亜土夢のゴラッソの1点を堅守で守り切り快勝!ルヴァンカップ・グループ首位に立つ!
ルヴァンカップのグループステージ第3節ではホーム長居で名古屋相手に3-0で快勝したセレッソ大阪。その後のリーグ戦でも流れに乗って勝利を重ねたいところでしたが、残念ながらリーグ戦では連敗。ルヴァンカップの第4節では、リーグ戦の流れを変えるべく、再び勝利が欲しいところです。
今節の対戦相手はヴィッセル神戸。今季リーグ戦を含めると3度目の対戦です。神戸とはリーグ開幕戦では勝利、ルヴァンカップ第2節ではアウェイのユニバー記念でスコアレスドローと、セレッソは負けがありません。そして、神戸は直近に監督の交代(事実上の解任という噂)があり、リージョ前監督から吉田監督に指揮官が変わったばかり、チーム戦術も変わるとは思いますが、この試合も確実に勝利したいところです。
試合の方は、前半からセレッソのペースで始まり、神戸のプレスを上手く外して、神戸陣に押し込むと、コーナーキックのこぼれ球を胸トラップからボレーシュートでのゴラッソを亜土夢決めてセレッソが先制。何度もチャンスを作るセレッソですが、追加点は奪えず1点リードの状態で後半に折り返すと、後半は神戸も攻勢に出てきます。しかし、山ちゃん・歩夢・圍を中心とした守備陣が神戸の攻撃を無失点に抑えて、1-0で快勝!
セレッソ大阪 | 1 | 1 | 前半 | 0 | 0 | ヴィッセル神戸 |
0 | 後半 | 0 | ||||
22’ 田中 亜土夢 | 得点 |
この試合の勝利で、ルヴァンカップのグループステージで勝ち点7のグループ首位に立ちました!!2位は勝ち点5の名古屋と神戸が並んでいますが、残り2節のどちらかで1勝すれば、セレッソのグループステージが決まる状況になりました。
この日のヤンマースタジアム長居は時折雨が降る曇り空、平日夜のキックオフですが、19時半キックオフという時間設定が私には行きやすい時間帯で非常によく、個人的にはこのキックオフ時間帯続けて欲しいなと思っています。
スタジアム | ヤンマースタジアム長居 |
入場者数 | 9,422人 |
天候/気温/湿度 | 曇時々雨 / 21.7℃ / 67% |
主審 | 小屋 幸栄 |
副審 | 武田 光晴、村井 良輔 |
第4の審判員 | 中野 卓 |
平日のルヴァンカップとはいえ、もう少し(10,000人超)入って欲しいところですが、リーグ戦に流れを持っていくことができて、勝利を積み重ねたら、観客増えると思います。この日の勝利を次(リーグ戦)につなげて欲しいところです。
スタグル(ピッツァ)
19時半キックオフが個人的に素晴らしいところは、スタグルが買えることです!19時キックオフだとスタジアムに着ける頃に、ちょうどキックオフというくらいに私の場合なってしまうので、スタグルは後回しになってしまうのです。しかし、19時半キックオフだと、買いに行くことができます!
