ちょっとコワい仮設スタンドが話題のエカテリンブルク・アリーナで、日本代表(SAMURAI BLUE)vsセネガルを現地観戦してきた!!
ロシアワールドカップ、グループリーグHの初戦コロンビア戦で見事勝利を収めた日本代表のグループリーグ第2戦。エカテリンブルク・アリーナで行われた日本vsセネガルを現地観戦してきました。
このエカテリンブルク・アリーナは、ワールドカップに向けて、席を仮設で増設しており、スタジアムの敷地・屋根から飛び出した仮設スタンドが高くてコワいという話題になっていました。
(話題となっていたスタジアムの写真はコチラ)
モスクワから飛行機で移動して、試合観戦に行った1日をまとめてみたいと思います。
2 | 1 | 前半 | 1 | 2 | ||
1 | 後半 | 1 | ||||
34分 乾 貴士
78分 本田 圭佑 |
得点 |
11分 サディオ・マネ
71分 ムッサ・ヴァゲ |
試合の方は、両チーム2点ずつ取り合ってのドロー。私としては乾選手のゴールが見れて本当によかったです。
試合 | [32]グループリーグH第2節 |
開催日 | 2018年06月24日(日) |
キックオフ | 20:00Kickoff |
開催都市 | エカテリンブルク |
スタジアム | エカテリンブルク・アリーナ |
入場者数 | 32,572名 |
モスクワから深夜便でエカテリンブルクへ
前日にモスクワ(スパルタク・スタジアム)で、ベルギーvsチュニジア戦を観戦し、その日の深夜便、午前2:00モスクワ発の便で、エカテリンブルクにやってきました。
モスクワからの移動の記事は、子サイト「そら(Sora)の蹴トラベル・マイル旅」の方で記事にしていますので、そちらを読んでくださると雰囲気がわかります。
コルツォヴォ国際空港
実際のフライトは2時間20分なのですが、時差が2時間あるので、エカテリンブルクに到着するのは早朝の6時20分で、一気に時間が進んだ気になりますw。
ということで、到着したエカテリンブルクのコルツォヴォ国際空港で撮影した到着便
ボーディング・ブリッジにもワールドカップ色が感じられますね。
そして、荷物をピックアップして、出口に向かいます。
国内線の搭乗口を出るとスグに、「1AFS」のシャトルバスの運行はコッチという表示がありました。
エカテリンブルクのシャトルバス関連(無料交通)の記事はコチラ
到着ロビーをパノラマで撮ってみました(クリックで拡大)
空港内のエスカレーターにも、ワールドカップのラッピングがしてあり
ワールドカップ気分も盛り上がります。
そして、ボランティアスタッフの方が、シャトルバスの案内のところには、たくさんいてくださりまして、国内線ターミナル(ターミナルA)前に発着する無料シャトルに案内してもらえます。
実際の無料シャトルはこんな感じです。
キレイなグリーンの車体で、公式マスコットのザビワカなどのラッピングが施されています。
このバスに乗って市内に向かいました。
いざ、スタジアムへ
トラム(無料)でスタジアムへ移動
私はホテル近くの停留所(駅)から発着している、無料のトラムに乗って、スタジアムへ向かいました。
普段も使われているトラムに、ブルーの行先表示とシャトル番号が付いているのが特徴的です。
そして、車内はこんな感じ
で、トラムに乗りながら、窓の外を見てみると…
徒歩で歩く日本人サポーターの集団を発見!!
