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キリンチャレンジカップ2018 日本代表vsコスタリカ代表(@吹田)~南野拓実 応援目線~

拓実がスタメン・フル出場、ゴールも決める活躍で解消。モヤモヤもスッキリ!

ロシアワールドカップ終了後に初招集された新生日本代表。まずは国内での親善試合のキリンチャレンジカップ2試合でスタートを切る予定でしたが、札幌で開催予定だったチリ代表戦は地震の影響で中止、吹田で行われるコスタリカ代表戦が森保ジャパンの初戦となりました。

大阪も直前の台風で関西空港が水没したり連絡橋にタンカーがぶつかって壊れたりと、被災している地域ではあるのですが、なんとか無事に代表戦が開催されました。

セレサポからすると、蛍は辞退・健勇は負傷離脱という状況の中、セレッソからザルツブルクへ巣立って行った拓実(南野拓実選手)がどれほど活躍してくれるかと期待しながらスタジアムに向かいました。なので、この記事も拓実応援目線でまとめてみたいと思いますw。

試合の方は、日本代表が4-2-3-1のワールドカップと同じフォーメーションをベースに戦い、前半にオウンゴールで先制。後半に入ると拓実新生日本代表の初得点者になり、アディショナルタイムにはダメ押しのゴールが決まり、3-0とコスタリカ代表を圧倒して見事勝利しました。

日本代表 3 1 前半 0 0 コスタリカ代表
2 後半 0
16′ オウンゴール
66′ 南野 拓実
90+3′ 伊東 純也
得点

海外で活躍しているこれまでの代表主力組が不在の中、リオデジャネイロ五輪世代の選手が躍動する試合は、かなり楽しく・面白い試合でした。

拓実も大活躍でゴールも決めて、TVのヒーローインタビューにも呼ばれましたし、ルヴァン敗退などで少しモヤモヤしていた気持ちがスッキリしました!

スタジアム パナソニック スタジアム 吹田
入場者数 33,891人
天候/気温/湿度 晴れ / 29.3℃ / 44%
主審 ムハンマド タキ アルジャーファリ
副審 ロニー コー、アブドゥル ハンナン
第4の審判員 山本 雄大

この日の吹田は、34,000人満たない観客で空席もちらほらある状況でした。

コスタリカ代表もナバスなど、ワールドカップで活躍した選手は不在でしたし、平日夜の吹田開催では集客面では少ししんどかったのでしょうか?(満員になるかと思っていたので)

【参考記事】ロシアワールドカップ ブラジルvsコスタリカの観戦記

ワールドカップの主要会場サンクトペテルブルク・スタジアムで、ブラジルvsコスタリカを現地観戦してきた! 2018年6月22日(金)の1...

この試合はコスタリカの堅守の前にブラジルが後半アディショナルタイムまで無得点というハラハラする試合で、試合後のネイマールの涙が印象的な試合でした。

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試合開始前まで

この日は吹田スタジアム開催ということで、行きは万博記念公園駅から、帰りは宇野辺駅まで歩いてモノレールを利用という選択をして、スタジアムに向かいました。

※吹田スタジアムへのアクセス情報の記事はこちら

こんにちは。そら(@Football_sora)です。 アウェイのスタジアムガイドの第3弾は、お隣のガンバ大阪のホームスタジアムの市立...

試合開始前のアップ

私はバックスタンドの日本代表側の席で、このあたりに座りました。

ピッチの中央方面を見るとこんな感じの位置でした。

このスタジアムはどこに座っても見やすいので、アクセスの問題などを除けば本当にいいスタジアムですね。

キーパーアップ開始

そして、フィールドプレーヤーの選手が入場

アップ前にはサインボールをスタジアム内に配布します。

アップ開始。もちろん拓実を狙って写真撮りますw

そして私の座ったあたりのコーナー付近でフィールドプレーヤー全員でアップをし始めます。

そして、スタメン組だけでストレッチ開始

拓実をアップで撮ってみました

そして、再びコーナー付近でピッチを上げてアップします。

そこで私がつぶやいたのがこのツイート


スタジアムでは拓実のチャント「おー♪たくみみなみのー♪」も歌ってもらえていましたし、コールも「たくみ、たくみ、たくみー」と呼んでもらえていたので、なんか嬉しく感じていました。

