攻守に狙い通りの展開で流れの中からとっくん・亜土夢の加入後のリーグ戦初ゴールで快勝!開幕戦以来の勝利を挙げる
J1リーグ開幕戦での勝利以降、リーグ戦では3連敗のセレッソ大阪。
前節(第4節)ホームでの浦和戦では試合内容は格段に進歩を見せ、先制したものの逆転を許し残念な敗戦に終わっています。リーグ戦では、まだ流れの中からの得点がなく、浦和戦もセットプレーでの1得点に終わっています。相手の守備を崩して流れの中から得点を奪い、これまで積み上げてきているロティーナ監督のサッカーで快勝したいものです。
対する仙台は、開幕戦で勝ち点1を挙げたものの、それ以降同じように3連敗中の仙台。どちらも勝ち点3を挙げて、これまでの流れを変えたいところです。
試合の方は、雪のちらつく・あいにくの天候の中、一進一退の攻防で試合が進むと、前半35分に右サイドを崩したセレッソが、陸のクロスからとっくんがゴールに叩き込み、リーグ戦では流れの中での初得点を挙げます。そして、後半途中出場の亜土夢がキヨからのパスを受けてチーム2点目を挙げると、2点差のまま無失点でタイムアップ。開幕戦以来の勝利を飾りました。
ベガルタ仙台 | 0 | 0 | 前半 | 1 | 2 | セレッソ大阪 |
0 | 後半 | 1 | ||||
得点 | 35’ 都倉 賢 72’ 田中 亜土夢 |
久々の勝利でスッキリしました。順位はまだ現時点では12位ですが、ここから浮上していって欲しいと思います。
スタジアム | ユアテックスタジアム仙台 |
入場者数 | 10,931人 |
天候/気温/湿度 | 雪 / 3.6℃ / 77% |
主審 | 佐藤 隆治 |
副審 | 三原 純、清野 裕介 |
第4の審判員 | 五十嵐 泰之 |
雪の仙台に駆けつけたセレッソサポーター(写真は全てセレッソ公式より)
私は仙台に駆けつけられなかったので、DAZNでの観戦となりました。同じ時間帯にU23チームの試合もあって、忙しい時間でしたw。
メンバー
ベガルタ仙台戦のスタメン
フォーメーションは、3-4-2-1で変更なしで、浦和戦からはデサバトに代わって奥埜がボランチに入っています。
奥埜選手は昨シーズンまで仙台に在籍していたので、仙台に凱旋となります。
ベガルタ仙台 | セレッソ大阪 | ||||||
スターティングメンバー | スターティングメンバー | ||||||
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GK | 1 | シュミット ダニエル | GK | 21 | キム ジンヒョン | ||
DF | 13 | 平岡 康裕 | DF | 3 | 木本 恭生 | ||
27 | 大岩 一貴 | 16 | 片山 瑛一 | ||||
39 | 金 正也 | 22 | マテイ ヨニッチ | ||||
MF | 17 | 富田 晋伍 | 73′ | MF | 2 | 松田 陸 | 73′ |
6 | 兵藤 慎剛 | 11 | ソウザ | ||||
18 | 道渕 諒平 | 65′ | 14 | 丸橋 祐介 | |||
14 | 石原 崇兆 | 25 | 奥埜 博亮 | ||||
FW | 9 | ハモン ロペス | FW | 8 | 柿谷 曜一朗 | 67′ | |
15 | 吉尾 海夏 | 9 | 都倉 賢 | ||||
38 | 長沢 駿 | 73′ | 10 | 清武 弘嗣 | 89′ | ||
控えメンバー | 控えメンバー | ||||||
GK | 21 | 関 憲太郎 | GK | 1 | 圍 謙太朗 | ||
DF | 2 | 永戸 勝也 | DF | 23 | 山下 達也 | 73′ | |
23 | シマオ マテ | MF | 32 | 田中 亜土夢 | 67′ | ||
4 | 蜂須賀 孝治 | 65′ | 5 | 藤田 直之 | |||
MF | 10 | 梁 勇基 | 73′ | 7 | 水沼 宏太 | 89′ | |
FW | 19 | ジャーメイン 良 | 73′ | FW | 13 | 高木 俊幸 | |
20 | 阿部 拓馬 | 20 | ブルーノ メンデス | ||||
監督 | 監督 | ||||||
渡邉 晋 | ロティーナ |
そして、仙台といえば、セレッソにも在籍していた関口選手(くにくん)がいるのですが、残念ながら今回はベンチ外。次のホームで戦う時は、是非帰ってきて欲しいものです。
試合展開
前半
試合の序盤はセレッソが右サイドからチャンスを作ったり、曜一朗がパスカットからドリブルで攻めあがったりと、セレッソペースで試合は進みますが、徐々に仙台も反撃。
FKやパスミスから、相手FWにシュートを立て続けに放たれるシーンが続きます。しかしジンヒョンの好セーブで得点を許さずに、試合は進みます。
ボランチのソウザ
左シャドウのキャプテン・キヨ。
すると徐々にセレッソも反撃。
28分には、とっくんに縦パスが通ると、ドリブルで持ち込んでペナルティエリア左内部に進入し、左足で強烈なシュート。これは惜しくもサイドネットで得点にはなりません。
30分にはペナルティエリア付近での横パスに走りこんだソウザが右足で強烈なシュートを狙いますが、これは相手GKが辛うじてパンチでセーブして、これも得点にはなりません。
そして35分にゲームが動きます。右サイドを崩したセレッソは、裏のスペースに走る陸に向かって、曜一朗がふわりとした浮き球のパスを通すと、ペナルティエリア右まで陸が進入。
右サイドでチャンスを作っていた陸
そして、陸がマイナスのクロスを、中に入ってきたとっくんに丁寧に合わせるように送り、これにキッチリ反応したとっくんが、ニアで豪快に合わせて、キーパーの手を弾きながらゴールに叩き込み、セレッソ大阪が先制します!!!
ゴール後の歓喜のシーン
これまで何度も相手の守備を崩していたシーンはありながら決めきれてなかったセレッソ。ようやく流れの中からの得点します!
Jリーグ公式ゴール動画(とっくん)
そして、この1点のリードを保ったまま、ハーフタイムに入ります。
(次ページに続く)