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AFCチャンピオンズリーグ2018 グループステージ MD5 セレッソ大阪 vs 済州ユナイテッド

リーグ戦からメンバーを入れ替えて勝利を目指す。起用された選手が結果を出して快勝!亜土夢・瑛ちゃん・マー坊がよかった!!

3月31日のJリーグで今季初勝利を挙げ、チームとして上昇気流に乗り、いい雰囲気で迎えるACLグループリーグの第5節(MD5)。セレッソ大阪は、3位(1勝2分1敗:勝ち点5)でこの試合を迎えました。

この試合に敗退すると、グループリーグ突破(グループ2位以内)が厳しくなってきますので、何としても勝ち点3(勝利)が欲しいところ。

リーグ戦から中2日で臨むこの試合は、勝ち点3を取りに行く試合ですが、3月31日の湘南戦から8名スタメンを入れ替え。今季のJ1リーグ戦に出場機会のないメンバーも含まれたフレッシュなメンバーも含めて、チーム全体・一丸となって勝利を目指して戦いました。

試合の方は、16分にCKからこの日初スタメンの瑛ちゃん(片山選手)のボレーシュートで先制すると、34分に曜一朗の得点でリード。後半アディショナルタイムに1点を返されますが、危なげなく2-1で快勝。グループリーグ突破に向けては落とせなかった試合で、きっちり勝ち点3を挙げて、最終節のアウェイ広州戦に臨むことになりました。

セレッソ大阪 2 2 前半 0 済州
ユナイテッド
0 後半 1
16′ 片山 瑛一
34′ 柿谷 曜一朗
得点 90+2′ チン ソンウク

グループGのもう1試合は、広州恒大がブリーラム(タイ)と引き分けて1位をキープ(グループリーグ突破は決まらず)し、セレッソは順位を2位に上げました。

次節の最終節(4月17日)は、グループリーグ突破を賭けた大事な一戦となります。勝てば1位通過確定で、引き分け以下だと、ブリーラムの結果次第となるので、きっちり次も勝ってほしいものです。

スタジアム 大阪長居スタジアム
入場者数 9,066人
天候/気温/湿度 晴れ / 19.3℃ / 62%
主審 イルギズ タンタシェフ
副審 アンドレイ ツァペンコ、ティムル ガイヌリン
第4の審判員 ティムル ファイズリン

この日の長居は、平日火曜日の19時キックオフという時間でしたが、9,000人を超える観衆が集まりました。

私は都合で遅れての観戦となりましたが、曜一朗のゴールには間に合いましたし、勝利シーンを生で見れてよかったです。生で観れなかった時間帯は、録画していたスカパーの放送で確認しました。

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メンバー

先日のJ1リーグ第5節の湘南戦(3月31日(土))から中2日で挑む4月3日(火)のホームでのACL第5節は、スタメン8人を変更して臨みました。

済州戦のスタメン(写真は公式より)

右SBでキャプテンには、シャケさん(酒本選手)、左SBには初スタメンの瑛ちゃん(片山選手)、ボランチには今季トップ初出場のマー坊など、フレッシュな顔ぶれが並びました。

セレッソ大阪 済州ユナイテッド
スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 21 イ シャングン
DF 16 片山 瑛一 DF 2 チョン ダフォン
20 酒本 憲幸 4 オ バンソク
22 マテイ ヨニッチ 5 クォン ハンジン
23 山下 達也 13 チョン ウン
MF 17 福満 隆貴 86′ 20 チョ ヨンヒョン 66′
24 山村 和也 79′ MF 14 イ チャンミン
32 田中 亜土夢 40 イ チャンドン 83′
38 西本 雅崇 72′ FW 10 マグノ クルス 37′
FW 8 柿谷 曜一朗 27 リュ スンウ
9 杉本 健勇 99 チアゴ マルケス
控えメンバー
GK 27 丹野 研太 GK 41 パク ハングン
DF 14 丸橋 祐介 DF 15 アレクサンダル
ヨバノビッチ
MF 15 木本 恭生 79′ 6 パク チンポ
6 山口 蛍 72′ MF 16 イ ドンス 83′
7 水沼 宏太 7 クォン スニョン
FW 13 高木 俊幸 86′ FW 8 キム ドヨプ 37′
18 ヤン ドンヒョン 9 チン ソンウク 66′
監督
尹 晶煥 チョ スンファン

ベンチには、マル・蛍・ヤス・宏太・トシ・ドンヒョンなど、湘南戦のメンバーも入っており、総力戦で勝ちに挑んでいきます。

キャプテンはシャケさん(写真は公式より)

試合展開

前半

勝利を目指すセレッソが前半から攻勢に出ます。

7分 瑛ちゃん(片山選手)のパスから隆貴がDFの裏に抜けるシーンがあったり、14分にも曜一朗が裏抜けしてチャンスを迎えたり、積極的な攻撃を仕掛けていきます。

すると16分、左コーナーキックから先制します。

亜土夢が右足でクロスを上げると、ファーから中に詰めていた瑛ちゃんが、体制を崩しながらも左足を振り抜きます。このシュートがクロスバーに当たってゴールネットを揺らし、1-0とセレッソが先制!!

