小雨の長居で行われた関西ダービー。両チームのハイレベルな戦いで、見応えのある一戦。勝ちたかったけど、負けなかった!
前節、アウェイ広島で勝利を飾ったセレッソ大阪、第6節はホーム ヤンマースタジアム長居にヴィッセル神戸を迎えての関西ダービー。
小雨が降るなか行われた試合は、互いの戦術・狙いをぶつけ合うとてもハイレベルな試合展開となります。どちらもチャンスを作りながら、キーパーのセーブもあり得点が入らず、手に汗を握る展開で、張り詰めた空気・緊張感のある状況で試合は進みます。そして、お互いゴールを挙げることができず、スコアレスでタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果となりました。
セレッソ大阪 | 0 | 0 | 前半 | 0 | 0 | ヴィッセル神戸 |
0 | 後半 | 0 | ||||
得点 |
5000人の収容上限で行われた試合は、チケット完売で、4981人とぼぼ上限一杯の観客を集めて行われました。
スタジアム | ヤンマースタジアム長居 |
入場者数 | 4,981人 |
天候/気温/湿度 | 雨のち曇 / 28.5℃ / 73% |
主審 | 上田 益也 |
副審 | 川崎 秋仁、村井 良輔 |
第4の審判員 | 岡 宏道 |
この日は、私、無事チケットを購入できていたので、現地ヤンマースタジアム長居での観戦となりました。
試合前
平日の水曜日開催の試合でしたが、試合開始が19時30分になっているのが個人的には嬉しかったです。スタジアムに到着してから、スタジアムグルメ(スタグル)を買うのに並んでも、キックオフには十分間に合うので、本当、嬉しい限りです。
ルヴァンカップやJ3のU23の試合でも19時30分キックオフしてくれませんかねー(笑)
そして、この日もピッツアロトロさんにお世話になりました!
ハーブチキンとアイコトマトをいただきました
両チームキャプテンを先頭に入場
ヴィッセル神戸はイニエスタ選手がキャプテンですね
メンバー
神戸戦のスタメン(V字陣形での整列)
フォーメーションは4-4-2
広島戦からは、歩夢(瀬古選手)→ヤス(木本選手)が入れ替わっていますが、それ以外は同じメンバーが並びます。
セレッソ大阪 | ヴィッセル神戸 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
GK | 21 | キム ジンヒョン | GK | 18 | 飯倉 大樹 | ||
DF | 2 | 松田 陸 | DF | 17 | 菊池 流帆 | ||
3 | 木本 恭生 | 25 | 大﨑 玲央 | ||||
14 | 丸橋 祐介 | 3 | 渡部 博文 | ||||
22 | マテイ ヨニッチ | MF | 22 | 西 大伍 | |||
MF | 5 | 藤田 直之 | 6 | セルジ サンペール | 75′ | ||
6 | レアンドロ デサバト | 8 | アンドレス イニエスタ | 80′ | |||
10 | 清武 弘嗣 | 76′ | 24 | 酒井 高徳 | |||
17 | 坂元 達裕 | 86′ | FW | 5 | 山口 蛍 | ||
FW | 9 | 都倉 賢 | 46*’ | 49 | ドウグラス | 80′ | |
25 | 奥埜 博亮 | 11 | 古橋 亨梧 | 90+2′ | |||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 27 | アン ジュンス | GK | 1 | 前川 黛也 | ||
DF | 15 | 瀬古 歩夢 | DF | 44 | 藤谷 壮 | ||
16 | 片山 瑛一 | 76′ | MF | 14 | 安井 拓也 | ||
MF | 11 | ルーカス ミネイロ | 27 | 郷家 友太 | 80′ | ||
FW | 18 | 鈴木 孝司 | 38 | 佐々木 大樹 | 75′ | ||
