浦和レッズのホームスタジアム:埼玉スタジアム2002のスタジアムガイド
アウェイのスタジアムガイドの第6弾は、浦和レッズのホームスタジアムの埼玉スタジアム2002です。
<これまでのスタジアムガイド>
※第1回の日立柏サッカー場編(はコチラ)
※第2回のノエビアスタジアム編(はコチラ)
※第3回の吹田スタジアム編(はコチラ)
※第4回のヤマハスタジアム編(はコチラ)
※第5回のエディオンスタジアム編(はコチラ)
他にもスタジアムガイドを書いています。コチラのボタンからご覧ください。
その他のスタジアムガイドはコチラ
埼玉スタジアム2002は、セレッソ大阪の試合以外にも、ワールドカップを観に行ったり、日本代表戦を観に行ったり、何度か行ったことがあるのですが、交通手段や行き帰りの混雑で結構悩んだりします。
埼玉スタジアムのアクセスに関する情報、各座席からの見え方・屋根の情報・注意点(アウェイグッズ着用のルールなど)について、自分なりにまとめてみたいと思います。
埼玉スタジアム2002
埼玉スタジアム2002(埼玉スタジアム2002公式HPへのリンク)は、埼玉県さいたま市緑区の埼玉スタジアム2002公園内にあるサッカー専用のスタジアムで、サッカー専用スタジアムとしては日本最大です。
メディアなどでは埼スタ、埼玉スタジアムと省略して呼ばれることが多いですね。
施設は埼玉県が所有し、埼玉県公園緑地協会が指定管理者として運営管理を行っています。
収容人数: 63,700人(車椅子席150席含む)
所在地 : 〒336-0967 さいたま市緑区美園2-1
TEL: 048-812-2002
最寄り駅:埼玉高速鉄道線 浦和美園駅から徒歩15分、バス5分
アクセス(概要)
各駅からの所要時間(乗換時間含まず)は、公式では以下のように案内されています。
埼玉スタジアム2002公式HP : コチラ
浦和レッズの埼玉スタジアム紹介ページ: コチラ
少し小さいですが、各駅とスタジアムの位置関係(公式より)。アクセス用のPDFがバス乗り場も書いてあってわかりやすいと思います。
スタジアムへのアクセス(詳細)
スタジアへの基本的なアクセスは、電車で浦和美園駅まで行って、そこからスタジアムまで行くのがベースになると思います。
浦和美園駅からスタジアムまで
駅の外観
改札を降りると、2番出口が埼玉スタジアム方面です。
駅から出て、スタジアム方面に向かうと、専用歩道があります。駅から15分と公式で案内されていますが、20分くらいかかると思っておいた方がよいです。
駅からバスもありますので(行きのみ)、そちらを利用するのもよいかもしれませんが、基本的には往復とも歩きがよいと思います。
歩道を歩いていくと、線路横の柵にいろいろな掲示がされています。
これは浦和レッズ主催時の様子です。
スタジアムのゴール裏からとった写真も掲示されています。ちなみに、ビジター席がピンクに見えるのは、これがセレッソ戦の時の写真だからです。
写真の左上を拡大してみると「2014.5.17 Jリーグ14節」という表記があります。(その時の試合の結果と内容は・・・言いたくありませんww)
ちなみに、上の写真と下の写真でわかるように、屋根はメインスタンド・バックスタンドにしかありませんので、ゴール裏は雨が降れば濡れます。そして、メインスタンド・バックスタンドを屋根が覆ってはいますが、風の関係でロアースタンド(1階席)の前の方は雨が降れば濡れる覚悟はした方がよいと思います。
スタジアムまでは、この歩道を延々と歩いていくのですが、いろんな写真が掲示されているので、それを見ながら歩いていくのもいいですね。
歩道を歩いていくと、「ようこそ」という歓迎があります。
※このときは、電光掲示板にはセレッソ大阪と表示しれくれてます。
スタジアム近くまでやってくると、ドーンとスタジアムが現れます。
スタジアムまでの歩道には、こういうキッチンカーのスタジアムグルメがたくさんとまっています。
南広場の入り口までたどり着くと、ここでもウェルカムゲートがあります。この日はレッズ主催なので、こんな感じ。
スタジアム自体も、赤一色になっています。
ちなみに、これが代表戦だと、ウェルカムゲートはサムライブルーという表記になって、ブルー一色になります。
スタジアムもブルーになります。
