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2019 J1リーグ 第14節 サガン鳥栖vsセレッソ大阪(AWAY)

ブルーノ メンデスの2試合連続ゴールで鳥栖に快勝!リーグ戦で連勝!

前節、好調の首位FC東京に狙い通りの展開で勝利を挙げ、上昇気流に乗りなおせた(と思う)セレッソ大阪、今節の対戦相手はサガン鳥栖です。鳥栖は現在、下位に位置していますが、新監督になってリーグ戦3連勝中。アウェイ鳥栖の駅前不動産スタジアムに乗り込んで、好調なチーム同士の対戦です。

試合の方は、両チームとも4-4-2のブロックで堅く守り、お互いになかなかチャンスを作れない展開で試合は進みます。そして、前半終盤にキヨから左サイドのマルに展開したボールの折り返しをブルーノが詰めてセレッソが先制。後半も決定機を作りネットを揺らすシーンもありましたが、惜しくもオフサイドで追加点は奪えず、1点のリードを守りきったセレッソが見事勝利!

サガン鳥栖 0 0 前半 1 1 セレッソ大阪
0 後半 0
得点 39’ ブルーノ メンデス

前節のFC東京に続き、好調のチームを破って、リーグ戦で連勝を達成しました。順位は9位と変わりませんが、上位と勝ち点差を詰めているので、ここから上位争いに食い込んでいければと思っています。

そして、ここ数試合、あの1試合を除いてチームとして狙い通りの試合運びができて、結果が付いてきていると思えます。なぜ、あの試合(お隣との試合)は力を発揮できないのか不思議ですが、この調子で、ロティーナ監督の戦術を体現しながら、勝ち点を積み上げて行ってほしいと思います。

スタジアム 駅前不動産スタジアム
入場者数 12,083人
天候/気温/湿度 晴のち曇 / 27.2℃ / 52%
主審 今村 義朗
副審 越智 新次、野村 修
第4の審判員 窪田 陽輔

昨シーズンは駅前不動産スタジアム(当時ベアスタ)に観戦に行きましたが、今年はダゾーン(DAZN)での観戦となりました。

【アウェイ観戦記】サガン鳥栖戦:スタジアム・試合・グルメ・道中(まとめ) 2018年J1リーグ第20節の鳥栖戦に、アウェイ観戦に行った記事...
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メンバー

サガン鳥栖戦のスタメンのフォーメーション

セレッソは4-4-2で、前節FC東京戦と同じメンバーが並びました。奥埜は、前節同様に2トップの一角に入り、ボランチはデサバトと藤田のコンビが入りました。

藤田と宏太は、元鳥栖なので古巣対戦。両選手の選手紹介では拍手で迎えられたようなので、よかったなと思います。個人的にこういう対戦相手のサポーターは好きです。

サガン鳥栖 セレッソ大阪
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 18 高丘 陽平 GK 21 キム ジンヒョン
DF 13 小林 祐三 82′ DF 2 松田 陸
3 高橋 祐治 3 木本 恭生
2 三丸 拡 14 丸橋 祐介
MF 7 イサック クエンカ 22 マテイ ヨニッチ
4 原川 力 MF 5 藤田 直之 77′
36 高橋 秀人 6 レアンドロ デサバト
24 安在 和樹 57′ 7 水沼 宏太 90+2′
FW 6 福田 晃斗 25 奥埜 博亮
11 豊田 陽平 52′ FW 10 清武 弘嗣 83′
44 金崎 夢生 20 ブルーノ メンデス
控えメンバー 控えメンバー
GK 1 大久保 択生 GK 1 圍 謙太朗
DF 22 原 輝綺 82′ DF 16 片山 瑛一 90+2′
MF 14 高橋 義希 57′ 4 藤本 康太
16 島屋 八徳 MF 17 福満 隆貴
30 樋口 雄太 32 田中 亜土夢 83′
FW 19 趙 東建 FW 13 高木 俊幸 77′
40 小野 裕二 52′ 34 山田 寛人
監督 監督
金 明輝 ロティーナ

ベンチは、U22のトゥーロン国際の日本代表に選ばれている翔(舩木選手)に代わって、隆貴がメンバー入りしています。負傷の関係と思いますが、ソウザ・曜一朗は今節もベンチ外ですね。同じく山ちゃん(山下選手)もベンチ外が続いていますが、早く復帰して欲しいものです。