「おー!サランスクのコロンビア戦とは違って、たくさんサポーターが来てる!!」と思ってました。
そして、この日本人サポーターの列は続きます。
あとで、スタジアムに着いてからわかったのですが、この列は、大手旅行代理店、H●Sのツアーのグループ別の列だったっぽいです。
「H●s、ツアー■番」という掲示をした列・グループがスタジアム前には多数いましたので、「なるほど」と思って納得してました。土日と絡めてツアーが組みやすかったのかもしれませんね。
そして、スタジアム付近まで来ると、トラムから降りて歩きます。
そして、スタジアムの前に到着しました!(クリックで拡大)
スタジアムのゲート前
まだ開門前だったので、ゲート前にサポータが集まっています。
開門前のゲートのとこまで行って、写真撮ってみました。
少しひいて撮るとこんな感じです。
民族衣装と高足で歩く現地の方もいらっしゃいました。
そして気になるのは仮設スタンド。やっぱり飛び出てますよねーw。
この日も本当にいいお天気で、青空が広がっていました(クリックで拡大)
そして、いよいよ開門されたので、早めにスタジアムに入ることにしました。
チケットチェックはこんな感じです。
ちなみに、このゲートの荷物チェックは、かなり厳しくて、X線での検査のあと、ファスナーをお全て開けて、荷物の中身も確認されます。
私は、たまたまカバンに入ってた「ガム」を没収されました。スタジアムで食べる気はなかったのですが、スポンサーが提供していない食べ物って判断で、持ち込みがNGだったみたいですw。
エカテリンブルク・アリーナのゲート内
スタジアム内に入ると、ここでも、美女7人がドラムでパフォーマンスしてました。
これ、サンクトペテルブルクでも同じようなのを見ましたが、ロシアで流行ってるんでしょうかw。
エカテリンブルク・アリーナに来た記念撮影用のボードがあったり
「エカテリンブルク・アリーナ」って持っているザビワカがいたり
大きなスポンジの手で、案内やハイタッチをしてくれるボランティアスタッフの方がいたり
そして、気になる、仮設スタンドの間近まで行ってみました。
逆側も観に行ってみましたw。
大丈夫ってわかっていますが、やっぱり怖いですw。
そして、スタジアム内の売店はこんな感じでした。
そしてゲートの方に向かいます。
今回、私は2層目(上層)の方の席だったので、そこそこ上の方まで上がりました。
ゲート内部(シート・ピッチの見え方)
階段で上がる途中で、スタジアム内部が見えたので撮ってみました。
で、座席についてみたところから、正面を撮影
日本側のゴール裏を撮影(やっぱり仮設スタンドはめっちゃ飛び出てます)
日本代表側のピッチを撮ってみました。
座席はオレンジの真新しいシートでキレイでした。
座面を下すとこんな感じです。
横を撮影してみました。(荷物は座席の下にちょこっと置ける程度です)
斜め下方面を撮影(2層目の席は、座席前に手摺りが付いてて安心でした)
2層目の最上段付近
そして「最上段付近まで行ってみて欲しい」というリクエストがあったので
最上段まで行ってみました。コワかったですw。
とはいえ、手摺りがあるので、安心。
私、お隣の吹田スタジアムでは、カテゴリー6でお邪魔するんですが、階段の急さでいうと、似たようなレベルです。
手摺りがいろんなところにありますので、まあ大丈夫かなと思います。
そして、最上段でパノラマで撮ってみました(クリックで拡大)
試合前
選手入場・アップ
まずはキーパー3人がピッチに登場
そしてゴール裏に挨拶に行きます
フィールドプレーヤーは、ピッチ中央に登場して挨拶してアップに入ります。
そしてスタメン組・ベンチ組とわかれてアップを開始します。
真司のアップのシーン
アップ中のぬいぬい(乾)
アップ中の柴崎選手
蛍はベンチスタートで、鳥かご中
カメラ向けたときは、中(オニ)に入ってましたw。
この日は、サランスクでのコロンビア戦(記事はコチラ↓)と比べると
やはり日本代表サポーターの数が多かった気がします。
そのため、かなり日本代表を応援する空気・雰囲気が出来上がっていた気がします。
そして、こちらの動画でも紹介していますが、日本代表のメンバー発表のあとには、日本代表の応援ソング:ウカスカジーの「勝利の笑みを君と」が続けて流れて、スタジアム内のサポーターを大型ビジョンに映していくので、スタジアムの日本代表サポーターは、かなり盛り上がりました!
(コロンビア戦ではうまく撮れなかったとこもありましたが、今回はちゃんと撮れましたw)
セネガルのサポーターも、メインスタンド側で結構、盛り上がってはいました。
SENEGAL(セネガル)とボディーペイントして応援する人たちもいました。
そうこうしている間に、国旗がバーッと広がるシーンになってきて
私、このシーン、かなり好きで、スタジアムの雰囲気とあわせて動画に撮ってみました。
日本代表の応援の声がよく聞こえると思います。
そして、いよいよ選手入場です。
「オーオオオ、オーオー」というスタジアム内の声援とともに選手入場します。
選手入場と君が代斉唱の動画はコチラ。
もう、この君が代を歌うあたりは、少しウルウルしますw。
メンバー
