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2018 J1リーグ 第27節 湘南ベルマーレ vs セレッソ大阪(AWAY)

攻撃で圧倒する展開も決めきれず終盤ミスから失点。ラストプレーで追いつき土壇場でドローに持ち込む

残り8節となりリーグ戦終盤のJ1リーグ。6位につけるセレッソ大阪はACL出場権(リーグ戦3位以内)を勝ち取るためにも勝利が欲しいところです。

対戦相手の湘南ベルマーレは、ルヴァンカップの準々決勝でも対戦し、第1戦のアウェイで完敗した相手(第2戦のホームはドロー。2戦合わせても敗戦)で、今月で3回目の対戦となります。ルヴァンカップでのリベンジを果たす意味でも、上記のACL出場権獲得をするためにも、勝ち点3を持ち帰りたい試合です。

対する湘南は今シーズンのハイレベルの残留争い(勝ち点数が多いという意味)に巻き込まれており、こちらも勝ち点を積み上げておきたいところ。

試合の方は、開始早々に健勇が負傷交代となったセレッソですが、徐々に湘南を押し込みセレッソペースで試合は進みます。後半決定的なチャンスを立て続けに決めきれずにいると、終了間際のセットプレーの流れからミス絡みでワンチャンスで得点を奪われてしまいます。そこから怒涛の攻撃を仕掛けたセレッソが、ラストプレーのCKにGKジンヒョンも上がっての総攻撃でゴールをねじ込み、土壇場で勝ち点1を持ち帰りました。

湘南ベルマーレ 1 0 前半 0 1 セレッソ大阪
1 後半 1
87′ 大野 和成 得点 90+4′ ソウザ

今節の他会場の試合結果から、勝利すれば3位と同勝ち点の4位まで順位を上げれたのですが、残念ながら5位に1つ順位を上げるに留まりました。

スタジアム Shonan BMW スタジアム平塚
入場者数 12,173人
天候/気温/湿度 晴 / 24.3℃ / 90%
主審 福島 孝一郎
副審 五十嵐 泰之、今岡 洋二
第4の審判員 中村 太

この日は私はDAZNでの観戦としました。

試合会場には多くのセレッソサポーターが詰めかけました(写真はすべて公式より)

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メンバー

湘南戦のスタメン

代表の練習で負傷して離脱していた健勇がスタメンに復帰しています。そして、キヨもメンバーに戻ってきました。

ただ、前節、1トップでスタメンだった曜一朗がベンチ外ということで、3人(健勇・キヨ・曜一朗)がそろわなかったのは、個人的には残念でした。

湘南ベルマーレ セレッソ大阪
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 1 秋元 陽太 GK 21 キム ジンヒョン
DF 13 山根 視来 DF 2 松田 陸
20 坂 圭祐 14 丸橋 祐介
8 大野 和成 15 木本 恭生
MF 36 岡本 拓也 69′ 22 マテイ ヨニッチ
16 齊藤 未月 MF 6 山口 蛍
10 秋野 央樹 10 清武 弘嗣
29 杉岡 大暉 11 ソウザ
FW 50 小川 慶治朗 40′ 24 山村 和也
9 イ ジョンヒョプ 78′ 43 オスマル
7 梅崎 司 FW 9 杉本 健勇 6′
控えメンバー 控えメンバー
GK 21 富居 大樹 GK 27 丹野 研太
DF 30 島村 毅 DF 23 山下 達也
MF 28 石原 広教 69′ 5 田中 裕介
6 石川 俊輝 40′ MF 17 福満 隆貴
FW 18 松田 天馬 26 秋山 大地
23 高山 薫 7 水沼 宏太
26 山口 和樹 78′ FW 13 高木 俊幸 6′
監督 監督
曺 貴裁 尹 晶煥

フォーメーションは3-4-2-1の3バックで臨みます。

試合展開

前半

試合は開始10秒でアクシデントが発生。センターサークル付近でボールを競った健勇ですが、相手DFとの接触で右肩を脱臼してしまいます。そのままピッチ外に出た健勇はピッチに戻ることなく交代を余儀なくされます。

慌てて準備したトシが交代で入り、1トップの位置にやまむーが入り、トシがシャドウに回ります。

このアクシデントを含めて開始10分までは少しバタついた感もあり、湘南に押し込まれる場面も作られていたセレッソですが、GKジンヒョンを中心とした守りで跳ね返していくと、攻撃でもボールを握り湘南を押し込んでいきます。

ルヴァンカップの準々決勝では、湘南のハイプレスの前にかなり引っかかっていたセレッソですが、この試合では、サイド(ウィングバック)にボールが出ても、思いきって下げてロングボールを蹴るか、サイドでタイミングを外して前を向くプレーなどで湘南のプレスを剥がして、セレッソボールで主導権を握りながら、湘南を押し込んでいきます。

その展開の中で、22分にセレッソに大きな決定機!キヨが左サイドでボールを受けると、右足のアウトサイドでトシにスルーパス。このパスでトシがGKと1対1になりますが、シュートは相手GKにセーブされ、得点できません。

26分には、相手ボールをカットした蛍からキヨにパスが通ると、左サイドから中央にカットインしてキヨがシュートしますが、相手GKがセーブ。

そして、28分にはジンヒョンからのロングフィードをそのまま収めたやまむーが、ワントラップして振り向きざまにシュートを放ちますが、相手GKがキャッチ。

徐々にセレッソが押し込む時間帯を増やしていきますが、前半は得点を挙げることができず、スコアレスのままハーフタイムに。

後半

後半もセレッソが湘南を押し込んでボールを保持しながらペースを握っていきます。そして何度も決定機を作っていく展開になります。

まずは53分、左サイドからやまむーがクロスを上げると、中でフリーとなっていたキヨが左足でキレイで強烈なボレーシュートを放ちます。しかし、このドンピシャのシュートは、相手GKの正面に飛んでしまい、セーブされてしまいます。

