J1通算200試合出場のマル(丸橋祐介選手)が1G1Aの大活躍!セットプレーからの2得点でセレッソ大阪が連勝!
前節、ようやくリーグ再開後の初勝利を挙げたセレッソ大阪。3-4-2-1の3バックのフォーメーションも形になってきました。
リーグ戦の優勝戦線に踏みとどまるためにも、この試合に勝利し連勝で次節の首位広島戦を迎えたいところです。
対する長崎は、ここまでの22節で勝ち点21と、1試合あたりほぼ勝ち点1.0近くを挙げており、J2からの昇格組としてはまあまあな成績なのですが、今年は大混戦で降格圏争いも熾烈なため、勝ち点21でも17位という少し厳しい状況に置かれています。
※ちなみに2017年のJ1第22節終了時の順位と勝ち点は、13位仙台(勝ち点21)・14位甲府(勝ち点16)・15位札幌(勝ち点16)・16位大宮(勝ち点15)・17位広島(勝ち点11)・18位新潟(勝ち点9)で、今年の長崎の勝ち点21だったら13位くらいにあたります。そこからも、今年の混戦ぶりがわかります。
試合の方は、3-4-2-1でボールを保持して攻めるセレッソが、セットプレーからの2得点で快勝。まずは前半開始早々のCKから、ソウザのクロスをニアでマル(丸橋選手)がヘディングで合わせてゴール。そして、後半終了間際のCKから、マルのクロスをファーでヨニッチがヘディングで豪快に合わせてゴール。
セレッソ大阪がリーグ戦で連勝するとともに、クリーンシート(無失点)での勝利となりました。
この勝利で、順位は変わらず5位ですが、首位の広島が2位の川崎に敗戦したため、勝ち点差が13に縮まり、次節のホームで勝利すれば、勝ち点差を10にまで縮めることができる状況になりました。
※順位表はページ最下部
スタジアム | トランスコスモススタジアム長崎 |
入場者数 | 12,366人 |
天候/気温/湿度 | 晴 / 30.5℃ / 70% |
主審 | 松尾 一 |
副審 | 相樂 亨、浜本 祐介 |
第4の審判員 | 正木 篤志 |
長崎までアウェイ観戦に行きたかったのですが、第20節の鳥栖戦に参戦したので、今回は断念してDAZNで観戦しました。
メンバー
V・ファーレン長崎戦のスタメン(写真は全て公式より)
今回は上下とも白のユニフォームですね。
スターティングメンバーは、3-4-2-1を採用してから固定していますので、直近の試合と変更なしです。
V・ファーレン長崎 | セレッソC大阪 | ||||||
スターティングメンバー | |||||||
GK | 30 | 徳重 健太 | GK | 21 | キム ジンヒョン | ||
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DF | 5 | 田上 大地 | DF | 2 | 松田 陸 | ||
45 | ヨルディ バイス | 14 | 丸橋 祐介 | ||||
4 | 髙杉 亮太 | 15 | 木本 恭生 | ||||
MF | 38 | 磯村 亮太 | 22 | マテイ ヨニッチ | |||
15 | 島田 譲 | MF | 6 | 山口 蛍 | |||
3 | 飯尾 竜太朗 | 46*’ | 10 | 清武 弘嗣 | 77′ | ||
28 | 翁長 聖 | 11 | ソウザ | 90+2′ | |||
19 | 澤田 崇 | 74′ | 43 | オスマル | |||
20 | 中村 慶太 | 85′ | FW | 9 | 杉本 健勇 | ||
FW | 9 | ファンマ | 13 | 高木 俊幸 | 90′ | ||
控えメンバー | |||||||
GK | 1 | 増田 卓也 | GK | 27 | 丹野 研太 | ||
DF | 29 | 福田 健介 | DF | 23 | 山下 達也 | ||
MF | 23 | 米田 隼也 | 85′ | 5 | 田中 裕介 | ||
41 | 大本 祐槻 | 46*’ | MF | 17 | 福満 隆貴 | 90′ | |
6 | 前田 悠佑 | 25 | 山内 寛史 | ||||
FW | 11 | 鈴木 武蔵 | 74′ | 26 | 秋山 大地 | 90+2′ | |
37 | 平松 宗 | 7 | 水沼 宏太 | 77′ | |||
監督 | |||||||
高木 琢也 | 尹 晶煥 |
長崎には、元セレッソのGK徳重選手、MF黒木選手が在籍していますが、徳重選手はスタメン、黒木選手はメンバー外となっています。
試合展開
前半
前半開始早々から、セレッソが押し込んでいきます。
開始3分、左CKを獲得すると、キッカーのソウザが、ニアに鋭く速いクロスを送ると、ウィングバックに入るマルがヘディングで合わせて、いきなりセレッソが先制!!
マルを祝福する選手たち
この試合でJ1通算200試合出場のマルが、自らのゴールで祝います。
マル(丸橋選手)のゴール動画(Jリーグ公式)
そして、このヘディングでのゴールは、プロ入り後では初だそうです。もともと攻撃が持ち味の丸橋選手ですし、ウィングバックで攻撃に積極的に出て行ける今のフォーメーションとポジションはバッチリな気がします。
左サイドで攻守に貢献するマル
精度の高いキックと個人技が持ち味のソウザ、この日も活躍してました。
この先制点で流れに乗れるかと思いましたが、そう簡単にはいきません。
6分には相手のミドルシュートがクロスバーを直撃したり、25分にもミドルシュートが右ポストに弾かれたり、少しヒヤっとする場面も作られますが、失点はせずに相手の攻撃を跳ね返していきます。
前節・前々節は得点後すぐに同点に追いつかれていたのですが、この試合では同じ轍は踏まず、無失点で切り抜けていきます。
左センターバックで奮闘。時折見せる攻撃参加も魅力のオスマル
2シャドウの一角でゴールを狙うトシ
1点リードのまま後半に折り返すかと思われた、前半45分にセレッソに決定的なチャンス!
キヨが絶妙なクロスを相手DFラインとGKの間に送ると、ファーサイドからDFラインの裏に抜け出したトシがフリーで合わせますが、シュートは枠を捉えきれず、2点目とはなりません。
そして、1-0とセレッソリードでハーフタイムに。