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2018 J1リーグ 第23節 V・ファーレン長崎 vs セレッソ大阪(AWAY)

J1通算200試合出場のマル(丸橋祐介選手)が1G1Aの大活躍!セットプレーからの2得点でセレッソ大阪が連勝!

前節、ようやくリーグ再開後の初勝利を挙げたセレッソ大阪。3-4-2-1の3バックのフォーメーションも形になってきました。

リーグ戦の優勝戦線に踏みとどまるためにも、この試合に勝利し連勝で次節の首位広島戦を迎えたいところです。

対する長崎は、ここまでの22節で勝ち点21と、1試合あたりほぼ勝ち点1.0近くを挙げており、J2からの昇格組としてはまあまあな成績なのですが、今年は大混戦で降格圏争いも熾烈なため、勝ち点21でも17位という少し厳しい状況に置かれています。

※ちなみに2017年のJ1第22節終了時の順位と勝ち点は、13位仙台(勝ち点21)・14位甲府(勝ち点16)・15位札幌(勝ち点16)・16位大宮(勝ち点15)・17位広島(勝ち点11)・18位新潟(勝ち点9)で、今年の長崎の勝ち点21だったら13位くらいにあたります。そこからも、今年の混戦ぶりがわかります。

試合の方は、3-4-2-1でボールを保持して攻めるセレッソが、セットプレーからの2得点で快勝。まずは前半開始早々のCKから、ソウザのクロスをニアでマル(丸橋選手)がヘディングで合わせてゴール。そして、後半終了間際のCKから、マルのクロスをファーでヨニッチがヘディングで豪快に合わせてゴール。

セレッソ大阪がリーグ戦で連勝するとともに、クリーンシート(無失点)での勝利となりました。

V・ファーレン長崎 0 0 前半 1 2 セレッソ大阪
0 後半 1
得点 3′ 丸橋 祐介
89′ マテイ ヨニッチ

この勝利で、順位は変わらず5位ですが、首位の広島が2位の川崎に敗戦したため、勝ち点差が13に縮まり、次節のホームで勝利すれば、勝ち点差を10にまで縮めることができる状況になりました。
※順位表はページ最下部

スタジアム トランスコスモススタジアム長崎
入場者数 12,366人
天候/気温/湿度 晴 / 30.5℃ / 70%
主審 松尾 一
副審 相樂 亨、浜本 祐介
第4の審判員 正木 篤志

長崎までアウェイ観戦に行きたかったのですが、第20節の鳥栖戦に参戦したので、今回は断念してDAZNで観戦しました。

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メンバー

V・ファーレン長崎戦のスタメン(写真は全て公式より)

今回は上下とも白のユニフォームですね。

スターティングメンバーは、3-4-2-1を採用してから固定していますので、直近の試合と変更なしです。

V・ファーレン長崎 セレッソC大阪
スターティングメンバー
GK 30 徳重 健太 GK 21 キム ジンヒョン
DF 5 田上 大地 DF 2 松田 陸
45 ヨルディ バイス 14 丸橋 祐介
4 髙杉 亮太 15 木本 恭生
MF 38 磯村 亮太 22 マテイ ヨニッチ
15 島田 譲 MF 6 山口 蛍
3 飯尾 竜太朗 46*’ 10 清武 弘嗣 77′
28 翁長 聖 11 ソウザ 90+2′
19 澤田 崇 74′ 43 オスマル
20 中村 慶太 85′ FW 9 杉本 健勇
FW 9 ファンマ 13 高木 俊幸 90′
控えメンバー
GK 1 増田 卓也 GK 27 丹野 研太
DF 29 福田 健介 DF 23 山下 達也
MF 23 米田 隼也 85′ 5 田中 裕介
41 大本 祐槻 46*’ MF 17 福満 隆貴 90′
6 前田 悠佑 25 山内 寛史
FW 11 鈴木 武蔵 74′ 26 秋山 大地 90+2′
37 平松 宗 7 水沼 宏太 77′
監督
高木 琢也 尹 晶煥

長崎には、元セレッソのGK徳重選手、MF黒木選手が在籍していますが、徳重選手はスタメン、黒木選手はメンバー外となっています。

試合展開

前半

前半開始早々から、セレッソが押し込んでいきます。

開始3分、左CKを獲得すると、キッカーのソウザが、ニアに鋭く速いクロスを送ると、ウィングバックに入るマルがヘディングで合わせて、いきなりセレッソが先制!!

マルを祝福する選手たち

この試合でJ1通算200試合出場のマルが、自らのゴールで祝います。

マル(丸橋選手)のゴール動画(Jリーグ公式)

そして、このヘディングでのゴールは、プロ入り後では初だそうです。もともと攻撃が持ち味の丸橋選手ですし、ウィングバックで攻撃に積極的に出て行ける今のフォーメーションとポジションはバッチリな気がします。

左サイドで攻守に貢献するマル

精度の高いキックと個人技が持ち味のソウザ、この日も活躍してました。

この先制点で流れに乗れるかと思いましたが、そう簡単にはいきません。

6分には相手のミドルシュートがクロスバーを直撃したり、25分にもミドルシュートが右ポストに弾かれたり、少しヒヤっとする場面も作られますが、失点はせずに相手の攻撃を跳ね返していきます。

前節・前々節は得点後すぐに同点に追いつかれていたのですが、この試合では同じ轍は踏まず、無失点で切り抜けていきます。

左センターバックで奮闘。時折見せる攻撃参加も魅力のオスマル

2シャドウの一角でゴールを狙うトシ

1点リードのまま後半に折り返すかと思われた、前半45分にセレッソに決定的なチャンス!

