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2020 J1リーグ第6節 セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸

小雨の長居で行われた関西ダービー。両チームのハイレベルな戦いで、見応えのある一戦。勝ちたかったけど、負けなかった!

前節、アウェイ広島で勝利を飾ったセレッソ大阪、第6節はホーム ヤンマースタジアム長居にヴィッセル神戸を迎えての関西ダービー。

小雨が降るなか行われた試合は、互いの戦術・狙いをぶつけ合うとてもハイレベルな試合展開となります。どちらもチャンスを作りながら、キーパーのセーブもあり得点が入らず、手に汗を握る展開で、張り詰めた空気・緊張感のある状況で試合は進みます。そして、お互いゴールを挙げることができず、スコアレスでタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果となりました。

セレッソ大阪 0 0 前半 0 0 ヴィッセル神戸
0 後半 0
得点

5000人の収容上限で行われた試合は、チケット完売で、4981人とぼぼ上限一杯の観客を集めて行われました。

スタジアム ヤンマースタジアム長居
入場者数 4,981人
天候/気温/湿度 雨のち曇 / 28.5℃ / 73%
主審 上田 益也
副審 川崎 秋仁、村井 良輔
第4の審判員 岡 宏道

この日は、私、無事チケットを購入できていたので、現地ヤンマースタジアム長居での観戦となりました。

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試合前

平日の水曜日開催の試合でしたが、試合開始が19時30分になっているのが個人的には嬉しかったです。スタジアムに到着してから、スタジアムグルメ(スタグル)を買うのに並んでも、キックオフには十分間に合うので、本当、嬉しい限りです。

ルヴァンカップやJ3のU23の試合でも19時30分キックオフしてくれませんかねー(笑)

そして、この日もピッツアロトロさんにお世話になりました!

ハーブチキンとアイコトマトをいただきました

両チームキャプテンを先頭に入場

ヴィッセル神戸はイニエスタ選手がキャプテンですね

メンバー

神戸戦のスタメン(V字陣形での整列)

フォーメーションは4-4-2

広島戦からは、歩夢(瀬古選手)→ヤス(木本選手)が入れ替わっていますが、それ以外は同じメンバーが並びます。

セレッソ大阪 ヴィッセル神戸
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 21 キム ジンヒョン GK 18 飯倉 大樹
DF 2 松田 陸 DF 17 菊池 流帆
3 木本 恭生 25 大﨑 玲央
14 丸橋 祐介 3 渡部 博文
22 マテイ ヨニッチ MF 22 西 大伍
MF 5 藤田 直之 6 セルジ サンペール 75′
6 レアンドロ デサバト 8 アンドレス イニエスタ 80′
10 清武 弘嗣 76′ 24 酒井 高徳
17 坂元 達裕 86′ FW 5 山口 蛍
FW 9 都倉 賢 46*’ 49 ドウグラス 80′
25 奥埜 博亮 11 古橋 亨梧 90+2′
控えメンバー 控えメンバー
GK 27 アン ジュンス GK 1 前川 黛也
DF 15 瀬古 歩夢 DF 44 藤谷 壮
16 片山 瑛一 76′ MF 14 安井 拓也
MF 11 ルーカス ミネイロ 27 郷家 友太 80′
FW 18 鈴木 孝司 38 佐々木 大樹 75′
32 豊川 雄太 46*’ FW 21 田中 順也 80′
8 柿谷 曜一朗 86′ 41 小田 裕太郎 90+2′
監督 監督
ロティーナ トルステン フィンク

両チームキャプテンのコイントス

グータッチや腕タッチではなかったです

この日はFW登録でスタメンの蛍。ピッチサイドでストレッチしながら試合開始を待ちます。

蛍の選手紹介の時には、この試合では拍手で迎えられたので、よかったなと思っていました。声を出せないのでブーイングはやりたくてもできないのですが、この日の試合前の拍手は、元セレッソの選手たちを迎える温かい拍手(私がセレサポでよかったと思う好きな部分)だったように思います。

この日のセレッソの2トップ。とっくん・おっくん

とっくんも古巣対戦ですね。

そして円陣を組んで

試合開始前の最終確認と気合を入れていきます

試合展開

前半

試合開始直前のシーン。蛍とキヨが会話しています

そして神戸ボールでキックオフ

この日も右サイドで攻守に奮闘していたタツ(坂元選手)

自陣ペナルティエリア付近からボールを持つと、サイドを疾走

相手DFを交わすと

中にドリブルで切り込んで積極的に仕掛けていきます

イニエスタにアプローチするおっくん(奥埜選手)

ビルドアップするヤス(木本選手)