そしてシュート練習に入っていきます。

スタメンだしゴール決めて活躍して欲しい!と思ってました。

この試合は活躍してよかったですし、ブラジルワールドカップの時にメンバー入りするかと言われていた拓実が代表に戻ってきて、A代表での初ゴールも決めて本当によかったです。

当時の代表ユニ(拓実)を着て応援

この日、拓実のユニを見かけることは少なかったですが、現バージョンの代表ユニフォームだけではなく、過去のバージョンを着ている人たちもたくさんいましたね。結構、ブラジルW杯時のユニを着ている人も多かったです。

試合開始前のイベント

選手紹介

拓実と幼馴染ネタがよく使われる室屋選手

蛍のように、なぜかフルネームで呼ばれることの多い中島翔哉

うちの子「拓実」、8番というのがセレサポとしてはいいですね。

キャプテンは青山

監督は森保さん。オリンピック代表と兼任だから大変そうですよね。

そして、今回の日本代表は若い世代の選手中心で楽しみなメンバー構成になってはいますね。

対するコスタリカ代表も守護神ナバスなどは不在で、こちらもワールドカップからはメンバーが変わっています。

両チームのメンバー発表も終わると、試合開始前の雰囲気が盛り上がってきます。

ゴール裏も応援のチャント(アイーダ)で盛り上がります。

試合開始前に近づくとゴール裏はブルーに染まりますね。

ゴール裏最前列には白い帽子と白い服を着た人もいらしてました(後でツイートで観戦に来られてたことを知ったのですが、代表戦だから入場禁止ではないですもんね)

アイスランドのバイキングクラップの真似たクラップを、代表戦でもゴール裏に呼び掛けてやろうとしてましたが、残念ながら認知度がないのでゴール裏全体でやるような盛り上がりには欠けていましたね。(もう少しわかりやすい応援だとみんなでスグにできるのでしょうが、難しいと思うので、自分たちの応援するクラブだけでよいのでは?と思ってました)

そして、わかりやすい演出という意味では、この光の演出がめっちゃキレイでした。

これは、スマホのライト(カメラのフラッシュ)を観客がONにして振っているだけなのですが、すぐに照明をつけたり・消したりできるこのスタジアムだからできる演出かもしれません。

カウントダウンをして場内に照明が再度灯ると選手入場が開始され、ゴール裏ではビッグフラッグが登場していました。

【一連の動画はコチラ↓:光の演出+ビッグフラッグ+選手入場まで】

メンバー

日本代表のスターティングメンバー

バックスタンド側から撮影したらこんな感じです。

フォーメーションはワールドカップと同じ4-2-3-1で、GKは東口、サイドバックは右:室屋・左:佐々木、センターバックは三浦と槙野、ボランチに青山・遠藤で、MFは右:堂安・左:中島、トップ下:拓実、1トップに小林悠です。

日本代表 コスタリカ代表
スターティングメンバー スターティングメンバー
GK 12 東口 順昭 GK 23 レオネル モレイラ 46′
DF 3 室屋 成 82′ DF 2 フアン パブロ バルガス 67′
4 佐々木 翔 78′ 4 イアン スミス
6 遠藤 航 6 オスカル ドゥアルテ
19 三浦 弦太 8 ブライアン オビエド 46′
20 槙野 智章 19 ケイネル ブラウン
MF 8 南野 拓実 MF 5 アラン クルス 46′
10 中島 翔哉 75′ 7 ダビド ラミレス
17 青山 敏弘 88′ 20 ダビド グスマン
21 堂安 律 85′ 22 ランダル レアル 62′
FW 13 小林 悠 68′ FW 11 マイロン ジョージ 56′
控えメンバー 控えメンバー
GK 1 シュミット ダニエル GK 1 エステバン アルバラド
23 権田 修一 18 ケビン ブリセーニョ 46′
DF 2 植田 直通 DF 16 クリスティアン ガンボア
22 冨安 健洋 3 ルイス ホセ エルナンデス 46′
5 車屋 紳太郎 78′ MF 12 エリアス アギラル
MF 14 伊藤 達哉 13 ロドニー ウォレス
15 三竿 健斗 88′ 14 ウィルメル アソフェイファ 46′
16 守田 英正 82′ 17 ホナタン マルティネス
18 天野 純 75′ 21 ヒミー マリン 62′
7 伊東 純也 85′ 9 ダニエル コリンドレス 67′
FW 11 浅野 拓磨 68′ FW 28 ホナタン モヤ 56′
監督 監督
森保 一 ロナルド ゴンサレス

