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2018ロシアワールドカップ現地観戦から帰国! 日本代表の戦い・その他現地観戦で感じたこと(雑感)

日本代表の戦い・その他の試合を現地で観て感じたことを書いてみようと思う(雑感)

先日、ロシアから帰国しました。日本代表の試合を始め、ワールドカップの試合を数試合、現地で観戦して帰ってきました。

7月2日夜(日本時間7月3日3時)のR16のベルギー戦は日本でのTV観戦となりましたが、セレッソ出身の香川真司と乾貴士が活躍してのR16での敗戦。結果は残念でしたが、今回の現地観戦を経て、思ったこと・感じたことなど、日本以外の試合も含めた雑感を書いてみようと思います。

(1つ1つの試合についてや、現地の観戦旅行記については写真の整理も含めてボチボチとまとめてますので、そちらも順次アップしていきます)

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ロシアに行くまで(大会前)

なぜ現地に行こうと思ったか

私にとってのワールドカップは、日韓ワールドカップの時の日本での観戦を除けば、TVで観るものというのがベースでした。

ドイツのときも行こうとしたが行けず、南アフリカ・ブラジルは距離的なもの・治安なども考えて行けませんでした。

そこにきて、今回のロシア。観に行こうと決めたのは昨年(2017年)の年末で決断の決め手となったのは大きく2つ。

日本からの直行便もあるロシアで開催されること、通常必要なビザがワールドカップ観戦に関しては要らないこと、治安面でも前2回大会ほどは神経質になる必要はなさそうなこと、などでハードルが下がったのがまず1つ。

そして、当時はキヨ(清武弘嗣選手)・健勇(杉本健勇選手)・蛍(山口蛍選手)や真司(香川真司選手)・ぬいぬい(乾貴士選手)が、代表招集されていたこともあり、この5人をワールドカップで見れる可能性があること=セレッソ関連の選手で前を固められる可能性もあるという期待感があったことがもう1つ。

個人的には、拓実(南野拓実選手)・曜一朗(柿谷曜一朗選手)をはじめとして、代表に呼んで欲しい(見てみたい)と思うメンバーもいましたので、最終発表までにどれほど、セレッソ関連(元セレッソ含む)の選手が選ばれるかというのも、興味の1つではありました。

※妄想レベルの希望・願望として「日本代表もMFより前の選手は全部セレッソ関連の選手でもええやん!」と思ってたりもしたのでw。

ハリルホジッチの解任

そんな中で、4月に入り突然ハリルホジッチが日本代表監督を解任されるという衝撃的なことが発生!(写真はJFAより)

最終予選のオーストラリア戦の勝利のような完璧な戦いを見せたかと思えば、テストマッチなどではイマイチな内容もあったハリル。相手を分析した上で、変幻自在な戦術で対応していく彼のチームで、ワールドカップを見たかったという思いがあったのに、それを突然奪われてしまう。そして、技術委員長であった西野さんを監督に据えるということに。

テストマッチ後のインタビューからはチーム内で意思統一がされていない空気は感じ取れていましたが、「なんで今頃!?もっと早く代えれるタイミングあったやん!?」・「後任が西野さん!?なんで!?」というのが率直な感想でした。

この頃を思い出すと今でも腹が立つので、細かくは書きませんが、頭をよぎったのが以下のことでした。

というようなことでした。

その後の代表選手の発表で、真司・ぬいぬい・蛍は選ばれ、健勇・キヨははずれてしまい、そして、予想通り本田・岡崎もメンバー入りしました。

W杯本大会前のテストマッチ

ワールドカップの本大会までに残された試合はわずか3試合。壮行試合のガーナ戦、事前合宿でのスイス戦・パラグアイ戦と、その試合でのスタメン・戦術などで、このチームがどんな戦い方をするのかを見てみたいと思っていました。

まずはガーナ戦。マスコミを賑わせていた内容(3バック)とメンバーで対戦し、ほぼいいところが無く敗戦。

そして、スイス戦は4バックに戻して、ほぼ同じスタメン(ここで蛍はベンチスタートに・・・)で戦うも、全く改善は見られず2-0で敗戦。「こんな代表チームを見るために解任したの?」と思いたくなる状況で、こんな状態でロシアに行くことになるなんてと思い、凹んでいた記憶があります。