片山選手のボレーシュート(公式より)

瑛ちゃんを祝福するメンバーたち(公式より)

この先制点のあと、済州の反撃を受けますが、ジンヒョンを中心とした守備で相手の攻撃を跳ね返し、失点を許しません。

そして、34分、キレイな崩しからセレッソに追加点が生まれます。

前戦へのフィードを健勇が落とし

ボランチのマー坊がボールを受けて右サイドに縦のフィードを入れます。このパスを収めた隆貴が中に切り込みながら、ペナルティーエリア内に走りこむやまむー(山村選手)へスルーパス。

やまむーがダイレクトでゴール前に折り返すと、相手のマークを外した曜一朗がキッチリと中でフリーとなって丁寧にゴールに流し込み、セレッソ大阪が2点をリードします。

そして、前半はこのまま2-0で終了。

後半

後半は、2点リードもあり、セレッソは慎重に戦っていきます。

済州の攻撃の前に守勢に回ることが多くなったセレッソですが、ヨニッチ・山ちゃんを中心としたディフェンスで相手の攻撃を跳ね返し、失点を許しません。

59分には、ジンヒョンのフィードから、曜一朗が裏へ抜け出し、上手いトラップで相手GKと1対1になるシーンを迎えますが、シュートはブロックされ追加点を奪うことはできません。

桜の守護神ジンヒョン。この日もビッグセーブを連発してました。

高いジャンプ力でボランチでも攻守に活躍のやまむー

それ以降も、隆貴がサイドを突破して中にラストパスを出すシーンなどチャンスを作っていきますが、得点は奪えません。

72分には、この日ボランチで攻守に活躍していたマー坊が足を攣ったため蛍と交代。

ここからもセレッソは守備ブロックをきっちり敷いて守り、相手にチャンスを作らせません。

そして、やまむー→ヤス(木本)

隆貴→トシと選手を交代しつつ、守備を堅めてゲームを締めに行きます。

アディショナルタイムには、左サイドからのクロスをヘディングで決められてしまい、1点差に詰め寄られますが、そのままゲーム終了。

2-1で見事セレッソ大阪がACL第5節を勝利し、勝ち点8でリーグ2位に浮上しました。

感想など

まずは、勝たなければ、かなりグループリーグ突破が厳しくなる試合で勝ててよかった。

その大事な試合でメンバーを入れ替えて、勝利を目指して戦いました。

今シーズン、これまであまり出場機会がなかったメンバーも含めて、スタメンで起用してきました。その選手たちが期待・信頼に応えて、きっちり勝ち点3をもたらす素晴らしい働きをしたのが、とてもよかったと思います。

MOMの瑛ちゃん

そして、キャプテンのシャケさん。右サイドでなかなか出場できていなかったですが、この日はキャプテンも任されて、いいプレーを随所に見せていたので、かなり気持ちよい試合となりました。

スタジアムインタビューのシャケさん

インタビュー後のシャケさんの笑顔

マー坊も、この試合で、またグーンと成長したかのように感じました。守備だけではなく、攻撃面でも、ボランチとしての戦力になっていることが確認できましたし、生え抜きの成長は本当にうれしいものですね。

亜土夢や瑛ちゃんも、いい動きを見せていたと思いますので、この勝利から、いろんなメンバーがそれぞれの持ち味を発揮して、だれが出ても強いセレッソを実現していってほしいと思います。

インタビューを受ける曜一朗

次は、尹さんの古巣でもある鳥栖です。まだまだ連戦は続いていきますので、いろんなメンバーを組み合わせながら、きっちり勝ち点も挙げていってほしいと思います。

がんばれ!セレッソ大阪!!!

試合詳細はコチラ

ハイライト動画

AFCチャンピオンズリーグ2018 グループステージ MD5 C大阪vs済州(オフィシャル)

AFCチャンピオンズリーグ2018 グループステージ MD5 C大阪vs済州(まいど!セレッソ!)

ACL MD5 済州戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

ACL MD5 済州戦|試合後のセレッソ選手コメント(片山・亜土夢・曜一朗・ジンヒョン)

グループG(順位)

順位 クラブ名 勝点 試合数 得点 失点 得失差
1 広州恒大 9 5 2 3 0 9 5 4
2 セレッソ大阪 8 5 2 2 1 5 5 0
3 ブリーラム・ユナイテッド 6 5 1 3 1 6 6 0
4 済州ユナイテッド 3 5 1 0 4 6 10 -4

残すは、4月17日(火)のMD6のみ。

セレッソはアウェイで1位広州との対戦ですので、文句なくグループリーグ通過を目指すために、勝利を収めて、1位通過を決めたいものです。

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