試合始まってからの戦い方を見ると、健勇がケガで離脱しなければ、1トップでのスタメン争いしていたのかなと思ったりもしていました。

あと、ルヴァンの件でなんやかんやと言われましたが、蛍も辞退しなければ、スタメンに入っていたのかどうかとも思いましたが、キャプテンに青山選手を森保さんは指名しているので、青山+蛍だったのか、このスタメンと同じ青山+遠藤だったかもですね。

試合開始前の円陣に集まっているところ

リオ世代が中心になってきましたね

拓実・槙野あたりが結構、声を出してた(しゃべっていた)印象があります。

そして円陣を組みます

試合展開

前半

日本ボールでキックオフ

攻撃時は4-2-3-1、守備時は4-4-2というワールドカップ時と同じ攻守の布陣で戦います。

そしてこの日の代表チームは、新戦力としてのアピールというのもあったのか、積極的にチャレンジしていく姿勢があり、日本代表が攻守でペースを握ります。

1分には青山から小林に早速スルーパスが通りチャンスを迎えると、両サイドから積極的に仕掛けていきます。

拓実もクサビのボールを受けたり、ディフェンスラインと中盤の間でボールを受けて起点を作り、ワンタッチで味方に落としたり、トラップで相手を交わして前を向いたりと、2列目の3人が攻撃のリズムを作っていきます。

そして、16分、右からのコーナーキックを中で佐々木が合わせると、相手DFの頭でのクリアがそのままゴールに吸い込まれ、幸先よく日本代表が先制します。

ゴール後に喜ぶ代表選手たち

この時点では佐々木のゴールと場内アナウンスされていました

とはいえ、なんかコース変わったよなと思って見ていると、場内掲示される時点ではオウンゴールに訂正されていました。

この早い段階での先制点も選手たちに好影響を与えたと思います。

ディフェンスラインから、ボランチ・サイドバック・センターバックで相手のプレスを上手く外しながら、ボールを回していくと、1列目・2列目の選手が絡んだ時点でスピードアップをしていき、相手ゴールに迫っていきます。

右サイドで攻守に奮闘の室屋

ボランチの青山、遠藤

森保さんもタッチライン際まで出て指示を送ります。

相手コーナーでの守備のシーン

そして、39分には拓実にビッグチャンス!

浮き球の縦パスが1トップの小林悠に入ると、胸で後ろから走りこんできていた拓実にパス。これを拓実が右足で強烈なシュートをダイレクトで放ちますが、相手GKがビッグセーブでコーナーキックに逃れます。

「これは、ゴールや!きたー!」って思って立ち上がりかけたシーンではありました。

そして、前半は1-0のリードのままでハーフタイムに。

後半

後半もメンバー変更はなく同じメンバーで臨みます

後半に入っても、2列目の選手たちの躍動が止まりません。

57分には左サイドからの中島のクロスを、ゴール前で拓実が頭で合わせますが、肩にもボールが当たってしまい、惜しくもゴールとはならずゴール右に外れてしまいます。

60分には、小林悠からのスルーパスに抜け出した堂安がGKと1対1になって左足でシュートを放ちますが、相手GKに当たったシュートはなんとか戻ったDFに弾き出されてしまい追加点は奪えません。

そして、66分、拓実にとっては3度目の正直。この日3回目の決定機で代表初ゴールを奪います!!!

中島からペナルティーエリア内左に侵入した遠藤にスルーパス。このパスに反応した遠藤がワンタッチで中に折り返すと、ゴール前にいた拓実がトラップして左足を一閃!見事ゴールに流し込んで日本代表が2点のリードを奪います!

拓実を遠藤が祝福

ゴール裏方面を見上げる拓実

大画面のスクリーンの再生映像を見ているのでしょうか

そしてゴール裏のサポーターに向かって、左胸のエンブレムを叩いて応えていた拓実

ようやく代表での初ゴール、おめでとう!拓実!!

このゴールの後、日本代表は初めての選手交代、小林悠に代わって浅野が入ります。

スクリーンの掲示にも「8 MINAMINO.T」の表記がされます!

