シェアする

「サンガスタジアム by KYOCERA」のスタジアムガイド

シェアする

京都サンガFCのホームスタジアム:サンガスタジアム by KYOCERAのスタジアムガイド

アウェイ観戦の際に書いているスタジアムガイド、今回は「こけら落とし」のプレシーズンマッチの対戦相手としてセレッソ大阪を選んでくれた京都サンガFCの新しいホームスタジアム「サンガスタジアム by KYOCERA」のスタジアムガイドです。

元々のホームスタジアム「西京極(たけびしスタジアム京都)」はかなり老朽化が進んでいましたので、新スタジアム議論は過去からありました。そして2020年2月9日に「こけら落とし」までこぎつけたのが、待望の新スタジアム「サンガスタジアム by KYOCERA」です。

新スタジアムができるまで、京都のスタジアムとして個人的に思い浮かんだのは、以下の3つくらい(細かく言うと他にもあるけど)

  • 西京極総合運動公園 陸上競技場(たけびしスタジアム京都)
  • 京都府立山城公園(太陽が丘)陸上競技場
  • 宝ヶ池公園球技場

「西京極(たけびしスタジアム京都)」は老朽化・屋根・陸上トラックなどの課題があり、建て替えを一時期検討するも、代替開催スタジアム確保などが困難で頓挫。

「太陽が丘」はサンガタウン(サンガの練習場)から近いですが、交通の便などで課題があると思われ、「宝ヶ池」は球技専用ですがキャパシティ面などでイマイチ。他の候補地なども含めて様々な紆余曲折があり、最終的にJR亀岡駅の駅前に建設されたのが、新スタジアム「サンガスタジアム by KYOCERA」です。

2020年2月時点で最新の球技専用スタジアムで、ピッチ(芝生)との距離も近く臨場感は抜群で、どの席からも大変観やすいスタジアムだと思います。全座席が屋根に覆われていますし、駅から徒歩すぐですので、利便性・設備面などもお勧めのスタジアムかと思います。

この記事では、アクセス面・座席・スタジアムグルメ・スタジアム施設などの情報について、アウェイサポ目線で書いてみたいと思います。

他にもスタジアムガイドを書いています。コチラのボタンからご覧ください。

その他のスタジアムガイドはコチラ
スポンサーリンク
スポンサーリンク(大)

サンガスタジアム by KYOCERA

サンガスタジアム by KYOCERA (サンガS)

京都府亀岡市(〒621-0804 京都府亀岡市追分町)にある球技専用スタジアム。正式名称は「京都府立京都スタジアム」で、ネーミングライツにより「サンガスタジアム by KYOCERA」と呼称されます。Jリーグでの略称は「サンガS」。

スタンド最前列からピッチまでの距離は、メインスタンド:8.5m、バックスタンド:7.5m、南北サイドスタンド(ゴール裏):10.5m、スタンド最前列とピッチの高低差:1.2mというピッチに近い臨場感の味わえるスタジアム。西京極の最前列が、新スタジアムでの最後列と同じくらいという情報もあるくらい、ピッチに近いですね。

ネーミングライツでは「ヤンマースタジアム長居」「日産スタジアム」など、通常は購入した企業名が入ることが多いですが、20年間という長期契約にも関わらず、京セラさんの粋な対応により企業名がスタジアム名に入っていません。

「京都のプロサッカークラブであり、ホームスタジアムとして活用していく「サンガ」の名前を冠につけることで、京都経済界を含め、府民が一体となったオール京都でスタジアムを盛り上げ、京都のさらなる発展に貢献したい、という願いがこめられている」らしいです。

結果、日本初でクラブ名の「サンガ」を冠にしたスタジアムとして「サンガスタジアム by KYOCERA」が誕生しました。京セラさんの粋さに感銘を受けたので、当ブログでは略すことなく「by KYOCERA」まで付けて書くことにしたいと思います。

サンガスタジアム by KYOCERA 公式より(抜粋)

観客席の最前列より2メートル前へ張り出す屋根が特徴で、ピッチとスタンドとはわずか1.2メートルの高低差です。映像設備は、帯状装置がバックスタンドの1階壁面と南北のサイドスタンド前に設置され、2階のオープンコンコースにディスプレイが並び、観客席以外からも催しを楽しむことができます。またスタンドの下にはフードコート等の商業店舗も併設し、地域振興の一役を担います。

後ほど紹介しますが、スタジアム内に併設されている「フードコート」「物産館(お土産)」など、便利な施設もあるので、試合以外にも楽しめるスタジアムだと思います。

約21,600人の観客収容能力を誇る、京都府内唯一の専用球技場。京都サンガF.C.のホームスタジアムとして活用されるほか、サッカーやラグビーなどの国際試合が開催可能な施設であり、音楽や地域振興など、府内最大級のイベント会場となります。

サンガスタジアム by KYOCERA までのアクセス(駐車場は無い)

