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2019 J1リーグ 第21節 FC東京 vs セレッソ大阪(AWAY)

首位FC東京からダブルを狙うも、後半相手のプレスからペースを崩して3失点で敗戦

J1リーグも第21節で中盤戦。ACL出場クラブの順延されていた試合も消化され、全チームが20試合を消化した段階で7位につけるセレッソ大阪。まだ上位戦線に食い込んでいける状況だけに、首位FC東京との対戦で勝利して、上位との勝ち点差を詰めていきたいところです。

FC東京とはリーグ戦・ルヴァンカップで対戦し、今シーズン4度目の対戦。リーグ戦の前半では第13節に対戦し、当時無敗だったFC東京にリーグ戦初黒星をつけたのがセレッソ。リーグ戦の後半戦での対戦でも勝利し、ダブルを狙いところです。

ブルーノ メンデスのゴールで今季リーグ無敗の首位FC東京に黒星をつけ、リーグ戦9位に浮上 前節の敵地吹田での大阪ダービーを落と...

試合は、前半はセレッソ大阪がボールを握り試合のペースも握りますが、決定機はそれほど作ることができずお互い堅い展開で後半に折り返すと、後半はFC東京が前からプレスに来て、セレッソも守勢に回る展開となります。そして後半開始早々に先制され、中盤にセットプレーから追加点を奪われてペースを握られると、試合終了間際にはダメ押しの3点目を奪われ、得点が奪えないまま、終わってみれば3-0での敗戦となりました。

FC東京 0 前半 0 0 セレッソ大阪
3 後半 0
47’ 永井 謙佑
68‘ 森重 真人
90+2‘ ディエゴ オリヴェイラ
得点

試合の前半はペースを握った状態でしたので、3-0との敗戦となってしまったことは、試合展開としては残念な結果となってしまいました。

この試合を終了して、セレッソ大阪は勝ち点31の7位。首位FC東京は勝ち点45で、勝ち点差14とかなり離されてしまいました。

スタジアム 味の素スタジアム
入場者数 28,721人
天候/気温/湿度 晴 / 28.9℃ / 68%
主審 飯田 淳平
副審 八木 あかね、村井 良輔
第4の審判員 鶴岡 将樹

現地、味の素スタジアムでの観戦も考えたのですが、19時キックオフだと大阪まで当日中に戻ってくることはしんどいのと、味スタが東京の西の方過ぎる(結構遠い印象)ので、結局DAZNでの観戦となりました。

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メンバー

FC東京戦のスタメン(写真は全てセレッソ公式より)

セレッソのスタメンは直近のリーグ戦と同じ11人が並びました。

フォーメーションは4-4-2で、2トップにブルーノと奥埜、ボランチに木本・藤田、両サイドにキヨ・宏太、DFはマル・陸の両サイドに、歩夢・ヨニッチの2CB、GKにはジンヒョンです。

FC東京 セレッソ大阪
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 33 林 彰洋 GK 21 キム ジンヒョン
DF 2 室屋 成 DF 2 松田 陸
32 渡辺 剛 14 丸橋 祐介
3 森重 真人 15 瀬古 歩夢
14 オ ジェソク 22 マテイ ヨニッチ
MF 39 大森 晃太郎 66′ MF 3 木本 恭生 76′
8 髙萩 洋次郎 5 藤田 直之 66′
18 橋本 拳人 7 水沼 宏太
10 東 慶悟 86′ 10 清武 弘嗣
FW 9 ディエゴ オリヴェイラ FW 20 ブルーノ メンデス
11 永井 謙佑 76′ 25 奥埜 博亮 56′
控えメンバー 控えメンバー
GK 1 児玉 剛 GK 1 圍 謙太朗
DF 29 岡崎 慎 DF 16 片山 瑛一
MF 28 内田 宅哉 23 山下 達也
45 アルトゥール シルバ MF 11 ソウザ 66′
7 三田 啓貴 66′ 32 田中 亜土夢
FW 16 ジャエル 76′ 6 レアンドロ デサバト 76′
17 ナ サンホ 86′ FW 8 柿谷 曜一朗 56′
監督 監督
長谷川 健太 ロティーナ

