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2022J1リーグ 第10節 セレッソ大阪vs鹿島アントラーズ

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試合運び・ここぞの集中力の差で鹿島に0−3で完敗。ホームで勝ちたい

ルヴァンカップのグループステージで今季2度対戦している鹿島アントラーズ、今季3度目の対戦はヨドコウ桜スタジアムでのリーグ戦です。

上位につける鹿島に勝利して、少しでも上位に食らいついていきたいセレッソ、ホームでのリーグ初勝利となるでしょうか。

あいにく雨模様となったヨドコウ桜スタジアム、ピッチに水を含んだ状態で試合展開にも影響を与えそうなコンディションとなりました。

試合は、まずはセレッソがチャンスをつかみますが決めきれずにいると、直後に相手ゴールキックの処理を誤りチャンスを作られると、その流れの中で失点。あっさりと先制を許してしまいます。

反撃を試みて再び決定機を迎えるも決めきれずにいると、直後に再び失点。セレッソがボールを奪って攻撃に転じようとしたパスを跳ね返され、ゴール前にクロスを入れられ、きれいにボレーで合わせられてしまい、2度のチャンスで2点をあっさりと奪われてしまいました。

その後もセレッソが鹿島ゴールを脅かすシーンも作りますが、得点は奪えず前半は2点のビハインドで後半に折り返します。

後半もセレッソは攻勢に出てチャンスを作っていきますが、得点には至らず、鹿島に上手くコントロールされているような試合展開。そして、アディショナルタイムには左サイドを崩されて、ダメ押しのゴールを奪われてしまいます。

そしてセレッソはゴールを奪えず、そのままのスコアでタイムアップ。0−3のスコアで残念な敗戦を喫しました。

セレッソ大阪 0 0 前半 2 3 鹿島アントラーズ
0 後半 1
得点 6′ 鈴木 優磨
14松村 優太
90+1′ アルトゥール カイキ

得点差は3点の差がつきましたが、決定機の数や試合内容では、それほどの差があるとは感じませんでした。

しかし、ここぞという時の集中力というか、得点を奪う力と、ボールを運ぶ力(キープして失わずに決まった立ち位置に味方が居る)の差を感じる試合となりました。

上位を目指した試合でしたが、残念な敗戦となってしまいました。

スタジアム ヨドコウ桜スタジアム
入場者数 9,883人
天候/気温/湿度 曇一時雨 / 16.2℃ / 62%
主審 山本 雄大
副審 唐紙 学志、赤阪 修
第4の審判員 中井 敏博
VAR 中村 太
AVAR 武部 陽介

対する鹿島は、この試合の勝利で、ACLに出場中の川崎を抜いて、リーグ戦の単独首位に立ちました。

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試合前

スタジアムグルメ

いつもお世話になっているピッツアロトロさんが出店されていないのと、あいにくの雨模様だったので、スタジアム内のお店でいただくことにしました。

まずは「ガァウタイ」さんのパッタイ

そして「桜Kichen」さんのチューリップ

久しぶりに骨付きの唐揚げをいただきました

場外のセレッソバルでいただくのもよいですが、場内売店もよいお店がありますね。

雨だとなおさら、外に行かずに屋根のあるところで食べたいですしね。

屋根といえば、スタジアムのメインスタンドには屋根があるにもか関わらず、上層階でもかなり吹き込んだり、通路に水が溜まったりという状態で、ちょっぴり残念な状況になっていました。

改修・増築で行くことにしたので仕方ないですが、屋根に覆われているスタジアムに早くできるといいんですね。

スタジアム選手紹介・選手入場

前奏の途中からですが、パワグロ(Power And The Glory」を録ってみました

早く声を実際に出して歌えるようになりたいですね。

スタジアム選手紹介の動画はコチラ

場内の盛り上がる映像から、煽りの映像を経て、西川さんのアナウンスで始まる一連の流れが好きで毎回録ってしまっています。

そして両チームの選手入場がコチラ

整列して並んだあと、記念撮影の前に走り出したロビーがスッテンと転んでしまっているシーンが動画で写っているので、思わず撮りながら笑ってしまいましたw

NIKKONさんのサポーティングマッチでした

スポンサー看板ありの記念撮影

メンバー

鹿島戦のスタメン

GKはジンヒョン、DFは左に山中選手、CBはヨニッチと隆矢(西尾選手)、右に陸(松田選手)が入ります。

MFはボランチにおっくん(奥埜選手)・力(原川選手)が入り、右に中原選手、左にキヨ(清武選手)

