こんにちは。そら(@Football_sora)です。
アウェイのスタジアムガイドの第3弾は、お隣のガンバ大阪のホームスタジアムの市立吹田サッカースタジアム(吹田スタジアム)パナソニック スタジアム吹田です。(2018.4.24追記・変更)
※第1回の日立柏サッカー場編(はコチラ)
※第2回のノエビアスタジアム編(はコチラ)
吹田スタジアムは、寄附金を集めて建設したスタジアムですので、セレッソ大阪がキンチョウスタジアムを改修して建設予定の桜スタジアム構想「別記事はコチラ」の目線からも個人的には注目のスタジアムです。
その目線でも記事を書いていきたいと思います。
▼パナソニックスタジアム吹田について(目次)
パナソニック スタジアム吹田
スタジアムまで・ゲート内
大阪ダービーで我らがセレッソ大阪と熱い戦いを繰り広げるガンバ大阪のホームスタジアムで、大阪府吹田市の万博記念公園にあるサッカー専用スタジアムです。
所在地:〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園3-3 収容人数は40000人
最寄駅は大阪モノレールの「万博記念公園」駅から約徒歩15分です。
公式HPは: コチラ
<アクセス>
スタジアム周辺路線図
主要駅からの所要時間
私はモノレールを使用して行きました。
試合当日には、モノレールの駅窓口(改札の横)で1日券が600円で購入できるので、それを使ってみました。
※当日のチケットを持っていることが条件で、現物確認されました
※ついでに大阪空港にも足を延ばして行ってみました(笑)
<駅からのアクセス>
近くにEXPOCITYがありますが、EXPOCITYを通り抜けてスタジアムに行くことはできないので、ちょっとグルッと遠回りして、スタジアムまで行く必要があります。(クリックで拡大)
駅から降りて、EXPOCITYに向かって右側に階段があり、そちらのルートを通って、スタジアムに向かうように誘導がされます。(上の赤いルート1)
私もそのルートで向かう予定でしたが、EXPOCITYに立ち寄って、買い物などを済ませた後、上のピンク色の線のルート(EXPOCITYの駐輪場側からのルート)を通ってスタジアムに向かいました。
※一部のサポーターの方が赤いルートとは別方向に歩いてるのが気になり、ピンク色のルートでも行けることがわかりました。ただ、道が細いので、赤いルートで誘導されるのも納得でした。
ピンク色のルートでスタジアムに向かって歩いていくと、ゲート1とゲート4の間のところに到着します。
ゲート1方面を見上げるとこんな感じです。
逆方向のゲート4方面を見上げるとこんな感じです。
ゲート3にはぐるっと回ってむかいます。
コンコースのあるフロアまで長い階段がついてます。
ゲート4を通り過ぎて
VIPゲートを通過して
喫煙スペースや途中退場の再入場の専用ゲートを通り過ぎ
ようやくゲート3に到着です
ここからも階段です
どーんと続く階段。車いすの方はエレベータ使うのでしょうか。
そして、ようやく荷物検査と入場ゲート。ここまでで最寄り駅からだとざっと20分~30分くらいはかかるしょうね。
私が到着したときは3レーンで荷物検査の対応されてました。
スタジアム内
今回のチケットはカテゴリー6の上段のほぼ最上段という位置だったので、観やすさはあまり期待していなかったのですが、その席から景色はこんな感じです。座席の傾斜がキツイので予想以上に観やすかったです。
パノラマではこんな感じです(クリックで拡大)
座席の位置は、こんな感じです(普段の試合のとき。セレッソ戦では下層エリアのカテゴリー6はビジター自由になっていました)
席から横を見るとこんな感じ。傾斜が急でキツイのですが、そのおかげでかなり観やすいです。ビールの売り子の人は、階段の昇り降りがかなり大変そうでした。
これはゲート(3階部分)から入ってすぐのエリアです。
白い幕の向こうがビジターエリア(今回はセレッソのビジター自由・ビジター指定席)です。
入るとコンコースからフィールドが見合わせて、そういう点でも観やすいですね。
上層階でぐるっと一周できたので、ホーム自由席の方からアウェイ側(ビジター側)を撮ってみました。ちょうどセレッソサポーターたちが決起集会をやってたみたいで、人が少なく見えますが、結構ピンクに染まってました。
その決起集会はこんな感じ
カテゴリー1側と両チームのベンチ。こう見ると、かなりお互いのベンチ近いですね。
試合中のベンチ前に立つ尹晶煥監督
バックスタンド側からみたセレッソ側ゴール裏
決起集会後の盛り上がるセレッソ側ゴール裏
選手入場時はビッグフラッグが出てたようです