遠藤・堂安

そして、中島に代わって天野が交代で入り、セットプレーは天野が蹴るのかなと思っていた矢先、堂安がペナルティエリア右手前でファウルを受けます。

このフリーキックは天野ではなく堂安が蹴りましたが、残念ながらゴールとはなりません。

21時を過ぎると吹田スタジアムで出る掲示

そして三竿が青山と交代します。森保さんと握手する青山。

写真には撮れなかったのですが、佐々木→車屋、室屋→守田の選手交代。

公式入場者数は33,891人で思ったより少なめ。まあ見る限り空席も結構ありましたから、そんなもんなのかもしれません。

そして、85分に堂安→伊藤純に交代

残り少ない時間で投入された伊藤純也ですが、結果を出します。

アディショナルタイムに浅野からのパスを受けた右サイドの伊藤純也がドリブルで勝負。ゴール前までカットインして入り込むと左足でゴール!!

これで3-0と試合を決定づけます。

そして、このままの点差でタイムアップ。新生日本代表が3-0と快勝しました。

感想など

拓実が積極的にシュート5本を放ち、得点シーン以外にも惜しいシーンを何度も作っていましたので、大活躍で本当によかったと思います。

セレッソのアカデミーで育ち、高卒ルーキーで開幕スタメンを掴んで、そして海外へ旅立っていった拓実。

移籍したオーストリアリーグの5連覇中のレッドブル・ザルツブルクでもコンスタントに出場して2桁得点を重ねていましたが、ハリルホジッチからは呼ばれることは少なく、呼ばれて「スタメン起用か!?」というニュースが流れても、結局は終了間際の88分、86分からの起用に留まって来ていました。

初出場の試合:国際親善試合 イラン代表戦(2015/10/13(火) 現地時間17:00KO @イラン/アザディスタジアム)

2試合目の出場試合:2018W杯予選 兼 2019アジアカップ予選 カンボジア代表戦 (2015/11/17(火) 現地時間19:14KO @カンボジア/ ナショナルオリンピックスタジアム)

そして、2015年の秋以降はリオ五輪の代表チーム中心の招集となり、A代表の試合からは遠ざかったしまいました。そういう状況だった拓実がスタメンでフル出場して、A代表初ゴールを挙げ・森保ジャパンの初得点者になり、試合終了後のTVでのヒーローインタビューには真っ先に呼ばれた拓実。

久々の代表の試合で大活躍し、ヒーローインタビューでもキッチリとした受け答えをする拓実を、セレサポは「あれ、うちの子やで!」と言いながら、自慢げに+若干親目線で見ていたのではないかなと思っています。

※うちにはブラジルW杯時のバージョンの拓実の代表ユニもありましたので、尚更「あれ!うちの子です!」ってスタジアムで言うてた気がしますw。

10月、11月と代表戦(キリンチャレンジカップ)は続きます。今回はリオ五輪世代が中心となっていましたが、次以降はロシアワールドカップでの主力組も含めて招集されるかもしれませんので、今後の代表選考にも注目していきたいと思います。

負傷離脱した健勇も含めて、拓実やセレッソに縁のある選手たちがたくさん選ばれるといいなと思います。

試合終了後

表彰式・インタビュー

試合終了後は、TVインタビューに真っ先に呼ばれた拓実。

バックスタンド側からなので顔が見えませんが、帰ってからTVで見たらしっかりとした受け答えをしてましたね。大人になったなと思いました。

あ、でも、ファウルを受けた後の血気盛んなところは変わってなかったですねw。

勝利チームはキリンの商品を受け取るキャプテン青山

キリンカップを受け取る青山(場内のスクリーンを撮影)

場内に聞こえるインタビューはキャプテンの青山のみ

拓実のインタビュー聞きたかったなw。

場内一周

ホームでの代表戦恒例の場内一周でのあいさつ(ここも拓実メインで撮ってます)

誰かを見つけて手を振る拓実

堂安も地元なので嬉しそうですね

青山はキャプテンの風格ありますね

東口も地元吹田でやりやすかったのではないでしょうか

こんな感じで一周してゴール裏に回っていきました。

動画で撮ったのがコチラ

試合詳細はコチラ

ハイライト動画はコチラ

代表親善試合 2018年9月11日(火)19:23KO 吹田S  日本代表 vs コスタリカ代表

森保監督コメント

選手コメント(小林悠・中島翔哉・南野拓実・青山敏弘・天野純・伊藤純也・遠藤航・槙野智章・室屋成)

2018年09月11日 19:20 KickOff パナソニック スタジアム 吹田 日本代表vsコスタリカ代表(JFA公式ページ)

公式記録(PDF)

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