この日のスタメンは、初戦のコロンビア戦と同じメンバーでのぞみました。
GKは川島、DFは昌子・吉田のCBに、右に酒井宏・左に長友。
MFはボランチが長谷部と柴崎、両サイドが右が原口で、左が乾(ぬいぬい)、真ん中のトップ下が真司(香川選手)、1トップが大迫というメンバーです。
日本 | セネガル | ||||
GK | 1 | 川島 永嗣 | GK | 16 | カディム・エンジャイエ |
DF | 3 | 昌子 源 | DF | 22 | ムッサ・ヴァゲ |
DF | 5 | 長友 佑都 | DF | 3 | カリドゥ・クリバリ |
DF | 22 | 吉田 麻也 | DF | 12 | ユースフ・サバリ |
DF | 19 | 酒井 宏樹 | MF | 6 | サリフ・サネ |
MF | 7 | 柴崎 岳 | MF | 5 | イドリッサ・ガナ・ゲイエ |
MF | 8 | 原口 元気 | MF | 13 | アルフレッド・エンジャイエ |
MF | 10 | 香川 真司 | MF | 17 | パパ・アリウヌ・エンジャイエ |
MF | 14 | 乾 貴士 | FW | 10 | サディオ・マネ (Cap.) |
MF | 17 | 長谷部 誠 (Cap.) | FW | 19 | エンバイエ・ニャン |
FW | 15 | 大迫 勇也 | FW | 18 | イスマイラ・サール |
控え選手 | |||||
GK | 12 | 東口 順昭 | GK | 1 | アブドゥライエ・ジャロ |
GK | 23 | 中村 航輔 | GK | 23 | アルフレッド・ゴミス |
DF | 2 | 植田 直通 | DF | 2 | アダマ・ムベンゲ |
DF | 6 | 遠藤 航 | DF | 4 | カラ・ムボジ |
DF | 20 | 槙野 智章 | DF | 21 | ラミヌ・ガッサマ |
DF | 21 | 酒井 高徳 | MF | 8 | シェイク・クヤテ |
MF | 4 | 本田 圭佑 | MF | 11 | シェイク・エンドゥイエ |
MF | 11 | 宇佐美 貴史 | FW | 7 | ムサ・ソウ |
MF | 16 | 山口 蛍 | FW | 9 | マメ・ジュフ |
MF | 18 | 大島 僚太 | FW | 14 | ムッサ・コナテ |
FW | 9 | 岡崎 慎司 | FW | 15 | ジャフラ・サコ |
FW | 13 | 武藤 嘉紀 | FW | 20 | ケイタ・バルデ |
監督 | 西野 朗 | 監督 | アリウ・シセ | ||
選手交代 | |||||
10 | 香川 真司▼72分 OUT | 13 | アルフレッド・エンジャイエ▼65分 OUT | ||
4 | 本田 圭佑▲72分 IN | 8 | シェイク・クヤテ▲65分 IN | ||
8 | 原口 元気▼75分 OUT | 17 | パパ・アリウヌ・エンジャイエ▼81分 OUT | ||
9 | 岡崎 慎司▲75分 IN | 11 | シェイク・エンドゥイエ▲81分 IN | ||
14 | 乾 貴士▼87分 OUT | 19 | エンバイエ・ニャン▼86分 OUT | ||
11 | 宇佐美 貴史▲87分 IN | 9 | マメ・ジュフ▲86分 IN | ||
警告・退場 | |||||
14 | 乾 貴士 |
19 | エンバイエ・ニャン |
||
17 | 長谷部 誠 |
12 | ユースフ・サバリ |
||
11 | シェイク・エンドゥイエ |
そして、この日も蛍はベンチスタートでした。
試合展開
試合開始前
スタジアムの大型スクリーンにも、日本代表のスタメンの予想フォーメーションがでます。
日本代表は、4-2-3-1のフォーメーション。
そして、同じくセネガルも出ます。
こちらは、4-3-3ですね。
キャプテンの長谷部が、相手のキャプテンのマネと握手。
そして、円陣を組む前のシーン。長友が気合入ってますね。
そして、円陣を組んで気合を入れます。
前半
そして、日本ボールでキックオフです。
ボールの位置には真司。
左サイドにぬいぬい。
ボランチで活躍の柴崎
左サイドのぬいぬいとのコンビネーションがよくなってきていた長友
前半立ち上がりは、両チームとも前からプレスに行く主導権争いで激しい展開になります。
そして、押し込まれる展開が続くと、11分、右サイド(日本の左サイド)からクロスを上げられると、ファーサイドで、原口がヘディングでクリア。しかし、このボールが相手の前にこぼれてしまい、シュートを打たれてしまいます。
GKの正面に飛びますが、パンチングで逃れようとした川島が、パンチングを少しミスしてしまい、目の前に詰めてきていた相手FWのマネにボールが当たってしまい、そのままゴールイン。
開始早々にミスがらみで失点してしまいます。
ぬいぬい(乾)の同点ゴール!
しかし20分過ぎからは、日本もボールをつないで相手ゴールに迫るシーンも増やしていき、ついに34分、同点に追いつきます。
柴崎から、長友へのロングパスを、長友がトラップで収めて、ペナルティーエリア内のぬいぬい(乾)に、これを1トラップして迷わず打ったシュートが、ゴール右隅に決まり、日本代表が1-1の同点に!!!