先日の試合からPIZZA ROTOLOさんのピッツァ(ピザではない
今回は「あすかルビー マスカルポーネ」
イチゴの甘酸っぱさ・マスカルポーネ・チーズ・ハチミツの風味が絶妙で、甘さの中に塩気も感じられてめっちゃ美味しいです!石窯で焼いた本格的なピッツァがスタジアムで食べれるのは嬉しいですね。
鶴心さんの唐揚げも好きなのですが、こちらのピッツァにしばらくお世話になる気がしますー
ゴールデンウィークの大分戦には残念ながら出店がないみたいで残念ですー
メンバー
ルヴァンカップ神戸戦のスタメン
この試合は、直近のリーグ戦からはメンバーを入れ替えて戦い、ルヴァンカップの前節、名古屋戦と同じメンバーが並びます。守備時の布陣は4-4-2でGKは圍、DFはCBに山ちゃん・歩夢、左に翔・右に陸が入ります。ボランチに奥埜と藤田、左に亜土夢・右にゲームキャプテンの宏太、トップの位置にトシ、ブルーノ・メンデスが入ります。
U-21枠としては、歩夢・翔の2名がスタメンに入っています。
セレッソ大阪 | ヴィッセル神戸 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 1 | 圍 謙太朗 | GK | 1 | 前川 黛也 | ||
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 19 | 初瀬 亮 | 48′ | |
15 | U-21瀬古 歩夢 | 3 | 渡部 博文 | ||||
23 | 山下 達也 | 15 | 宮 大樹 | ||||
29 | U-21舩木 翔 | 2 | 那須 大亮 | 46*’ | |||
MF | 5 | 藤田 直之 | 32 | 橋本 和 | |||
7 | 水沼 宏太 | 81′ | MF | 27 | U-21郷家 友太 | ||
25 | 奥埜 博亮 | 68′ | 14 | 三田 啓貴 | |||
32 | 田中 亜土夢 | 35 | U-21安井 拓也 | ||||
FW | 13 | 高木 俊幸 | 62′ | 20 | 増山 朝陽 | 68′ | |
20 | ブルーノ メンデス | FW | 21 | 田中 順也 | |||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 27 | 丹野 研太 | GK | 28 | 吉丸 絢梓 | ||
DF | 16 | 片山 瑛一 | 62′ | DF | 22 | 西 大伍 | 48′ |
22 | マテイ ヨニッチ | 40 | U-21小林 友希 | ||||
MF | 17 | 福満 隆貴 | 81′ | MF | 31 | 中坂 勇哉 | |
6 | レアンドロ デサバト | 68′ | 41 | U-21小田 裕太郎 | 68′ | ||
FW | 19 | 澤上 竜二 | 42 | U-21山内 翔 | |||
9 | 都倉 賢 | FW | 17 | ウェリントン | 46*’ | ||
監督 | 監督 | ||||||
ロティーナ | 吉田 孝行 |
そして、前回のルヴァンカップでの神戸戦と名古屋戦で出場していた西川君は、高校に戻っているとのことで、今回はメンバー外となりました。あと、澤上がトップチームでの今季初のメンバー入りとなっています。
対するヴィッセルは、リーグ戦メンバーは温存、VIP(ビジャ、イニエスタ、ポドルスキ)はベンチ外、蛍やサンペール、キム・スンギュなどの主力はベンチ外のメンバー構成となっています。
試合展開
試合前の円陣(亜土夢の顔が見えます!)
終わってからのハイタッチ
前半
両チーム、このメンバーで戦います
そして、前半はセレッソが神戸を圧倒。前からプレスに来る神戸の守備を、落ち着いたパス交換からプレスを交わすと、縦に速くボールを運び、神戸の守備陣を自陣に押し込んでいきます。
11分には左サイドの亜土夢がボールを奪い速攻。ドリブルで左サイドを駆け上がり、ゴール前に詰めていたブルーノ・メンデスへ速いクロスを供給。どフリーの状態で後ろから走りこんできたブルーノ・メンデスが右足を振りぬきますが、ボールを待ちきれずシュートはミートしません。このシュートがファーに詰めていたトシへのラストパス気味になりますが、惜しくも合わずゴールとはなりません。
しかし、その後もボールを握るセレッソが神戸を自陣に押し込み続けます。そして22分にゲームが動きます。
右コーナーキックを獲得すると、キッカー藤田の蹴ったクロスはゴール前で一度跳ね返されますが、ファーサイドで亜土夢が胸トラップから左足を一閃!落ちてくるボールを上手く叩いたシュートはドライブ気味の軌道を描いて、ゴール右に決まります!!
このゴラッソでセレッソが先制します!!!
