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2019 J1リーグ 第4節 セレッソ大阪 vs 浦和レッズ

ソウザのゴラッソで先制し今シーズン一番の試合内容も、FKとPKからの2失点で悔しい逆転負け

J1リーグのホーム開幕戦で勝利後、公式戦で4戦勝ちなしのセレッソ大阪。リーグ戦は第2節・第3節と連敗していますので、この試合には勝利して連敗ストップをしたいところ。

また、この試合後は、国際Aマッチデーウィーク(日本代表戦)のためJ1リーグ戦は中断期間に入りますので、中断前に勝利してチームを上昇気流に乗せたいところです。

対戦相手の浦和レッズは、セレッソ大阪の育成出身で、昨シーズンまでセレッソ大阪にいた杉本健勇選手が在籍しています。開幕戦はスタメン出場でしたが、直近の試合では途中出場も多かったので、この試合に出場してくるかは個人的には気にしていました。

試合の方は、セレッソ大阪が攻守に浦和を圧倒し優勢に試合を進めます。何度も相手ゴールに迫りますが、流れの中から得点を奪うことはできず、64分にソウザのFKで先制。その後もチャンスを作るものの決め手を欠き、浦和に終盤にFKとPKで立て続けに得点を許すと、反撃も実らず1-2と悔しい逆転負けとなりました。

セレッソ大阪 1 0 前半 0 2 浦和レッズ
1 後半 2
64´ソウザ 得点 76′ 興梠 慎三

82′ 杉本 健勇

これでリーグ戦は3連敗。1勝3敗の勝ち点3の14位となりました。

「得点をしないと勝てない」ですし、「セットプレーでしか点が取れてない」ところが残念ですが、試合内容は本当によかったのです。開幕直後はなかなか前にボールを運べず、シュートシーンも少なかったのですが、この試合では何度もペナルティエリア内に進入し、決定的なクロス・シュートが相手ゴールを襲っていただけに、残念な結果となりました。

前節の広島戦は12,044人と少なかったので、この試合の観客数も気にしていたのですが、21,022人と2万超の観客が入ってくれました。

スタジアム ヤンマースタジアム長居
入場者数 21,022人
天候/気温/湿度 曇 / 12.3℃ / 53%
主審 山本 雄大
副審 平間 亮、大川 直也
第4の審判員 間島 宗一

対戦相手が浦和ということも考えると、もう少し観客が入って欲しかったなという感覚もありますが、勝てていないので仕方ないのでしょうか。

まだ結果は伴っていませんが、内容は非常によくなっていると思いますので、「内容も面白くて勝てるチーム」「ワクワク感が味わえるチーム」になったら観客増えるのでしょうか。

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メンバー

浦和レッズ戦のスタメン

1トップにとっくんが入り、奥埜がベンチスタート。シャドウがキヨ・曜一朗となり、ボランチはデサバト・ソウザのコンビになりました。両サイドは右に陸・左にマルで、3CBには木本・ヨニッチ・片山が入ります。そしてGKはジンヒョンです。

対戦相手のレッズでは、健勇がスタメン入りしています。

セレッソ大阪 浦和レッズ
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 1 西川 周作
DF 3 木本 恭生 DF 46 森脇 良太
16 片山 瑛一 31 岩波 拓也
22 マテイ ヨニッチ 5 槙野 智章
MF 2 松田 陸 85′ MF 27 橋岡 大樹
6 レアンドロ デサバト 80′ 8 エヴェルトン
11 ソウザ 7 長澤 和輝 54′
14 丸橋 祐介 10 柏木 陽介 76′
FW 8 柿谷 曜一朗 85′ 3 宇賀神 友弥 76′
9 都倉 賢 FW 14 杉本 健勇
10 清武 弘嗣 30 興梠 慎三
控えメンバー 控えメンバー
GK 27 丹野 研太 GK 25 福島 春樹
DF 23 山下 達也 DF 4 鈴木 大輔
MF 25 奥埜 博亮 80′ 6 山中 亮輔 76′
51 西川 潤 MF 11 マルティノス 76′
7 水沼 宏太 24 汰木 康也
FW 13 高木 俊幸 85′ 29 柴戸 海 54′
20 ブルーノ メンデス 85′ FW 19 アンドリュー ナバウト
監督 監督
ロティーナ オズワルド オリヴェイラ

直近のルヴァンカップでデビューした西川くんが、早速リーグ戦でもベンチ入りしていて、展開によっては出番があるかもと、試合前からワクワクしていました。
ちなみに、西川くんの選手紹介は動画ではなく静止画になっていました。