この日もスタメンで欠かせぬ存在のヨニッチ

ナオ(藤田選手)が中盤で周囲に指示しながらビルドアップしていきます

そして、ペナルティエリア右手前で仕掛けるタツ

相手FWの古橋選手が思わずファウルして、FKを獲得

キッカーの位置には、キヨとマル

マルがクロスを上げますが、相手守備陣にクリアされてしまいチャンスとはなりません。

その後、イニエスタ選手を中心とした神戸攻撃陣にボールを握られて守備に回る時間が増えていきます。

前半9分には、パスカットからイニエスタ選手につながれて、ペナルティエリア手前中央からコースを狙ったシュートを放ちますが、これはジンヒョンが好セーブで得点を許しません。

右サイドから攻撃参加する陸

不動のボランチ デサバト。ビルドアップでパスを散らす

ペナルティエリア手前で相手守備陣と対峙する陸

前ではとっくん(都倉選手)が反応

右サイドで酒井選手とマッチアップするタツ(坂元選手)

自陣からデサバトがドリブルでカウンターを仕掛けるシーン

センターサークル付近で周囲を確認しながら、右から相手の背後に走りこむタツにスルーパスを送りますが

相手DFの酒井選手に先に対応され、シュートに持ちこむことはできません。

飲水タイムのマルとキヨ

手前側のタッチラインでは、ロティーナ監督がタツに指示を送ります

入念な指示を送っているように見えます

そして左サイドに攻め込むキヨとマル

シャドウの位置で前目にポジションを取る蛍

右サイドを突破するタツ。積極的な仕掛けがいいですね。

そして、39分にはセレッソにビッグチャンス。右サイドでボールを受けた陸が、ハーフウェイライン付近から相手DFの背後に浮き球のパス。これを上手いトラップで収めたとっくん(都倉選手)が相手GKと1対1になり、右足でシュート!!

よいコースに飛んで、ゴールか!と思ったのですが、相手GKの飯倉選手がビッグセーブ。ゴールとはなりませんでした。

止められた直後、悔しがるとっくん

表情からも決めたかったというのが感じられます

対する神戸も反撃、イニエスタ選手からの展開でボールをつなぎ、最後はペナルティエリア手前から蛍がシュートを放つもジンヒョンが正面でセーブ。

そして、その後も左サイドからのクロスが流れたところを、陸が強烈なシュートを放ちますが、相手GKにセーブされ、得点を奪えないまま、スコアレスでハーフタイムに入ります。

ハーフタイム

ハーフタイムのベンチメンバーのアップ

ジュンスも笑顔でいい雰囲気ですね

歩夢もいい表情している気がします

そして、後半のピッチに向かう選手たちをグータッチで激励

ナオとグータッチする歩夢

陸とのやり取りはなんか楽しそうです

ジンヒョンとのグータッチ(口がおもしろいw)

そして、後半スタートから、とっくん→豊川選手(トヨ)が投入されます

後半開始前の円陣

キャプテンのキヨが声をかけていきます

後半

センターサークルに立つおっくん

トヨ・キヨ

そして、セレッソボールでキックオフ

後半から投入されたトヨは、積極的に相手DF陣の背後をついていきます

右サイドから攻撃するタツ・陸

タツから、陸へスルーパスが出て

陸が中に折り返していきます

こちらは、左サイドからクロスを上げるキヨ

54分には右CKからキヨ(清武選手)が上げたクロスを、ヤス(木本選手)がドンピシャのタイミングでヘディングシュート!しかし、相手GKのセーブ後にクロスバーに当たり得点とはなりません。

そして後半は、セレッソが攻勢を強めながら、相手ゴールに迫っていきます。

そういえば今シーズンは、接触プレーでのファウルがあまり取られなくなったように思います。

この日も、後ろから(ボールに関係なく)つぶしに来るプレーがファウルにならずに、流されていた気がします。このシーンのタツへのプレスもファウルだと思うのですが、ファウルにはなりませんでした…。

セレッソアカデミーの同期のマル・蛍がマッチアップ

相手右サイドからの攻撃のシーン。ここでも同期(蛍・マル)対決

大きくない体格ながらFWとして起点になれるおっくん

このシーンもペナルティエリア手前でボールを受けて、起点となります

73分には絶好の決定機がセレッソに訪れます。右サイドを崩すと、陸からのクロスが中央でフリーになっていたキヨ(清武選手)に送られますが、キヨの合わせたシュートは、上手くバウンドを合わせらずゴール上に大きく外してしまいます。