夜なので、少し暗いですが、サムライブルーバージョンでした。
シャトルバス
浦和美園駅からのアクセスは20分ほど徒歩で歩く必要がありますが、各駅からシャトルバスが出ています。
- 浦和美園駅 (往路のみ)
料金:100円、所要時間:約5分 - 浦和駅
料金:410円、所要時間:約40分、 - 東浦和駅
料金:310円、所要時間:約25分 - 北越谷駅
料金:310円、所要時間:約20分
最寄駅の浦和美園駅からのシャトルバスは、往復ではなく往路のみだけなので、注意が必要です。
基本的には、時間も読めますし、坂道もないので(往復とも)歩くのがベストかなと思います。
詳細はバス事業者のHPを参照ください。1~3:国際興業バス、4:東武バス
車でのアクセス(番外編)
大阪から埼玉スタジアムに行くなら、公共交通機関(新幹線・飛行機・高速バス)などが中心になりますが、自分で運転して車で行くというパターンもあると思います。
ただし、試合当日のスタジアム駐車場は一般には開放されないので、駐車場は別途確保する必要があります。
私がルヴァンカップの準々決勝で埼玉スタジアムに行ったときは、セレッソ大阪とも提携している「akippa(あきっぱ!)」を活用して駐車場を予約していきました。
クルマで行く場合は、埼玉スタジアム周辺の民間駐車場を確保してから行くのがよいと思います。
スタジアムの座席について
埼玉スタジアムの座席割は、主催試合によって違います。
大きくは以下の3つかと思います。
- 浦和レッズが主催のとき
- 日本代表戦のとき
- ルヴァンカップ決勝など(Jリーグ主催のとき)
各試合ごとの座席割りは以下です。
通常の浦和レッズ主催時の座席割
アウェイサポーターとしては、応援するチームの応援グッズを着用して応援したいところですが、レッズ主催時の埼玉スタジアムでは、以下の禁止事項があります。
浦和レッズHPの禁止事項より引用
- 「ホーム自由席」「レッズシート」「SS指定席」「SA指定席」「SB指定席」「バックアッパー指定席」でのビジターチームの応援(応援グッズの着用を含む)。
- 「ホーム自由席」「バックスタンド」のエリア内での、ビジターチームの応援グッズを身につけての観戦および通行。
よって、ホーム自由席・バックスタンド全般は、ビジターグッズの着用・通行ができません。メインスタンドでも1階のSA指定席(南)などは、アウェイ自由席のすぐ隣でも着用は禁止です。要らぬトラブルを避けるためにも、アウェイチームのグッズを身に着けたい場合は、ルールを守って該当の座席のチケットを買いましょう。
日本代表戦の席割
レッズ主催の時とは、席割がガラッと変わりますね。
ルヴァンカップ決勝の席割(2017年シーズンの席割)
代表戦の時と席の呼び方は違いますが、だいたい同じような席割になっています。
天皇杯決勝の席割(2018.1.1の決勝時)
これも代表戦やルヴァンカップと同じような席割ですが、メインスタンド・バックスタンドとも北側(ベンチ左)・南側(ベンチ右)の区別があります。
2017年シーズンの2つの決勝(3.ルヴァン決勝、4.天皇杯決勝)の両方とも行きましたので、1~4の写真を下であげてみます(2018年1月追記)
各座席からの見え方
各座席からの見え方は、埼玉スタジアム2002 公式の座席ガイド(リンクはコチラ)が、座席ビューも含めて確認しやすいと思いますので、そちらを参考にしてください。
メインアッパー
ビジター指定席(レッズ主催)は、アッパー(2層目)の南端なのですが、サッカー専用スタジアムなので、それほど遠さは感じさせませんし観やすいです。
ビジター指定からビジター自由席とピッチを臨んだところ
ビジター自由(南サイドスタンド)をみたところ
メインアッパー(テーブルシート):2018年1月追記
2017年のルヴァンカップの決勝で見たテーブルシートからの見え方はこんな感じです。
2階席のちょうど中央部に位置しますので、全体が見渡せてかなり見やすいシートになります。
座席とテーブルの配置はこんな感じです。後ろの席のテーブルの前面と、椅子の背中部分の間にスペースがないです。内側に座った人は、立ちたいときは、外側に座った人に一度たってもらう必要はあります。
