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2019 J1リーグ 第16節 セレッソ大阪 vs ジュビロ磐田

ブルーノの先制点と宏太の追加点で磐田を圧倒。無失点(クリーンシート)で快勝!!

直前のリーグ戦・ルヴァンカップと公式戦2連敗中のセレッソ大阪。久々のホームでの一戦はジュビロ磐田との対戦です。

公式戦、2連敗中ですが、内容は決して悪くないセレッソ。鹿島戦では狙い通りの攻撃で何度もチャンスを作りながら決定機を決めきれず敗戦、FC東京戦でも相手の守備陣を崩した攻撃で決定機を作っていましたので、チーム状態としては悲観的な状況ではなく、ここから調子が上がっていきそうな気配がしています。

対する磐田は降格圏争いをしている最中でリーグ戦では3試合勝利なしの状況が続いています。とはいえ、外国人選手を中心にパワーとスピードのある攻撃は要注意なので、得点を与えることなくセレッソペースに持ち込んで、きっちり勝ち点3を積み上げて、再び上昇気流に乗りたいところです。

試合の方は、序盤からセレッソが磐田を圧倒。20分にマルからのロングパスからブルーノがGKを交わしてゴールを決めて先制。他にもオフサイドの判定でゴールとはならなかったものの2度セットプレーの流れからネットを揺らすなど、完全にセレッソペースで後半に折り返します。後半開始早々には、藤田のロングスローの流れから宏太がゴールを揺らして追加点。2点のリードを奪ったセレッソが、磐田の攻撃をGKジンヒョンを中心とした守備で抑えきり、2-0で快勝しました!

セレッソ大阪 2 1 前半 0 0 ジュビロ磐田
1 後半 0
20’ ブルーノ メンデス
51’ 水沼 宏太
得点

狙い通りの崩しで決定機は何度も作りながら勝てなかった直近2試合とは変わって、きっちりと複数得点を奪い、守備では相手を無失点に抑えての勝利で、内容も結果も伴ってスッキリとした気分で勝利を味わうことができました!

この勝利で、再びリーグ戦の順位は9位へと1つ上げることができました。攻守に狙いが噛み合って、結果も伴うことができたので、この調子でどんどん勝利をしてくれそうな予感がします。今後の試合が楽しみですね。

スタジアム ヤンマースタジアム長居
入場者数 17,728人
天候/気温/湿度 曇 / 25℃ / 68%
主審 大坪 博和
副審 間島 宗一、武部 陽介
第4の審判員 西村 幹也

この日の長居は、週末のホームの試合で17,728人という集客数でした。

もう少し観客を集めたいところですが、ワクワクして楽しく勝利する試合を見せ続けて、順位も上がれば、観客も増えそうに思うので、そういう意味でもロティーナ監督のサッカーで勝利を積み上げて行って欲しいと思います。

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試合開始前

最近、ルーティンのようになっていますが、スタジアムグルメではピッツァ・ロトロさんの「ベーコン・フレッシュパイン」をいただきました!

