日本代表のグループリーグ第3戦が開催されるヴォルゴグラード
ヴォルゴグラード基本情報
ヴォルゴグラードは、ヴォルガ川西岸に南北 80km にわたって広がる都市でヴォルゴグラード州の州都。
1925 年まではツァリーツィン、1925 年から 1961 年まではスターリングラードと呼ばれていた。現在は年に数日の記念日に市名がスターリングラードとなる。
ヴォルゴグラードはロシアでも重要な、近代的な産業都市で、造船、石油精製、製鉄、アルミ精錬、機械・車両製造、化学工業などが主な産業だそうです。
◆各開催都市とヴォルゴグラードの位置◆
ヴォルゴグラードのスタジアム:エカテリンブルク・アリーナの記事はコチラ
基本情報
・人口: 100万人
・日本との時差:-5時間
・モスクワからの距離:941km
・平均気温:6月:22℃/7月:28℃
大使館発行:モスクワ旅行安全マニュアル (27年4月1日)PDF
ロシアの基本情報(通貨・コンセント・水・トイレ・交通情報など)は、別記事でまとめてみました。
日本代表のグループリーグ開催都市(サランスク・エカテリンブルク・ヴォルゴグラード)では、開催日にあわせて臨時事務所が開設されます。ロシアの試合観戦の安全の手引きに関する情報はコチラの記事で載せています。
FIFAからの情報(動画)
FIFAの公式サイトの動画(ヴォルゴグラード/Volgograd)
※YouTubeでご覧ください
日本からのアクセス(飛行機)
ヴォルゴグラード(VOG)への直行便はないので、ロシアの各都市を経由(例.モスクワ経由)して行くことになると思います。
ヴォルゴグラードには、アエロフロート航空(公式HP)・S7航空(公式HP)
などが就航しているため、飛行機でヴォルゴグラードに行く場合は、いずれかの航空会社を利用するのが便利かと思います。
主な行き方➀(日本航空・S7航空利用)
日本(成田)⇒モスクワ ドモジェドヴォ空港(DME)
- 所要時間:約10時間30分
- 夏季:毎日
- 平常:週5便(月・水・金・土・日)
- 冬季:週4便(月・水・金・日)
- 日本航空 直行便運航 (S7航空のコードシェア便あり)
モスクワ ドモジェドヴォ空港(DME) ⇒ ヴォルゴグラード(VOG)
- 所要時間:約1時間45分
- 毎日運行(1日2便)
- S7航空 国内線直行便(2便)運航
主な行き方➁(アエロフロート航空利用)
日本(成田)⇒モスクワ シェレメーチエヴォ国際空港(SVO)
- 所要時間:約10時間30分
- 毎日(1日1便)
- アエロフロート航空 直行便運航
モスクワ シェレメーチエヴォ国際空港(SVO) ⇒ ヴォルゴグラード(VOG)
- 所要時間:約1時間50分
- 毎日運行(1日5便)
- アエロフロート航空 国内線直行便運航(1日5便)
その他(モスクワ以外の経由など)
上記の主な行き方①・②以外の行き方もありますので、どの行き方で行くかを検討するのも楽しいですね。
大阪からだと、エミレーツ航空でドバイ経由でヴォルゴグラードに行くというプランなど、いろいろあるので、行き方は悩み中ですw。
飛行機の予約・検索はスカイスキャナーが便利でオススメです。
モスクワからのアクセス
ツアー等で移動手段が確保されている方以外は、以下の3つが移動手段かと思います。
- 飛行機での移動
- FIFA提供のチケット保有者(試合観戦者)のための無料列車での移動
- 上記2以外の通常運航の列車(有料)での移動
空港からヴォルゴグラード市内へのアクセス
空港(ヴォルゴグラード国際空港)から市内までの距離は約 21kmで、主な公共交通手段はシャトルバス
、乗り合いタクシー(マルシルートカ)
の2つのようです。
シャトルバス
- ルート№6Э(中央地区):中央駅 – 空港
- ルート№6
- 乗車時間 約1時間10分
- バスの間隔は約15分
- 20ルーブル
乗り合いタクシー(マルシルートカ)
- 10分間隔で運航
- ロシア語のみで対応
マルシルートカ(乗り合いタクシー)はロシア語で対応が必要なのでハードルが少し高そうな気がします。
空港からはシャトルバスか、普通にタクシーに乗るのがよさそうです。
1.飛行機(モスクワ⇒ヴォルゴグラード)
