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2018 J3リーグ 第13節 ザスパクサツ群馬 vs セレッソ大阪U23(AWAY)

怒涛の攻撃で相手ゴールを脅かすも1点が遠く、終了間際にカウンターで失点し開幕戦以来の敗戦

J3リーグ戦のここ3節を全て1-1のドロー、なおかつ先制点を奪った後に追いつかれての引き分けが続くセレッソ大阪U23。

「負けていない」「勝ち点1ずつを着実に積みあげている」というポジティブな言い方もできますが、「勝ち点3を積み重ねられず・勝ち点2ずつを失っている」という印象が強いここ3試合の状況。

今節はアウェイの正田醤油スタジアム群馬に乗り込んで、ザスパクサツ群馬との対戦です。

試合は、前半は相手のシュートを0(ゼロ)に抑えこむほどセレッソ大阪U23が攻勢で決定的なチャンスを何度も作りますが、相手GKの好守に阻まれて無得点。後半も同様な展開となりますが、相手GKの好守の前に得点は奪えず、逆に終了間際にカウンターから相手にゴールを許し、0-1での悔しい敗戦となりました。

ザスパクサツ群馬 1 1 前半 0 0 セレッソ大阪
U23
0 後半 0
90′ 高橋 駿太 得点

この敗戦で、開幕の秋田戦以来の敗戦となり、勝てた試合を4節(4試合)連続で落としてしまったので、他会場の結果で順位は5位に転落しました。

スタジアム 正田醤油スタジアム群馬
入場者数 4,700人
天候/気温/湿度 曇のち雨 / 26℃ / 50%
主審 松本 大
副審 岩﨑 創一、上田 隆生
第4の審判員 關口 大夢

現段階での順位は関係ありませんが、5位まで落ちたのが少し残念で悔しいですね。決定力を上げて、勝ち切る力をつけて上位戦線に踏みとどまってほしいものです。

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メンバー

ザスパクサツ群馬戦のスタメン(写真は全て公式から)

先日のU23ダービーからは、1名だけスタメン変更。ボランチの陽にかわって、もっくん(中島選手)がメンバー入りしています。

それ以外は、U23ダービーと同じ顔ぶれが並びます。

ザスパクサツ群馬 セレッソ大阪U23
スターティングメンバー
GK 21 松原 修平 GK 1 永石 拓海
DF 13 久木田 紳吾 DF 29 舩木 翔
16 市川 恵多 37 森下 怜哉
5 阿部 巧 41 魚里 直哉
MF 29 星原 健太 50 石尾 崚雅
14 吉田 直矢 MF 28 中島 元彦
8 風間 宏希 31 山根 永遠 90+1′
20 岩田 拓也 36 斧澤 隼輝
FW 9 岡田 翔平 67′ 38 西本 雅崇
27 大島 康樹 67′ FW 25 山内 寛史 35′
6 小林 竜樹 82′ 33 米澤 令衣
控えメンバー
GK 1 常澤 聡 GK 45 茂木 秀
DF 2 舩津 徹也 DF 42 瀬古 歩夢 90+1′
4 坪内 秀介 MF 53 松本 凪生 35′
MF 11 岡庭 裕貴 82′ FW 54 根木 洸希
30 松下 裕樹
FW 39 大久保 哲哉 67′
7 高橋 駿太 67′
監督
布 啓一郎 大熊 裕司

ベンチメンバーは、GKの茂木以外は、U18の2種登録メンバーのみで、4名のみという少ないメンバーで挑みます。

試合展開

前半

コイントスで勝った群馬が陣地を取り、キックオフ前にサイドが入れ替わり、セレッソ大阪U23が風上でキックオフとなったこの試合。試合は開始早々から立て続けにセレッソ大阪U23に決定機が生まれ、セレッソ大阪U23が攻勢のスタートとなります。

2分には、山内がペナルティエリア手前でボールを受けてシュートを放ちますが、これはわずかに枠を外れます。

続く3分には、センターライン付近から翔が、低い弾道で鋭いクロスを縦に入れると、ペナルティエリア中央でフリーでボールを受けた山内が、ワントラップでおさめて、左足でシュート。これはGKがかろうじて防いで、得点とはなりません。

鋭い動きで何度もチャンスを作っていた山内。ケガが心配。。。

鋭いクロス・積極的な攻撃でチャンスを作っていた翔

そして、続く6分にはカウンターから絶好の決定機。縦に入れたパスを山内が中央で受けると前を向いて、中央右を駆け上がる令衣にスルーパス。これをフリーで受けた令衣がペナルティーエリア内に持ち込み、GKと1対1の場面で右足でシュートを放ちますが、相手GKがファインセーブでストップ。少しトラップが足元に入ってしまったのが悔やまれます。

開始10分も経たないうちに、3つのチャンスが生まれ「これは、点を取ったら勝てそうやな」と見ていて思ったのですが、なかなか得点が生まれません。

その後、群馬に攻め込まれるシーンもありますが、ディフェンス陣が未然にクリアすることで相手にシュートを許しません。

対するセレッソは、29分にも翔からの左サイドのクロスに、山内がヘディングで飛び込むシーンがありましたが、得点は生まれず。。。

そして、足の負傷で山内が35分に松本君と交代し、松本君がボランチに入り、もっくんがトップの位置に上がります。

そして、38分にも左サイドの翔からチャンス。左からの鋭いクロスがゴール前にあがり、こぼれ球をフリーで拾った隼輝が、トラップして右足でシュートを放ちますが、これも相手GKがセーブ。チャンスを生かせません。

右サイドで躍動していた隼輝。ゴールが欲しい!