足元のスペースはこんな感じです。まあ広くはないですが、なんせテーブルがあるので、物を置きながら見たり、食事をするときにはテーブルがあるのが便利ですね。
ちなみに、このテーブルシートに座る人は、アッパースタンド用のエスカレーターを使わせてもらえました。
専用のゲートから入り、エスカレータを上っていきます。
(ちなみに帰りは、エスカレーターは下り方向に運転されてました)
メインロアー(SA席)
ルヴァンの準々決勝は浦和主催のゲームでしたので、メインロアーのSA席で観戦しました。
そこからの見え方はこんな感じです。1層目の前のほうだったので、ピッチは近いです。
ピッチ(フィールド)方面をみるとこんな感じです
メインロアーから北スタンドを見るとこんな感じです。
代表戦のときのメインロアーはこんな感じです。(今回のルヴァンだとセレッソ側になるホーム指定あたり)
サッカー専用スタジアムなので、どこからでも観やすいと思います。
メインロアー(SS席)
天皇杯決勝時のSS席から見たピッチはこんな感じです。
陸上トラックなどがないスタジアムなので、ピッチが近くてどこからでも見やすいです。
フリーキックのシーンもこんな感じで見えるので、じっくり座ってサッカーを見たい人にはお勧めかと思います。
バックロアー
代表戦のカテゴリー1での観戦した場合の目線はこんな感じです。
(クリックで拡大します)
ゴール裏ではない中央付近で見ると、北サイドスタンド(ゴール裏)のコレオやフラッグなどはキレイに見えます。
サッカー専用スタジアムなので観やすいです。
試合も観やすいです(代表戦のキヨのFKシーン)
座席は全て背もたれつきの跳ね上げ式になっていて、カップホルダーが前の座席の部分についています。
ゴール裏(サイドスタンド)
私自身、サイドスタンド(ゴール裏)よりもメインスタンドやバックスタンドで観戦することが多いので、メインやバックスタンドから見た写真を乗せてます。
(wikipediaから拝借)
代表戦のゴール裏、前のほうフラッグが多いですね。
ゴール裏の部分は、キンチョウスタジアムなどのようにゴールラインに沿った直線ではなく、曲線になっています。
ルヴァンカップ準々決勝時のセレッソサポーター(ゴール裏)
ゴール裏も全て背もたれ有の椅子になっていますが、基本的には立ち見になるんでしょうね。
2017年ルヴァンカップの決勝のゴール裏(今回はホーム側の北スタンド)をピンクに染めて、初タイトルを獲ることができました!!
スタジアム内・スタジアムイベントなど
ワイヤーカメラ
代表戦のときに見つけたので撮ってみたのですが、ワイヤーで吊り下げられたTVカメラです。これがいろいろ動いて、上空からのシーンを撮影しています。
表彰スペース
バックロアーから見たメイン側、写真左上のフォーカスが当たっている部分で表彰される部分があります!(濃いブルーのあたり白いシャツの人たちが一列に並んでるあたり)
ここで表彰式が行われるのですが、そこでカップを掲げている選手たちを見るのは、本当に素敵な経験でした。
(スタジアムガイドとは関係ないですが、代表戦のときの真司とキヨ)
スタジアムのゲート前広場・ゲート内
スタジアム前の広場からゲート内に入る前(広場は結構広いです)
手荷物検査を受けて、チケットをもぎられた後のスタジアム内(ゲート内)は結構広くて、それぞれの各ゲートまで歩くことになります。
浦和主催時のビジター専用ゲート
メインの指定席は階段を上って、各ゲートに向かいます。
メインスタンドロアー側:ゲート内
ゲート内にはワールドカップ時のイングランド代表のサインなどもあります。
これはブラジル代表のサイン
メインスタンドのロアー側にあるので、機会があれば見にいってみてはどうでしょうか。
スタジアム内のイベント
そして、スタジアム内(ゲート内)に入ってから、ルヴァンカップのキッズイベントなどをやっていました。
参加するとお菓子がもらえます。
ゴールに入れるゲームがあったり
ドリブルで障害物(チップスター)を交わすゲームがあったりしました。
ゲート内は結構広いので、ゲート内で各種イベントが開催されています。
早めにゲート内に入った場合は、展示物やサインを楽しんでみてはどうでしょうか。
他にもスタジアムガイドを書いています。コチラのボタンからご覧ください。
その他のスタジアムガイドはコチラ