転機となったのは、最後のテストマッチのパラグアイ戦。

セレサポとしては、蛍がキャプテン・真司とぬいぬいが同時でスタメンという見たかったメンバーとなります。とはいえ、直前2試合のスタメンが西野さんの思うスタメンで、この日のメンバーはどちらかと言えばサブ組。W杯本大会で輝きを放った柴崎も含めて、序列は低めという状況で、メンバー全員のコンディションも確認したいという位置づけの方が大きかったのではないかと思っています。

結果は、ぬいぬいの2得点、真司も最終的にゴールを決めて、4得点での快勝!その時点でのサブ組が出て、ようやくいいゲームができたという印象でした。(写真はJFAより)

ロシアにて

コロンビアvs日本(@サランスク)

そんなこんなの3試合を経て迎えることとなったグループリーグの初戦のコロンビア戦。この時点での私は、先日のベルギー戦の終了後に以下のようなツイートをしていたように、かなり微妙な気持ちでロシアに向かってました。


サランスクに向かう夜行寝台の中で一緒になった日本人サポーターとも「パラグアイ戦のメンバー中心で行くのか、その前2試合のメンバー中心で行くのか、どっちなんでしょうね」というような会話をしてました。

パラグアイ戦での、ぬいぬい・真司・蛍・柴崎のMF陣がよかったので、「大迫・原口と組み合わせてメンバー組めたらいいのにな」と思っていましたが「長谷部は外さなさそうだし、外れるなら蛍だろうか」と思ったり、「いやいや、結局、ガーナ戦・スイス戦のメンバーをベースに戻すかも」ということを頭でグルグル考えながらスタジアムに向かっていました。

そして、蓋を開けてみれば、個人的な予想どおり、蛍は残念ながらベンチスタートになってしまいましたが、ぬいぬい(乾)・真司・柴崎の名前がスタメンにあり、なんとなく期待できる気持ちでスタジアムの席についた記憶があります。

ハリルのままだったら、この3人がスタメンに名前を連ねたかも微妙ですし、パラグアイ戦で西野さんが狙い通りなのか・たまたまなのか、このメンバーをスタメンに入れる判断ができたことが、今大会の日本代表にとってはよかったのではないでしょうか。

そして、キックオフして間もなく、真司がアバウトに入れたDF裏へのロングボールを大迫が競り勝ちシュート、これを詰めた真司のシュートが相手DFの手に当たり、PKを獲得するとともに、相手DFは一発退場。

代表での結果がなかなか伴わない印象のある真司がこのPKを決めれるかドキドキしながら見守りましたが、見事ゴールに流し込み、開始早々に1点リードと数的優位獲得という望外の展開。ゴールが決まった瞬間は本当に叫んでましたねw。

その後、相手FKでのマズい対応などもあり同点に追いつかれますが、追加点を取ってコロンビアに競り勝ちました。

この10人相手にしか勝ててないという評価は確かに事実ですが、勝ち点3を初戦のコロンビア相手に取れたことが非常に大きかったと思いますし、今までのモヤモヤを吹き飛ばす勝利でしたので、ここで勝てたことがよかったと思います。

それと、ほぼスタジアムが黄色に染まるほどアウェイ感が強いスタジアムで、勝てたことも嬉しかったです。個人的な感覚では、埼スタでレッズとやってるよりアウェイ感が強い感じがしました。

でも、試合が終わってからも、コロンビアサポーターはかなりフレンドリーで、笑顔で「お前ら強いな・俺らは次から頑張るよ」と言われたり、「ユニフォーム交換しようぜ!」と言わたり。ユニフォーム交換は「ごめん、お気に入りの選手のだから勘弁して!」と丁重に断ること数回。この後も、別の試合の後にも、日本代表のユニフォームを交換して欲しいという声は何度かあったので、それなら交換してもいいユニフォーム持ってきとけばよかったと思っていました。

(※このページでの動画は全てFIFA公式のYouTubeのハイライト動画なので、このページから直接見れませんので、Youtubeでご覧ください)

あらためて書いた観戦記はコチラ(2018.7.11追記)

ワールドカップのグループリーグHの初戦、サランスクのモルドヴィア・アリーナでのコロンビアvs日本代表(SAMURAI BLUE)を現地観...

