ドンヒョンと健勇の豪快なゴールで今季リーグ戦初勝利!
これまでの4節を3分1敗とリーグ戦未勝利で迎えた第5節、セレッソ大阪はホーム キンチョウスタジアムに湘南ベルマーレを迎えました。
代表ウィークでリーグ戦は2週間の期間が開きましたので、選手もリフレッシュでき(代表組除く)、ここまで未勝利のチームの立て直しができたかどうかも注目でした。
そして、ロシアでワールドカップが開催される今年は、日程の関係から平日開催のリーグ戦も多く組まれていることから、ACLも含めて、この試合から12連戦が始まる試合でもありましたので、セレッソ大阪としては、何としても勝利が欲しい一戦でした。
結果は、前半から多くのチャンスを作ったセレッソが、ドンヒョンの豪快なゴールで先制。前半のうちに同点に追いつかれますが、後半から交代出場の健勇が、終了間際の86分にこれまた豪快なシュートを決めてリードを奪い、2-1で勝利!!!
セレッソ大阪 | 2 | 1 | 前半 | 1 | 1 | 湘南ベルマーレ |
1 | 後半 | 0 | ||||
13′ ヤン ドンヒョン 86′ 杉本 健勇 |
得点 | 36′ 岡本 拓也 |
今季、リーグ戦での初勝利を挙げ、リーグ戦の順位でも12位まで順位を上げました。
スタジアム | キンチョウスタジアム |
入場者数 | 13,882人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 14.2℃ / 69% |
主審 | 荒木 友輔 |
副審 | 武部 陽介、西村 幹也 |
第4の審判員 | 大塚 晴弘 |
キンチョウスタジアムには、13,882人の観客が入りました。もう少し入ってほしいですが、今シーズンは成績がイマイチなので、これからですかね。
試合開始前には、ジンヒョンの300試合出場の記念セレモニーがありました。ここまでセレッソ大阪一筋で300試合出場達成ですからスゴイですね。
メンバー
湘南ベルマーレ戦のスタメン
前節の神戸戦からは、曜一朗と木本がスタメンに入り。代表帰りの健勇はこの日はベンチスタート。山ちゃん(山下選手)はベンチです。
そして代表の欧州遠征で2試合とも出場していた蛍は、この日もスタメンに入っています。
セレッソ大阪 | 湘南ベルマーレ | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 1 | 秋元 陽太 | ||
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DF | 2 | 松田 陸 | DF | 13 | 山根 視来 | ||
14 | 丸橋 祐介 | 4 | アンドレ バイア | ||||
15 | 木本 恭生 | 8 | 大野 和成 | ||||
22 | マテイ ヨニッチ | MF | 36 | 岡本 拓也 | |||
MF | 6 | 山口 蛍 | 6 | 石川 俊輝 | |||
7 | 水沼 宏太 | 10 | 秋野 央樹 | 60′ | |||
43 | オスマル | 23 | 高山 薫 | 46*’ | |||
FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 85′ | FW | 18 | 松田 天馬 | 77′ |
13 | 高木 俊幸 | 76′ | 15 | 野田 隆之介 | |||
18 | ヤン ドンヒョン | 90+2′ | 2 | 菊地 俊介 | |||
控えメンバー | |||||||
GK | 27 | 丹野 研太 | GK | 31 | 後藤 雅明 | ||
DF | 23 | 山下 達也 | 90+2′ | DF | 29 | 杉岡 大暉 | 46*’ |
5 | 田中 裕介 | 30 | 島村 毅 | ||||
MF | 17 | 福満 隆貴 | 85′ | MF | 5 | 小林 祐介 | 77′ |
32 | 田中 亜土夢 | FW | 17 | 端戸 仁 | 60′ | ||
38 | 西本 雅崇 | 19 | アレン ステバノヴィッチ | ||||
FW | 9 | 杉本 健勇 | 76′ | 9 | イ ジョンヒョプ | ||
監督 | |||||||
尹 晶煥 | 曺 貴裁 |
ソウザ・やまむー(山村選手)が負傷でベンチ外となり、ボランチとしては、マー坊(西本選手)がベンチ入り。そして、隆貴(福満選手)が負傷明けでベンチ入りしてきています。
こうやって考えると、オスマルを獲得しておいてよかったと思えますね。
試合展開
前半
前半序盤からセレッソ大阪ペースで試合は始まります。ハイライン・ハイプレス戦術の湘南ベルマーレですが、この日はプレスがそれほど嵌らず、無理にプレスに行ってはファウルを取られる場面が多く、セレッソが落ち着いてボールを回して攻撃を繰り出していきます。
開始早々、蛍と曜一朗が戦術の確認・相談
2人でチームも引っ張っている気がします。
そして、13分、ジンヒョンからのキックをドンヒョンが体を張って競ると、こぼれ球に宏太が上手抜け出し、右サイドをドリブル。そして、中のドンヒョンにパスを送ると、ドンヒョンは1フェイントを入れて、ペナルティエリア右の手前から、左足を一閃。シュートは相手GKの手をかすめて豪快にゴールイン!!セレッソ大阪が先制点を挙げます。
ドンヒョンを祝福するシーン(その1)
ドンヒョンを祝福するシーン(その2)
ドンヒョンのゴールシーン動画
その後も湘南のプレスを交わしながら、左右にボールを展開して攻勢に出るセレッソ。この日ホームで初先発のボランチのオスマルも、簡単にボールをはたくので、テンポよく左右にできている気がしました。ソウザのボール奪取力と攻撃の破壊力も魅力ですが、オスマルの守備と攻撃(パス)は違う意味で安定的に見れてGoodですね。
このままセレッソペースで進むかと思った前半ですが、36分にワンチャンスを決められてしまい、あっけなく失点。湘南に左サイドに展開されると、速い弾道のクロスをペナルティエリア内に通され、逆サイドの大外にいた相手MFにコースを狙ったボレーで合わせられ、同点に追いつかれてしまいます。ここまでピンチらしいピンチがなかったのに、このワンチャンスを決められてしまいます。
そして、ここから少しバタついてしまうのが、まだまだだなと思うセレッソ。続く43分にも相手FWに抜け出される決定的なピンチを迎えます。しかし、ここは木本が辛うじてカバーに入り得点を許しません。
終了間際の45分には、セレッソも反撃。蛍の縦パスをドンヒョンがフリックし、攻めあがってきていた陸が強烈なシュートを放ちます。しかし、GKがはじいたこぼれ球に詰められず、1-1のまま前半終了。