ブルーノ メンデスの2試合連続ゴールで鳥栖に快勝!リーグ戦で連勝!
前節、好調の首位FC東京に狙い通りの展開で勝利を挙げ、上昇気流に乗りなおせた(と思う)セレッソ大阪、今節の対戦相手はサガン鳥栖です。鳥栖は現在、下位に位置していますが、新監督になってリーグ戦3連勝中。アウェイ鳥栖の駅前不動産スタジアムに乗り込んで、好調なチーム同士の対戦です。
試合の方は、両チームとも4-4-2のブロックで堅く守り、お互いになかなかチャンスを作れない展開で試合は進みます。そして、前半終盤にキヨから左サイドのマルに展開したボールの折り返しをブルーノが詰めてセレッソが先制。後半も決定機を作りネットを揺らすシーンもありましたが、惜しくもオフサイドで追加点は奪えず、1点のリードを守りきったセレッソが見事勝利!
サガン鳥栖 | 0 | 0 | 前半 | 1 | 1 | セレッソ大阪 |
0 | 後半 | 0 | ||||
得点 | 39’ ブルーノ メンデス |
前節のFC東京に続き、好調のチームを破って、リーグ戦で連勝を達成しました。順位は9位と変わりませんが、上位と勝ち点差を詰めているので、ここから上位争いに食い込んでいければと思っています。
そして、ここ数試合、あの1試合を除いてチームとして狙い通りの試合運びができて、結果が付いてきていると思えます。なぜ、あの試合(お隣との試合)は力を発揮できないのか不思議ですが、この調子で、ロティーナ監督の戦術を体現しながら、勝ち点を積み上げて行ってほしいと思います。
スタジアム | 駅前不動産スタジアム |
入場者数 | 12,083人 |
天候/気温/湿度 | 晴のち曇 / 27.2℃ / 52% |
主審 | 今村 義朗 |
副審 | 越智 新次、野村 修 |
第4の審判員 | 窪田 陽輔 |
昨シーズンは駅前不動産スタジアム(当時ベアスタ)に観戦に行きましたが、今年はダゾーン(DAZN)での観戦となりました。
メンバー
サガン鳥栖戦のスタメンのフォーメーション
セレッソは4-4-2で、前節FC東京戦と同じメンバーが並びました。奥埜は、前節同様に2トップの一角に入り、ボランチはデサバトと藤田のコンビが入りました。
藤田と宏太は、元鳥栖なので古巣対戦。両選手の選手紹介では拍手で迎えられたようなので、よかったなと思います。個人的にこういう対戦相手のサポーターは好きです。
サガン鳥栖 | セレッソ大阪 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
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GK | 18 | 高丘 陽平 | GK | 21 | キム ジンヒョン | ||
DF | 13 | 小林 祐三 | 82′ | DF | 2 | 松田 陸 | |
3 | 高橋 祐治 | 3 | 木本 恭生 | ||||
2 | 三丸 拡 | 14 | 丸橋 祐介 | ||||
MF | 7 | イサック クエンカ | 22 | マテイ ヨニッチ | |||
4 | 原川 力 | MF | 5 | 藤田 直之 | 77′ | ||
36 | 高橋 秀人 | 6 | レアンドロ デサバト | ||||
24 | 安在 和樹 | 57′ | 7 | 水沼 宏太 | 90+2′ | ||
FW | 6 | 福田 晃斗 | 25 | 奥埜 博亮 | |||
11 | 豊田 陽平 | 52′ | FW | 10 | 清武 弘嗣 | 83′ | |
44 | 金崎 夢生 | 20 | ブルーノ メンデス | ||||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 1 | 大久保 択生 | GK | 1 | 圍 謙太朗 | ||
DF | 22 | 原 輝綺 | 82′ | DF | 16 | 片山 瑛一 | 90+2′ |
MF | 14 | 高橋 義希 | 57′ | 4 | 藤本 康太 | ||
16 | 島屋 八徳 | MF | 17 | 福満 隆貴 | |||
30 | 樋口 雄太 | 32 | 田中 亜土夢 | 83′ | |||
FW | 19 | 趙 東建 | FW | 13 | 高木 俊幸 | 77′ | |
40 | 小野 裕二 | 52′ | 34 | 山田 寛人 | |||
監督 | 監督 | ||||||
金 明輝 | ロティーナ |
ベンチは、U22のトゥーロン国際の日本代表に選ばれている翔(舩木選手)に代わって、隆貴がメンバー入りしています。負傷の関係と思いますが、ソウザ・曜一朗は今節もベンチ外ですね。同じく山ちゃん(山下選手)もベンチ外が続いていますが、早く復帰して欲しいものです。
鳥栖では、同じくトゥーロン国際の代表に招集された松岡選手が不在、そして元スペイン代表のフェルナンド・トーレス選手はベンチ外となっていました。
試合展開
前半
序盤にチャンスを作ったのは鳥栖。2分にセットプレーの流れからのクロスに、相手FW豊田選手がフリーになってシュートを放ちますが、これはゴール上に外れてしまいます。
続く3分にはセレッソもフリーキックからヨニッチがヘディングでゴールを狙いますが、ゴールとはなりません。
ゴール前の攻防(写真は全てセレッソ公式より)
その後はお互い堅守で守り、中盤まではボールを運べるものの、ゴール前には入っていけない形が続きます。
セレッソは、キヨが中に入って、マルが高い位置まで上がっていくことで、左サイドからの攻撃でチャンスを作っていきます。
19分にはマルから、ゴール前に入りこんだブルーノへ、速く低い弾道でのアーリークロス。ブルーノがボールを収めてシュートへ持ち込もうとしますが、これはわずかにオフサイド。
その後も、マルがフリーでボールを受けれるシーンが増えていくと、その形から得点が生まれます。
39分にディフェンスラインでボールを持った陸が、ボランチの藤田にパス。相手のプレスを掻いくぐるようにワンタッチでフリックして背後のキヨにボールを捌いた藤田のパスが素晴らしく、キヨがセンターサークル付近でフリーでボールを受けて前を向きます。
そして、キヨがドリブルでボールを前に運ぶと、2トップと左サイドのマルが反応。キヨが狙いすましたスルーパスを左サイドのマルに出すと、マルはダイレクトでグラウンダーのクロスをゴール前に送り、これに詰めたブルーノがキレイに合わせて、鳥栖ゴールを揺らし、セレッソが先制します!!!
ゴール後の歓喜
ブルーノのゴール動画(Jリーグ公式)
このゴールは、本当に流れるような展開で、狙い通りの崩しでしたので、スカッとしましたね。
2トップでも豊富な運動量でセレッソの攻守を支える奥埜
上手くボールを散らして、鳥栖のプレスを交わしていた藤田
続く40分にも、宏太がセンターサークル内でボールを受けると、ペナルティエリア手前まで持ち運び、右足で強烈なシュートを放ちます。枠をとらえたシュートでしたが、相手GKが左手一本でセーブして、コーナーキックとなり追加点は奪えません。
アディショナルタイムには、左サイドのFKから、藤田が右足でクロスを入れると、ファーで木本が頭で折り返し、こぼれ球をキヨがフリーで左足を振りぬきますが、これは大きく枠を外し、追加点とはなりません。
何度かチャンスを作ったセレッソですが、1点のリードのままハーフタイムに。
(次ページに続く)