2トップにムツキ(加藤選手)・寛人(山田選手)が入ります。

セレッソ大阪 鹿島アントラーズ
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 1 クォン スンテ
DF 2 松田 陸 77′ DF 32 常本 佳吾
6 山中 亮輔 15 ブエノ 64′
22 マテイ ヨニッチ 5 関川 郁万
33 西尾 隆矢 2 安西 幸輝
MF 4 原川 力 MF 6 三竿 健斗
10 清武 弘嗣 46*’ 14 樋口 雄太
25 奥埜 博亮 27 松村 優太 70′
41 中原 輝 53′ 11 和泉 竜司 80′
FW 20 加藤 陸次樹 65′ FW 18 上田 綺世 80′
34 山田 寛人 77′ 40 鈴木 優磨
控えメンバー 控えメンバー
GK 31 清水 圭介 GK 31 沖 悠哉
DF 16 毎熊 晟矢 53′ DF 20 キム ミンテ 80′
3 進藤 亮佑 77′ 22 広瀬 陸斗
MF 17 鈴木 徳真 MF 17 アルトゥール カイキ 70′
FW 11 ブルーノ メンデス 65′ 35 中村 亮太朗 64′
26 ジェアン パトリッキ 46*’ 8 土居 聖真
9 アダム タガート 77′ FW 19 染野 唯月 80′
監督 監督
小菊 昭雄 レネ ヴァイラー

相手のキャプテンは鈴木優磨選手

先制ゴールや2点目のアシスト、3点目の起点、試合の中での立ち位置など、かなり上手い・怖い選手だなとあらためて感じた選手です。

試合展開

前半

前半開始前の円陣

キックオフ直後のシーン、足元で水しぶきが上がります

右サイドでボールを収めた寛人(山田選手)、中原選手へのパスをうかがいます

トップでボールをキープするムツキ(加藤選手)

キヨ(清武選手)が裏にパスを送ります

右サイドで裏に抜けた寛人(山田選手)が中に折り返します

このボールにムツキ(加藤選手)が詰めますが、シュートを打ちきれず、ゴールとはなりません。

そして、前半序盤から何度か掴んでいたコーナーキックのチャンス

GK前に選手を集めて、GKの動きを制限するプレーを何度も狙っていましたが、残念ながらハマりませんでしたね。

ファーサイドでムツキ(加藤選手)がヘディング

そのボールにキヨ(清武選手)が反応

最後はオーバーヘッドでシュートを狙いますが、枠を捉えることができません

隆矢がマークにつく上田選手

そして、このゴールキックのボールにヨニッチが競ったあと、相手の松村選手にボールが渡ると右サイドでの数的優位を活かされて、ペナルティーエリア内に侵入され、そのままシュートを放たれます。

シュートはジンヒョンがセーブするものの、相手FW鈴木選手の前にこぼれて、頭で押し込まれてしまい、あっさりと失点。

あっという間にリードを許してしまいます。

気を取り直して、前にボールを運ぶセレッソ、おっくん(奥埜選手)が右サイドでボールを受けます

中盤でボールを回して、力(原川選手)がサイドチェンジ

左サイドではキヨ(清武選手)が積極的に仕掛けていきます

11分には中原選手がペナルティエリア内に侵入し

フリーで左足を振り抜き、ニアサイドを狙いましたが、これは相手GKが好セーブ

得点を奪うことができません

ボールをキープする寛人(山田選手)

右サイドからのクロスを上げる陸(松田選手)

コーナーキックでは、GK前を固める攻撃を何度も繰り返していました

右サイドから左足でクロスを送る中原選手

左サイドを突破して中にクロスを送るキヨ(清武選手)

相手DFを背負ってボールを受けるムツキ(加藤選手)

左足でミドルシュートを放つ陸(松田選手)