そして、今回の試合終了後には「大阪ダービープロジェクションナイト」というフィールドに投影するプロジェクションマッピングが実施されてました。
スタジアムグルメ
吹田スタジアムのスタジアムグルメは、スタジアム内(3階コンコース・5階コンコース)とスタジアム外の大きく2つあります。
スタジアム内
これは詳しくはホームページを見てもらったほうがよいので、そちらで確認してみてください(吹田スタジアムのグルメ)。
ゲート内入ったところのブースはこんな感じでした。
スタジアム外
ゲート1とゲート2の間にGパークがあります。
こんな感じです。ここも公式HPに詳細(Gパーク)があるので、そちらを確認してみてください。
公式には載っていないゲート1とゲート4の間には、松屋さんがあったり
サーティーワンがあったりしました
大きな看板が出てたりして
結構賑わってました。
アクセス面の話
スタジアムの中に入ってしまえば、スタンドの傾斜が急なこともあって、どの席でも観戦しやすいサッカー専用スタジアムです。そこは素晴らしいと思います。
ただ、スタジアムへのアクセス(行き・帰り)と、そのアクセス経路の環境はあまりよいとは思えません。
せっかくの素晴らしいスタジアムなので、ちょっと残念だなと思う、以下のようなところを少しずつでも改善していければ、もっとよくなると思います。なかなか難しいところはありますが・・・。(桜スタジアムもいいものを作りたいですね)
◆残念だなと思うところ
・公共交通機関だとモノレールの駅が最寄だが、輸送能力が小さい
・そのモノレールの駅も結構遠く、途中に坂や階段が多く、お店もないので、帰りに長時間並ばされるのであれば大変
・車も万博の外周道路含めて超混雑
私は観戦しに行くにあたり、以下の2つのブログの記事を参考にさせていただき、最終的には帰りは宇野辺駅まで歩くという選択をしました。
「日本一の観戦環境だけど帰りは大変」な吹田サッカースタジアムからの脱出方法【徒歩編】
私は試合終了と同時にスタジアムを後にするということはせず、ゆっくりと最後のプロジェクションマッピングまで観ましたので、帰り道はやっぱり混雑してました。
ただ、事前に運動も兼ねて、ゆっくり歩こうと決めていたのもあり、地元サポーターの方の流れについて行きながら、名神高速道路の下をくぐり、宇野辺方面へ抜ける上のルートで無事帰れました。
宇野辺駅から乗って、万博記念公園駅に到着した時点でも、まだ入場制限などは続いていたようなので、ジッとその場で待つのが苦手な方は、私のルートもオススメです。
寄附金でできたスタジアム
吹田スタジアムについては、以下のサイト(2016年2月の記事)でわかりやすく解説されていますが、地方公共団体(自治体)に頼るわけではなく、寄付金とtotoの助成金などを活用して建設されました
「別サイト」:寄付金で建設された吹田スタジアムの意義
「税金」ではなく「寄付金」という点がポイントかと思います。
去年、U23大阪ダービーを観に行った際に、「ココは私たちが払った税金で建てたのよ」と間違った説明をしている小さなお子さんを連れた親子づれの方がいらっしゃったのを覚えています。
市立吹田スタジアムという名前が付いてるのですから、スタジアムの地元に住んでいらっしゃる方は、全国の法人や個人の寄附を中心に建設されたとは思わずに、自分たちの払った税金で建てたと考えるのが自然かもしれませんね。
地元のチームの試合を観に来る(それもトップチームではなく、U23チームを観に来るほど熱心な方ですら、地元の自治体の税金で建てていると思っている人がいるのですから、他の一般市民の認識は推して知るべしですね。
さて、セレッソ大阪も使用しているキンチョウスタジアムを改修して、桜スタジアムを建設しようとしています。
イチから建てるのではなく改修なので、totoの助成金は使えないようなことを聞きましたが、それ以外の法人や個人の寄付で賄うという発想は同じです。
お隣のスタジアムがその方式で建設できたのですから、我らの桜スタジアムも必ずや寄付で建設しましょう。
ただ、寄付といっても、ふるさと納税制度も活用できます(大阪市民でも使えます)ので、普段支払っている税金の一部を、桜スタジアムに使ってと意思表示すればよいのです。それが桜スタジアムの建設基金に回ります。
※詳しくはコチラにも書いてます:桜スタジアム建設募金でセレッソ大阪を応援しよう♪~ふるさと納税も活用できます~
同じ税金を払うのであれば、少し手間はかかりますが、桜スタジアムのために使ってもらうようにしませんか。大阪は商人の街で寄付で公共のものを作ってきた文化は昔からあると思います。
皆さんも桜スタジアム募金に寄付して、大阪のみらいに感動を贈りませんか。