ポルトガルvsモロッコ(@モスクワ(ルジニキ))

そして、コロンビアvs日本戦を見終わったその日の夜の寝台列車でモスクワに戻り、ルジニキスタジアムで行われたポルトガルvsモロッコを観戦。

ルジニキは決勝も行われれる今大会のメイン会場で、この日も8万人弱(78,011人)の観客を集めたかなり大きなスタジアム。両チームのチームカラーが赤なので、スタジアムの中は赤に染まっていて圧巻な雰囲気でした。

私はポルトガルベンチに近い席でしたが、座ってみれば回りには結構モロッコサポーターが陣取っていて、クリスティアーノ・ロナウド(CR7)には容赦ないブーイングの嵐。

試合が始まってみると、開始早々に、コーナーキックからヘディングでCR7があっさりとゴールを決めてしまいます。

「おおっ!」と思わず身を乗り出してしまうかのような綺麗なゴールで、近くのモロッコサポーターの静まりぶりのコントラストが印象的でした。

その後、お互いチャンスを作るものの得点は動かず、1点のリードを守ってポルトガルが勝利。

あらためて書いた観戦記はコチラ(2018.7.16追記)

ワールドカップのメイン会場のルジニキ・スタジアムで、ポルトガルvsモロッコを現地観戦してきた! 2018年6月20日(水)の15時キッ...

ブラジルvsコスタリカ(@サンクトペテルブルク)

初戦、スイスと引き分けてしまって勝ち点1で望んだブラジル。なんとしても勝ち点3(勝利)が欲しいという戦いでしたが、この日のブラジルはなかなか得点が奪えません。

コウチーニョも、ネイマールも決めきれず、外しまくるというか、レアルの守護神であるGKナバスがセーブしまくりで、コスタリカはブラジルに得点を許しません。

後半途中、ネイマールがペナルティーエリア内で転倒して、PKかという判定のシーンもありましたが、VAR判定でファウルではないと判断されるシーンなどもあり、気づけば、アディショナルタイムに。6分あったので、何が起きるかはわからないなと思いながら見ていたら、91分にコウチーニョがとうとう均衡を破るゴールで先制。

そして、ネイマールも追加点を取り、終わってみれば2-0で勝利。

試合終了と同時に、ピッチに膝をついて涙を流すネイマールが印象的でした。ナバスが好調だったのもありますが、あれだけチャンスをふいにしていたので、ようやく決めた上での勝利でしたので、肩の荷が下りたというのか、安心したというのが近いのでしょうか。

いずれせよ、やっぱりW杯で国を背負うプレッシャーというものは、想像を超えるものすごいものなんだろうなというのが、この試合で強く感じたことでした。

あらためて書いた観戦記はコチラ(2018.7.16追記)

ワールドカップの主要会場サンクトペテルブルク・スタジアムで、ブラジルvsコスタリカを現地観戦してきた! 2018年6月22日(金)の1...

ベルギーvsチュニジア(@モスクワ(スパルタク))

ブラジル戦の翌日、再びモスクワに戻ってきて、ルジニキではなく、スパルタクのスタジアムへ行きました。

この試合は、R16で日本と対戦したベルギーを見たくて、事前に観に来ることを決めていたのですが、観た直後の感想はめっちゃ強い!速いでした!

アザールのPKから始まり、ルカクが2ゴール、再びアザールがゴール、最後は交代出場したバチュアイがダメ押しの5点目を決めて、5-2という大量得点でベルギーが圧勝という展開でした。

R16でも途中交代で起用されたフェライニも出るわ、ルカク・アザールは後半途中でお役ごめんにしてベンチに下がるわ、ベルギーの強さをまざまざと見せ付けられた一戦でした。チュニジアも2点を奪って、弱いチームとは感じなかったのですが、世界のトップレベルはすごいなと生で見て衝撃を受けてました。

初っ端に見たコロンビアvs日本から始まり、ポルトガル・ブラジル・ベルギーというチームを見て、「やっぱり世界のトップクラスはめっちゃ強い!」と正直に感じてました。

あらためて書いた観戦記はコチラ(2018.9.1追記)

R16で日本に逆転勝利して、W杯3位になったベルギーのグループリーグの試合を、モスクワのスパルタク・スタジアムで現地観戦してきた!! ...