同点に追いついて、ぬいぬいがベンチに飛び込んだシーン!
少し歓喜の輪がおさまり、真司とハグ
チャンスを演出した柴崎・長友とハグ
コーチとも抱き合って喜び
大迫ともハグして
西野監督とも握手して(たぶん)
メインスタンドに向かってポーズ!
最後に長友と喜びあいます。
喜び爆発って感じですね。
もう、このゴール決まったときは、涙出てウルウルしてました!w
スタジアムでのゴールの紹介
その後も原口がカットインしてシュートを放ったり、相手のカウンターにピンチのシーンもありましたが、前半は1-1のまま終了。
ハーフタイムには散水してました
後半
後半開始前の円陣
後半も一進一退の展開が続きます。
強靭なセネガルの選手相手にも負けず最終ラインを統率していた吉田選手
頼もしいDF陣の酒井宏と吉田
セットプレーでの守備のシーン
1トップで体を張ってプレーしていた大迫
自陣での相手FKで壁になる真司・ぬいぬい
そして、一進一退の攻防が続くなか、日本代表も右サイドからのグラウンダーでのクロスを大迫がゴール前で空ぶってしまったり、64分には左サイドからのぬいぬい(乾)のループシュートがクロスバーに当たったりと、日本代表が2点目を先に奪って逆転できそうなシーンも作っていましたが、得点は奪えず。
逆に、71分に、セネガルに左サイド(日本の右サイド)から崩されて、最後は右サイドからの強烈なシュートで、再びリードを奪われてしまいます。
リードを奪われた日本は、真司に代えて本田
そして、原口に代えて岡崎を投入します
この交代でええのかなって個人的に思っていたのですが、なんとこの2人が絡んでゴールが生まれます。
交代直後の78分、ペナルティーエリア付近の攻防から、右サイドに流れた大迫が、ゴール前にクロス。
これは岡崎に合いませんが、流れたボールを、ぬいぬい(乾)がダイレクトで中に折り返すと、GKと岡崎が交錯しながら、ゴール前に抜けてきたボールは本田の前に。これを落ち着いてゴールに流し込み、再び日本代表が同点に追いつきます!
同点ゴールを決めた本田を祝福
岡崎とポーズをとる本田
この日の観客は32,572人
そして、87分にはぬいぬいを下げて、宇佐美
ぬいぬいは監督と握手
そして、アディショナルタイムは4分
大型スクリーンの表記
そして、このままタイムアップ
2-2のドローとなり、両チームとも勝ち点1を分け合いました。
試合終了直後のピッチをパノラマで撮ってみました(クリックで拡大)
この試合を終わって勝ち点4・得失点差・総得点で並んだ両チームでしたが、フェアプレーポイントで日本代表がグループ首位でグループリーグ最終節を迎えることになりました。
感想
サポーターに挨拶に行く日本代表の選手たち
手を挙げて挨拶します
日本代表から見ると勝てる試合でもありましたが、逆にセネガルからしても勝てたと思った試合だとも思えます。
よく2度のビハインドを追いつけたなというのが正直な感想でした。
そして、個人的には、初戦で真司、2戦目でぬいぬい、それぞれのゴールを目の前で見れたので、その意味では本当に大満足の2試合でした。
真司を下げて本田を入れる交代は「これどうなん?」と2戦とも交代直後は思っていたのですが、2戦とも当たった感じになっています。
コロンビア戦ではCKからのアシストして、セネガル戦では同点ゴールを決めるなど、結果は付いて来ているので、「もってるな」って思っていました。
コロンビアがポーランドに勝ったため、第3戦は敗退の決まったポーランドとの対戦となり、引き分け以上で自力でグループリーグ突破を決めれる有利な状況で、最終節を迎えることになりました。
生で観れて本当によかったです!(涙出ました!)
【FIFAの公式ハイライト動画(YouTubeでご覧ください)】
試合終了後(スタジアム内・外)
2層目の席だったので、試合終了後に1層目のところまで行ってみました。
ピッチ付近からみたゴール裏の仮設スタンドはやっぱり高いですね。
メインスタンド側も見上げてみました。きれいなアーチのスタンドですね。
仮設スタンドがなくなったら、きれいな円形に囲まれたスタジアムになりそうです。
スタジアムの外
外に出たら時間(夜22時)になっていたのもあり、ライトが点灯していてキレイでした
逆側のゴール裏の方を撮ってみました
少し離れて全体を収めたらこんな感じでした。
パノラマで撮ってみました(クリックで拡大)
仮設スタンドがなくなったところも見てみたいですね(もう行くことはないと思いますが)
他にも記事を書いていますので、こちらからどうぞ。
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