飛行機ポーズでピッチを駆け回る亜土夢!(みんなが走って追いかけます)
そして、ゴールライン付近で、鉄腕アトムのパフォーマンス!
周囲も駆け寄って祝福します!
キッカーの藤田も亜土夢のところにきました
ゴール裏からの声援に応える亜土夢
ガッツポーズでも応えます
亜土夢のゴール動画(Jリーグ公式)
そして、このゴールの後に、キャプテンの宏太とハグしたり、ゴール裏のサポーターにガッツポーズで応え、チームを鼓舞する亜土夢を撮ってみました
このゴールの後も、セレッソが攻撃。
25分には、ブルーノ・メンデスがゴール前に迫り、トシにパス。パスを受けたトシは藤田に落として、藤田が強烈なミドルシュートを放ちますが、これは相手GKがセーブ。
33分には、再び右からのコーナーキックを、ニアに合わせますが、混戦となりファーにボールが流れると、上手くタイミングを合わせて山ちゃんがダイビングしながらシュート!このシュートはわずかにバーを越えてしまいますが、タイミングぴったりで枠にさえ飛んでいればゴールという惜しいシーンでした。
そして、神戸の攻撃を危なげなく抑えきり、前半を1-0とリードした状態でハーフタイムに入ります。
(次ページに続く)
後半
後半キックオフ前の円陣。ハーフタイムでのメンバー交代はなし。
対する神戸は1トップにウエリントンを後半開始早々から投入してきます。そして、後半開始直後にも西選手を投入して2枚の交代カードを神戸は切ることになりました。
そして、ウエリントンと西が入った後からは、神戸がボールを回してセレッソ陣に攻め込む時間を増やしていきます。
ウェリントンにマークにつく山ちゃんと、ボランチの藤田
ウェリントンとのバチバチとした競り合いと、攻撃のスイッチになる縦パスを何度も通していた歩夢
トップの位置で奮闘していたトシ。ゴールが見たい。
そして、山ちゃん・歩夢・圍を中心に神戸の攻撃を跳ね返し得点は許さずに試合は進みます。
62分には、トシ→瑛ちゃんと交代して、3バックの3-4-2-1にフォーメーションを変更します。
そして、67分には奥埜→デサバトが交代
この日のゲームキャプテンの宏太、攻守でチームを牽引
69分に得た右サイドからのFKで、藤田のクロスをゴール前でブルーノ・メンデスがヘディングで合わせますが、フリーで体勢もよかたのですが、ゴールの枠に飛ばせず決定機を活かせません。ここで2点目が入っていればゲームを終わらせることができた気がしますので、残念ですね。
周囲に指示を出す宏太
そして、81分には宏太→隆貴と交代。
その後は神戸の攻撃をきっちり抑え、時間も有効に使いながら、危なげなくタイムアップ。
1-0でセレッソ大阪がグループステージで連勝し、グループ首位に立ちました!
試合終了後の整列
久々のWINNERの掲示
スタジアムインタビューは守備で貢献のGK圍
ロビーのカバンに勝利の星を貼り付け
前日(4月23日)が誕生日だったので、ゴール裏サポーターがハッピーバースデー♪を歌って祝福。笑顔で聴く圍
誕生日おめでとうございます!圍選手!
感想など
前半、神戸を圧倒し、後半は押される展開もありましたが、選手交代と戦術(ポジション)変更で修正して、きっちりと勝利!
追加点こそ取れませんでしたが、ボールを保持しながらも縦に速い展開で相手ゴールにも迫り、見ていても楽しい試合内容で、ルヴァンカップのグループステージ連勝という結果がついてきています。現段階でグループステージ首位に立ちましたし、リーグ戦の鬱憤を吹き飛ばすいい勝利でした!