スタジアムまでのアクセスは公共交通機関のみと考えた方がよいです。

試合当日はスタジアムに隣接する駐車場は関係者駐車場になりますし、スタジアム近辺には駐車場がありません。そのため、JRかバスでの来場になります。

アクセス

JR嵯峨野山陰線「亀岡駅」から徒歩約3分

京阪京都交通 直行臨時バス「阪急桂駅東口」→「京都スタジアム」バス停下車すぐ

・京阪京都交通バス2系統「京都駅前」→「桂駅東口」→「JR亀岡駅南口」バス停下車徒歩約5分

アクセス・行き方の詳細

京都駅・亀岡駅からサンガスタジアム by KYOCERAまで

関西以外からのアクセスだと、京都駅経由になると思うので、京都駅からの行き方を書いていきます。

京都駅から亀岡駅まで

京都駅では嵯峨野線(山陰線)のホーム、31番~33番ホームなので、京都駅の一番北端に位置します。新幹線から在来線に乗り換える場合は、新幹線は京都駅の南側に着くので、そこそこ歩くことになると思います。

嵯峨野線のホームに向かって行くと、新スタジアムの看板がありました

嵯峨野線の起点が京都駅なので、京都駅の始発電車に乗れます。タイミングが良ければ座って行けますね。

4両編成・8両編成の電車があり、試合開催日は8両編成で増発をしているようです。後ろ側は混雑しているので、前(1~2両目あたり)まで歩くとよいと思います。駅のアナウンスでは、「サンガスタジアム by KYOCERAに行く人は前方の車両へ」と誘導していました。

快速で20分ほど、普通(各駅停車)で28~30分ほどなので、乗ればほどなく到着します。

そして、亀岡駅のホームに着くと、サンガカラーでお出迎えです。

エスカレーター・階段に沿って、選手の顔写真とサインがありました

こういうデコレーションは、サポーターはかなり嬉しくなりますよね

臨時出口が左側にあり、ICカードのタッチ機がありました。

改札口を出たところから、窓の外を見ると「ドーン」とスタジアムが目に飛び込んできます。

改札を出て左(北口)に向かいます

北口には階段が2つありますが、右側がスタジアムには近いです。

降りると、目の前がスタジアムですが、ぐるっと回っていく必要があります

スタジアム公式の誘導ルートを見ても、まず北側に進んでぐるっと広場を回ってスタジアムにアクセスしていきます。

こけら落とし当日では工事中の部分が残っていました。完成しても動線は変わらないはずですので、北側(左)に進んでいきます

駅近のスタジアムとしては、鳥栖の「駅前不動産スタジアム」は駅からスタジアムまで陸橋を渡る必要がありますし、セレッソの「ヤンマースタジアム長居」も鶴ケ丘駅からスタジアムまでは市街地を少し通り抜けるので、駅からの近さとアクセスの良さは抜群かと思います。

スタジアム周辺イベント(こけら落とし時)

こけら落とし時は、「京都食べ尽くしフェス 【午前10時~午後5時】」が開催されていました。

スタジアムに向かう途中で開催されていたのと、この日はかなり寒い気温でしたので、温かい食べ物が欲しいところで、ちょうどよいイベントだったと思います。

いろんなお店がでてました

京都に関係する食材を使った屋台が並びます

私は、京都ぽーく焼きそばをいただきました

「京都ポーク焼きそば」はこんな感じです

この日のように寒い日だと、屋外で立って食べるのはツラいですが、屋台の隣にテントとテーブル・椅子がありました。両チームのサポーターが入り混じって使えたので、運営側の配慮がありがたかったです。

こけら落とし当日は「京都食べ尽くしフェス」でしたが、通常のリーグ戦でも、なんらかの屋台・イベントがある気がします。楽しみですね。

入場口/ゲート情報・スタジアム内

入場口情報

スタジアムの側までやってきました。入場口の案内は大きく3つのルートに分かれます。

  • メインスタンド席
  • ホームゴール裏・バックスタンド・バルコニーの席
  • ビジターゴール裏の席

上の写真オレンジ色のラインが「メインスタンド入場口」へのルート。紫・赤・青の「ホームゴール裏」「バックスタンド」「バルコニー席」の入場口、そして緑の「ビジター入場口」へのルートが案内されていました。

ビジター入場口は、ぐるっとスタジアムを回るので、後で紹介する以下のスタジアム施設を巡りながら行くのもありかもしれません。

モニュメントからスタジアム方向を臨むと総合案内のテントが奥に見えます

スタジアムの方に進むと入場口の案内がありました。

実は「KYOSERA」って文字間違ってますけどねw

矢印と色の区別がわかりやすいような・わかりにくような微妙な案内な気がしますね。

試合をこなすにつれて案内・誘導などは、ぼちぼちこなれていくと思います。

メインスタンド入場口を入ると2階はこんな感じです。屋根の下側に木が使われていて温かみが感じられる外観となっています。

上の写真の右側の柵の横はスロープになっています。キッチンカーがコンコースに乗り入れられるように作られているようです。正面に見える赤い四角い物体は、キッチンカーの後部ドアです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク(大)
スポンサーリンク(大)

シェアする

フォローする