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2018 J3リーグ 第19節 セレッソ大阪U23 vs ガイナーレ鳥取

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J3リーグ中断前のホームでの鳥取戦、後半に大量失点で0-4と完敗

この試合が終わると、約1ヶ月の夏季中断期間があるJ3リーグ。前節終了時点で、同じ勝ち点で並び得失点差で5位につけるセレッソ大阪U23は、6位のガイナーレ鳥取と対戦します。

前節、ひさびさの勝利を挙げたセレッソ大阪U23は、この試合でも勝利し、連勝で前半戦を締めくくりたいところです。

試合の方は、前半はセレッソがペースを握り、スコアレスで折り返しますが、後半は先制点を奪われると、そこから立て続けに失点して、終わってみれば0-4と大量4失点で敗戦…。

セレッソ大阪U23 0 0 前半 0 4 ガイナーレ鳥取
0 後半 4
得点 50′ フェルナンジーニョ
58′ レオナルド
60′ 加藤 潤也
63′ 加藤 潤也

順位でも、ガイナーレ鳥取と入れ替わり、6位へと下げることとなりました。

ヤンマースタジアム長居
入場者数 1,047人
天候/気温/湿度 晴 / 29.2℃ / 71%
主審 長谷 拓
副審 角田 裕之、松本 瑛右
第4の審判員 深井 佳晶

この日は夏休みに入ってのナイターでの試合でしたので、いつもよりチビッ子の数が心なしか多い気がしましたが、1000人を少し超えた程度だったんですね。

中学生以下のお子さんは無料なので、もう少し観客が増えたらいいのになと思います。

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メンバー

ガイナーレ鳥取戦のスタメンはコチラ

GKは、久々に永石が入っています。

フォーメーションは4-4-2で、DFラインは、右から沖野、歩夢、怜哉、翔の4人が並びます。MFは、ボランチにもっくん、陽、右に隼輝、左に魚里。FWは令衣、永遠の11人が先発です。

セレッソ大阪U23 ガイナーレ鳥取
スターティングメンバー
GK 1 永石 拓海 GK 1 北野 貴之
DF 29 舩木 翔 85′ DF 19 小林 智光
35 沖野 将基 3 内山 裕貴
37 森下 怜哉 4 甲斐 健太郎
42 瀬古 歩夢 24 奥田 裕貴
MF 28 中島 元彦 MF 10 加藤 潤也
36 斧澤 隼輝 23 井上 黎生人
41 魚里 直哉 16 星野 有亮
57 喜田 陽 7 可児 壮隆
FW 31 山根 永遠 63′ FW 9 レオナルド
33 米澤 令衣 8 フェルナンジーニョ 85′
控えメンバー
GK 45 茂木 秀 GK 21 井上 亮太
DF 50 石尾 崚雅 63′ MF 11 ヴィートル ガブリエル
56 室津 颯斗 85′ 13 林 誠道
MF 39 チャウワット 15 上松 瑛
17 山本 蓮 85′
監督
大熊 裕司 須藤 大輔

リザーブ(ベンチメンバー)は、GKが茂木、DFには2種登録(U-18)の石尾くん・室津くんが入ります。

MFにはタイからレンタル移籍中のチャウワット選手が久々にベンチ入りしています。

対戦相手のガイナーレ鳥取のGKは、セレッソにも在籍していた熱い漢(オトコ)の北野選手(ほっかもさん)がスタメン出場しています。

両チーム整列して、試合前の握手をしていきます。

北野選手と永石の握手

両チームキャプテンによるコイントス

鳥取のキャプテンは、お隣にもいたことがあるフェルナンジーニョ選手ですね。

試合展開

試合開始前の円陣

前半は4-4-2で守るセレッソ大阪が、ボールを握って攻撃をしていきますが、5バック気味に守る鳥取の守備をなかなか崩すことができません。

セレッソのDFライン 右SBの沖野、CBの歩夢

なかなか相手を崩せないでいると、16分には永石がビッグセーブでピンチを防ぎます。

相手の外国人MFが中盤でボールをキープしてターンすると、DFラインの間を通すスルーパスを供給。これに反応した相手の加藤選手と永石が1対1になる大ピンチ!

そして、このピンチに永石は、相手FWの突破を身を挺してセーブ!!ナイスキーパー!!

ビッグセーブも見せていた永石

そして、このビッグセーブで失点を免れたセレッソも、カウンターからチャンスを作ります。

28分には、陽が中央でボールを持ち上がると、右サイドから上がってきていた隼輝にスルーパス。ペナルティーエリア右内部に抜け出した隼輝が、GKと1対1となり、1トラップしてから右足でシュート!しかし、これはゴール左に外れてしまい、絶好のチャンスを逃してしまいます。

右サイドで攻守に奮闘、決めたかった!隼輝!