アップ中の宏太・キヨ

試合前のアップ

サブメンバーの鳥かご

ジュビロサポーター

セレッソサポーターのゴール裏はピンクに染まります

タオルマフラーを掲げて、パワグロを歌います

大型ディスプレイに歌詞も出るので、スタジアム観戦経験が少ない方も歌えます

フィールドではフラッグ・シンフォニー

試合開始前にはカモン・セレッソ大阪でチームを鼓舞

選手入場に先駆けてロビーが入場。ロビーの背番号はとっくん(都倉選手)の「9」ですね。

スタンド側に向きなおって選手たちを待つロビー

選手入場しました

この日は大阪学芸高校のサポーティングマッチで、両チームキャプテンと主審に花束贈呈がありました。

両チームが整列

両チーム握手をしてから試合に臨みます

メンバー

磐田戦のセレッソ大阪のスタメン

直近のリーグ戦と同じメンバーが並びます

フォーメーションは4-4-2です

GKはジンヒョン。DFは左から、マル・木本・ヨニッチ・陸の4人、MFはボランチに藤田・デサバトのコンビ、左右はキヨ・宏太が並び、2トップはブルーノと奥埜です。

セレッソ大阪 ジュビロ磐田
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 21 カミンスキー
DF 2 松田 陸 90+2′ DF 3 大井 健太郎
3 木本 恭生 4 新里 亮
14 丸橋 祐介 24 小川 大貴 72′
22 マテイ ヨニッチ 41 高橋 祥平
MF 5 藤田 直之 MF 7 田口 泰士
6 レアンドロ デサバト 14 松本 昌也
25 奥埜 博亮 83′ 19 山田 大記
FW 7 水沼 宏太 23 山本 康裕 61′
10 清武 弘嗣 90+3′ FW 11 ロドリゲス
20 ブルーノ メンデス 32 中山 仁斗 46*’
控えメンバー 控えメンバー
GK 1 圍 謙太朗 GK 36 三浦 龍輝
DF 15 瀬古 歩夢 DF 35 森下 俊
23 山下 達也 90+2′ 6 エレン 72′
29 舩木 翔 MF 15 アダイウトン 46*’
MF 32 田中 亜土夢 83′ 17 森谷 賢太郎
FW 34 山田 寛人 90+3′ 27 荒木 大吾 61′
8 柿谷 曜一朗 30 上原 力也
監督 監督
ロティーナ 名波 浩

ベンチには、U20ワールドカップ・トゥーロン国際から戻った歩夢・翔と、U23で結果を出している寛人の若いメンバー3名が入っているのと、負傷明けの曜一朗・山ちゃんが戻ってきています。

両チームキャプテンのコイントス

前半開始前の円陣

ハイタッチをして試合に臨みます

(次ページに続く)

試合展開

前半

セレッソボールでキックオフ

試合は序盤からセレッソが圧倒していきます。

自由に動くキヨがドリブルで持ち運んだり、左右のサイドにボールを運んでのクロスでチャンスを作っていきます。

相手DFと競る奥埜

右サイドで縦関係の陸と宏太もアイコンタクトをしながら、陸から縦へのパスで右サイドを攻略

陸が攻めあがってシュートを放つなど積極的な攻撃で、ほぼ磐田陣で試合を進めます。

コーナーキックのシーン

13分には、右サイドのコーナーキックから、ヨニッチが競ったボールの奥に走りこんでいたマルがファーサイドで合わせて、ゴールネットを揺らしますが、これはオフサイドの判定で残念ながら先制点とはなりません。

右サイドではブルーノも参加しながら、スローインからボールをつないでいきます

磐田のセットプレーの流れの中から、陸とマルが左右入れ替わってしばらくプレーする時もありました。

左サイドに入っている陸

右サイドにいるマル

プレーが途切れるまでは、左右入れ替わってのプレーでした。

そしてマルが再び左サイドに戻ってからのプレーで、20分、左サイドのハーフウェーライン付近からマルが相手守備陣の裏のスペースへロングパス。

裏に飛び出していたブルーノが上手くトラップしながら相手GKに一度は当てながらも、GKを交わして無人のゴールに流し込み、セレッソが先制!!

雄叫びをあげて走り出すブルーノ

宏太が追いかけていきます

そして空中にジャンプしてガッツポーズ

ガッツポーズで喜ぶブルーノ

宏太が駆け寄り

宏太も飛び上がって喜びます

デサバトもやってきてガッツポーズで歓喜のシーン

そして、フィールドプレーヤーとベンチメンバーを呼んでハーフウェーライン付近に集まります

この日、お子さんが産まれた陸への揺りかごダンスで祝福

ゴール後に笑顔でハイタッチのブルーノ

ブルーノのゴール動画(Jリーグ公式)

この先制ゴールで、ここ2試合決定機を作りながら無得点でモヤモヤしていた胸のつかえが取れたような気がしました。

よし!これでイケる!と感じた得点でした。

そして、直後の27分には右サイドで得たフリーキックから藤田がクロスを送ると

ファーサイドで木本が頭で折り返し、ニアサイドにいたブルーノがオーバーヘッドでゴールに流し込みます!

しかし、これがオフサイドの判定となり、ゴール前で「オフサイドと違うって!」という表情のマルとブルーノ

そして、ゴールが認められなかったので、オーバーヘッドの時に右手を痛めたブルーノはピッチに寝転んで痛みを訴えますw

このオフサイドのシーンも、開始早々にオフサイドと判定されたシーンも、どちらも準備してきたような内容でしたので、本当に惜しかったなと思っていました。

左サイドでボールをつなぐ木本とマル

ボランチのデサバトから、藤田を経由して展開していきます

ヨニッチもビルドアップに参加

ビルドアップのシーンでは、磐田の選手たちが喰いつき気味にプレスをかけてくるので、これを上手く剥がしながら、逆サイドに展開していくなど、本当に気持ちよく攻撃できていたセレッソ。

宏太からディフェンスラインの裏に抜け出した陸へスルーパスを送り、チャンスとなりかけましたが、これもオフィサイドの判定。

オーバーラップした陸が、宏太とハイタッチしながら帰陣します

左サイドのコーナー付近で中へ鋭いパスを送るキヨ(軸足と違う方向に鋭いパスを出していますね)