日本代表vsセネガル(@エカテリンブルク)

勝ち点3同士の対決となったグループリーグ第2戦のセネガル戦。スタメンは、コロンビア戦と同じメンバー。このメンバーならイケるかもという思いのまま、現地で観戦するも、ミスも絡んで失点。

リードは奪われるものの、MF陣の動き(ぬいぬい・原口・真司・柴崎・長谷部)はまずまずで、ぬいぬいのゴールで同点!これもめっちゃ叫びましたw(というか、涙出て泣いてたw)

その後は、大迫が空振ったり、ぬいぬいのループがクロスバーに当たったりと、日本代表が逆転できそうな決定機も作りますが、再びリードを奪われてしまいます。

ここで、真司に代わって本田登場。続いて原口に代わって岡崎も登場。このメンバー交代の意図はよくわからなかったのですが、それでもゴールライン付近の乾からのクロスを本田が決めて、同点に追いつきます。

この試合はお互いが勝てたと思った試合だと思いますが、このままドローで終了。

よく2度のビハインドを追いつけたなというのが正直なところ。本田も第1戦でのCKからのアシストや、この試合での同点ゴールなど、途中出場してからのチームへの貢献度はそれほど高くないものの、結果は付いて来ているので、「こういうのをもってる」って言うのかなと思っていました。

両チーム勝ち点4で並びましたが、フェアプレーポイントの差で、2試合終了して、まさかの日本代表がグループ首位!

コロンビアがポーランドに勝ったため、第3戦は敗退の決まったポーランドとの対戦となり、引き分け以上で自力でグループリーグ突破を決めれる一戦を迎えることになりました。

あらためて書いた観戦記はコチラ(2018.7.14追記)

ちょっとコワい仮設スタンドが話題のエカテリンブルク・アリーナで、日本代表(SAMURAI BLUE)vsセネガルを現地観戦してきた!! ...

韓国vsドイツ(@カザン)

セレッソ大阪のGKキム・ジンヒョン選手が代表メンバー入りしていたこともあり、どこかで韓国戦を見たいと思っていました。

そして、

などから、韓国戦を見るのは、ドイツ戦と決めて、エカテリンブルクからカザン(カザニ)に移動することにしました。

前監督の時にはジンヒョンが正GKのときもありましたが、今回のW杯代表での立場は2番手もしくは3番手ということで、出場は難しいかもと思ってはいましたが、敗退が決まってしまっていた韓国代表なので、メンバーの入れ替えがあるかもと少し期待はしてました。

しかし、韓国代表GKの3名の中での最年少GKのチョ・ヒョヌ選手が3試合ともゴールマウスを守り、この日もジンヒョンはベンチスタート。個人的には残念でしたが、元気そうなジンヒョンを見てちょっと安心したりもしました。(私のツイートに対するセレサポさんの反応もビックリするくらいよかったですw)

そして、初戦に敗戦したことで、この日も勝ち点3(勝利)が欲しいドイツ代表が攻め立てるも、チョ・ヒョヌ選手がスーパーセーブを連発して、ドイツに得点を許さず、試合はアディショナルタイムに。

どんどん重苦しくなるドイツサポーターの雰囲気と、周りで気楽に見ているロシア人サポーターの対比(どちらかというと、ドイツが苦戦しているのが楽しいって感じ)で、少し異様な空気に包まれるスタジアム。

サンクトペテルブルクでのブラジルvsコスタリカと同じように、ここから2得点が入ります。それも、ブラジル戦では勝利が欲しいブラジルがなんとかゴールをこじ開けたのですが、今回は逆。

敗退が決まっている韓国が、一度オフサイドの判定を受けながらVAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)で判定が覆り先制。そして、ドイツの守護神ノイアーが韓国陣まで上がってくるという少々無謀なプレーも飛び出し、その隙をついてダメ押しの2点目を韓国が決めて万事休す。