試合展開

キャプテンはキヨ・レッズは柏木選手です

試合開始前の円陣

そしてハイタッチ

前半

セレッソボールでキックオフします

左CBに入る木本

左サイドに入るマル・木本がボールを展開

前半は序盤から、セレッソが積極的なプレーで浦和ゴールに迫るシーンを何度も作ります。

デサバトがドリブルで運んでエリア内に進入したり、とっくんを起点にセレッソがボールを繋ぎ相手ゴール前に迫るなど、これまでの試合でできていなかった攻撃で浦和を圧倒します。

特に右サイドの瑛ちゃん・陸・曜一朗の連係がよく、3人で右サイドを崩して浦和陣に入ってチャンスを作ります。

健勇が縦にボールを運ぼうとしたところを曜一朗が激しくあたりファウル(ファウル直後のシーン)

FKでの守備の場面(セレッソ守備陣はペナルティエリアのライン上にオフサイドラインを作ります)

何度もゴール前でシュートチャンスのあったとっくん、ゴールが見たいっ!

この日スタメンでソウザとボランチのコンビを組んだデザバト

セレッソのコーナーキックのシーン

28分には、キヨのバスから裏に抜け出した陸がゴールに迫りますが、中にクロスを送りますが相手DFにクリアされコーナーに。

このコーナーキックのセカンドボールから、とっくんにシュートチャンス!思い切って左足を振りぬきますが、シュートはゴール左に外れます。

34分にも右サイドからチャンスを作り、ソウザがペナルティエリア右から相手をキックフェイントで外してフリーでクロスを供給。ファーサイドでとっくんが滞空時間の長いヘディングシュートでゴールを狙うも、タイミングが合わずシュートは枠を外してしまいます。

シュートを決めきることができない展開でしたが、浦和を攻守に圧倒して前半を折り返します。

(次ページに続く)

後半

左サイドで攻守に奮闘のマルと木本

右CBの瑛ちゃん・ボランチのデサバト

健勇への縦パスをケアするデサバト

頼りになるヨニッチ・ソウザ

後半もセレッソが積極的な展開で試合を攻勢に進めます。

52分、とっくんのポストプレーからキヨがダイレクトで左サイドの裏のスペースへボールを送ると、これを受けたマルが中の動きを見てクロスを上げます。槙野のマークを外してファーサイドで曜一朗がヘディングでゴールを狙い確実にゴールを捉えていたのですが、このビッグチャンスは相手DF槙野がヘディングで弾き出しゴールならず…。この駆け引きでゴールを防いだ槙野のガッツポーズには「イラッ!」としたセレサポは多いはずw。

56分にもとっくんを起点に、マルが左サイドから鋭いクロスからゴール前に入れて、あわやゴールという好機を作りますが得点を奪うことができません。

そしてようやく、64分にセレッソが先制。キヨのパスを左サイドで受けたとっくんが相手DFと入れ替わり抜け出したところを後ろから倒されてFKを得ます。これをソウザが直接ゴールに叩き込み、セレッソが先制します!!

歓喜の輪ができて

ソウザはベンチメンバーのところにも駆け寄ります

ソウザのFKでのゴール (DJ西川さんのゴールコールまで含む)

Jリーグ公式のソウザのゴール動画

この後もセレッソが数多くのチャンスを作っていきます。

69分には、ソウザから左サイドにスルーパスが出ると、抜け出したキヨがペナルティエリア左からダイレクトでクロスを上げ、ニアに走りこんできたとっくんがダイビング気味にヘディングシュート!ドンピシャのタイミングかつ、とっくんの得意なボールかと思ったのですが、これはゴールの左に外れてしまいます。

ここまでの絶好機を1つでも決めていれば、2点リードで試合を決めきることができたのですが、結果的にはこのチャンスを活かせなかったのが響くことに。

セレッソの守護神ジンヒョン

74分には相手にFKを与えると、このタイミングで山中・マルティノスの両選手を同時にピッチに送る浦和。このFKを山中がストレートの速いボールをゴール前に送ると、相手FWの興梠がキレイにヘディングで合わせて、セットプレーで浦和が同点に追いつきます。