そして、セレッソが攻勢のまま、ピンチらしいピンチもないまま、1-0のリードでハーフタイムに。

(次ページに続く)

後半

後半開始前の円陣後のハイタッチ

後半から磐田はアダイウトン選手を投入

右サイドで攻守に躍動していた宏太

中盤でパスを散らし、攻守で貢献する藤田(パスを出す方向指さしてますね)

キヨとマルがボールを交換

マルもパスを出す方向を指さしながらパス

デサバトがボールを受けて攻撃を展開していきます

そして、後半開始早々に追加点がセレッソに入ります。

左サイドで獲得したスローインを、藤田がロングスロー。ファーサイドに流れたボールを宏太が上手く合わせて、ゴール!!!

ゴール後に喜ぶ宏太

陸と笑顔で帰陣

両手を挙げてガッツポーズ

試合再開のキックオフ前の表情もにこやかです

親指を立てて、他の選手たちに応えます

宏太のゴール動画(Jリーグ公式)

後半、序盤でこの追加点が入ったことで、展開がずいぶん楽になりました。1点差だと1点奪われるとすぐ同点なので、これで勝てるぞ!と思った瞬間でした。

しかし、試合はそう簡単には決まらないもの。この直後に、相手FWのアダイウトンに強烈なミドルシュートを浴び、ジンヒョンがビッグセーブで辛うじて防ぐというピンチもありました。

ビッグセーブ後のコーナーキックで集中した表情の選手たち

このビッグセーブのところで、セレッソゴール裏からは「スーパー!ジンヒョン♪」のチャントが歌われていたのですが、集中していたジンヒョンには聞こえてなかったみたいですね。

右サイドをドリブルで突破する宏太

奥埜も右サイドから仕掛けていきます

自陣右サイドで磐田にプレスをかけるシーン

60分にはセレッソがボールを運び、右サイドの陸へ展開、陸が狙いすましてグラウンダーの速いクロスをゴール前に送ると、ゴール前でブルーノと宏太が合わせに行きますが、わずかにゴール左に外れてしまいます。

ここで追加点を獲れていればさらに楽になったのですが、ここからはスピードとパワーのある相手FWのカウンターをケアしながら、耐える展開になっていきます。

このチャンスの直後には、相手右サイドからの展開でファーサイドで相手にシュートされ、あわやのピンチになりますが、陸が体を寄せてブロックしたボールを、木本がヘディングでクリアして、得点を許しません。

少し試合が荒れはじめたシーン、主審に抗議する選手たち

磐田ゴール前でのセットプレーのシーン

右サイドでゴール前へのクロスを伺う宏太

同じくセットプレーのシーン、ブルーノ・ヨニッチ・木本が縦に並びます

そして、終盤まで無失点で試合を進めると、セレッソはゲームを終わらせに行きます。

まず、83分には奥埜と亜土夢が交代

右サイドで躍動していた陸

アディショナルタイムは3分

そして、アディショナルタイムに入った92分には、陸→山ちゃんが交代

山ちゃんは右サイドバックに入ります

山ちゃん・ヨニッチ・藤田

キヨのフォーム(キレイなフォームだなと思います)

そして、93分には、キヨ→寛人へ交代

リーグ戦でデビューの寛人は、ブルーノと2トップに入ります

ボールを触れないかなと思っていましたが、フリーでボールを受けるシーンがありました

そこからカウンターを仕掛けてブルーノへパスして

再び右サイドでボールを受けて、ペナルティエリア左あたりでボールをキープ

そして、このボールをキープして後ろへ戻したところでタイムアップ!2-0のスコアでセレッソ大阪が快勝し、勝ち点3を積み上げ、順位も9位に上げました。

(次ページに続く)

感想など

タイムアップ直後のブルーノと宏太

クリーンシートで笑顔の守備陣

試合終了後の整列にハイタッチしながら集まる選手たち

整列して一礼します(寛人も整列しています

ゴール裏ではオカンがキレキレでダンス

勝利で場内一周の選手たちを迎える「大阪の街の誇り♪」

そして、その直後には、この日が誕生日だった藤田を「ハッピーバースデー」で迎えるセレサポ

ゴール裏に挨拶する選手たち

ゴール裏をバックに記念撮影(みんな笑顔です)

メインスタンド側に引き上げてくる選手たち

亜土夢の笑顔が素敵だったのでアップでw

U23トリオ(翔・歩夢・寛人)