右サイドを突破してゴールライン付近からマイナスのクロスを送る中原選手

何度も鹿島ゴール前まで迫るもののゴールが遠いセレッソ。得点を奪えないままハーフタイムに入ります。

ハーフタイム

ハーフタイムはサブメンバーの鳥かごを見ていたのですが、個人的に応援している鈴木徳真選手を撮ってみました

鬼でボールを奪いに行く徳真

満面の笑みで指摘する徳真

本当に楽しそうに鳥かごしてました

この日は残念ながら出番がありませんでしたが、もっと試合に絡んで行ってほしいと思っています。

後半

後半開始前の円陣

セレッソはキヨ(清武選手)に代わってパトリッキ選手が入りました。

後半に入ってもセレッソがボールを動かして、相手ゴールに迫ろうとしますが、なかなかゴールを奪うことはできません

中原選手に代わって、毎熊選手を右サイドハーフで投入したセレッソは、FKのこぼれ球を毎熊選手が左足でシュートしますが、これは惜しくもポストに阻まれて、ゴールとはなりません。

ビルドアップで右サイドにパスを出すヨニッチ

長短のパスを出し分けるジンヒョン

上田選手のプレスを受ける隆矢(西尾選手)

試合終盤にはタガートも投入してゴールを狙います

パトリッキは持ち前のスピードを活かして、チャンスを作るシーンも増えてきました

ボールを受けて相手ゴールに迫るタガート

ブルーノメンデスも途中出場でゴールを狙っていきます

5人の交代を使って、積極的にゴールを狙いにいったセレッソですが、得点は奪えず、逆に後半アディショナルタイムには、左サイドを崩されて、相手にゴールを奪われてダメ押しの3点差。

そして、0−3のスコアでタイムアップ。試合内容自体は決して悪いものではありませんでしたが、その少しの差が大きいとあらためて感じたこの試合。

集中力の差というか、ここぞという場面での力の差を感じました。この試合で首位に立った鹿島との差はまだまだあるのかもしれません。

試合終了後

札幌で一緒にプレーしていたキムミンテ選手と進藤選手がハグ

ジンヒョンと会話するキムミンテ選手

場内一周の選手たち

タガートも早くチームと噛み合って欲しいですねー

場内一周のシーンを動画で撮ってみました

いつもながら隆矢(西尾選手)が深々とお辞儀してくれるので、一段と大きな拍手を送ってしまいます。

まだまだ成長して行って欲しい選手です。

鹿島にも勝てないですし、ホームでもまだリーグ戦で勝てていません。

次のホーム、磐田戦では是非快勝を果たして欲しいものです。

がんばれ!!セレッソ大阪!!

試合データ・ハイライト

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式HP:2022 J1リーグ第10節 セレッソ大阪vs鹿島アントラーズ  2022.4.29.16時KO @ヨドコウ桜スタジアム

Jリーグ公式HP:監督コメント(小菊 昭雄 監督/レネ ヴァイラー監督)

Jリーグ公式HP:選手コメント(山田 寛人 選手・毎熊 晟矢 選手/松村 裕太 選手)

明治安田生命J1リーグ

更新日:2022年4月29日(金) 21:31

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 鹿島アントラーズ 22 10 7 1 2 14 8 6
2 川崎フロンターレ 20 10 6 2 2 15 12 3
3 横浜F・マリノス 18 10 5 3 2 17 11 6
4 FC東京 18 10 5 3 2 10 5 5
5 柏レイソル 16 10 5 1 4 11 10 1
6 サガン鳥栖 15 10 3 6 1 13 6 7
7 京都サンガF.C 15 10 4 3 3 13 11 2
8 サンフレッチェ広島 14 10 3 5 2 11 10 1
9 セレッソ大阪 13 10 3 4 3 13 12 1
10 北海道コンサドーレ札幌 13 10 2 7 1 9 11 -2
11 アビスパ福岡 11 10 2 5 3 5 6 -1
12 ジュビロ磐田 11 10 2 5 3 13 15 -2
13 浦和レッズ 10 10 2 4 4 11 10 1
14 ガンバ大阪 10 10 2 4 4 12 15 -3
15 名古屋グランパス 10 10 2 4 4 8 11 -3
16 清水エスパルス 9 10 1 6 3 9 13 -4
17 湘南ベルマーレ 6 10 1 3 6 5 12 -7
18 ヴィッセル神戸 4 10 0 4 6 5 16 -11
ACL出場圏 プレーオフ出場圏 J2降格枠
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