ダービー初のスコアレスドローで決着。ルヴァンカップ、プレーオフステージへ進出!
ルヴァンカップの同組になったことで1シーズンに4回戦う大阪ダービーは、ホーム、ヨドコウ桜スタジアムでの開催です。
ルヴァンカップのグループステージ初戦、アウェイ吹田での戦いは、セレッソの新戦力が躍動し見事セレッソが3−2で勝利を収めています。
勝つか引き分けでグループステージの突破が決まるセレッソ、無理はしないでよいものの勝ってプレーオフステージへの進出を決めたいものです。
セレッソのメンバーは、カップ戦でのスタメンは珍しくGKにジンヒョンを起用するなど、リーグ戦メンバー主体の構成となりました。
互いに堅く入った前半は、14分にキヨ(清武選手)からのパスを受けた寛人(山田選手)が左足で振り抜いたシュートが相手DFに当たってゴールに吸い込まれかけますが、寸前で相手DFがクリアしてゴールならず。
セレッソ優勢で進むもののスコアレスで後半に折り返すと、後半は前からのプレスを強め、積極的に攻撃を仕掛けるセレッソですが、相手ゴールを割るまでには至りません。
ほぼピンチらしいピンチはなかったものの、終盤相手FWの決定機を陸(松田選手)が体でブロックしてゴールを守ると、お互い得点を奪えないまま試合終了。
大阪ダービー初のスコアレスドローで、勝ち点1を分け合いました。
セレッソ大阪 | 0 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ガンバ大阪 |
0 | 後半 | 0 | ||||
得点 |
引き分けで勝ち点1を上げたことで、ルヴァンカップのAグループは、鹿島アントラーズとセレッソ大阪がプレーオフステージに進出。
次節最終節で、1位・2位をかけて、それぞれ戦うこととなりました。セレッソは最終節はアウェイで大分との対戦ですので、きっちりと勝利して、首位通過を決めたいものです。
スタジアム | ヨドコウ桜スタジアム |
入場者数 | 12,058人 |
天候/気温/湿度 | 晴のち曇 / 23.9℃ / 46% |
主審 | 今村 義朗 |
副審 | 田尻 智計、桜井 大介 |
第4の審判員 | 石丸 秀平 |
週末土曜日の大阪ダービーは、12,000人強の観客を集めて行われました。
とはいえ、特に制限を設けていない試合でしたので、もう少し観客が入ってもらえるとよいですね。
やっぱり声が出せないのは大きいのかもしれません。座席の間隔は空けた状態で、声出しを認めてもらえる運用に早くなるとよいなと思っています。
試合前
スタジアムグルメ
今回は、いつもお世話になっているピッツアロトロさんが不在ということで、何を食べようかなーと考えていました。
まだ食べたことないメニューに挑戦してみようということで、以下の2つメニューに挑戦しました。
まず1つ目はスープ。
オニオンのスープに、ドイツパンとプレッツェルドッグを頼みました
スープは玉ねぎの甘さが感じられるシンプルで雑味のない味で、とても美味しくいただけました。ドイツパンもなかなかお目にかかれないので、新鮮でしたね。
次はタコス。
ハラミカレータコス・スパイシーミンチタコスを1つずついただきました
これも美味しかったです。よいお天気でしたので、外でパクリといただきましたー
ローランド様・お見送り芸人しんいちさん
そして、大阪ダービーの会場に、レフリーエスコートも担当される公認セレ男、ローランド様が来場してくださいました
にこやかな表情でスタンドからの拍手に応えていました
そして、背番号は「No.1」なんですね
金色の背番号とネームがまばゆいです
そして、お見送り芸人しんいちさんが来場してネタを疲労してくださいました。
動画の録画にもチャレンジしたのですが、音響の問題かあまり音が良くない(聞き取りづらい)ので、セレッソ公式の「セレッソ好き!を歌う」動画リンクを貼っておきます。
スタジアムでも、このネタを披露してくださっていました。
Let’s CLAP Togetherのシーンでは、カメラマンさんがロビーとロビーナを撮影されていたみたいで、一生懸命ポーズを取る二人
ワチャワチャしながらも楽しそうです
スタジアムに来ると、こういうシーンも見られるので、楽しいですね。
HANASAKA MURAL
さて、ちょっと残念な趣向・スタートとなってしまったのが、ヨドコウ桜スタジアムの壁画プロジェクト「HANASAKA MURAL」ですね。
趣旨はヤンマーさんの以下のサイトに載っています。ハナサカという名前をつけているあたりが、育成・支援に重点をおいた取り組みなのかなとは思います。
そして、その第一弾として描かれた壁画がコチラ
「うーん(微妙)」という色調で、お隣のクラブにもツイッターで、煽る材料として扱われてしまった壁画。試合開始前(選手到着前)には以下のような形に変わっていました。
