピッチに乱入して試合が一時中断するというハプニング発生w

とはいえ、この騒動での中断で鹿島も落ち着いたというか、ペルセポリスのプレスを少しずつはがして、前にボールを運べるシーンが増えてきます。そして、セルジーニョ選手がGKと1対1になるシーンも作ったりと、鹿島もペースを握る状態になります。

ACL決勝は追加副審がゴールライン上を見る形になっていました。VARやゴールラインテクノロジーの採用をすると、どちらのチームにも観客にもわかり易い判定になるのですが、簡単にはできないでしょうかね。

そして、得点は動くことなく、スコアレスでハーフタイムに突入します。

ハーフタイム中も、フラッグがたくさん揺れて、チームを鼓舞するゴール裏。

迫力があっていいなと思いました。(動画もあるのですが、上げそびれたので静止画で雰囲気だけ感じてくださいw)

後半

後半に入ると、ギアをあげた鹿島がペースを握りだします。

48分には右サイドを崩してチャンスをつくり、西のクロスに、ニアで安部がスルーして、レオシルバがシュート!!これは枠を捉えられませんでしたが、惜しいシーンでした。

そして、58分に鹿島が先制。

右サイドでレオ・シルバが受けて、ペナルティエリアの角にいる土居に縦パスを入れると、土居が軽く触ってリターン、このパスを受けたレオ・シルバが相手DFを交わして、ゴール左隅に流し込んで先制点を挙げます!!

歓喜のレオ・シルバ(スタジアムのスクリーン)

この崩しはキレイでしたね。

続く60分にも、ゴールネットを揺らすシーンを作りますが、これはオフサイド。完全に鹿島ペースになってきます。

そして、アウェイゴールを与えないようにリスクマネジメントをしつつ、ホームでの複数得点での勝利を目指す鹿島が、巧い試合運びを見せます。

70分には、右サイドでフリーキックを獲得すると、セルジーニョが蹴ったボールがこぼれ、再びゴール前に上がったボールを、走りこんできたセルジーニョが左足のアウトサイドでゴール左隅に押し込み、鹿島が2-0とリードを奪います!

ゴールしたセルジーニョを祝福する選手たち

レオ・シルバとセルジーニョが喜びあいます。

そして、この得点シーンの直前、ゴール裏の声援がかなり迫力があったので、そちらにスマホを向けつつ、顔はゴール前という形で動画を撮っていたら、その瞬間ゴールが生まれたので、ゴールシーンでの歓喜するサポーターまでの動画をツィートしました。

こぼれ球を押し込んだゴールとなったので、このゴール裏の迫力が取らせたゴールだったのかもしれないなと思っていました。

観客は35,022名(もう少し入っているかと思ってました)

そして、このセルジーニョのゴールで2点差とした鹿島が、試合をキッチリ終わらせにきます。無失点のままアウェイの第2戦に乗り込むと有利になるので、相手の攻撃をケアしつつ、選手交代も行いながら、試合を進めます。

試合の方は、相手の退場などもありましたが、2-0のスコアのまま鹿島が勝利。ACL決勝第1戦を物にするとともに、無失点での勝利で第2戦に向けて有利な状況となりました。

試合終了後

昌子選手のスタジアムインタビュー。「もっと声援くれ!」的なことを言ってました。

MVPはレオ・シルバ

2-0のスコアで鹿島が見事勝利!

プランどおり、キッチリと試合を物にした鹿島は強いなと感じた試合でした。

感想など

ACLの決勝。雰囲気楽しめました!

そして、鹿島アントラーズ、本当に強いなと思えました。

冒頭でも書きましたが、直近のJ1リーグ第31節、うち(セレッソ)との1戦は、若手・ベテランと組み合わせ大幅にメンバーを入れ替えましたが、きっちりと勝ちきりました。

そして、この試合の3日後(中2日)に前倒して行われた第32節も柏レイソルに対して、同じようにターンオーバーしたメンバーで勝ちきりました。

この中2日で続く3連戦をきっちり3連勝で終えて、ターンオーバーしてリーグ戦でも勝ち点6を積み上げられているのは本当に凄いなと思います。

ターンオーバーの件では、結果が出ないと叩かれますし、うち(セレッソ)の場合は、8月の中2日の3連戦は、以下の結果でしたから、差はかなりありますよね。

アウェイ九州とアウェイ札幌を挟んでのホーム開催で、8月1日(水)にも8月15日(水)にもずっと連戦が続く夏場のキツイ状況ではありましたが、この国際試合を挟んでの3戦を1分2敗で終えていますから、差は歴然ですね。

メンバーが入れ替わっても結果が残せているのは、19冠達成していて常勝軍団としての自覚もあるからなのでしょうかね。サポーター・クラブも含めて、まだまだ見習うべきところがたくさんあると思いました。

「将来のACL決勝出場に向けた予習」と思って行きましたが、差を痛感しながら帰ってきたという感じでしょうか。

羽田さん、うちに監督・コーチとして帰ってきてくれないかなー。

試合後終了後

スタジアム

試合が終わった後、1階席にお邪魔してきました。

スタジアム情報(グルメ・スタジアムガイド)はあらためて記事にしますが、専用スタジアムですし本当に見やすいですね。

まずは勝利を喜ぶゴール裏が圧巻でした。

ACL決勝のデコをされたベンチからゴール裏方面を撮ってみました

帰りのバス(大渋滞)

帰りは、カシマスタジアム:17時45分発⇒東京駅日本橋口:19時20分着という東京駅直行の高速バスを確保していました。

こんな感じでたくさんバスが止まっています。

羽田空港からの行きも渋滞したので、時間通りには着かないかもしれないなと覚悟はしていましたが、20時前後くらい(40分~50分遅れ)で着くのではないかという楽観的な感覚でもいました。

17時半にはバスに乗り込みましたが、定刻を過ぎてもバスは渋滞で駐車場からすら動けず「結構大変そうだな」と思いながらも、どうしようもないので、寝ることにしました。

そして、定刻では東京駅に到着している19時20分ごろに、トロトロと渋滞しながら走るバスの中で目覚めて、「今、どこ?」と思って、GoogleMapを見たら、「まだ鹿島神宮駅ちょっと過ぎただけやないかーい!!」というヤバい状況であることに気づきましたw。

これは絶対に20時前後には東京駅には着かないな~と思いながら、高速に乗るまでしばらく様子見をして、高速に乗った時点で東京駅までの予定到着時間をナビで確認してみると、「あと1時間19分」

この時点で東京駅到着は21時を過ぎることがほぼ確定したので、新幹線で帰るというパターンも難しいと判断し、泊まり確定w。

そのままバスの中で、ホテル取ったり、飛行機の予約を変更したり、いろいろして、また寝ましたw。

最終的に東京駅の日本橋口に降り立てたのは21時20分ごろだったと思うので、ちょうど新幹線の新大阪駅行きの最終が出た時間帯くらいでした。満員くらいの大観衆になるカシマスタジアムに試合観戦に行くときは、泊まり覚悟ですね。見事、名物の大渋滞にハマって帰ってきましたw。

でも、また見に行きたいスタジアムですね。

試合詳細はコチラ

鹿島戦のスタメン

鹿島:大岩監督のコメント

選手コメント(鹿島:安部選手、山本選手、レオ・シルバ選手)

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