そして、その直後、これまでいい動きを見せていたデサバトにアクシデント

左足の筋肉系の違和感で奥埜と交代します

そして、この後、マルティノスをペナルティエリア内で倒してしまって、相手にPKを与えると、いつもは興梠選手が蹴るPKを健勇が決めて、浦和に逆転を許してしまいます。

終盤、曜一朗→ブルーノ・メンデス、陸→トシへ変更

この交代で4-4-2の2トップにして、セレッソが反撃しますが、ゴールは遠く、アディショナルタイムのこぼれ球も、ブルーノ・メンデスのシュートはポストを直撃して、ゴールとはならず、1-2のスコアのまま敗戦

タイムアップ直後に倒れこむセレッソの選手たち

試合終了後の整列

試合内容がよかっただけに悔やまれる敗戦となりました。

感想など

サポーターに挨拶して引き上げる選手たち

西川くんは残念ながら出番なし

キャプテンのキヨも悔しそう

勝てなかったのが本当に残念です。試合内容は本当によかったですし、勝てると思った試合で勝たないといけなかった試合でしょう。

そして、いくら内容が良くても、勝たないと面白くない・楽しくないというのも事実です。なので、次の試合こそはスッキリと勝利して欲しいなと思います。

開幕戦以降の試合を全て見ている中では、内容は本当によくなっていますし、攻撃も本当にチャンスが作れていますので、悲観する内容ではありませんでした。この日の失点はセットプレーからですし、前節の失点はミスからと、守備面でも崩されての失点は少ないので、このまま積み上げていけば、きっと強くなって上位争いができそうなチームになってきていると思います。

選手たちのコメントからも、前向きなコメントが聞こえてきていますので、サポーターもクラブも1つの方向を向いて、このチームを見届けていきたいと思います。

西川くんのベンチ入りにも驚きましたが、若手も含めて起用しながら、いい方向にチームを導いてくれそうなロティーナ監督・イバンコーチを信じて応援を続けていきたいと思います。

代表ウィークで少し間隔があくので、リーグ戦でのスタメンに西川くんが入ってくるのも近いかもしれないなと思っています。

がんばれ!セレッソ大阪!!!

健勇(コメント・ゴール裏への挨拶)

2018シーズンまでセレッソに在籍した健勇が、今季の公式戦での初シュートと初得点をセレッソ戦で達成しました。「何もセレッソ相手にやることないやん!」とは思いましたが、あまりに活躍しないと酷評されてしまうので、そこそこに・ほどほどに活躍はして欲しいと思っていますw。

Jリーグ公式に掲載されている健勇のコメント

試合前から(興梠)慎三くんに「PKがあったら蹴っていい」と言われていた。今までで一番緊張したPKだったけれど、決められて良かった。外したらどうなんやろとかは思った。一生思い出になるPKになった。

--試合後は拍手とブーイングがあったと思うが?

ブーイングはあると予想していた。初めてレッズのサポーターにコールをしてもらえた。もっと応援してもらえるように頑張りたい。

--シュートを打って気がラクになっていた?

レッズに来てからシュートを1本も打っていなかったので、慎三くんからは「やっと打ったな」と言われた(笑)。

そして、試合終了後にはゴール裏に来てくれました。

YouTubeに載せた動画はコチラ

ホンマに頑張りや!健勇!(セレッソ戦以外で、ホンマにw)

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

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明治安田生命J1リーグ

更新日:2019年3月17日(日) 20:06

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 FC東京 10 4 3 1 0 6 2 4
2 名古屋グランパス 9 4 3 0 1 9 3 6
3 大分トリニータ 9 4 3 0 1 6 3 3
4 サンフレッチェ広島 8 4 2 2 0 3 1 2
5 鹿島アントラーズ 7 4 2 1 1 6 4 2
6 ヴィッセル神戸 7 4 2 1 1 5 3 2
7 横浜F・マリノス 7 4 2 1 1 7 7 0
8 浦和レッズ 7 4 2 1 1 3 3 0
9 ガンバ大阪 6 4 2 0 2 9 8 1
10 北海道コンサドーレ札幌 6 4 2 0 2 8 7 1
11 湘南ベルマーレ 6 4 2 0 2 6 5 1
12 松本山雅FC 4 4 1 1 2 2 3 -1
13 川崎フロンターレ 3 4 0 3 1 3 4 -1
14 セレッソ大阪 3 4 1 0 3 2 5 -3
15 サガン鳥栖 3 4 1 0 3 1 7 -6
16 ジュビロ磐田 2 4 0 2 2 2 4 -2
17 清水エスパルス 2 4 0 2 2 6 11 -5
18 ベガルタ仙台 1 4 0 1 3 3 7 -4
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