U23チーム同士の対戦は、決定機を決めきれずに無得点で0-2の敗戦

2019のJ3リーグ第8節、第7節終了時点でJ3リーグ2位のセレッソ大阪U23は、リーグ最下位(18位)に沈むFC東京U23との対戦です。

育成が主目的のU23チーム同士の対戦ですが、直接対決では負けるわけにはいきません。現在のチーム順位の面でも勝ち点3を持ち帰りたいところです。

試合の方は、序盤はセレッソが攻勢で進みますが、先制を許すと徐々に相手ペースに。セレッソももっくんのFKや、寛人のシュートなど惜しいシーンもありましたが、得点を奪えずにいると、後半にも追加点を奪われ2点差に。セレッソも惜しいシーンもありましたが、得点を奪えず0-2で敗戦してしまいました。

この敗戦でJ3リーグの順位は4位に少し下げることになりました。

私は前日、トップチームの松本戦を観戦しての帰路でしたので、DAZNでの観戦となりました。

メンバー

セレッソU23のスタメン（写真は全てセレッソ公式より）

セレッソは、4-4-2のフォーメーション

GKには茂木。DFはオーバーエイジの康太と林田君の2CBに、右に西尾君、左に野村君の2種登録の3名が入ります。そして、ボランチにはマー坊と満。右MFに隼輝、左に永遠。2トップには寛人ともっくんが入ります。

セレッソのベンチメンバーは、2種登録の折口君と藤尾君、安藤とポンラヴィチュが入っています。

試合展開

前半

試合序盤はセレッソがFC東京ゴールに迫ります。

4分にはCKのこぼれ球から、パスをつなぎ寛人がシュートを打ちますが、ディフェンスにブロックされてゴールとはなりません。続いて、永遠がシュートを放ちますが、これは相手GKにキャッチされます。

キャプテンでボランチのマー坊

そして、10分過ぎからはFC東京も反撃、そして14分にFC東京にスローインからの流れでゴールエリア付近まで進入されると、ごちゃごちゃっとしたプレーの中で、ゴール押し込まれてしまい、先制を許してしまいます。

セレッソも直後にペナルティエリア手前中央左よりでFKをもらうと、これをもっくんが直接狙い、ドライブのかかったシュートがキレイに枠に飛びますが、相手GKのファインセーブで得点はできません。

この試合も前線で奮闘、もっくん

ボランチの満

そして、相手の決定機を茂木が止めたり、カウンターからゴール前に抜け出した寛人が決定機を迎え放った左足でのシュートを相手GKがセーブしたりと、両GKの好守で得点が入らないままハーフタイム。

2トップの寛人、シュート決めきりたかった

（次ページに続く）

後半

後半序盤の54分に、相手FWにペナルティエリア左に入られると、切り返しからのシュートを打たれて、2点差に突き放されてしまいます。

途中出場の安藤

左サイドで頑張る永遠

途中出場のポンラヴィチュ

2点リードで勢いに乗るFC東京U23の攻撃を受けて、セレッソは守勢に回る時間が多くなり、相手のシュートがポストに当たって救われるなど、追加点は許さないものの、効果的な反撃もできず、得点が奪えません。

終了間際のもっくんのFKも相手GKにセーブされてしまい、結局、無得点のまま試合終了。

順位は最下位に沈むFC東京U23に、敗戦してしまいました。

感想など

挨拶する選手たち

残念ながら負けちゃいました。

相手の先制点が狙い通りに崩されてというシーンではなかったので、「直後のFKで追いつくことができていたら」とか「寛人のシュートが決まって前半に追いつけていたら」などになっていれば、試合の展開は変わったかもしれません。

何度か訪れたチャンスを決めたチームが勝ったという試合になりました（当たり前といえば当たり前）。

同じ育成を目的にしているU23チーム同士の対戦なので、U23以外のチーム以上に負けたくはなかったのですが、結果がついてこずに残念です。

とはいえ、まだシーズンはこれから、このU23チームでどんどん伸びる選手が出てきて、トップチームへの突き上げを期待します。

特に前線は期待しているので、近いうちにトップデビューしてくれる日が来ないかなと思いながら、応援したいと思います。

がんばれ！セレッソ大阪U23！！

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2019明治安田生命J3リーグ 第8節 2019.5.5 (日)　14:03KO　FC東京U23vs セレッソ大阪U23（セレッソ公式）

2019明治安田生命J3リーグ 第8節 Ｆ東23vsセレッソU-23（まいど！セレッソ）

J3 第8節 Ｆ東23戦｜試合後の大熊裕司監督（セレッソU-23）記者会見コメント

マー坊（西本選手）のコメント（Jリーグ公式より）

立ち上がりは自分たちのペースで進めていくことができました。そこで決め切ることができず、相手に１点を決められて難しい展開になったかなと思います。先制点が大事という話をしていたんですけど、そこを先に取られてしまったというのが今日の試合のすべてだったかなと思います。毎試合、毎試合そう言っているんですけど、そこは練習から１個１個決めるところで決められるようにこだわっていきたいです。

－－今季は組織としてオーガナイズされた形で攻撃をすることができているが。

今年からそういうところは、トップチームもそうだけど、大熊（裕司）さんの下でも取り組んでいるところでもあります。そういう面で、そう言ってくださるのは変わったのかなとプラスに捉えたいと思います。そこを継続的にやって、中を閉められても相手が守ってきているときでも崩せるようになりたいです。

明治安田生命Ｊ３リーグ

更新日：2019年5月5日(日) 20:06