芸術の観点からは、何も縛りはない方がよいのかもしれませんが、ハナサカという名前をつけてマスコミにも取り上げられるタイミングで、描いてもらった内容・色彩が残念なものとなってしまいました。
何を描くのかということは自由といえば自由なので、その観点からは何も言えませんが、担当者(発注者)側や作者側が、意図してか無意識にか、一定数以上のネガティブな感情を生むものを創ってしまったことは残念でなりません。
少なくとも、私は作者さんのことは初めて知りましたが、今回の件で応援したくないと思った人もそれなりにいるのではないでしょうか。
そして、大阪ダービーだけではなく、次のホーム試合でも幕で隠されることになる壁画…。そんなことになるってわかってたら、あの色彩では描かなかったのではと思います。
クラブカラーは大事ですし、セレッソだけが使うわけではないヨドコウ桜スタジアムですが、「桜」スタジアムなので、春・桜を感じる作品をという指定も発注時にできた気はします。
受けたアーティストさんとしては、特に指定もなかったので自由に描いたということなのかもしれませんが、アーティストさん対して、不要なネガティブな感情も生んでしまったので、ホント残念な取り組みとなってしまいました。
株主ではないので、何も言えませんが、もう少し配慮や・大切にした方がよいものがあるのではと、某企業に対しては思ってしまいます(個人的には)
一旦完成したものは仕方ないので、これから、この取り組みが継続して、素晴らしい取り組みになっていくことを願っています。
スタジアム選手紹介・フラッグシンフォニー
ルヴァンカップ・大阪ダービーのスタジアム選手紹介の動画はコチラ
DJの西川さんも、結構気合いが入っていらして、熱いアナウンスをしてくださっていました。
そして、フラッグシンフォニーもありました
今回は入場から、選手紹介時も含めて動画で録ってみました。
圧巻のパフォーマンスを是非動画でご覧ください。
選手入場
公認セレ男ローランド様がレフリーエスコートを努め、両チームの選手が入場しました。
動画には、フラッグシンフォニーで大きな旗が打ち振られる様子も撮影してみました。
このように、サポーターも演出に参加して試合を盛り上げられるのが素晴らしいですよね。
メンバー
ルヴァンGS第5節 大阪ダービーのセレッソ大阪のスタメン
GKはジンヒョン。
ディフェンスは左にマル(丸橋選手)・CBはヨニッチ・隆矢(西尾選手)、右に陸(松田選手)が入ります。
MFには、力(原川選手)と徳真(鈴木選手)がボランチ、右SHが中原選手、左サイドに寛人(山田選手)、トップ下にキヨ(清武選手)、1トップがムツキ(加藤選手)という布陣になりました。
キヨがスタメンに戻ってきているのが嬉しいですね。
セレッソ大阪 | ガンバ大阪 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 22 | 一森 純 | ||
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 5 | 三浦 弦太 | ||
14 | 丸橋 祐介 | 20 | クォン ギョンウォン | ||||
22 | マテイ ヨニッチ | 24 | 黒川 圭介 | 63′ | |||
33 | 西尾 隆矢 | 26 | 柳澤 亘 | ||||
MF | 4 | 原川 力 | MF | 8 | 小野瀬 康介 | ||
10 | 清武 弘嗣 | 63′ | 14 | 福田 湧矢 | 80′ | ||
17 | 鈴木 徳真 | 15 | 齊藤 未月 | ||||
41 | 中原 輝 | 85′ | 23 | ダワン | |||
FW | 20 | 加藤 陸次樹 | 75′ | FW | 32 | 坂本 一彩 | 63′ |
34 | 山田 寛人 | 75′ | 37 | 山見 大登 | 85′ | ||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 31 | 清水 圭介 | GK | 25 | 石川 慧 | ||
DF | 16 | 毎熊 晟矢 | 85′ | DF | 3 | 昌子 源 | |
29 | 舩木 翔 | 4 | 藤春 廣輝 | 63′ | |||
MF | 28 | 岡澤 昂星 | MF | 11 | ウェリントン シウバ | 85′ | |
7 | 上門 知樹 | 75′ | 17 | 奥野 耕平 | |||
FW | 11 | ブルーノ メンデス | 75′ | 48 | 石毛 秀樹 | 80′ | |
26 | ジェアン パトリッキ | 63′ | FW | 9 | レアンドロ ペレイラ | 63′ | |
監督 | 監督 | ||||||
小菊 昭雄 | 片野坂 知宏 |
両チーム キャプテンのコイントス(ローランド様がコイントス)