キヨなら冷静に決められたかなというシーンだっただけに残念なシーンでした。

観客は4981人で、ほぼ5000人の上限一杯

76分には、キヨ→瑛ちゃんへと交代

この交代でキャプテンマークは、ナオ(藤田選手)が巻きます

右サイドに流れてボールをキープするトヨ

そして相手キャプテンのイニエスタも交代

キャプテンマークは蛍に託されます

そして、86分にはタツ→曜一朗へと交代

切り札の曜一朗を投入してゴールを奪いに行くセレッソ

瑛ちゃんのロングスロー

中で競るヨニッチ

左サイドでボールをキープして攻撃を組み立てる曜一朗

後半終了間際は怒涛の波状攻撃、ペナルティエリア手前中央でこぼれ球を拾ったデサバトが狙いすましたシュートを放ちますが、わずかにゴールの右へ外れてしまいます。

このシュートも入った!と思えたほど惜しいシュートだったので、残念なシーンでした、

シュートが外れた後、がっくりとするデサバト

そして、お互いにチャンスを作りながら、ゴールは生まれずスコアレスドローで試合終了。勝ち点1を分け合う結果となりました。

終了直後の選手たち(陸とトヨが楽しそう)

曜一朗は相手GK飯倉選手とグータッチ

神戸の選手と健闘を称え合う曜一朗

整列後は、酒井高徳選手と会話する曜一朗

ヤスも誰かと笑顔で会話していますね

お互いに健闘を称え合うという言葉が本当に当てはまるような、試合終了後のシーンでした。

感想など

どちらが勝ってもおかしくないような緊張感のある展開で見応えのあるよい試合だったと思います。

とっくん・ヤス・キヨ・デサバトあたりのシュートは、入った!!って思えるような決定機だったので、決定機の多さからは、勝てたようにも思います。が、相手もチャンスを作っていましたので、勝ちたかったけど、負けなかった、勝ち点1をお互い分け合ったよい試合だったと思います。

場内一周の選手たち

ジンヒョンとジュンス

ヨニッチかっこいい!!

誰かを見つけて手を振る、孝司(鈴木選手)とナオ(藤田選手)

この日の神戸戦は、本当に見応えがありました。得点はスコアレスでしたが、今シーズンのベストゲームではないかというほど、面白かったです。オープンな展開でカウンターの応酬になるような大味な展開になることはなく、お互いが戦術どおりにボールを動かして、攻め込んでいく将棋・チェスを見ているような、頭脳戦というような試合だったように思います。

でも、やっぱり勝ちたかったなー

冒頭にも書きましたが、この日はメンバー紹介時に拍手で迎えられた蛍。ブーイング一色ではないヤンマースタジアム長居でプレーできてよかったなと私は思います。

昨シーズンの長居での試合はJリーグ全体の開幕戦でもあり、移籍直後のコメントなどを快く思っていなかったサポーターも多くいらしたと思うので、注目を浴びていましたし、拍手よりもブーイングが多かった気がします。

移籍を決断したタイミングでは、いろいろ思うことも本当にあったのでしょうが、上手く伝えられずに移籍したような気がします。残ってロティーナの元でプレーしてたらどうなっていたのかと、ふと思うこともありますが、今は神戸の選手ですし、神戸で成功してくれたらいいなと思っています。

そして試合終了後に印象に残ったのが、セレッソの関係者とのグータッチでした。

終了のホイッスルが鳴った直後はセレッソの選手の近くにいた蛍は、セレッソの選手とグータッチをして、神戸側に戻っていってたようです

私が気づいたタイミングでは、もうほぼグータッチし終わっていましたが、まだグータッチできていない選手がいるポーズをしている蛍

そして、視線の先にいたのは曜一朗

最後はレフリーの間で

曜一朗とグータッチをしてました

このシーン、本当にいろいろと感じることがあったので、ツイートしてみたところ、たくさんの方に目にしていただけてよかったです。

そのあとは、セレッソ関係者への挨拶に向かう蛍ですが、歩夢が西選手とグータッチしてました(なんか関係あったのかな?)

蛍と歩夢がグータッチ

チームスタッフとグータッチ

武田コーチとグータッチ

トレーナーとグータッチ

そして、ゴール裏(セレサポ)に挨拶に向かいます

ゴール裏で一礼後、手を挙げて、サポーターに応える蛍

いい表情で手を挙げて応える蛍

ただ、髪型と髭が似合っているかどうかは微妙ですねw

今回は、ゆっくりと挨拶できてよかったなと思います。

神戸で頑張って活躍欲しいと思います!!(セレッソ戦以外でw)

試合詳細はコチラ↓

セレッソ公式ハイライト動画

Jリーグ公式ハイライト動画

2020明治安田生命J1リーグ 第6節 2020.7.22 (水) 19:33KO @ヤンマースタジアム長居 セレッソ大阪 vs ヴィッセル神戸(セレッソ大阪公式HP)

ロティーナ監督コメント

「難しい試合でした。守備で大きな仕事量が求められる試合で、その後、攻撃でもこちらがボールを持って相手を走らせるのがプランでした。とても難しい試合で、おおよそ予想していたような試合になりました。前半は、より拮抗した試合で、後半は、こちらの時間帯が増えました。試合全体を見返すと、チームの出来には満足しています。強敵相手に、チームのパフォーマンスには満足しています」

Q:攻撃力の高い神戸を相手に、今日の守備でポイントにしていたことは?