2年前にルヴァンカップを制した時もルヴァンカップから流れが出来ましたので、今シーズンまだ結果が芳しくないリーグ戦にも、このルヴァンの勝利を持ちこんで、波に乗って欲しいものです。
ホント、ゴールが欲しいので、ボールをキープするだけではなく、ゴールを目指して攻めて欲しいですね。攻撃陣の爆発を期待したいと思います。
守備の面では、圍がセカンドキーパーとして定着してきたようですね。キック(ロングフィード)はもともといいなと思っていたのですが、昨シーズン福岡で試合に出続けたことで安定してきた印象があります。この日も何度も守備面で貢献してきたので、頼もしい選手になってきましたね。GKは茂木やレンタル中の永石・ジュンスもいるので、ここの成長も楽しみですね。
そして、山ちゃんもめっちゃよかったです。守備面で相手の攻撃を跳ね返すだけではなく、パスをつなぐ場面や積極的な攻撃参加が見られて、年齢関係なく成長(ちょっと偉そうですが)が感じられて、なんか感動するような気分になっていました。
あとは歩夢ですね。バチバチ、相手のウェリントンとやり合う場面もありましたが、縦パスがスゴイです。先日のJ3でも鋭いパスを何本も遠していましたが、この試合でも「そこ通すか!」と思うようなパスを出していて、早くリーグ戦で見たいと思いながら見ていました。
亜土夢のゴラッソも素晴らしかったですし、奥埜・藤田のプレーもよかったので、個人的には、歩夢・奥埜・亜土夢あたりを、リーグ戦で抜擢して欲しいなと思っています(誰が出ても応援するのですが
がんばれ!セレッソ大阪!!リーグ戦も勝つぞー!(勝ってほしい!!)
試合詳細はコチラ
Jリーグ公式ハイライト動画
セレッソ公式ハイライト動画
2019JリーグYBCルヴァンカップ 第4節 2019.4.24 (水) 19:33KO セレッソ大阪vs神戸(セレッソ公式)
JリーグYBCルヴァンカップ 第4節 C大阪vs神戸(まいど!セレッソ)
ルヴァンカップ 第4節 神戸戦|試合後のロティーナ監督(セレッソ)記者会見コメント
ルヴァンカップ 第4節 神戸戦|試合後のセレッソ選手コメント(亜土夢・圍)
グループステージ
更新日:2019年4月24日(水) 21:53
Aグループ
順位
|
クラブ名
|
勝点
|
試合数
|
勝
|
分
|
負
|
得点
|
失点
|
得失点
|
1 | 北海道コンサドーレ札幌 | 8 | 4 | 2 | 2 | 0 | 11 | 5 | 6 |
2 | 横浜F・マリノス | 5 | 4 | 1 | 2 | 1 | 4 | 5 | -1 |
2 | V・ファーレン長崎 | 5 | 4 | 1 | 2 | 1 | 7 | 9 | -2 |
4 | 湘南ベルマーレ | 3 | 4 | 1 | 0 | 3 | 4 | 7 | -3 |
Bグループ
Cグループ
Dグループ
順位の決定 (ルヴァンカップ)Jリーグ公式より
グループステージ全試合が終了していない場合、同勝点は同順位としています。
グループステージが終了した時点で、勝点合計の多いチームを上位とし、順位を決定する。ただし、勝点が同じ場合は以下の順によって順位を決定する。
① 勝点が同一のチーム同士で行った試合の勝点
② 勝点が同一のチーム同士で行った試合の得失点差
③ 勝点が同一のチーム同士で行った試合の得点
④ 勝点が同一のチーム同士で行った試合のアウェイゴール
①~④を適用してもなお、順位が決定しない場合、①~④を当該チームの直接対決に限り再度適用して、最終順位が決まる。
この手順で決定に至らない場合、⑤~⑨が適用される。
⑤グループ内の全試合の得失点差
⑥グループ内の全試合の得点
⑦順位決定にかかわるチームが2チームのみで、その両チームがフィールド上にいる場合はPK方式(ABBA方式)
⑧反則ポイントの少ない順
⑨抽選