セレッソ大阪U23の2トップ、永遠(左)と令衣(右)

そして、このまま両チーム得点なく、前半はスコアレスで終了します。

後半開始前の円陣のシーン

相手の円陣も撮ってみました(ほっかも撮り目線)

ハーフタイムに、永遠とハイタッチするチャウワット

後半に入ると、鳥取は両サイドバックを高い位置まで上げて、高い位置からセレッソ陣内に攻め込んできます。

50分には、右サイドのDFライン裏にパスを通されると、ゴール前にクロス。クロスからのシュートはブロックしますが、こぼれ球をつながれて、ガイナーレ鳥取に得点を許してしまいます。

続く、58分にはコーナーキックの流れから、左サイドからのクロスを相手FWにヘディングシュートを決められてしまい、0-2と2点リードを許します。

この直後の60分には、セレッソが縦パス(クサビ)をキープできず、相手に奪われるとカウンターを浴び、スルーパスを通され、ゴールに流し込まれて、0-3とあっと言う間に3点差に・・・。

そして、わずか3分後の63分にも、ペナルティエリア手前中央付近をパスで崩されると、DFラインが崩れ、オフサイドも獲れず、ペナルティエリア内でパスをつながれ、0-4と4点のリードを奪われてしまいます。

わずか14分の間にバタバタと崩れてしまった、セレッソ大阪U23。

大量4失点から反撃を試みます。

73分には、翔からパスを受けた令衣がGKと1対1となる決定機を作りますが、このシュートは相手GK北野がビッグセーブ。

続く、88分にも令衣が、ペナルティエリア内で相手DFを交わしてゴール左角にグラウンダーのシュートを放ちますが、これも相手GK北野が右手一本でビッグセーブ。

2度の決定機を相手GKのビッグセーブで防がれてしまい、得点を奪うことができず、このままタイムアップ。

後半序盤の立て続けの4失点が響き、鳥取が勝利するとともに、順位でも入れ替わってセレッソ大阪U23が6位、ガイナーレ鳥取が5位に順位をあげました。

感想など

残念な敗戦でした。

前半は悪くない展開だっただけに、後半、相手が高い位置を取ってきてからの対応がまずかったですね。失点もあっという間に、4失点という、少しマズイ対応となってしまいました。

DFライン裏のスペースを狙われた流れからの失点、セットプレーの流れからのピンポイントクロス、相手の外国人プレーヤーのカウンターからのスルーパス、DFラインの乱れ、など1失点してからズルズルと下がってしまって、カウンターを受けて、立て続けの4失点という悔やまれる展開になりました。

基本的にはミスからのボールロストで、カウンターを受ける展開になっていましたし、少し落ち着いてゲームを運べればよかったのですが、それができませんでしたね。

監督も、3バックにしたり、4バックにしたり、いろいろフォーメーション変更をしていましたが、如何せんベンチのフィールドプレーヤーは2種登録(U-18)含めて3人だったので、できることは限られてましたね。

しかし、そんな中で、なんでチャウワット使わないんでしょうかね?

3人交代できるのに? 0-4で負けてるのに?運動量落ちてるメンバーもいたのに?

まあ、W杯得点王も意味不明な理由で干したヒトでしたから、そんなに使いたくないん?と勘ぐってしまうような采配でしたw。

試合終了後のチャウワット選手(試合出て欲しかった)

ということで、久々のメンバー入りだったので、チャウワット観たかったなというのが個人的な気持ちです。

あと、4失点したのも関係するのか、永石選手のことを悪く言ってたヒトや、茂木選手コールをしていたヒトがいたそうですが、この試合の4失点でGKの責任の失点はなかったと思います。

永石選手はオーバーエイジではなく、U23のレギュレーションで出れる選手ですし、セレッソの若手GK陣(永石、茂木、鹿児島のジュンス)は、ジンヒョンの後継者として育ってもらわないといけない選手たちです。

永石選手はトップチームに帯同はしていますが、試合に出るチャンスをまだつかめていないので、U23チームで出場することもあっていいと思います。

将来のセレッソの正GKが、上の3人の中から育ってきてくれたらと思っているので、1試合だけでゴチャゴチャ言うのはやめた方がよいのではと私は思います。自分の責任ではない失点でも4失点もしたら、本人が一番悔しいはずですしね。

私は、永石選手・茂木選手(ジュンスも)がトップチームで活躍してくれることを期待しているので、これからもどちらも応援し続けたいと思います。

中断期間、リフレッシュして切り替えよう!がんばれ!セレッソ大阪U23!!

試合詳細はコチラ

Jリーグ公式ハイライト動画

セレッソ公式ハイライト動画

2018明治安田生命J3リーグ 第19節 2018.7.21 (土) 19:03 鳥取戦(オフィシャル)

2018明治安田生命J3リーグ 第19節 セレッソU-23vs鳥取(まいど!セレッソ)

J3 第19節 鳥取戦|試合後の大熊裕司監督(セレッソU-23)記者会見コメント

J3 第19節 鳥取戦|試合後のセレッソU-23選手コメント(隼輝・怜哉)

更新日:2018年7月22日(日) 21:18

順位
クラブ名
勝点
試合数
得点
失点
得失点
1 FC琉球 35 18 10 5 3 35 20 15
2 アスルクラロ沼津 32 17 9 5 3 19 9 10
3 鹿児島ユナイテッドFC 30 17 8 6 3 26 17 9
4 福島ユナイテッドFC 28 18 6 10 2 21 18 3
5 ガイナーレ鳥取 27 17 8 3 6 23 21 2
6 セレッソ大阪U-23 24 18 6 6 6 24 23 1
7 ラウブリッツ秋田 24 18 7 3 8 17 16 1
8 Y.S.C.C.横浜 23 18 5 8 5 26 22 4
9 SC相模原 23 17 6 5 6 29 27 2
10 ガンバ大阪U-23 23 17 6 5 6 27 25 2
11 グルージャ盛岡 23 18 7 2 9 22 30 -8
12 AC長野パルセイロ 22 18 5 7 6 23 23 0
13 ザスパクサツ群馬 22 16 6 4 6 16 16 0
14 藤枝MYFC 21 17 6 3 8 18 22 -4
15 カターレ富山 20 18 6 2 10 21 32 -11
16 FC東京U-23 13 18 3 4 11 18 30 -12
17 ギラヴァンツ北九州 13 16 3 4 9 13 27 -14
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