キヨが絶妙なクロスを相手DFラインとGKの間に送ると、ファーサイドからDFラインの裏に抜け出したトシがフリーで合わせますが、シュートは枠を捉えきれず、2点目とはなりません。

そして、1-0とセレッソリードでハーフタイムに。

後半

前半の途中は少しバタついたセレッソですが、後半は再びペースを握って攻撃していきます。

後半開始早々の49分には、高い位置でボールを奪いショートカウンターで、健勇がドリブルで持ち出し左足での鋭いシュートを放ちますが、相手GKの徳重選手の好セーブで追加点を奪えません。

1トップでまずまずの動きの健勇。得点決めたかった!そして、落としのパスがイマイチ周囲と合わずに消極的なシーンもあったので、ゴール量産とポストプレーに今後、期待。

右サイドのウィングバックとして攻守に奮闘の陸

1点のリードを保ちながら、きっちりブロックを作って守るセレッソは、堅い守備で長崎の攻撃を跳ね返し続けます。

そして、77分にはキヨ→宏太と選手交代をして、試合を締めにいきます。追加点を狙うセレッソは、80分にはトシがペナルティエリア手前中央から左足で強烈なシュートを放ちますが、相手GK徳重選手がセーブ。

88分にも左サイドでのパス交換から健勇がペナルティエリア内にドリブルで切れ込み、右足インサイドでゴールに流し込むようなシュートを放ちますが、これも徳重選手が左手一本で辛うじてセーブ。

元セレッソの徳重選手が立ちはだかりますが、89分についに追加点!ゴールを奪います。

健勇のチャンスから得た右コーナーキックから、マルが左足でクロス。これまで全てニアに速いボールを蹴っていたセレッソですが、このプレーではファーにボールを送ると、ヨニッチがファーで豪快にヘディングで合わせてゴール!!

後半終了間際のゴールで、セレッソが2-0とリードし、勝利を確実なものにします!!

ヨニッチのゴール動画(Jリーグ公式)

その後、トシ→隆貴、ソウザ→大地と選手交代をしながら、無失点のまま試合は終了。

2-0とセレッソ大阪が勝利しました!!!

感想など

ゴール裏に挨拶する選手たち

連勝できてよかったです。

この試合では、セットプレーでの2得点となりましたが、元セレッソの徳重選手に防がれたシーンも含めて、何度も流れの中からゴールが奪えそうなシーンを作っていましたので、リーグ戦再開後の、セットプレー以外はチャンスらしいチャンスが作れないという状態からは確実に改善できています。

また、守備面でも、メンバーを固定しながら試合をこなしてきていますので、着実に改善されているように思います。

まだ不用意なパスミスなどでボールを失うシーンもありますが、相手のカウンターも跳ね返しているので、この布陣での戦術を成熟させていって欲しいと思います。

前節、得点を取った健勇が、ここから爆発してくれるかと期待していたのですが、この試合では決め切れませんでした。しかし、シュートを枠には飛ばせているので、後半戦で大量得点してくれることを期待したいと思います。

少しポストプレーをワンタッチで落とすプレーが減ったり、パスミスや周囲とのタイミングのズレなどで、少し消極的なプレーを見せていた印象もあるので、得点を取って、モヤモヤしている部分を吹き飛ばして欲しいと思っています。

22日は天皇杯(甲府戦・アウェイ)があって、25日にはホームで大事な首位広島戦です。

25日にベストメンバーで臨むために、22日はターンオーバーすると思いますが、この連勝の流れを上手く続けていきたいですね。

がんばれ!セレッソ大阪!!!

試合詳細はコチラ

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

2018明治安田生命J1リーグ 第23節 2018.8.19 (日) 18:03KO 長崎vs C大阪(オフィシャル)

2018明治安田生命J1リーグ 第23節 長崎vsC大阪(まいど!セレッソ))

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J1 第23節 長崎戦|試合後のセレッソ選手コメント(マル・ヨニッチ・ソウザ・蛍・宏太)

明治安田生命J1リーグ

更新日:2018年8月19日(日) 22:19

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 サンフレッチェ広島 49 23 15 4 4 37 18 19
2 川崎フロンターレ 43 22 13 4 5 31 17 14
3 FC東京 40 23 12 4 7 33 23 10
4 ヴィッセル神戸 36 23 10 6 7 31 24 7
5 セレッソ大 36 23 9 9 5 30 26 4
6 北海道コンサドーレ札幌 35 22 9 8 5 30 27 3
7 鹿島アントラーズ 35 23 10 5 8 31 29 2
8 ベガルタ仙 35 23 10 5 8 33 35 -2
9 浦和レッズ 32 23 8 8 7 29 20 9
10 ジュビロ磐 31 23 8 7 8 25 27 -2
11 清水エスパルス 28 22 8 4 10 30 31 -1
12 湘南ベルマーレ 26 22 7 5 10 26 32 -6
13 柏レイソル 26 23 8 2 13 24 34 -10
14 名古屋グランパス 25 22 7 4 11 29 39 -10
15 横浜F・マリノス 23 22 6 5 11 36 40 -4
16 サガン鳥栖 22 23 5 7 11 17 27 -10
17 ガンバ大阪 21 23 5 6 12 23 34 -11
18 V・ファーレン長崎 21 23 6 3 14 25 37 -12
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