そして、この試合の注目はベンチにソウザと曜一朗が戻ってきたということでしょうか。デサバトも負傷から戻ってきましたし、ソウザ・曜一朗もコンディションが戻ってきたということでしょうか。

試合が始まる前は「ソウザ・曜一朗に出番はあるのかな?」「出たら、戦術(特に守備)をちゃんと体現してくれたらいいな」と思っていたのと、少し不安な気持ちも正直ありました。

試合展開

前半

試合は、前半はFC東京が前からプレスに来ないため、セレッソが落ち着いてボールを回し、試合のペースを握っていきます。

そして、最初に決定機を迎えたのはセレッソ。ブルーノ メンデスがペナルティエリア付近で相手DFからボールを奪うと、GKと1対1になりシュート。このシュートを相手GKが弾き、再びこぼれたところを、奥埜がシュート。このシュートも枠に飛びますが、相手DFがブロックしてゴールとはなりません。

FC東京ゴールに迫るキャプテンのキヨ

18分にはボールを受けたキヨがペナルティエリア手前から、フリーでシュートを放ちますが、これは枠の外。相手の守備を上手く外しながら、セレッソがチャンスを作っていきます。

相手FWを抑えて、ビルドアップでも貢献の歩夢

2トップの1角でこの日も積極的にシュートを放っていたブルーノ

FC東京の攻撃に対しては、カウンターに強い相手2トップを守備陣がケアをしながら抑え、セカンドボールもセレッソが回収する展開で、セレッソがボールを握りながら試合を優位に進めて行きます。

しかし、前半はその後、決定機を作ることができず、スコアレスで後半に折り返します。

後半

そして、後半はFC東京が戦い方を変えてきます。前半はそれほど積極的にプレスに来なかったFC東京ですが、後半はガンガン前からプレスをかけてきます。

前半は落ち着いてボールを持てていたセレッソですが、このプレスの前に、ボールを奪われてしまい、守勢に回ります。

そして、後半開始早々のFC東京の攻撃で、サイドに振られた展開の中で、守備陣のスライドが間に合わず、マークが曖昧になったところにクロスを上げられ、GKのジンヒョンが飛び出してパンチングに行きますが、ボールに触れることができず、相手FWの永井選手に頭で決められてしまって、先制を許してしまいます。

前半、きっちり対応できていただけに、この失点は何とも勿体ない失点でした。ジンヒョンも慌てて飛び出したような状況でしたし、ゴールライン上で待ち構えてもよかったのでは?とか、歩夢が競りに行けてたらよかったのでは?とも思いましたが、失点は失点。

まだ後半開始早々での失点でしたので、まだまだ挽回できる状況なので、セレッソも攻勢に出ていきます。

そして、56分には奥埜に代わって曜一朗がFWの位置に入り、相手の裏のスペースを狙うなど積極的に攻撃を仕掛けていくセレッソ

続く66分には藤田に代わってソウザを投入。曜一朗とソウザの2枚のカードで得点を奪いに行きます。

しかし、この交代の直後に自陣でFKを与えると、このFKからゴールを奪われてしまい、2点のリードを許します。残り時間から考えると、痛い失点となったセレッソは更に攻撃を仕掛けていきます。

右サイドで攻守に躍動していた陸

同じく右サイドのMFとして、精力的な動きで貢献していた宏太

2点のリードを跳ね返そうとするとセレッソに対して、FC東京は守備を堅めてきますが、果敢に攻めるセレッソが、東京ゴールに襲いかかります。

ソウザのミドルシュートや、曜一朗のシュートなど、何度かチャンスを作っていきますが、ネットを揺らすことはできず、後半もアディショナルタイムに入ると、前がかりになったところでダメ押しの3点目を奪われて万事休す。

3-0のスコアでアウェイでの東京戦を落としてしまいました。

試合終了後の整列のシーン

首位東京に勝利してリーグ戦でのダブルを狙いましたが、結果的には悔しい敗戦となってしまいました。

感想など

味の素スタジアムに駆けつけたセレサポ

残念な敗戦でした。

最近の負けパターンというか、前半、ペースを握っていてもゴールで仕留められずにいると、後半に戦いを変えてきた相手に対応しきれずに失点。その後は失点を跳ね返すことができずに(逆転することができずに)そのまま敗戦してしまうという展開になってしまいました。