「イニエスタが敵陣でボールを持った時は、常に相手にとって危険なパスを選んできます。だから、常にアラートになっておかないといけない。常にベストな選択肢を選んでくるし、プレーの精度も高いので、常にディフェンス陣はアラートな状態を保っておく必要がありました。ディフェンスライン、中盤の選手たちは、90分間、非常に高い集中力で遂行してくれたと思います」

Q:後半開始から豊川雄太選手を投入した意図は?

「一番の理由は、トク(都倉賢)に少し違和感があったということです」

選手コメント

キヨ(清武弘嗣選手)

「連戦や暑さもあって、立ち上がりから両チーム、少しゆったりした感じはありました。難しいゲームだったかなと思います」

Q:今節は、守備でも気を配りながら、攻撃でも出て行く難しい試合だったと思うが、前半の終わりごろから後半にかけて、時間を追うごとにチャンスも作りました。今日の攻撃の手応えは?

「守備の面では、やっぱり中を締めないといけない」と、練習から言われていたので、タツ(坂元達裕)もそうですし、僕も、ナオ君(藤田直之)もレアンドロ(デサバト)も、脇を使われないように、中に絞ってから出て行くということは意識していた中で、前半の最初は攻撃のスイッチがなかなか入りませんでした。神戸もしっかりブロックを作っていたので、なかなかスペースがなかったです。(第4節の)名古屋戦と少し似ていたので、その中で、考えながら、前半の終盤にかけてと後半は、いいサッカーはできたと思います」

Q:山口蛍選手、酒井高徳選手と久々に対戦しての感想は?

「そうですね。やっぱり、同じ年代の選手と対戦できることはすごく嬉しいです。蛍も高徳もすごく仲がいい選手なので、その中で、一緒に試合ができることは、僕自身、今日を楽しみにしていました。両チームとも最後まで走り切った、いいゲームだったと思います」

マテイ ヨニッチ選手

「すごくタフで大変な試合になりました。どちらに転んでもおかしくない試合だったと思います。相手にもチャンスがあり、我々にもチャンスはあったので、どちらに転んでもおかしくなかったと思います」

Q:守備としては、今節は、相手に一瞬の隙でも与えたらやられる緊張感があったと思うが、今日、守備でポイントにしていたことは?

「90分、ずっと集中するのは大変でした。特に、イニエスタ選手をしっかり見ないといけなかったですし、そういった意味では、集中力を切らしたらいけない試合だったので、大変でした。いいFWもいっぱい、いたので」

Q:ここまで6試合を終えて、今季もリーグ最少失点と結果が出ています。その中でも、ヨニッチ選手は開幕からフル出場が続いていますが、コンディションで気を付けていることは?

「出来る限り、休める時は休んで、栄養を採れる時は採ることです。いつも集中しています。毎試合、プレーしたいので、コンディションに関してはすごく気を付けています。クロアチアにいた時は、プレーしたくてもプレーできなかったことも多かったので、今はコンディションに気を付けて、出来る限り、毎試合、出られるように準備しています」

明治安田生命J1リーグ

更新日:2020年7月22日(水) 23:11

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 川崎フロンターレ 16 6 5 1 0 17 5 12
2 名古屋グランパス 14 6 4 2 0 11 4 7
3 FC東京 13 6 4 1 1 10 7 3
3 ガンバ大阪 13 6 4 1 1 10 7 3
3 セレッソ大阪 13 6 4 1 1 7 4 3
6 浦和レッズ 10 6 3 1 2 6 9 -3
7 柏レイソル 9 6 3 0 3 13 11 2
8 北海道コンサドーレ札幌 9 6 2 3 1 9 8 1
9 ヴィッセル神戸 9 6 2 3 1 6 6 0
10 サンフレッチェ広島 7 6 2 1 3 8 5 3
11 横浜F・マリノス 7 6 2 1 3 11 11 0
12 大分トリニータ 7 6 2 1 3 6 8 -2
13 ベガルタ仙台 6 6 1 3 2 8 9 -1
14 横浜FC 5 6 1 2 3 7 14 -7
15 湘南ベルマーレ 4 6 1 1 4 7 10 -3
16 サガン鳥栖 3 6 0 3 3 1 5 -4
17 鹿島アントラーズ 3 6 1 0 5 5 11 -6
18 清水エスパルス 1 6 0 1 5 5 13 -8
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