32 | 豊川 雄太 | 46*’ | FW | 21 | 田中 順也 | 80′ | |
8 | 柿谷 曜一朗 | 86′ | 41 | 小田 裕太郎 | 90+2′ | ||
監督 | 監督 | ||||||
ロティーナ | トルステン フィンク |
ヴィッセル神戸戦 #セレッソ大阪 のV字陣形の整列🌸の動画🎥
だいぶ慣れてきてスムーズになってきた😆 #cerezo pic.twitter.com/IEnDSktUz7— Sora (@Football_sora) July 22, 2020
両チームキャプテンのコイントス
グータッチや腕タッチではなかったです
この日はFW登録でスタメンの蛍。ピッチサイドでストレッチしながら試合開始を待ちます。
蛍の選手紹介の時には、この試合では拍手で迎えられたので、よかったなと思っていました。声を出せないのでブーイングはやりたくてもできないのですが、この日の試合前の拍手は、元セレッソの選手たちを迎える温かい拍手(私がセレサポでよかったと思う好きな部分)だったように思います。
この日のセレッソの2トップ。とっくん・おっくん
とっくんも古巣対戦ですね。
そして円陣を組んで
試合開始前の最終確認と気合を入れていきます
試合展開
前半
試合開始直前のシーン。蛍とキヨが会話しています
そして神戸ボールでキックオフ
この日も右サイドで攻守に奮闘していたタツ(坂元選手)
自陣ペナルティエリア付近からボールを持つと、サイドを疾走
相手DFを交わすと
中にドリブルで切り込んで積極的に仕掛けていきます
イニエスタにアプローチするおっくん(奥埜選手)
ビルドアップするヤス(木本選手)
この日もスタメンで欠かせぬ存在のヨニッチ
ナオ(藤田選手)が中盤で周囲に指示しながらビルドアップしていきます
そして、ペナルティエリア右手前で仕掛けるタツ
相手FWの古橋選手が思わずファウルして、FKを獲得
キッカーの位置には、キヨとマル
マルがクロスを上げますが、相手守備陣にクリアされてしまいチャンスとはなりません。
その後、イニエスタ選手を中心とした神戸攻撃陣にボールを握られて守備に回る時間が増えていきます。
前半9分には、パスカットからイニエスタ選手につながれて、ペナルティエリア手前中央からコースを狙ったシュートを放ちますが、これはジンヒョンが好セーブで得点を許しません。
右サイドから攻撃参加する陸
不動のボランチ デサバト。ビルドアップでパスを散らす
ペナルティエリア手前で相手守備陣と対峙する陸
前ではとっくん(都倉選手)が反応
右サイドで酒井選手とマッチアップするタツ(坂元選手)
自陣からデサバトがドリブルでカウンターを仕掛けるシーン
センターサークル付近で周囲を確認しながら、右から相手の背後に走りこむタツにスルーパスを送りますが
相手DFの酒井選手に先に対応され、シュートに持ちこむことはできません。
飲水タイムのマルとキヨ
手前側のタッチラインでは、ロティーナ監督がタツに指示を送ります
入念な指示を送っているように見えます
そして左サイドに攻め込むキヨとマル
シャドウの位置で前目にポジションを取る蛍
右サイドを突破するタツ。積極的な仕掛けがいいですね。
そして、39分にはセレッソにビッグチャンス。右サイドでボールを受けた陸が、ハーフウェイライン付近から相手DFの背後に浮き球のパス。これを上手いトラップで収めたとっくん(都倉選手)が相手GKと1対1になり、右足でシュート!!
よいコースに飛んで、ゴールか!と思ったのですが、相手GKの飯倉選手がビッグセーブ。ゴールとはなりませんでした。
止められた直後、悔しがるとっくん
表情からも決めたかったというのが感じられます
対する神戸も反撃、イニエスタ選手からの展開でボールをつなぎ、最後はペナルティエリア手前から蛍がシュートを放つもジンヒョンが正面でセーブ。
そして、その後も左サイドからのクロスが流れたところを、陸が強烈なシュートを放ちますが、相手GKにセーブされ、得点を奪えないまま、スコアレスでハーフタイムに入ります。