鳥栖では、同じくトゥーロン国際の代表に招集された松岡選手が不在、そして元スペイン代表のフェルナンド・トーレス選手はベンチ外となっていました。

試合展開

前半

序盤にチャンスを作ったのは鳥栖。2分にセットプレーの流れからのクロスに、相手FW豊田選手がフリーになってシュートを放ちますが、これはゴール上に外れてしまいます。

続く3分にはセレッソもフリーキックからヨニッチがヘディングでゴールを狙いますが、ゴールとはなりません。

ゴール前の攻防(写真は全てセレッソ公式より)

その後はお互い堅守で守り、中盤まではボールを運べるものの、ゴール前には入っていけない形が続きます。

セレッソは、キヨが中に入って、マルが高い位置まで上がっていくことで、左サイドからの攻撃でチャンスを作っていきます。

19分にはマルから、ゴール前に入りこんだブルーノへ、速く低い弾道でのアーリークロス。ブルーノがボールを収めてシュートへ持ち込もうとしますが、これはわずかにオフサイド。

その後も、マルがフリーでボールを受けれるシーンが増えていくと、その形から得点が生まれます。

39分にディフェンスラインでボールを持った陸が、ボランチの藤田にパス。相手のプレスを掻いくぐるようにワンタッチでフリックして背後のキヨにボールを捌いた藤田のパスが素晴らしく、キヨがセンターサークル付近でフリーでボールを受けて前を向きます。

そして、キヨがドリブルでボールを前に運ぶと、2トップと左サイドのマルが反応。キヨが狙いすましたスルーパスを左サイドのマルに出すと、マルはダイレクトでグラウンダーのクロスをゴール前に送り、これに詰めたブルーノがキレイに合わせて、鳥栖ゴールを揺らし、セレッソが先制します!!!

ゴール後の歓喜

ブルーノのゴール動画(Jリーグ公式)

このゴールは、本当に流れるような展開で、狙い通りの崩しでしたので、スカッとしましたね。

2トップでも豊富な運動量でセレッソの攻守を支える奥埜

上手くボールを散らして、鳥栖のプレスを交わしていた藤田

続く40分にも、宏太がセンターサークル内でボールを受けると、ペナルティエリア手前まで持ち運び、右足で強烈なシュートを放ちます。枠をとらえたシュートでしたが、相手GKが左手一本でセーブして、コーナーキックとなり追加点は奪えません。

アディショナルタイムには、左サイドのFKから、藤田が右足でクロスを入れると、ファーで木本が頭で折り返し、こぼれ球をキヨがフリーで左足を振りぬきますが、これは大きく枠を外し、追加点とはなりません。

何度かチャンスを作ったセレッソですが、1点のリードのままハーフタイムに。

(次ページに続く)

後半

後半に入ってもセレッソがチャンスを作っていきます。

49分には左サイドから藤田を経由して、右サイドの陸に展開、陸はクロスと見せかけながら、低い弾道でニアに強烈なシュート!これは相手GKがセーブしてゴールとはなりません。

続く、52分には細かくパスをつなぎながら、相手の守備を崩し、ディフェンスラインの裏に抜け出したキヨがフリーでシュート!ネットを揺らしましたが、わずかにオフサイドの判定でノーゴール。微妙な判定だったと思います。

そして、59分にもビッグチャンス。右サイドから中央に入ってきた宏太に、キヨからスルーパス、ゴール前で左足を振りぬきますが、逆サイドから戻ってきた相手DFに辛うじてブロックされ、ゴールとはなりませんでした。

相手と競るマル、何度も果敢な攻撃参加で左サイドを躍動

中盤で中に入ってきてボールを受ける宏太、シュート惜しかった

そして、その後は鳥栖ペースでの試合展開となりますが、粘り強く跳ね返し続けて相手に得点を許しません。相手FW金崎選手のシュートがポストに当たるというヒヤリとしたシーンもありましたが無失点でしのぐと、セレッソにもチャンス。

74分には左サイドで、奥埜がボールを受けると、キヨに戻し、キヨはペナルティエリア中央付近にいたブルーノに向けて強い横パスを通します。1トラップしてシュートしたブルーノでしたが、これはわずかにゴール右に外れてしまい、ゴールとはなりません。

その後、藤田→トシへと交代して、ボランチに奥埜が下がり、トシがトップの位置に入ります。

続いて、キヨ→亜土夢へと交代して、試合を締めにくるセレッソ。亜土夢は左サイドを中心にボールを上手くキープして時間を作り、上手く試合を進めて行きます。

最後は、アディショナルタイムに、宏太→瑛ちゃんへと交代して、最後まで守備面で集中をきらさなかったセレッソが、敵地鳥栖で見事無失点での勝利を収めました!!