続いて、得意のコーナーキックから、ソウザのクロスが、ニアのヨニッチにピンポイントで合いますが、ヨニッチのヘディングは惜しくも枠を外れてしまい、ゴールとはなりません。

試合も終盤に差掛かった80分には、オスマルのスルーパスに左サイドを上がってきたマルが、丁寧に中にグラウンダーのクロスを送ると、キヨが右足アウトでシュートしますが、ゴールの枠の上に外してしまいます。

左サイドからチャンスを作っていたマル

83分には右サイドをソウザがDF2人を交わして、ゴールに迫るとシュート気味のクロスは跳ね返されますが、このこぼれ球を拾った陸が、右サイドからキレイなクロスを中に送ると、ヨニッチがフリーでヘディングシュート。これも惜しくもゴール左に外れてしまい、何度も決定機を作るセレッソですが、決めきれない展開になっていきます。

ミスはあったが積極的に攻撃参加していた陸

そして、87分、湘南に与えたフリーキックを跳ね返した後に、陸がパスでつなごうとして中央に浮き球のふわりとしたパスを蹴ってしまうと、このパスを相手に奪われて、中にクロスをあげられて、こぼれ球をボレーで決められてしまい、本当にこのワンチャンスくらいしかチャンスのなかった湘南に先制点を奪われてしまいます。

後半だけでも4度も決定的なチャンスを作っていたセレッソだけに、ドローで終わるならまだしも、勝ち点0(敗戦)はなんとしても避けたいところ。

アディショナルタイムのコーナーキックには、ジンヒョンも上がって攻撃参加します。

そして、本当にラストプレーというそのコーナーキックからゴールが生まれます。

左サイドのコーナーキックをマルが中にクロス、ジンヒョンが競ってこぼれたところを陸がシュート。これを相手GKが弾きバーに当たってこぼれたところをジンヒョンが足でシュート!そして、そのこぼれ球をソウザが左足でゴールに叩き込み、土壇場の土壇場で同点に追いつきます。

ソウザが決めて同点に!!!

土壇場のゴールシーン動画

そして、そのまあ試合終了。1-1で勝ち点1を分け合いました。

タイムアップ後ピッチに座り込む選手たち

感想など

ルヴァンカップの準々決勝のリベンジとして湘南にキッチリと勝利したかったのですが、ドローという結果に終わってしまい残念です。

ただ、本当にこの試合は何度もセレッソが湘南ゴールを脅かすシーンを作っていて、最後のシュートが決まらなかっただけという試合でした。

相手のプレスにきっちり嵌められて、ほぼ何もできなかったルヴァンカップの第1戦とは違って、リーグ戦での今回の試合では内容含めて圧倒できていましたし、相手のプレスをはがして、一気に数的優位のシーンを作る場面も見れましたので、よい準備ができて試合に臨めていたのではないでしょうか。

あの流れの中でワンチャンスを決められて敗戦で終わるのと、ラストプレーで追いついてドローに持ちこみ勝ち点1を持って帰れたのとでは、かなり違いがあると思うので、無理やり感はありますが「負けずにドローにできた」ことをポジティブに捉えて、ラスト7節を戦って行って欲しいと思います。

開始10秒で負傷してしまった健勇と、ベンチ外となった曜一朗の状態は心配ですが、ACLの出場圏内は十分に狙える位置ではあるので、総力戦でリーグ戦終盤を乗り切ってほしいと思います。

がんばれ!セレッソ大阪!!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2018明治安田生命J1リーグ 第27節 2018.9.22 (土) 19:03KO 湘南vsC大阪(オフィシャル)

2018明治安田生命J1リーグ 第27節 湘南vsC大阪(まいど!セレッソ)

J1 第27節 湘南戦|試合後の尹晶煥監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第27節 湘南戦|試合後のセレッソ選手コメント(ソウザ・ジンヒョン・キヨ・蛍・マル)

Jリーグ公式キヨのインタビュー動画

更新日:2018年9月23日(日) 21:42

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 サンフレッチェ広島 56 27 17 5 5 42 21 21
2 川崎フロンターレ 52 26 16 4 6 42 20 22
3 FC東京 43 27 12 7 8 34 25 9
4 鹿島アントラーズ 42 27 12 6 9 37 34 3
5 セレッソ大阪 41 27 10 11 6 34 30 4
6 ベガルタ仙台 41 27 12 5 10 36 38 -2
7 北海道コンサドーレ札幌 41 26 11 8 7 35 38 -3
8 浦和レッズ 38 27 10 8 9 37 27 10
9 ヴィッセル神戸 36 27 10 6 11 33 35 -2
10 清水エスパルス 34 27 10 4 13 38 40 -2
11 ジュビロ磐田 33 27 8 9 10 29 37 -8
12 横浜F・マリノス 32 27 9 5 13 45 46 -1
13 名古屋グランパス 31 26 9 4 13 43 48 -5
14 湘南ベルマーレ 31 26 8 7 11 31 36 -5
15 サガン鳥栖 30 27 7 9 11 22 28 -6
16 柏レイソル 30 27 9 3 15 33 42 -9
17 ガンバ大阪 30 27 8 6 13 29 39 -10
18 V・ファーレン長崎 27 27 8 3 16 32 48 -16

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