インタビュー後に一人でスタジアム一周をするブルーノ

スタジアム・ヒーローインタビューはジンヒョン

後半2点リード直後のスーパーセーブでの「スーパージンヒョン」コールが聞こえていなかったとインタビュー中に明かしたジンヒョンに対して、「スーパージンヒョン」コールをするゴール裏のセレサポたちがするシーンがありました。

スーパージンヒョンのチャント後に笑顔で応えるジンヒョン

このインタビューの横で、いつものごとくロビーナが正座して小芝居してましたw

どうやらお茶ではなく、祝杯(お酒)ではないかと教えてくださったセレサポさんがいらっしゃったので、そう考えてみると、お酒飲んでる気がしてきました。

勝利の星をロビーのカバンに貼るジンヒョン

いやー!勝ちました!!嬉しいです!!

前節は鹿島スタジアムまで見に行って、何度も決定機を作りながら決めきれずに、結果負けた試合を観てきましたが、チームとして強くなってきている実感はしていましたので、この磐田戦で複数得点を挙げて、無失点勝利で快勝できたので、本当に胸のつかえが取れた感じがします。

(前回のアントラーズの記事はコチラ)

連勝で乗り込んだアウェイ鹿島での一戦は、前半何度も作った決定機を決められず。後半にPK献上で先制されると合計2失点で残念な敗戦 ...

そして、ベンチメンバーに、若いU23世代の翔・歩夢・寛人が入ってきて、FWとしての交代で寛人が試合を経験できたのも、よかったなと思いました。尹さんの時代から、ACLに出場したり、今季もカップ戦に出場したりとしていましたが、J1リーグへの出場は初。試合がほぼ決まった終盤から出場して、ボールを触って仕掛ける場面もありましたので、試合の雰囲気に慣れるという意味でも、いい経験になったのではないかと思います。

技術が優れている選手ではなく、ロティーナ監督の戦術を攻守に体現できる選手たちがベンチに入ってくることの方がよいことだと思っているので、若い世代の伸びしろのたくさんある選手たちが3人も戦力としてベンチ入りできてきた状況も嬉しいなと思っています。

そして、J3でのU23チームでの試合に2種登録(高校生)の時代から、試合に出続けてきたところを見ている3選手(翔・歩夢・寛人)がリーグ戦に出場しているところを見れるのは、J3も応援しているセレサポとしては、感慨深いものがありますね。

翌日の23日(日)にヤンマースタジアムで行われた「なでしこリーグカップ」と「J3第13節」の2試合で、セレッソ大阪堺レディース・セレッソ大阪U23の2チームとも、それぞれ1-0(なでしこ)、3-0(U23)と無失点で快勝しましたので、本当に気持ち良い週末になりました。

クラブ全体が少しずつ成長して、ワクワクする試合をたくさん見せてくれるといいなと思います。これからもセレッソ大阪の応援を目一杯楽しんでいきたいと思います

がんばれ!セレッソ大阪!!!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2019明治安田生命J1リーグ 第16節 2019.6.22 (土) 19:03KO セレッソ大阪vs磐田(セレッソ公式)

2019明治安田生命J1リーグ 第16節 C大阪vs磐田(まいど!セレッソ)

J1 第16節 磐田戦|試合後のロティーナ監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第16節 磐田戦|試合後のセレッソ選手コメント(宏太・キヨ・マル・陸・ジンヒョン)

明治安田生命J1リーグ

更新日:2019年6月23日(日) 21:38

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 FC東京 33 16 10 3 2 21 10 11
2 横浜F・マリノス 30 16 9 3 4 27 20 7
3 川崎フロンターレ 28 15 7 7 1 22 10 12
4 鹿島アントラーズ 27 15 8 3 4 24 13 11
5 北海道コンサドーレ札幌 27 16 8 3 5 22 19 3
6 大分トリニータ 26 16 7 5 4 19 14 5
7 名古屋グランパス 25 16 7 4 5 24 15 9
8 サンフレッチェ広島 23 15 7 2 6 18 10 8
9 セレッソ大阪 23 16 7 2 7 14 11 3
10 浦和レッズ 21 15 6 3 6 13 19 -6
11 ベガルタ仙台 19 16 6 1 9 20 24 -4
12 清水エスパルス 19 16 5 4 7 22 34 -12
13 ヴィッセル神戸 18 16 5 3 8 23 26 -3
14 ガンバ大阪 17 16 4 5 7 18 23 -5
15 湘南ベルマーレ 17 16 5 2 9 18 24 -6
16 松本山雅FC 16 16 4 4 8 8 19 -11
17 ジュビロ磐田 14 16 3 5 8 11 18 -7
18 サガン鳥栖 13 16 4 1 11 8 23 -15

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