韓国代表GK陣3人で喜び合うめっちゃ笑顔のジンヒョンを見て、見に来てよかったと思いました。

個人的には、ジンヒョンのユニフォームを手に持たせてもらえるというサプライズもあったので、結構嬉しかった一日でした。

あらためて書いた観戦記はコチラ(2018.9.1追記)

前回王者のドイツを韓国が下したカザン・アリーナでの一戦を現地観戦してきた(キム・ジンヒョン選手の応援目的) ロシア・ワールドカップのグ...

ポーランドvs日本代表(@ヴォルゴグラード)

前日にカザンで韓国vsドイツを観戦することを選んだ私は、ヴォルゴグラードの現地観戦ではなく、モスクワのFAN FESTでのパブリックビューイングで観戦することにしていました。

モスクワのFAN FESTは2試合ともライブ放映してくれていたので、敗退の決まっているポーランドの試合よりも、コロンビアvsセネガルの一戦の方がニーズがあるのは仕方ないですが、無事、ポーランドvs日本代表の観戦ができました。

さて、この一戦、なんと西野監督は、メンバーを6人入れ替えてきました。尹さんも思い切ったターンオーバーをするので、セレサポ的には次(R16)を考えたら、中3日で試合が続く中では、特に不思議な采配ではないですが、ワールドカップでやってのけた西野さんは、ある意味勇気があるなと思いました。

そして、GKはGL2試合でミスが目立ってしまった川島ではなく、中村か東口のどちらかを試すかと思いきや、川島を続けて起用してキャプテンにも指名。これは信頼感の現れなんでしょうね。

この試合は蛍がスタメンで出ましたが、柴崎と組んだボランチは、両サイドのMFのフォローのために、いまいち嵌らない守備となってしまい、チームとしては機能しない状態となってしまいます。

この試合・R16の試合も含めて出場機会がなかった選手や、この試合で機能しなかった選手が見極められてしまったのもあり、23名のメンバー選考はこれでよかったのかなと思わざるを得ない展開に…。

そして、セットプレーで失点した後、ぬいぬい(乾)も途中出場でピッチに投入し、自力突破できる引き分けを狙って得点を奪いに行こうとしますが、なかなかチャンスを作ることができません。

そうこうしているうちに、驚きの采配。残り10分を切った時間帯で、長谷部を投入したうえで、ボールキープ。このままの点差で試合をクローズする指示を西野さんが出したというのは、見ている私たちにも明確に分かりましたし、試合を進めている代表メンバーにもハッキリと伝わったのかなと思いました。

この戦いはアレコレ言われているようですが、ブーイングの中、1点様負けをキープしたまま、きっちりゲームを終了させに行った選手たちはエライとは思います。

実際、私も、試合を観ている際は「コロンビアvsセネガルに点が入って同点になったらどうなるん!?」という想いが頭を過りましたので、もう少し攻めるシーンも作るかなと思ったのですが、完全にステイでした。

引き分け以上が必要で、勝利すれば確実に突破が決まるコロンビアが失点して同点になることよりも、日本代表が攻めに行って失点するorフェアプレーポイントを落とす(警告等を受ける)方が確率が高いと考えたんでしょうね。

グループリーグ敗退よりも、突破の方が確実にいいことはわかっているので、何と言われようと、あのプレー選択でよかったのではないでしょうか。

そして、見事、グループリーグ突破という事実を確認したうえで、帰国の途につきました。

帰国してから(R16)

ベルギーvs日本(@ロストフ・ナ・ドヌー)

日本代表として3度目のR16進出で、ベスト8への突破を賭けた一戦は、2017年にもテストマッチで対戦したベルギー。

私がスパルタクで見たベルギーはめっちゃ強かったので、これはどこまで日本代表が通用するかと想いながら、午前3時前に起きてTVで観戦。

現地では、15時・18時・21時というサイクルと、17時・21時というサイクルで試合が回っていたので、夜中に起きるのはやっぱりツライなと。そういう意味では、現地観戦すると本当にサッカー漬けの日々が送れるので、それはそれでオススメだったりしますね。