モスクワ ドモジェドヴォ空港(DME) ⇒ ヴォルゴグラード(VOG)
◆往路◆
便名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 飛行時間 | 運航機材 |
S7 1163 |
モスクワ
(DME)09:25 |
ヴォルゴグラード (VOG)11:10 |
1h45m | Airbus A319 |
S7 1165 |
モスクワ
(DME)17:25 |
ヴォルゴグラード (VOG)19:10 |
1h45m | Airbus A319 |
◆復路◆
便名 | 出発時刻 | 到着時刻 | 飛行時間 | 運航機材 |
S7 1164 | ヴォルゴグラード (VOG)11:55 |
モスクワ (DME)13:35 |
1h40m | Airbus A319 |
S7 1166 |
ヴォルゴグラード
(VOG)19:55 |
モスクワ (DME)21:35 |
1h40m | Airbus A319 |
モスクワ シェレメーチエヴォ国際空港(SVO) ⇒ ヴォルゴグラード(VOG)
アエロフロートは便数も多く・航空券も現時点では値段もお手頃なので検討する価値はありそうです。
◆往路◆
モスクワ(SVO)→ヴォルゴグラード
◆往路◆
ヴォルゴグラード→モスクワ(SVO)
2.FIFA提供 チケット保有者のための臨時列車(無料)
臨時列車(無料)のホームページは以下(情報は随時更新があるようです)
- モスクワ(カザンスキー駅・パヴェレツキー駅)→ヴォルゴグラード鉄道駅:約24時間(ほぼ丸一日)
- 試合開催前後で発着する鉄道を予約して、無料で乗車可能
- チケット+FAN IDが必要
無料の臨時列車のアカウント作成・予約方法についてまとめてみた記事はコチラです(2018年3月2日更新)
ヴォルゴグラード鉄道駅(Vologograd Railway Station)
3.通常の列車
オンライン予約でロシア鉄道のチケットを予約できます。
ロシア鉄道(有料)のオンライン予約方法の記事はコチラ(ロシア鉄道のオンライン予約方法(画像付き解説))(2018年3月26日更新)
スタジアム情報
ヴォルゴグラード・アレーナ(Volgograd Arena)
- 収容人数:45,000人
- ホームチーム:ロートル・ヴォルゴグラード(FC Rotor)
- 住所:76, Volgograd, Volgogradskaya oblast’, ロシア 400005
- スタジアムの場所:市内中心部のすぐ北にあるボルガ川のほとり
- 旧セントラルスタジアムを解体して同じ敷地内に新しいスタジアムとして建設。ワールドカップ後は35,000人規模に縮小
アクセス
- ヴォルゴグラード中心地から車両にて約15分
- 市内交通はバス、トロリーバス、トラムあり
- ヴォルゴグラード中央駅から、トラム・バス等で約40~50分
ヴォルゴグラードでの試合開催情報
ヴォルゴグラードではグループリーグの4試合が開催されます。
キックオフ 現地時間 (日本時間) |
組 | 対戦カード | 開催都市 (会場) |
6/18(月) 21:00 (6/19 3:00) |
G | ![]() vs ![]() |
ヴォルゴグラード |
6/22(金) 18:00 (6/23 0:00) |
D | ![]() vs ![]() |
ヴォルゴグラード |
6/25(月) 17:00 (6/25 23:00) |
A | ![]() vs ![]() |
ヴォルゴグラード |
6/28(木) 17:00 (6/29 23:00) |
H | ![]() vs ![]() |
ヴォルゴグラード |
ヴォルゴグラードではグループステージのみの開催ですので、チケット料金体系は以下の1種類のみです。
試合 | カテゴリー1 | カテゴリー2 | カテゴリー3 | スペシャルアクセス |
---|---|---|---|---|
グループステージ | USD 210 | USD 165 | USD 105 | USD 105 |
その他、チケット情報全般の情報はコチラにまとめてありますので、こちらの記事も参照ください。
FIFA(公式)チケット購入HPはコチラ