スピードにのったプレーで、右サイドで奮闘していた魚里。

安定した守備で相手の攻撃を跳ね返していた怜哉

そして、前半はこのままスコアレスで終了。ハーフタイムに入ります。

後半

後半も前半と同じように、セレッソ大阪U23が攻め込むシーンが続きます。

48分には、右サイドの魚里からの鋭いクロスを、ペナルティエリア中央で令衣が右足のボレーであわせますが、惜しくもゴール右に外れます。

チャンスを何度も作っていた令衣。ゴールが欲しい!!

左サイドで躍動していた永遠

55分には、永遠が左サイドで上手く前を向いてボールを受けて、もっくんにパス。これを受けたもっくんが、強烈なシュートを放ちますが、これは相手GKがキャッチ。

この日はボランチから、トップに移動して活躍していたもっくん

その後も攻勢をかけるセレッソですが、相手ゴールを割ることができません。

そして、群馬の選手交代(2枚替え)を受けて、徐々に相手が攻める場面も増えてきます。

試合も終盤に差し掛かったタイミングで突然の豪雨が降り出します。

73分には、スルーパスに反応した永遠がペナルティエリア中央に切り込みながら、永遠の左に上がってきた令衣にパス。これをフリーで受けた令衣がゴールに流し込もうとしますが、相手GKの股間を狙ったシュートは、またしても相手GKに防がれてしまいます。

そして、徐々に群馬にもシュートチャンスが生まれますが、永石がセーブするなどして失点を許さずに試合を進めていたのですが、カウンターから失点してしまいます。

90分、自陣でボールを受けたマー坊がドリブルで持ち上がり、センターサークル付近でディフェンスラインの裏に鋭いスルーパスを送ろうとしますが、これを相手DFがスライディングして、かろうじてパスをカット。このこぼれ球をすばやく拾った相手が、左サイドの裏にスルーパス。

そして、相手FWがニアを抜いて鋭いシュート。これがゴールに決まり、後半終了間際の土壇場でのゴールで相手がリードを奪います。

アディショナルタイムは3分でしたが、その間にゴールは奪えず、0-1で試合終了。

勝利を目指したセレッソでしたが、開幕戦以来の敗戦で、今季2敗目を喫しました。

感想など

土砂降りの雨の中、スタンドに挨拶する選手たち。

勝ちたかったですね。本当に残念な試合でした・・・。

あれほど攻めておきながら、相手GKがかなり当たっていたとはいえ、決めきれないとこういう結果になりますね。

1点でも入っていれば楽勝かと思えるくらい、押し込んでの試合でしたし、終わってみてもシュート本数では相手3本に対して、セレッソが11本という形でしたので、圧倒的にセレッソが攻めていました。フリーでのチャンス・絶好機も多かったと思います。

決め切れなかった選手は本当に悔しい思いをしていると思うので、重ねては書きませんが、そこで結果を出していれば、上(トップチーム)が見えてくると思います。

リーグ戦以外のターンオーバーをするタイミングで、トップチームで起用してもらえるかどうか、ルヴァンカップはU-21枠がまたありますので、そこで使ってもらえるかどうかで、だいぶ違うと思うので、奮起してがんばって欲しいですね。

あと、いい動きを見せていたのに、前半で負傷交代してしまった山内が心配です。せっかく復活してきたところだったのに・・・。

とはいえ、まだ首位とは勝ち点差4の5位につけていますので、勝ち点3を積み上げていって、上位戦線に踏みとどまって欲しいものですね。

来週は、首位鹿児島(ジュンス・将基がいる)との一戦ですが、勝って欲しい!

がんばれ!セレッソ大阪U23!!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式 ハイライト動画

2018明治安田生命J3リーグ 第13節 2018.6.9 (土) 群馬 vs C大阪U23(セレッソ大阪公式)

2018明治安田生命J3リーグ 第13節 群馬vsセレッソU-23(まいど!セレッソ)

J3 第13節 群馬戦|試合後の大熊裕司監督(セレッソU-23)記者会見コメント

[ 米澤 令衣 ]

前半から良い形でゲームに入れてチャンスも作れていた中で、決め切ることができなかった。それが試合に大きく影響してしまった。そこはしっかりと修正したいと思う。立ち上がりにバイタルを突いていって、良い内容で良い形が作れた。それを考えると、すごくもったいないゲームだった。10試合負けなしだったが、ここ3試合は引き分けで勝てていなかったので、その流れが今日の結果につながってしまったのかもしれない。

明治安田生命J3リーグ

更新日:2018年6月10日(日) 18:10

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 鹿児島ユナイテッドFC 24 12 7 3 2 22 12 10
2 FC琉球 21 12 6 3 3 24 17 7
3 アスルクラロ沼津 21 11 6 3 2 12 6 6
4 ガイナーレ鳥取 21 13 6 3 4 18 17 1
5 セレッソ大阪U-23 20 12 5 5 2 17 11 6
6 福島ユナイテッドFC 20 12 5 5 2 11 9 2
7 ガンバ大阪U-23 19 13 5 4 4 23 20 3
8 ザスパクサツ群馬 19 12 5 4 3 14 12 2
9 Y.S.C.C.横浜 17 12 4 5 3 21 16 5
10 ブラウブリッツ秋田 17 13 5 2 6 12 11 1
11 藤枝MYFC 16 12 5 1 6 15 16 -1
12 カターレ富山 13 13 4 1 8 18 24 -6
13 SC相模原 12 11 3 3 5 18 20 -2
14 長野パルセイロ 12 12 2 6 4 14 17 -3
15 FC東京U-23 11 12 3 2 7 13 19 -6
16 グルージャ盛岡 11 12 3 2 7 11 20 -9
17 ギラヴァンツ北九州 8 12 2 2 8 6 22 -16

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