さて、メンバーは、第1戦・2戦のメンバーに戻して、この大会でハマったベストメンバーで挑みます。

前半はスコアレスで折り返さたらいいなと思っていたら、本当にそういう展開に。そして、後半開始早々にぬいぬいのパスカットからカウンター。柴崎が相手DF裏に出したスルーパスに、右MFの原口が反応。ゴール左に突き刺し、日本代表が先制。

そして、そのわずか4分後にも、ぬいぬいが大迫へ入れたボールが跳ね返されると、真司が上手く収めて、ヒールでぬいぬい(乾)に戻すと、このボールからシュートを狙って、無回転の鋭いシュートがゴール右隅に見事決まり、セレッソ時代を彷彿とさせる2人のコンビプレーで、日本代表が2-0とリード。

まさかの2点リードを奪えた日本代表でしたが、ここからの戦いが今思えば残念でした。

ベルギーがフェライニ、シャドリと交代選手を切ってきたときの対応が打てませんでした。ここは監督として、何らかの手を打ってほしかったものです。

そして、試合は真司がボールを受けて、日本ペースでポゼッションできているタイミングで、長谷部が真司にパスをぶち当ててしまい、ボールをベルギーに渡してしまう展開に。この何でもないミスからの展開でコーナーキックまで持ち込まれてしまい、この流れから少しアンラッキーな失点。

続いて、長身のフェライニに、クロスをヘディングで叩き込まれて、あっという間に同点。

そして、ようやくここで日本は選手交代。蛍と本田を投入しますが、ベルギーに対する何の対策にもなっていないので、あまり展開は変わりません。

しかし、真司とぬいぬいがピッチに残っているのもあって日本が攻撃するシーンも作れていて、真司から本田へのスルーパスからのシュートや、アディショナルタイムでの本田の無回転FKなど、得点を狙って勝ちに行っているという感覚はありました。

アディショナルタイムも終わり間近で延長かなと思った、日本ボールの左コーナーキック。直前のFKであたりが良かったからなのか、本田はショートコーナーではなく、普通にクロスを選択。

しかし、このクロスは日本代表の誰にも触れることなく、相手GKのクルトワがキャッチ。そこから始まったベルギーのカウンターが見事過ぎました。デ・ブルイネにボールが渡った瞬間に、日本は数的不利に、そこからのトップスピードであっという間にゴール前までボールを運ばれ、最後は、ルカクの冷静なスルーもあって、シャドリにゴールにキレイに流し込まれるという土壇場で日本は逆転を許してしまいます。

そして、ほぼこのままタイムアップ。

延長に持ち込んだらどうなったのかはわかりませんが、選手交代の采配が明暗を分けた試合となってしまいました。本当に残念。

一人一人の選手のプレーに対して、あれこれ言うことはしません。

大会前あれだけ叩かれながら、個人的には私自身も、全く期待できなかった状態からのこの成績ですから、それはそれでよかったと思いますし、選手には感謝の一言しかありません。

セレサポ的には、真司とぬいぬい(乾)の得点・活躍を生で観ることができて、本当に嬉しかったです。蛍ももっと絡めたらよかったですけどね。

選手には何も言うことはありませんが、やっぱり、この状況を作り出した日本サッカー協会とメンバー交代でチームを変化させられるようなメンバー構成にできなかった監督・コーチ陣の対応と、ベルギー戦の采配は褒められたものではないかなと思います。

きっちりとケジメをつけて欲しいなと個人的には思います。

でも、選手にはありがとうと言いたいです。

その気持ちがこのツイートでした。

「観に行ってよかったか?」と聞かれたら、自信をもって「楽しかったし、よかった!!!」と答えられます。ロシア、楽しかったです。そして、生でみた本気の強豪国はめっちゃ強かったです。あそこまで追いつけるのはいつの日かわかりませんが、ベスト8に進出できる日が来ることを期待しながら、応援は続けたいと思います。

まだ、ワールドカップ自体は続いているので、楽しみながらTVで観戦したいと思います。

他にも記事を書いていますので、こちらからどうぞ。

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