リーグ戦からメンバーを入れ替えて勝利を目指す。起用された選手が結果を出して快勝!亜土夢・瑛ちゃん・マー坊がよかった!!
3月31日のJリーグで今季初勝利を挙げ、チームとして上昇気流に乗り、いい雰囲気で迎えるACLグループリーグの第5節(MD5)。セレッソ大阪は、3位(1勝2分1敗:勝ち点5)でこの試合を迎えました。
この試合に敗退すると、グループリーグ突破(グループ2位以内)が厳しくなってきますので、何としても勝ち点3(勝利)が欲しいところ。
リーグ戦から中2日で臨むこの試合は、勝ち点3を取りに行く試合ですが、3月31日の湘南戦から8名スタメンを入れ替え。今季のJ1リーグ戦に出場機会のないメンバーも含まれたフレッシュなメンバーも含めて、チーム全体・一丸となって勝利を目指して戦いました。
試合の方は、16分にCKからこの日初スタメンの瑛ちゃん(片山選手)のボレーシュートで先制すると、34分に曜一朗の得点でリード。後半アディショナルタイムに1点を返されますが、危なげなく2-1で快勝。グループリーグ突破に向けては落とせなかった試合で、きっちり勝ち点3を挙げて、最終節のアウェイ広州戦に臨むことになりました。
グループGのもう1試合は、広州恒大がブリーラム(タイ)と引き分けて1位をキープ(グループリーグ突破は決まらず)し、セレッソは順位を2位に上げました。
次節の最終節(4月17日)は、グループリーグ突破を賭けた大事な一戦となります。勝てば1位通過確定で、引き分け以下だと、ブリーラムの結果次第となるので、きっちり次も勝ってほしいものです。
スタジアム | 大阪長居スタジアム |
入場者数 | 9,066人 |
天候/気温/湿度 | 晴れ / 19.3℃ / 62% |
主審 | イルギズ タンタシェフ |
副審 | アンドレイ ツァペンコ、ティムル ガイヌリン |
第4の審判員 | ティムル ファイズリン |
この日の長居は、平日火曜日の19時キックオフという時間でしたが、9,000人を超える観衆が集まりました。
私は都合で遅れての観戦となりましたが、曜一朗のゴールには間に合いましたし、勝利シーンを生で見れてよかったです。生で観れなかった時間帯は、録画していたスカパーの放送で確認しました。
メンバー
先日のJ1リーグ第5節の湘南戦(3月31日(土))から中2日で挑む4月3日(火)のホームでのACL第5節は、スタメン8人を変更して臨みました。
済州戦のスタメン(写真は公式より)
右SBでキャプテンには、シャケさん(酒本選手)、左SBには初スタメンの瑛ちゃん(片山選手)、ボランチには今季トップ初出場のマー坊など、フレッシュな顔ぶれが並びました。
セレッソ大阪 | 済州ユナイテッド | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 21 | イ シャングン | ||
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DF | 16 | 片山 瑛一 | DF | 2 | チョン ダフォン | ||
20 | 酒本 憲幸 | 4 | オ バンソク | ||||
22 | マテイ ヨニッチ | 5 | クォン ハンジン | ||||
23 | 山下 達也 | 13 | チョン ウン | ||||
MF | 17 | 福満 隆貴 | 86′ | 20 | チョ ヨンヒョン | 66′ | |
24 | 山村 和也 | 79′ | MF | 14 | イ チャンミン | ||
32 | 田中 亜土夢 | 40 | イ チャンドン | 83′ | |||
38 | 西本 雅崇 | 72′ | FW | 10 | マグノ クルス | 37′ | |
FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 27 | リュ スンウ | |||
9 | 杉本 健勇 | 99 | チアゴ マルケス | ||||
控えメンバー | |||||||
GK | 27 | 丹野 研太 | GK | 41 | パク ハングン | ||
DF | 14 | 丸橋 祐介 | DF | 15 | アレクサンダル ヨバノビッチ |
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MF | 15 | 木本 恭生 | 79′ | 6 | パク チンポ | ||
6 | 山口 蛍 | 72′ | MF | 16 | イ ドンス | 83′ | |
7 | 水沼 宏太 | 7 | クォン スニョン | ||||
FW | 13 | 高木 俊幸 | 86′ | FW | 8 | キム ドヨプ | 37′ |
18 | ヤン ドンヒョン | 9 | チン ソンウク | 66′ | |||
監督 | |||||||
尹 晶煥 | チョ スンファン |
ベンチには、マル・蛍・ヤス・宏太・トシ・ドンヒョンなど、湘南戦のメンバーも入っており、総力戦で勝ちに挑んでいきます。
キャプテンはシャケさん(写真は公式より)
試合展開
前半
勝利を目指すセレッソが前半から攻勢に出ます。
7分 瑛ちゃん(片山選手)のパスから隆貴がDFの裏に抜けるシーンがあったり、14分にも曜一朗が裏抜けしてチャンスを迎えたり、積極的な攻撃を仕掛けていきます。
すると16分、左コーナーキックから先制します。
亜土夢が右足でクロスを上げると、ファーから中に詰めていた瑛ちゃんが、体制を崩しながらも左足を振り抜きます。このシュートがクロスバーに当たってゴールネットを揺らし、1-0とセレッソが先制!!
片山選手のボレーシュート(公式より)
瑛ちゃんを祝福するメンバーたち(公式より)
この先制点のあと、済州の反撃を受けますが、ジンヒョンを中心とした守備で相手の攻撃を跳ね返し、失点を許しません。
そして、34分、キレイな崩しからセレッソに追加点が生まれます。
前戦へのフィードを健勇が落とし
ボランチのマー坊がボールを受けて右サイドに縦のフィードを入れます。このパスを収めた隆貴が中に切り込みながら、ペナルティーエリア内に走りこむやまむー(山村選手)へスルーパス。
やまむーがダイレクトでゴール前に折り返すと、相手のマークを外した曜一朗がキッチリと中でフリーとなって丁寧にゴールに流し込み、セレッソ大阪が2点をリードします。
そして、前半はこのまま2-0で終了。