日本戦(グループリーグ第3戦)観戦を考える
日本代表(SAMURAI BLUE)の第3戦は、
日本 vs
ポーランド(現地時間 6月28日(木) 17:00キックオフ)です。
この試合を観戦する前提で、移動手段・宿泊について考えてみたいと思います。
移動手段
17時キックオフですから、遅くとも6月28日(当日)の午後までにはヴォルゴグラードに到着しておきたいところですね。
飛行機
移動の場合
- モスクワからの移動の場合は、試合当日移動でも問題なく到着できそうです。モスクワを午前9時~10時発の便に乗る必要ありでしょう。午前中にはヴォルゴグラードに到着できます。
- モスクワに戻る便(復路)は、試合が17時キックオフのため、当日中に飛行機でモスクワに戻るのは難しいので、最低1日の宿泊が必要です。翌日以降の便も便数が多いので、予定は融通が利きそうに思います。
飛行機の予約・検索はスカイスキャナーが便利でオススメです。
臨時列車(無料)
移動の場合
6月28日 17時キックオフ(ヴォルゴグラード)向けの臨時列車情報(1月6日時点)は、以下のとおりです。
往路
- 6月27日(前日)の午後12時~14時にモスクワを出発して、ヴォルゴグラードに28日(当日)の午前~午後到着の寝台列車が3便あります。乗車時間はほぼ24時間です。
- カザンからの列車もありますが、ポーランドサポータ向きかと思いますので、この列車は考えなくてよいと思います。
復路
- 6月28日の深夜(23:50、26:52)にヴォルゴグラードを出発して、モスクワに29日(試合翌日)の深夜到着(24:00、24:29)の寝台列車が2便あります。乗車時間は約21~24時間です。
- また、6月29日(試合翌日)の朝(6:24、10:20)にヴォルゴグラードを出発して、モスクワに30日(翌々日)の朝(5:48、10:38)に到着の寝台列車が2便あります。
時間に余裕があれば、往路も復路も列車で往来することも可能かと思います。復路も臨時列車に乗るのであれば、当日夜発の列車はモスクワ到着が深夜になるので、できればヴォルゴグラードで1泊して、翌日の朝の列車に乗るほうがよいと思います。
無料の臨時列車のアカウント作成・予約方法についてまとめてみた記事はコチラです(2018年3月2日更新)
臨時列車(無料)のHPはコチラ
チケット購入
まだ購入(申込)されていない方は、FIFA公式HPで購入しましょう。日本代表の出場国枠チケットは、抽選販売で2018年1月31日まで申込でしたので、3月13日からの先着販売で購入に挑戦してみてください。
試合 | カテゴリー1 | カテゴリー2 | カテゴリー3 | スペシャルアクセス |
---|---|---|---|---|
グループステージ | USD 210 | USD 165 | USD 105 | USD 105 |
FIFA(公式)チケット購入HPはコチラ
ホテル予約
ヴォルゴグラードへの移動手段(飛行機・列車
)とも、試合当日の夜は宿泊する方がよいと思いますので、ヴォルゴグラードで1泊は確保でしょうか。前後の予定にあわせて必要なホテルを確保するのがよいと思います。
ホテル予約については、複数のサイトをtrivagoで比較して検索したり
キャンセル無料の宿など細かい条件を指定して検索できるBooking.comで調べてみるのがよいと思います。
ちなみに、このBooking.comではキャンペーンがあり、こちらのリンクから予約してホテル等に泊まると、2000円のキャッシュバックがあるようなので、よかったら使ってみてください。
直接、ホテルを予約するのであれば、Hotels.comでの予約もオススメです。
Tripadviser(トリップアドバイザー)でヴォルゴグラードの旅行ガイド(ホテル情報・その他)を見てみるのもよいと思います。(下記のバナーから「ヴォルゴグラードのホテル・旅行ガイド」へリンク)
日本代表 第1戦のコロンビア戦の開催都市:サランスクの記事はコチラ
日本代表 第2戦のセネガル戦の開催都市:エカテリンブルクの記事はコチラ
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