前半は、相手が前に来なかったことからも、落ち着いてボールを回しながら、相手の守備を外しながら、自分たちのペースで試合を進めることはできていたと思います。

そのため、後半立ち上がりの失点が結果的には悔やまれれる失点となりました。それまでうまく対応できていた守備でしたが、スライドが間に合わず、中央付近でのマークが曖昧になった瞬間に上げられたクロスへの対応がマズかったですね。

ジンヒョンが触れればよかったのですが、慌てて飛び出した印象も否めなかったシーンだけに、触れなかったのが痛かったです。

その後、1点差の展開の際に、曜一朗が裏抜けをしたり、相手DFラインの裏を突くシーンを何度か見せていて、これまでのデキからすると、各段によい動きを見せていたことから、得点も期待できる状態かと思ったのですが、仕留めきれませんでした。

ソウザ・曜一朗が入ると、何かが起きるような空気感はありました。ただ、戦術として戦略的に攻めているかというと、そうでもなく、ロティーナ監督が望む戦い方なのかは微妙な印象を持ちました。ただ、ベンチ入りメンバーの名前を見た際に思っていた「出たら監督の戦術を体現してくれるか」については、まあまあ出来ていた印象はありました。

まあ、これまでがイマイチ過ぎたということかもしれませんが、ソウザ・曜一朗とも想像よりはチーム戦術を守った動きをしていたように思いました。監督の指示があったのでしょうけど、これまでのボールを持つことに拘りすぎて(?)遅攻ばかりになっていた展開ではなく、裏を狙ったり、球離れも早くチーム戦術を体現する一員になれていている印象を持ちました。

得点を全く奪えなかったのと、とっくんが離脱中のため、FW層の補強があるのかないのかは気になりますが、他チームの活発な動きと比べると、セレッソの動きがあまりないですね。さて、どうなるのでしょうか?噂のある選手は来るのでしょうかね?

U23と今いるメンバー含めて、得点を積み上げて行く戦力の出現に期待したいと思います。

がんばれ!!セレッソ大阪!!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2019明治安田生命J1リーグ 第21節 2019.8.3 (土) 19:03KO FC東京vsセレッソ大阪(セレッソ公式)

2019明治安田生命J1リーグ 第21節 FC東京vsC大阪(まいど!セレッソ)

J1 第21節 FC東京戦|試合後のロティーナ監督(セレッソ)記者会見コメント

J1 第21節 FC東京戦|試合後のセレッソ選手コメント(奥埜・キヨ・宏太・歩夢・曜一朗)

明治安田生命J1リーグ

更新日:2019年8月4日(日) 22:32

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 FC東京 45 21 14 3 4 33 16 17
2 川崎フロンターレ 39 21 10 9 2 33 15 18
3 横浜F・マリノス 39 21 12 3 6 35 26 9
4 鹿島アントラーズ 38 21 11 5 5 37 20 17
5 サンフレッチェ広島 35 21 10 5 6 29 17 12
6 大分トリニータ 33 21 9 6 6 26 21 5
7 セレッソ大阪 31 21 9 4 8 20 15 5
8 北海道コンサドーレ札幌 31 21 9 4 8 30 27 3
9 浦和レッズ 29 21 8 5 8 21 28 -7
10 名古屋グランパス 27 21 7 6 8 31 29 2
11 湘南ベルマーレ 26 21 8 2 11 28 34 -6
12 ベガルタ仙台 26 21 8 2 11 24 31 -7
13 ガンバ大阪 25 21 6 7 8 27 31 -4
14 清水エスパルス 25 21 7 4 10 27 42 -15
15 ヴィッセル神戸 22 21 6 4 11 32 38 -6
16 松本山雅FC 19 21 4 7 10 12 26 -14
17 サガン鳥 18 21 5 3 13 15 31 -16
18 ジュビロ磐田 17 21 4 5 12 15 28 -13
ACL出場圏 プレーオフ出場圏 J2降格枠

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