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元所属選手の出迎え方に思うセレッソファミリー愛

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こんにちは。そらです。

今日は移籍した選手(元所属選手)に対する、サポーターの出迎え方(ブーイングとか)について、管理人の個人的な思いを書きたいと思います。

※個人的な思いなので、批判めいたコメントをいただいとしても反論等は一切しません(笑)

さて、セレッソ大阪は、2017年J1リーグ第3節(3/11)にコンサドーレ札幌と、ルヴァンカップ(3/15)では横浜Fマリノスと対戦しました。

コンサドーレ札幌は、山下達也選手が2011年に1年間在籍していたクラフでもあり、2012年にセレッソ大阪完全移籍で復帰した際の経緯から札幌サポーターからは強烈なブーイングを受けます。

横浜Fマリノスには、昨年2016年の途中までセレッソ大阪に在籍し、名古屋グランパスを経て今シーズンから横浜Fマリノスに移籍した扇原貴宏選手(タカ)が在籍しています。

キンチョウスタジアムで開催されたルヴァンカップでは、扇原選手選手紹介時には拍手が起き、試合終了後にはセレッソ側のサポーター席まで、タカが挨拶に来てくれました。

試合終了後のタカ

こういう光景は、私の記事のココにも書いていますがセレッソ大阪ではよく見られる光景で、セレッソ大阪だから見られるのかもしれません。

どちらがいいか・悪いかではなく、好きか嫌いかになりますが、私はセレッソ大阪サポーター・チームのファミリーとしての選手への愛情(所属した選手も含めた)が好き!で、(移籍選手に対する)ブーイングは好きではありません。

移籍選手に対するブーイングをあおる(周りに勧める)なんてもってのほかです!

あくまで個人的な意見ですけど(笑)

期限付き移籍と完全移籍と移籍金

このブーイングの話をするにあたっては、移籍関係の話をした方がよいと思うので、簡単にしたいと思います。

ちなみに、期限付き移籍とは、Wikipediaではこのように書かれています。

期限付き移籍(きげんつきいせき)は、サッカーなどのプロスポーツにおいて、選手が現在所属しているクラブとの契約を保持したまま、期間を定めて他のクラブへ移籍する制度。「 レンタル移籍」や「リース移籍」とも呼ばれる。 英語ではloan dealと言う。 (Wikipediaより)

表にすると、こんな感じですね。(所属チームのところは当たり前か(笑))

元チーム

との契約

所属チーム
期限付き移籍 継続 新チーム
(当たり前)
完全移籍 破棄※

※契約期間中の移籍の場合は、移籍金が発生。契約が満了していれば移籍金は0円(ゼロ)

期限付き移籍の例

期限付き移籍(レンタル移籍)の場合、「移籍元との試合には出場できない」といった契約での制限がつく場合もありますが、基本的には期限を定めて移籍してるので、新しいチームの選手として活動します。

例えば、今年のセレッソ大阪では、水沼宏太選手がFC東京から期限付き移籍で、セレッソ大阪に加入してくれています。

水沼宏太選手(オフィシャルページより

完全移籍の例

逆に、完全移籍代表例でいえば、今年でいえば何といっても、清武弘嗣選手でしょう!!

清武選手(オフィシャルページより)

スペインのセビージャに昨年の夏に4年契約で加入して、滑り出しは順調だったのですが、チーム事情等により徐々に出場機会を失っていて、約半年でチームでは微妙な立場になっていました。

この冬の期間に移籍するのではとのニュースが飛び交い、移籍金が高額なため完全移籍ではなく、レンタル移籍をするのではないかと噂になっていました。

最終的には期限付き移籍ではなく、セレッソ大阪移籍金を払ったうえで完全移籍での加入となりました。

0円移籍(ゼロ円移籍)について

ただ、同じ完全移籍でも、契約期間満了時に移籍すると、移籍金(契約を解除する違約金)が発生しません。

例えば、ACミランに移籍した本田圭佑選手は、CSKAモスクワとの契約期間満了を待って、ミランに移籍したので、いわゆる移籍金はゼロです。

移籍金が発生する間は、CSKAが移籍金を要求し、ACミランは移籍金を払ってまで、本田圭佑選手を獲得してくれなかったという言い方もできます。

両方のクラブ間と選手との間の全て思いが重なれば移籍が成立し、どれか1つでも合意できなければ、移籍はできません。

ちなみに、この移籍金は選手の給料とは関係なく、所属するチームに払われるものです。獲得するクラブからすると、選手の給料と移籍金の両方を負担する必要があるのです。

かといって、契約期間満了まで待てばよいかというと、契約期間満了前に、延長を所属チームがオファーして、新しい契約を結び直す場合もあるので、一概にそうとも言えません。

そのあたりを上手く解消するメリットのある移籍が期限付き移籍(レンタル移籍)かと思います。

◆日常生活に例えると・・・◆

例えは変かもしれませんが、携帯電話の会社変更と似てると思っています。

携帯電話会社変更(完全移籍)する際は、2年間の契約期間中に別の携帯電話会社に変更(移籍)したら、違約金(移籍金)が発生してしまいます。

ただ、契約更新時期(2年ちょうど?)であれば違約金が発生せずに携帯電話会社が変更できてしまう。そういうのと似てるかなと思います。

レンタル移籍は、契約(回線)を解約せずに、自分以外の人に携帯電話を貸して、料金(給料など)は使う人に負担してもらう。そんなイメージでしょうか。

結局何が言いたいか

移籍に際しては、様々な事情があり、個々の移籍ごとに背景なども違うでしょう。

プロサッカー選手にしてみれば、試合に出れることも重要な要素の1つであり、どこの国のどのチームでプレーするのかは、ある意味自由です。

とはいえ、所属元と移籍先のクラブ間の事情もあるので、1人だけで移籍を決められるものではないというのが事実です。

だから、移籍した選手を裏切り者呼ばわりしたり、ブーイングでプレッシャーを与えるのを喜んだりするのは、かなりの違和感が個人的にはあります。

0円移籍ではなく、移籍金を残して移籍したのであれば、所属元チームにも恩恵はあるはずです。

選手の決心ももちろんありますが、所属クラブが認めたから移籍が成立したということです。

コンサドーレからセレッソに移籍した山下選手の場合、「移籍金を残して移籍したので経営的に助かった」と、コンサドーレの野々村社長がおっしゃってたと聞いてます。

それなのに、選手にはブーイングするんだなーと個人的に思っています。

なぜ移籍させたのかと、クラブ(フロント)を批判したうえで、選手へもブーイングなのでしょうかね。

真偽はわかりませんが、こういうブーイングは、良い悪いではなく、好きか嫌いかでいうと、私は嫌いです(笑)

そして、扇原選手(タカ)の出迎え方や試合終了後の挨拶など一連の対応が、セレッソ大阪の所属選手(元所属選手も含む)へのファミリー愛が感じられて、そういうセレッソ大阪が大好きです

こういうスタジアムでの雰囲気や一連のことは、テレビや配信の映像だけではわからないこともあると思うので、是非スタジアムに足を運んで、大きな声でセレッソファミリーを応援しませんか

セレッソのチケット情報(席種など)はコチラ

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