ローランド様とグータッチ
笑顔で自陣に戻るキヨ(清武選手)
試合展開
前半
前半開始前の円陣
ロングボールの競り合い、ムツキ(加藤選手)と三浦選手
左サイドから寛人(山田選手)がクロスを上げます
ディフェンスラインからパスを送るヨニッチ
この日は黒いユニフォームのジンヒョン
トップ下に入ったキヨ
サイドだけでなく中に入ってプレーする中原選手
この日はボランチでスタメンの徳真(鈴木選手)
セットプレーで競り合うヨニッチ
自陣でのセットプレー時の守備
左サイドから中をうかがう寛人(山田選手)、14分の決定機は決めきりたかった
この日もボランチでスタメンの力(原川選手)
前半はお互いが堅く試合を進める中で、14分の決定機以外はなかなか決定機らしいチャンスもなく試合は経過します。
前半終了間際には、ゴール前で得たフリーキックを原川選手が直接狙いますが、惜しくもゴール右にはずれてしまいます。
そして、両チームスコアレスで後半に折り返します。
後半
後半開始前の円陣
後半はセレッソが前からプレスをかけ、チャンスを作っていきます
右サイドでキープする中原選手と、オーバーラップする陸(松田選手)
陸が右サイドからクロス
左サイドに流れたムツキ(加藤選手)がゴール前にクロス
中央でボールを受けたムツキ(加藤選手)が左に展開
サイドに流れてボールをキープするムツキ(加藤選手)
中盤でボールを受けて散らす徳真(鈴木選手)
右サイドから陸(松田選手)がクロス
キヨ(清武選手)が中で競ります
ボールを追いかけるキヨ(清武選手)
スローインからのボールを受ける寛人(山田選手)
ハーフウェイラインからボールをつなぐヨニッチ
左サイドを崩してマル(丸橋選手)がクロス
ゴール前に走り込む徳真(鈴木選手)
相手DFと対峙する陸(松田選手)
前線にパスを送る徳真(鈴木選手)
ルックアップしてパスを出す力(原川選手)
キヨと途中交代したパトリッキ
ドリブルでチャンスを伺う中原選手
右サイドを突破する陸(松田選手)
ペナルティーエリア内に侵入し、クロス
寛人(山田選手)がゴール前でシュートチャンスを伺います
相手GKの一森選手のセーブでシュートは打てず
途中出場のブルーノメンデス
右サイドからクロスを送る陸(松田選手)
クロスにヘディングで合わせるパトリッキ
スピードと積極的な仕掛けが魅力のパトリッキ
サイドでボールを受けるパトリッキ
マル(丸橋選手)がクロスを送ります
セットプレーでのゴール前
右MFで交代出場の毎熊選手が右サイドを突破
相手ゴールに何度も迫るセレッソですが、ゴールまでが遠く、1点を奪うことができません。
そして、ほぼ完璧に抑えていた相手の攻撃も、アディショナルタイムにあわやのシーンを作られますが、陸(松田選手)が体でカバーして、ゴールを割らせません。
攻勢で試合を進めたセレッソですが、得点を奪うことができず、そのままのスコアでタイムアップ!
大阪ダービー史上初のスコアレスドローで、勝ち点1を分け合いました。
この結果、セレッソ大阪のルヴァンカップのグループステージ突破が決定しました。
試合終了後
相手GKの一森選手と検討を称え合うジンヒョン。
一森選手はセレッソユース出身でタカ(扇原選手)と同期なので、ジンヒョンとも接点はあるのでしょうね。ユースの先輩、マル(丸橋選手)も検討を称えにハイタッチの準備してます。
セレッソの育成出身の選手が相手チームとしてダービーの舞台に立つのは、また違った意味で感慨深いのでしょうね。
場内一周での選手たち
グループステージ突破を決めて、安堵といった表情でしょうか
スタメン・フル出場の徳真(鈴木選手)
ジンヒョンと上門選手
最後はキャプテンマークを巻いていた隆矢(西尾選手)
右サイドのコンビ、中原選手と毎熊選手
場内一周での隆矢(西尾選手)
いつも深々とお辞儀してくれます
スタンドの拍手・応援に応える隆矢
ダービーなので勝ちたかったですが、負けなかったのでヨシとしましょう。
そして、プレーオフステージの進出も決まったのでよかったです。
ブログの前半に書いたMURALの件は「もう少しなんとかならなかったのか」という印象ですが、また次の壁画でよいものが描かれるといいなと思っています。
カップ戦だけではなく、リーグ戦でも勝利を積み重ねて、1つずつ上を目指して行ってほしいと思います。
がんばれ!!セレッソ大阪!!
試合データ・ハイライト
セレッソ公式ハイライト動画
Jリーグ公式ハイライト動画
セレッソ公式HP:2022 J1リーグYBC第ルヴァンカップグループステージ第5節 セレッソ大阪vsガンバ大阪 2022.4.23.14時KO @ヨドコウ桜スタジアム
Jリーグ公式HP:監督コメント(小菊 昭雄 監督/片野坂 知宏 監督)
Jリーグ公式HP:選手コメント(西尾 隆矢 選手・鈴木 徳真 選手/山見 大登 選手・クォン ギョンウォン 選手)