順位は9位と変わりませんが、勝ち点を20に乗せ、8位と同勝ち点に並び、上位が見えてきました。代表ウィークでの中断前を勝利で締めくくれてよかったと思いますし、再開後もこのままの流れで上位進出を目指して頑張ってほしいと思います。

試合終了後の選手たちも嬉しそうですね。

この日のヒーロー、ブルーノがゴール裏に挨拶

感想など

現地では見れませんでしたが、快勝で本当にスッキリしました。

最初ヒヤリとするシーンもありましたし、後半もポストに当たるシュートなどピンチもありましたが、きっちり守備陣が対応して得点を許しませんでしたし、チーム全体でつかんだ勝利だと思います。

あと、試合後のロティーナ監督のコメントで、U23チームのメンバーもトップチームでのトレーニングを優先して、準備をしたというコメントがありました。そういう意味でも、トップチームの勝利をクラブ全体で掴み取れた勝利というのがわかって、なんか嬉しかったです。

試合後のロティーナ監督のコメント(抜粋)

もう一つ、この場をお借りして、コメントしたいことがあります。今週、U-23が(J3で)敗戦したのですが、いま、トップチームはケガ人が出たり、(世代別の)代表に行く選手もいて、人数が足りていないということもあって、我々のトレーニングを優先して、彼ら(U-23の選手たち)が試合の1日前、2日前に我々と同じトレーニングをしました。今日の結果は、U-23のサポートがあっての結果だと思いますし、クラブ全体の勝利だと思っています。彼らは(J3で)苦しい試合をしたのですが、裏にはそういう理由があったということも、コメントしたいと思います」

守備面ではチーム全体でハードワークをして、規律を守った守備できっちりと相手の良さを消す試合をしながら、攻撃面でもようやくチームとしての狙いが浸透してきて、ディフェンスラインからのビルドアップでも、相手のプレスを上手く外しながら、ボールを前に運び、チャンスを作ることができていることが実感できて、強くなってきていることを実感しています。

長期離脱を余儀なくされたトックンの大怪我や、公式に発表はされていませんがケガ人が複数いるという状況で、松本戦でブレイクした歩夢はU20のワールドカップ、トゥーロン国際に翔が参加している状況ではありますが、チーム全体で結果を出しながら戦えているのがいいなと思います。

キヨがこれまでケガなくやれてることも大きいですし、奥埜・亜土夢・藤田・ブルーノなどカップ戦で結果を出した選手がリーグ戦でも活躍し始めています。トックンのケガで奥埜がFWに入ることで、デサバトと藤田が組むことになったボランチコンビも堅くて、ボールを散らせるので、いろいろと上手く噛み合ってきているように思います。

若手の寛人もこの日サブに名を連ねていましたし、世代別代表から選手たちが戻ってきたら、その選手たちも含めた若い選手たちが、どれだけトップチームに絡めるかも楽しみだなと思っています。

A代表には残念ながらセレッソから選ばれていませんが、この期間にもチーム内の連携をさらに高めて、さらにチームとして強くなっていって欲しいと思います。

次はアウェイ鹿島戦、楽しみです。がんばれ!セレッソ大阪!!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

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明治安田生命J1リーグ

更新日:2019年6月1日(土) 20:55

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 FC東京 33 14 10 3 1 21 7 14
2 川崎フロンターレ 27 14 7 6 1 21 9 12
3 横浜F・マリノス 27 14 8 3 3 24 17 7
4 名古屋グランパス 24 14 7 3 4 22 12 10
5 鹿島アントラーズ 24 14 7 3 4 22 13 9
6 大分トリニータ 24 14 7 3 4 16 11 5
7 北海道コンサドーレ札幌 23 14 7 2 5 18 17 1
8 サンフレッチェ広島 20 14 6 2 6 16 10 6
9 セレッソ大阪 20 14 6 2 6 12 9 3
10 浦和レッ 18 14 5 3 6 11 18 -7
11 湘南ベルマーレ 17 14 5 2 7 18 21 -3
12 松本山雅FC 16 14 4 4 6 8 17 -9
13 ヴィッセル神戸 14 14 4 2 8 20 24 -4
14 ジュビロ磐田 13 14 3 4 7 11 16 -5
15 ガンバ大 13 14 3 4 7 17 23 -6
16 ベガルタ仙台 13 14 4 1 9 17 24 -7
17 サガン鳥 13 14 4 1 9 6 18 -12
18 清水エスパルス 13 14 3 4 7 17 31 -14

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